平成27年9月 和歌山県議会定例会会議録 第1号(全文)


平成27年9月 和歌山県議会定例会会議録

第1号(全文)


汎用性を考慮してJIS第1・2水準文字の範囲で表示しているため、会議録正本とは一部表記の異なるものがあります。

正しい表記は「人名等の正しい表記」をご覧ください。

平成27年9月
和歌山県議会定例会会議録
第1号
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議事日程 第1号
 平成27年8月18日(火曜日)
 午前10時開会・開議
 第1 会議録署名議員の指名
 第2 会期決定の件
 第3 議案第119号から議案第145号まで(当局説明)
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会議に付した事件
 第1 会議録署名議員の指名
 第2 会期決定の件
 第3 議案第119号から議案第145号まで(当局説明)
 第4 休会決定の件
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出席議員(42人)
 1番 堀 龍雄
 2番 中西峰雄
 3番 森 礼子
 4番 立谷誠一
 5番 前芝雅嗣
 6番 浅井修一郎
 7番 井出益弘
 8番 宇治田栄蔵
 9番 秋月史成
 10番 川畑哲哉
 11番 泉 正徳
 12番 濱口太史
 13番 花田健吉
 14番 尾﨑太郎
 15番 尾崎要二
 16番 中村裕一
 17番 鈴木太雄
 18番 岩田弘彦
 19番 藤山将材
 20番 服部 一
 21番 冨安民浩
 22番 吉井和視
 23番 中本浩精
 24番 中 拓哉
 25番 山本茂博
 26番 岸本 健
 27番 谷 洋一
 28番 新島 雄
 29番 岩井弘次
 30番 多田純一
 31番 片桐章浩
 32番 藤本眞利子
 33番 浦口高典
 34番 山下直也
 35番 山田正彦
 36番 菅原博之
 37番 谷口和樹
 38番 奥村規子
 39番 雑賀光夫
 40番 松坂英樹
 41番 坂本 登
 42番 長坂隆司
欠席議員(なし)
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説明のため出席した者
 知事         仁坂吉伸
 副知事        下 宏
 知事室長       宮﨑 泉
 国体推進監      若宮茂樹
 危機管理監      和歌哲也
 総務部長       市川靖之
 企画部長       高瀬一郎
 環境生活部長     栗山隆博
 福祉保健部長     幸前裕之
 商工観光労働部長   藤本陽司
 農林水産部長     鎌塚拓夫
 県土整備部長     野尻邦彦
 会計管理者      岩橋良晃
 教育長        宮下和己
 公安委員会委員長   片山博臣
 警察本部長      直江利克
 人事委員会委員長   守屋駿二
 代表監査委員     保田栄一
 選挙管理委員会委員長 上山義彦
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職務のため出席した事務局職員
 事務局長       江川和明
 次長         上坊 晃
 議事課長       糸川 徹
 議事課副課長     中谷政紀
 議事課課長補佐兼議事班長
            尾﨑善亮
 議事課主任      保田良春
 議事課主任      岸裏真延
 議事課副主査     中尾祐一
 総務課長       西原龍也
 政策調査課長     中口 匠
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  午前10時0分開会・開議
○議長(前芝雅嗣君) ただいまから、平成27年9月定例会を開会いたします。
 これより本日の会議を開きます。
 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 今期定例会の会議録署名議員は、3番森礼子さん、21番冨安民浩君、31番片桐章浩君の3君を指名いたします。
 次に日程第2、会期決定の件を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月3日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前芝雅嗣君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は本日から9月3日までの17日間と決定いたしました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時1分休憩
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  午前10時59分再開
○議長(前芝雅嗣君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 この際、諸般の報告をいたします。
