平成28年6月 和歌山県議会定例会会議録 第2号(全文)


平成28年6月 和歌山県議会定例会会議録

第2号(全文)


人名等の一部において、会議録正本とは表記の異なるものがあります。

正しい表記は「人名等の正しい表記」をご覧ください。

平成28年6月
和歌山県議会定例会会議録
第2号
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議事日程 第2号
 平成28年6月3日(金曜日)
 午前10時開議
 第1 特別委員会中間報告の件
 第2 常任委員選任の件
 第3 常任委員会の委員長及び副委員長選任の件
 第4 予算特別委員の辞任及び選任の件
 第5 議会運営委員選任の件
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会議に付した事件
 第1 特別委員会中間報告の件
 第2 議案第189号及び議案第190号(当局説明・質疑・委員会付託等省略・表決)
 第3 常任委員選任の件
 第4 常任委員会の委員長及び副委員長選任の件
 第5 予算特別委員の辞任及び選任の件
 第6 議長辞職の件
 第7 議長の選挙
 第8 副議長辞職の件
 第9 副議長の選挙
 第10 関西広域連合議会議員の選挙
 第11 議会運営委員選任の件
 第12 休会決定の件
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出席議員(42人)
 1番 堀 龍雄
 2番 中西峰雄
 3番 森 礼子
 4番 立谷誠一
 5番 前芝雅嗣
 6番 浅井修一郎
 7番 井出益弘
 8番 宇治田栄蔵
 9番 秋月史成
 10番 川畑哲哉
 11番 泉 正徳
 12番 濱口太史
 13番 花田健吉
 14番 尾﨑太郎
 15番 尾崎要二
 16番 中村裕一
 17番 鈴木太雄
 18番 岩田弘彦
 19番 藤山将材
 20番 服部 一
 21番 冨安民浩
 22番 吉井和視
 23番 中本浩精
 24番 中 拓哉
 25番 山本茂博
 26番 岸本 健
 27番 谷 洋一
 28番 新島 雄
 29番 岩井弘次
 30番 多田純一
 31番 片桐章浩
 32番 藤本眞利子
 33番 浦口高典
 34番 山下直也
 35番 山田正彦
 36番 菅原博之
 37番 谷口和樹
 38番 奥村規子
 39番 雑賀光夫
 40番 松坂英樹
 41番 坂本 登
 42番 長坂隆司
欠席議員(なし)
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説明のため出席した者
 知事         仁坂吉伸
 副知事        下 宏
 知事室長       宮﨑 泉
 危機管理監      和歌哲也
 総務部長       市川靖之
 企画部長       高瀬一郎
 環境生活部長     日吉康文
 福祉保健部長     幸前裕之
 商工観光労働部長   岡本圭剛
 農林水産部長     鎌塚拓夫
 県土整備部長     森戸義貴
 会計管理者      岩橋良晃
 教育長        宮下和己
 公安委員会委員長   溝端莊悟
 警察本部長      直江利克
 人事委員会委員長   守屋駿二
 代表監査委員     保田栄一
 選挙管理委員会委員長 上山義彦
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職務のため出席した事務局職員
 事務局長       上坊 晃
 次長         西原龍也
 議事課長       中谷政紀
 議事課副課長     浜野幸男
 議事課課長補佐兼議事班長
            長谷哲生
 議事課主任      保田良春
 議事課主任      岸裏真延
 議事課主査      浅田晃秀
 総務課長       糸川 徹
 総務課主事      回り道杏奈
 政策調査課長     中口 匠
 政策調査課副課長   神川充夫
 政策調査課政策班長  長田和直
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  午前10時0分開議
○議長(前芝雅嗣君) これより本日の会議を開きます。
 日程第1、特別委員会中間報告の件を議題といたします。
 防災・国土強靱化対策特別委員会、人権・少子高齢化問題等対策特別委員会、行政改革・基本計画等に関する特別委員会及び半島振興・地方創生対策特別委員会から文書により中間報告がなされております。これらはいずれもお手元に配付しておりますので、御了承願います。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時1分休憩
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  午後3時0分再開
○議長(前芝雅嗣君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 この際、報告いたします。
 議案の追加提出がありました。
 お諮りいたします。議案第189号及び議案第190号を本日の日程に追加し、これより直ちに一括して議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前芝雅嗣君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 議案第189号及び議案第190号を一括して議題といたします。
