平成27年6月 和歌山県議会定例会会議録 第3号(岩井弘次議員の質疑及び一般質問)


平成27年6月 和歌山県議会定例会会議録

第3号(岩井弘次議員の質疑及び一般質問)


汎用性を考慮してJIS第1・2水準文字の範囲で表示しているため、会議録正本とは一部表記の異なるものがあります。

正しい表記は「人名等の正しい表記」をご覧ください。

 質疑及び一般質問を続行いたします。
 29番岩井弘次君。
  〔岩井弘次君、登壇〕(拍手)
○岩井弘次君 おはようございます。公明党県議団の岩井弘次と申します。どうかよろしくお願いいたします。
 さきの統一地方選挙におきまして、多くの皆様方の御支援を賜り、歴史と伝統ある和歌山県議会に送り出していただきました。この席をおかりして、改めて心より御礼を申し上げます。
 4月12日のあの日、私は当選の報をいただいた折、当然、当選させていただいた喜びはございましたが、その喜びを大きく上回る背負った責任の重さと使命の重大さに身の引き締まる思いでいっぱいで、その緊張感でいっぱいでございました。あのときの思いを忘れずに、私の信条であります「徹して公僕」、「知恩報恩」を心のど真ん中に据えて、微力ではありますが、県民福祉の向上と県勢浮揚のため、尽力してまいる決意でございます。未熟な私ではございますが、先輩議員、また同僚議員の皆様、そして仁坂知事初め県当局の皆様、重ねてよろしくお願いいたします。
 それでは、議長のお許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。
 これまでにも議論されてきたことかと思いますが、御容赦いただきますようお願いいたします。
 まず、開催まであと100日と迫った第70回国民体育大会、紀の国わかやま国体・わかやま大会についてお伺いいたします。
 44年ぶりに本県で開催されますが、昭和46年の黒潮国体が開催されたとき、私は中学生でございました。何かわくわくしながら、市内を自転車で走り回ったような記憶がございます。
 今回の国体は、平成19年3月に和歌山での開催が内々定し、同年9月に準備委員会が設立され、そして平成24年7月に開催が正式に決定いたしました。担当の方々を初め、関係者の皆様におかれましては、長きにわたり大成功に向けた準備に取り組んでこられたことと思います。その御尽力と御労苦に、感謝と敬意の念でいっぱいでございます。
 国体は、言うまでもなく我が国最大・最高のスポーツの祭典です。県内外から競技者、スタッフ、応援、観戦など、多くの方々が来られます。県内の方々には改めて和歌山県のすばらしさを、そして他府県から来られる多くの方々には和歌山県のファンになっていただき、わかやま国体・わかやま大会はよかった、また行きたいと思っていただけるようなものにしなくてはなりません。そのためには、おもてなしの心を持ってお迎えすることが重要であると思います。
 そこで、まずお客様をお迎えするおもてなしについて、これまでどのように取り組まれてきたのか、状況をお伺いいたします。
○議長(前芝雅嗣君) ただいまの岩井弘次君の質問に対する答弁を求めます。
 国体推進監若宮茂樹君。
  〔若宮茂樹君、登壇〕
○国体推進監(若宮茂樹君) さきの黒潮国体は、おもてなしが行き届いた大会として参加者から好評を博したと、日本体育協会の「国民体育大会五十年の歩み」に記録されており、今回はこれにまさるおもてなしで、来県される方々をお迎えしたいと考えております。
 具体的な取り組みとしては、これまでおもてなしの向上に取り組んできた観光部局との連携のもと、おもてなし宣言の普及や研修の充実を図り、県民の皆様におもてなしの重要性を広く呼びかけてきたほか、花いっぱいの和歌山でお迎えする花いっぱい運動や、きれいな和歌山でお迎えするクリーンアップ運動についても、多くの県民の御参加をいただきながら積極的に取り組んできたところです。
 また、両大会の運営に携わる運営ボランティアにつきましても、おもてなしを基本姿勢として心構えや接遇のノウハウを学んでいただくなど、さまざまな機会を通じておもてなしの向上に注力してきたところです。
○議長(前芝雅嗣君) 岩井弘次君。
  〔岩井弘次君、登壇〕
○岩井弘次君 お答えいただきましてありがとうございます。
 おもてなし宣言の普及や、おもてなしについての研修など取り組んでおられるとのこと、花いっぱいやクリーンアップ運動の普及でも御努力いただいていることに感謝いたします。そして、全ての県民がふるさと和歌山に誇りを持ち、来県者に心からのおもてなしの心で声をかけ、行動できるように、より一層の啓発活動をお願いいたします。
 さて、本番では大勢のスタッフが県内各地で活動をされると思いますが、その多くがボランティアや事業者の方々で占めているかと思います。本番での進行において、ぎこちないものとならないようにと願います。