 知事から地方自治法第180条第1項の規定による知事専決処分報告、公立大学法人和歌山県立医科大学平成26事業年度の業務実績に関する評価結果、環境白書、法人の経営状況報告書の提出が、監査委員から監査報告及び現金出納検査実施結果の報告がありました。いずれもお手元に配付しておりますので、御了承願います。
 次に、今期定例会に提出された議案は、お手元に配付のとおり、議案第119号から議案第145号までの計27件であります。
 日程第3、議案第119号から議案第145号までを一括して議題といたします。
 まず、当局の説明を求めます。
 知事仁坂吉伸君。
  〔仁坂吉伸君、登壇〕
○知事(仁坂吉伸君) 平成27年9月定例会に御参集いただき、厚く御礼を申し上げます。
 ただいま上程されました諸議案の提案理由を説明するに先立ち、県政の最近の動きについて御説明申し上げます。
 高校生スポーツの最高、最大の祭典・全国高等学校総合体育大会は、本県を中心に近畿2府4県で開催され、去る7月28日の総合開会式には皇太子殿下の御臨席を賜りました。その後も、陸上競技をごらんになられたほか、高校生との交流をいただきましたことは、選手や運営を支える高校生にとって大きな励みになったと思います。
 高校総体は、高校生アスリートにとって憧れの舞台です。この晴れ舞台で、本県選手は日ごろのたゆまぬ努力の成果を発揮し、少林寺拳法やソフトテニス、レスリング、自転車競技の優勝など、目覚ましい躍進を遂げています。
 また、選手はもとより支援する高校生も大会に積極的にかかわり、若いエネルギーを燃焼させました。とりわけ、総合開会式の華、歓迎演技は、企画から演技まで高校生自身が考えたもので、一糸乱れぬ力強く優雅なパフォーマンスを披露し、会場を感動の渦に巻き込みました。本当にすばらしい演技で、大会スローガン「風になれ 今青春が 走りだす」のとおり、将来の元気な和歌山実現を確信したところであります。この盛り上がりを開会目前の紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会につなげてまいります。
 44年ぶりに本県で開催される国内最大のスポーツの祭典・紀の国わかやま国体まであと40日を切り、開催に向けた機運が一気に高まっております。
 これまで、競技施設や交通アクセスなどの整備からボランティア等の県民運動、おもてなしトイレ大作戦に至るまで、周到な準備を進めてまいりました。
 また、開閉会式では、本県ゆかりの豪華ゲストに加え、観客と出演者が一体となってパフォーマンスや歌などを披露し、本県の魅力を全国に発信いたします。
 さらに、来月6日の体操競技を皮切りに始まる会期前の正式競技を目前に控え、国際大会や全国大会で入賞者が続出するなど、選手強化の成果も着実にあらわれています。これまで培った競技力と熱い応援、ふるさとを愛する心をチーム和歌山として結集し、国体での男女総合優勝の栄冠を目指します。
 その上で、県民総参加で心のこもったおもてなしでお迎えし、参加者全員の記憶に刻まれるすばらしい大会となるよう万全を期するとともに、生涯スポーツ社会の実現など、両大会を通じて育まれた財産を未来へと継承していく所存でございます。
 次に、観光の振興についてでございます。
 夏の観光シーズンを前にした7月12日に白浜まで先行開通していた紀勢自動車道が今月30日にはすさみ南インターチェンジまでつながり、紀南地域への観光振興に大きな期待が高まっております。
 また、先般、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」への追加登録に大きな一歩となる熊野参詣道や高野参詣道の史跡追加指定が答申されました。これを契機に、一層高まる世界遺産の魅力を発信してまいります。
 一方、本年上半期の訪日外国人が過去最高を記録する中、免税店の拡充に加え、Wi-Fi整備を大幅に進める和歌山フリーWi-Fi大作戦や案内表示の多言語化など、大きな伸びが期待される外国人観光客の受け入れ体制を強化していく所存です。
 さらに、ミラノ国際博覧会においても、和歌山県の日を開催し、和歌山の食や豊かな観光資源、世界農業遺産に申請中のみなべ・田辺の梅システムなど、本県の魅力を世界中の方々にPRいたしました。
 そうした中、和歌山観光の顔として絶大な人気を誇ったたま駅長が天国へ旅立ちました。改めて感謝を申し上げるとともに、たま駅長に負けないよう、紀の国わかやま国体・大会やエルトゥールル号の映画「海難1890」、大河ドラマ「真田丸」と内外から注目が集まる絶好の機会を捉えて、和みわかやまプレミアムキャンペーンなどを展開し、国内はもとより全世界から多くの観光客を招き入れてまいります。
 次に、魅力ある地域づくりについてでございます。
 過疎化に歯どめをかけ、地域を元気にするため、和歌山への移住や定住に積極的に取り組んでおります。今月より、過疎地域の空き家を利活用するため、県内統一のわかやま空き家バンクを開設いたしました。今後も、全国トップクラスの移住促進策が満載のわかやま移住定住大作戦や「暮らしやすさ抜群 和歌山県」を広くアピールし、地域の元気づくりに一層努めてまいります。