 地方自治法第117条の規定により、濱口太史君、鈴木太雄君の退席を求めます。
  〔退場する者あり〕
○議長(前芝雅嗣君) 議案は、お手元に配付しております。
 まず、当局の説明を求めます。
 知事仁坂吉伸君。
  〔仁坂吉伸君、登壇〕
○知事(仁坂吉伸君) ただいま上程されました議案第189号及び議案第190号は、県監査委員立谷誠一君、泉正徳君が6月3日、辞職いたしましたので、その後任として濱口太史君、鈴木太雄君を選任いたしたく、同意をお願いするものでございます。
 何とぞ、御賛同賜りますようにお願い申し上げます。
○議長(前芝雅嗣君) 以上で、当局の説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 本案について質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前芝雅嗣君) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。本案については、いずれも委員会付託等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前芝雅嗣君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 まず、議案第189号和歌山県監査委員の選任につき同意を求めるについてを採決いたします。
 本県監査委員に濱口太史君を選任するにつき同意することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(前芝雅嗣君) 起立多数であります。よって、議案第189号は同意することに決定いたしました。
 次に、議案第190号和歌山県監査委員の選任につき同意を求めるについてを採決いたします。
 本県監査委員に鈴木太雄君を選任するにつき同意することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(前芝雅嗣君) 起立多数であります。よって、議案第190号は同意することに決定いたしました。
 濱口太史君、鈴木太雄君の除斥を解きます。
  〔入場する者あり〕
○議長(前芝雅嗣君) 日程第2、常任委員選任の件を議題といたします。
 常任委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、次のとおり指名いたしたいと思います。
 職員にその氏名を朗読させます。
○議事課副課長(浜野幸男君) 総務委員会委員、浅井修一郎君、秋月史成君、中本浩精君、岸本健君、新島雄君、雑賀光夫君、岩井弘次君、以上7人。
 福祉環境委員会委員、中西峰雄君、森礼子君、泉正徳君、尾﨑太郎君、中村裕一君、浦口高典君、奥村規子君、以上7人。
 経済警察委員会委員、堀龍雄君、井出益弘君、尾崎要二君、鈴木太雄君、山下直也君、長坂隆司君、多田純一君、以上7人。
 農林水産委員会委員、立谷誠一君、川畑哲哉君、花田健吉君、服部一君、谷洋一君、谷口和樹君、菅原博之君、以上7人。
 建設委員会委員、前芝雅嗣君、宇治田栄蔵君、濱口太史君、冨安民浩君、山本茂博君、片桐章浩君、松坂英樹君、以上7人。
 文教委員会委員、岩田弘彦君、藤山将材君、吉井和視君、山田正彦君、坂本登君、藤本眞利子君、中拓哉君、以上7人。
○議長(前芝雅嗣君) お諮りいたします。ただいま朗読した諸君を常任委員として指名することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前芝雅嗣君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名した諸君を常任委員に選任することに決定いたしました。
 次に日程第3、常任委員の選任に伴う常任委員会の委員長及び副委員長選任の件を議題といたします。
 常任委員会の委員長及び副委員長の選任については、委員会条例第6条第2項の規定により、次のとおり指名いたしたいと思います。
 職員にその氏名を朗読させます。
○議事課副課長(浜野幸男君) 総務委員会委員長中本浩精君、同副委員長秋月史成君。
 福祉環境委員会委員長浦口高典君、同副委員長中西峰雄君。
 経済警察委員会委員長鈴木太雄君、同副委員長堀龍雄君。
 農林水産委員会委員長立谷誠一君、同副委員長谷口和樹君。
 建設委員会委員長濱口太史君、同副委員長松坂英樹君。
 文教委員会委員長岩田弘彦君、同副委員長中拓哉君。
○議長(前芝雅嗣君) ただいま朗読した諸君を各常任委員会の委員長及び副委員長として指名することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(前芝雅嗣君) 起立全員であります。よって、ただいま指名した諸君を各常任委員会の委員長及び副委員長に選任することに決定いたしました。
 次に日程第4、予算特別委員の辞任及び選任の件を議題といたします。
 予算特別委員会の各委員から辞任の申し出があります。
 お諮りいたします。予算特別委員の辞任を許可することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前芝雅嗣君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に、ただいま欠員となった予算特別委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、次のとおり指名いたしたいと思います。
 職員にその氏名を朗読させます。
○議事課副課長(浜野幸男君) 予算特別委員会委員、立谷誠一君、前芝雅嗣君、井出益弘君、宇治田栄蔵君、川畑哲哉君、濱口太史君、尾崎要二君、鈴木太雄君、岩田弘彦君、藤山将材君、冨安民浩君、中本浩精君、岸本健君、新島雄君、山下直也君、浦口高典君、谷口和樹君、長坂隆司君、松坂英樹君、岩井弘次君、以上20人。
○議長(前芝雅嗣君) お諮りいたします。ただいま朗読した諸君を予算特別委員として指名することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前芝雅嗣君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名した諸君を予算特別委員に選任することに決定いたしました。
 議事の都合により、副議長と交代いたします。
  〔議長退席、副議長着席〕
  〔退場する者あり〕
○副議長(藤山将材君) この際、報告いたします。
 ただいま、議長前芝雅嗣君から議長辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。議長辞職の件を本日の日程に追加し、これより直ちに議題とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(藤山将材君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 議長辞職の件を議題といたします。
 まず、辞職願を職員に朗読させます。
○議事課副課長(浜野幸男君) 辞職願 私こと この度、都合により和歌山県議会議長を辞職いたしたいので許可されるよう願い出ます。 平成28年6月3日 和歌山県議会議長前芝雅嗣 和歌山県議会副議長様
○副議長(藤山将材君) 前芝雅嗣君の議長辞職を許可することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○副議長(藤山将材君) 起立全員であります。よって、前芝雅嗣君の議長辞職を許可することに決定いたしました。
  〔入場する者あり〕
○副議長(藤山将材君) 前芝雅嗣君から発言の許可を求められておりますので、許可いたします。
 5番前芝雅嗣君。
  〔前芝雅嗣君、登壇〕
○前芝雅嗣君 議長のお許しをいただきましたので、議長を退任するに当たり、一言御挨拶を申し上げます。
 昨年の5月15日の臨時議会におきまして伝統と歴史のある和歌山県議会の第86代の議長に御選任をいただきまして、1年がたちました。この未熟者の私が議長という要職を大過なく全うさせていただきましたのも、副議長を初め先輩・同僚の皆様方、また、知事、県当局の皆様方の温かい御支援が私を無事に終了させていただいた、そのように思ってございます。本当にありがとうございました。
 振り返りますと、昨年、和歌山県では大変大きな行事がたくさんございました。その中でも、やはり本県にとって大きかったのは、紀の国わかやま国体・わかやま大会の開催でございます。天皇皇后両陛下をお迎えして、そういった中で開催をされました国体に議長として参加をさせていただきましたことは、大変名誉なことであり、私の宝となってございます。また、感動をいただいた国体の開会式、そして感動と勇気をたくさんいただきましたわかやま大会の選手の皆さんの競技している姿が、今でも私の目の中にきっちりと残ってございます。
 このほかにも、知事、立谷議員とともにトルコ、スペインの訪問、また、道路の開通式、全国議長会への出席など、本当に忙しい1年でございましたが、多くの人との出会いの中から勉強もさせていただき、貴重な体験をさせていただいた1年でございました。
 今後は、また一県会議員といたしまして、さらなる和歌山県の発展のために、「和して同ぜず」をモットーとして、誠心誠意、一生懸命取り組んでまいる覚悟でございます。どうか、皆さんにおかれましても、これまで同様の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
 最後に、いま一度、この1年間、お支えをいただいた皆様方に心より御礼を申し上げまして、私の退任の御挨拶とさせていただきます。1年間、本当にありがとうございました。(拍手)
○副議長(藤山将材君) ただいま議長が欠員となりました。
 お諮りいたします。議長の選挙を本日の日程に追加し、これより直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(藤山将材君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 議長の選挙を行います。
 議場を閉鎖いたします。
  〔議場閉鎖〕
○副議長(藤山将材君) ただいまの出席議員数は、42人であります。
 お諮りいたします。立会人に、12番濱口太史君、26番岸本健君、33番浦口高典君、40番松坂英樹君の4君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(藤山将材君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に以上の4君を指名いたします。