 次に、風水害・土砂災害対策についてでございます。
 先月、四国に上陸した台風第11号により、県内の一部地域において河川氾濫や浸水、土砂崩れなどが発生し、農林水産業等に被害をもたらしました。被災された方々にお見舞いを申し上げますとともに、早期復旧に御尽力をいただいた関係者の皆様に敬意を表します。引き続き、市町村の的確な避難勧告等の発令支援や中小河川・ため池の総合的な洪水対策に加え、土砂災害警戒区域の指定の加速化など、災害に備えた県土の強靱化に取り組んでまいります。
 続きまして、ただいま上程されました諸議案の提案理由を御説明申し上げます。
 初めに、議案第119号において、一般会計で総額15億4300万円余の補正予算を計上しております。
 主なものは、移住、交流を促進するため、半島振興広域連携促進事業に係る3県合同移住フェア等の開催経費や、中小企業の潜在成長力を伸ばすため、国の委託事業を活用したプロフェッショナル人材戦略拠点の設置等経費を計上しております。また、災害対策として、台風11号による土砂災害に対する緊急対策、海岸の水門改良や急傾斜崩壊防止に係る経費を計上しております。
 続きまして、条例案件等について、その主なものを御説明申し上げます。
 まず、議案第120号は、番号法の制定に伴い、個人情報保護条例について所要の改正を行うものであり、議案第124号は、福祉対策等の財源の一部に充てるため、県民税の法人税割の税率の特例措置の延長等を行うものです。
 また、議案第130号は、青少年健全育成条例に、青少年による有害刃物類の所持禁止等の規定を追加するものです。
 次に、議案第133号は建設事業の施行に伴う市町村負担金について、議案第134号は関西広域連合規約の一部変更について、議案第135号は県営住宅の明け渡し等に係る訴訟の提起について、議案第136号から第145号は工事請負契約等の締結について、それぞれ議決をお願いするものです。
 次に、諸報第18号から第22号は、地方自治法第180条第1項の規定に基づく委任専決処分報告です。
 このほか、法人の経営状況報告書や公立大学法人和歌山県立医科大学の業務実績に関する評価結果報告書等を別途提出しております。
 何とぞ、御審議の上、御賛同賜りますようにお願い申し上げます。
○議長(前芝雅嗣君) 以上で、当局の説明が終わりました。
 この際、新任者を御紹介申し上げます。
 まず、7月31日、県土整備部長に就任しました野尻邦彦君を御紹介申し上げます。
 県土整備部長野尻邦彦君。
  〔野尻邦彦君、登壇〕
○県土整備部長(野尻邦彦君) このたび県土整備部長を拝命いたしました野尻邦彦でございます。
 もとより微力でございますが、安全・安心、未来への投資につながる県土整備に全力で取り組んでまいりたいと考えてございます。
 引き続き、御指導、御鞭撻のほう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○議長(前芝雅嗣君) 次に、8月7日、警察本部長に就任しました直江利克君を御紹介申し上げます。
 警察本部長直江利克君。
  〔直江利克君、登壇〕
○警察本部長(直江利克君) 8月7日付で着任いたしました直江利克でございます。
 和歌山県の安全・安心のために、微力でございますが、全力を尽くす所存でおりますので、御指導、御鞭撻、よろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(前芝雅嗣君) 次に、6月26日、人事委員会の委員に選任同意され、7月14日に就任されました曽根義廣君を御紹介申し上げます。
 人事委員曽根義廣君。
  〔曽根義廣君、登壇〕
○人事委員(曽根義廣君) 去る6月議会におきまして皆様方の御同意をいただき、7月14日付で人事委員会委員に選任されました曽根義廣です。
 もとより微力ではございますが、人事委員としての職責を全うするため全力で職務に取り組んでまいりますので、御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 簡単ではございますが、就任の御挨拶とさせていただきます。(拍手)
○議長(前芝雅嗣君) 次に、事務局長から新任者を紹介させます。
○事務局長(江川和明君) 御紹介申し上げます。
 県土整備部。技監森戸義貴君、都市住宅局長中西達彦君。(拍手)
 以上でございます。
○議長(前芝雅嗣君) お諮りいたします。8月19日から21日まで及び24日は議案調査のため休会といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前芝雅嗣君) 御異議なしと認めます。よって、8月19日から21日まで及び24日は休会とすることに決定いたしました。
 次会は8月25日定刻より会議を開き、質疑及び一般質問を日程といたします。
 本日は、これをもって散会いたします。
  午前11時15分散会

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