 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載願います。
 なお、この際、白票は無効といたします。
 投票用紙を配付いたします。
  〔投票用紙配付〕
○副議長(藤山将材君) 配付漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(藤山将材君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めます。
  〔投票箱点検〕
○副議長(藤山将材君) 異状なしと認めます。
 点呼に応じて順次投票願います。
 点呼いたします。
  〔氏名点呼・投票〕
○副議長(藤山将材君) 投票漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(藤山将材君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
  〔議場開鎖〕
○副議長(藤山将材君) これより開票を行います。
 立会人の立ち会いをお願いいたします。
  〔開票〕
○副議長(藤山将材君) 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数42票、うち有効投票42票、無効投票なし。有効投票中、浅井修一郎君42票。
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は11票であります。よって、浅井修一郎君が議長に当選されました。(拍手)
 浅井修一郎君が議場におられますので、議長に当選されましたことを告知いたします。
 6番浅井修一郎君。
  〔浅井修一郎君、登壇〕
○浅井修一郎君 議長就任に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
 ただいまは、先輩・同僚議員の満場一致による御推挙により、この歴史と伝統ある和歌山県議会の第87代の議長に就任をさせていただきました。まことに光栄の至りであります。改めて、議員の皆さん方に衷心より感謝と御礼を申し上げます。ありがとうございました。
 と同時に、今この責任の重さを痛切に感じているところであります。また、きょうこの日を迎えるまで、4期13年の長きにわたりお支えをいただいてまいりました地元有田市を初め多くの皆さん方に、この場をおかりいたしまして心から感謝を申し上げる次第であります。
 私、もとより浅学非才の身でありますけれども、初代議長濱口梧陵先生初め歴代議長の皆さん方の名声を汚すことなく、公正・公平かつ円滑な議会運営を進めながら、本県のより一層の振興、発展に邁進してまいる所存でございます。
 どうか、議員各位、並びに知事初め県当局の皆さん方、そして報道関係者の皆さん方には、今後さらなる御指導、御協力のほど、心からお願いを申し上げまして、甚だ簡単粗辞でありますけれども、就任の御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
  〔副議長退席、議長着席〕
  〔退場する者あり〕
○議長(浅井修一郎君) この際、報告いたします。
 ただいま、副議長藤山将材君から副議長辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。副議長辞職の件を本日の日程に追加し、これより直ちに議題とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 副議長辞職の件を議題といたします。
 まず、辞職願を職員に朗読させます。
○議事課副課長(浜野幸男君) 辞職願 私こと この度、都合により和歌山県議会副議長を辞職いたしたいので許可されるよう願い出ます。 平成28年6月3日 和歌山県議会副議長藤山将材 和歌山県議会議長様
○議長(浅井修一郎君) 藤山将材君の副議長辞職を許可することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(浅井修一郎君) 起立全員であります。よって、藤山将材君の副議長辞職を許可することに決定いたしました。
  〔入場する者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 藤山将材君から発言の許可を求められておりますので、許可いたします。
 19番藤山将材君。
  〔藤山将材君、登壇〕
○藤山将材君 議長のお許しをいただきましたので、一言御礼の御挨拶を申し上げます。
 昨年の5月の臨時議会におきまして、先輩・同僚議員の皆様から御推挙をいただき、副議長に選任をしていただきました。先ほど前芝前議長もお話しされておりましたが、昨年は特にこの和歌山県にとっては特別な年で、副議長としていろんな経験をさせていただく中で、あっという間の1年でございました。人生でこれほど体感速度の速い1年はございませんでしたけれども、人格そして見識ともにすばらしい前芝議長の背中を見ながら、時には満身創痍で点滴を打ちながら公務をこなされる議長をサポートし、何とか無事に大過なく1年を送ることができたというふうに思っております。
 これからは、一県議会議員として、和歌山県の県勢発展のためにしっかりとまた取り組んでまいりたいというふうに思っておりますので、皆様におかれましては、引き続き御指導、御鞭撻賜りますようお願いを申し上げまして、粗辞ではございますが、一言、退任に当たっての御挨拶とさせていただきます。1年間、本当にありがとうございました。(拍手)
○議長(浅井修一郎君) ただいま副議長が欠員となりました。
 お諮りいたします。副議長の選挙を本日の日程に追加し、これより直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 副議長の選挙を行います。
 議場を閉鎖いたします。
  〔議場閉鎖〕
○議長(浅井修一郎君) ただいまの出席議員数は、42人であります。
 お諮りいたします。立会人に、12番濱口太史君、26番岸本健君、33番浦口高典君、40番松坂英樹君の4君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に以上の4君を指名いたします。
 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載願います。
 なお、この際、白票は無効といたします。
 投票用紙を配付いたします。
  〔投票用紙配付〕
○議長(浅井修一郎君) 配付漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めます。
  〔投票箱点検〕
○議長(浅井修一郎君) 異状なしと認めます。
 点呼に応じて順次投票願います。
 点呼いたします。
  〔氏名点呼・投票〕
○議長(浅井修一郎君) 投票漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
  〔議場開鎖〕
○議長(浅井修一郎君) これより開票を行います。
 立会人の立ち会いをお願いいたします。
  〔開票〕
○議長(浅井修一郎君) 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数42票、うち有効投票39票、無効投票3票。有効投票中、服部一君39票。
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は10票であります。よって、服部一君が副議長に当選されました。
 服部一君が議場におられますので、副議長に当選されましたことを告知いたします。
 20番服部 一君。
  〔服部 一君、登壇〕
○服部 一君 ただいま、歴史と伝統ある和歌山県議会の副議長に選任をいただきまして、本当にありがとうございます。
 人生経験は大変長いんですけども、まだまだ未熟でございます。浅井議長を支えながら、和歌山県勢発展と、前向きな、活発な、公平な議会運営を目指して、皆さんとともに頑張りたいと思いますので、どうぞ今後とも御指導と御協力のほどお願い申し上げまして、御挨拶にいたします。ありがとうございました。(拍手)
○議長(浅井修一郎君) お諮りいたします。関西広域連合議会議員の選挙を本日の日程に追加し、これより直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 関西広域連合議会議員4人の選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。
 お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。
 関西広域連合議会議員に立谷誠一君、尾﨑太郎君、岩井弘次君、山田正彦君の4君を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名した立谷誠一君、尾﨑太郎君、岩井弘次君、山田正彦君の4君を関西広域連合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名した立谷誠一君、尾﨑太郎君、岩井弘次君、山田正彦君の4君が関西広域連合議会議員に当選されました。
 立谷誠一君、尾﨑太郎君、岩井弘次君、山田正彦君の4君が議場におられますので、関西広域連合議会議員に当選されましたことを告知いたします。
 次に日程第5、議会運営委員選任の件を議題といたします。
 議会運営委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、次のとおり指名いたしたいと思います。
 職員にその氏名を朗読させます。
○議事課副課長(浜野幸男君) 議会運営委員会委員、森礼子君、前芝雅嗣君、花田健吉君、中村裕一君、冨安民浩君、吉井和視君、山本茂博君、岸本健君、山下直也君、山田正彦君、藤本眞利子君、松坂英樹君、中拓哉君、以上13人。
○議長(浅井修一郎君) お諮りいたします。ただいま朗読した13人の諸君を議会運営委員として指名することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名した13人の諸君を議会運営委員に選任することに決定いたしました。
 お諮りいたします。6月6日から9日までは議案調査のため休会といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、6月6日から9日までは休会とすることに決定いたしました。
 次会は6月10日定刻より会議を開き、質疑及び一般質問を日程といたします。
 本日は、これをもって散会いたします。
  午後3時45分散会

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