 本番までの研修などで醸成されていくでしょうが、本番での実践体制はどのようになっておりますか、お答えください。
○議長(前芝雅嗣君) 国体推進監。
  〔若宮茂樹君、登壇〕
○国体推進監(若宮茂樹君) 選手、監督を初め、大会役員や選手の家族など、来県される方々に和歌山へ来てよかったと感じていただけるよう、心のこもったおもてなしでお迎えしたいと考えております。
 このため、両大会に従事する職員はもとより、大会運営に携わるボランティアや事業者に対しましても、おもてなしの意識を徹底してまいります。
 加えて、県民の一人一人がおもてなしの心で来県者に接していただくことが何よりも重要と考えますので、市町村とともに「みんなで実践 笑顔で声かけ」を広く呼びかけ、一人でも多くの方に御理解いただき、取り組んでいただけるよう努めてまいります。
 いずれにいたしましても、県民総参加で夢と感動を共有できるすばらしい大会となるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。
○議長(前芝雅嗣君) 岩井弘次君。
  〔岩井弘次君、登壇〕
○岩井弘次君 ありがとうございます。
 おもてなしは、相手の期待以上の接し方をすることだと言われます。おおよそ半世紀に一度めぐってくるこのチャンスを逃すことなく、ぜひスタッフの方々はもとより県民全員が当事者としての意識を持って、国体に参加するために来てくださったお客様方に心からのおもてなしをすることにより、この国体が大成功に終わることを願うものでございます。
 そして、これがゴールではなく、和歌山のすばらしさを全国に発信できるチャンス、スタートだと捉えるべきだと思います。
 私自身、この県庁に出入りをさせていただいて約1カ月半でございますけども、まずはこの県庁内での挨拶運動を徹底してはと感じるきょうこのごろでございます。本陣であるこの県庁内の雰囲気を、おもてなしの心でいっぱいにしてまいりませんか。私自身がしっかりおもてなしの心をより強く持っていこうと思っておりますし、反省もしております。頑張ってまいりますので、業務多忙でいろいろな難題に取り組まれている職員の方々も多いかと思いますが、ぜひよろしくお願い申し上げます。
 それでは、続いて人口減少対策についてお伺いします。
 6月8日策定されました和歌山県長期人口ビジョンによりますと、本県の人口は、1985年の約108万7000人をピークとし、以来減少に転じ、直近2015年4月時点での県推計人口は約96万6000人で、戦後間もないころの人口と同程度まで減少している、そして、国立社会保障・人口問題研究所──社人研ですが、それが2013年3月に発表した本県の将来人口推計は、2040年に70万人程度まで減少することが示されたとしています。
 これらのことから、これまでの人口推移をもとに、社人研が設定した傾向が将来にわたって一定程度継続すると仮定し、何の対策も講じなければ、2060年には50万人程度まで激減すると予想しています。
 人口減少が将来に与える影響として、超高齢社会も相まって、現役世代1人で1人の高齢者を支えなければならない状況となり、少子高齢化を伴った人口減少は、地域生活において、小売や飲食、医療などの撤退、担い手不足による自治会や消防団などの自主的活動が弱体化し、そのほか地域経済や福祉、教育、文化、また公共交通機関への影響など、地域社会の存続自体が危ぶまれるとしています。
 そして、これらの懸念は、全ての県民に隔たりなく降りかかり、そこで、将来にわたって和歌山県が進むべき方向を明確にし、県民誰もが同じ認識のもとに、人口減少社会へ立ち向かっていくことが必要であると書かれております。
 私は、これらのことが現実とならないように、また少しでも歯どめをかけなければとの思いを強くいたしました。将来の和歌山県を担う世代に申しわけない思いでバトンを渡すのではなく、あらゆる努力をしなくてはならないと危機感を覚えました。
 人口問題は、単純に考えますと自然増減、社会増減ともに増加すれば解消できることではありますが、しかし、それをなすには、さまざまな課題を克服しなければなりません。出生率の増加、晩婚化の問題、子育て環境の整備などがあり、転出より転入をふやすためには、住みやすさや雇用の確保もあります。
 今回は、人口問題におけるこうしたさまざまな課題の中で、特に重要と考える若年層の県内就職対策について取り上げたいと思います。
 長期人口ビジョンにおける社会増減の詳細での年齢別移動状況については、ここ4年はほぼ同じ傾向で、15歳から19歳、二十から24歳の若年層の転出が際立って多くなっています。
 本年4月9日付の「産経WEST」で、「和歌山の高校生、86%が県外の大学へ 27年連続『全国一』」という見出しの記事が掲載されました。その内容は、平成26年度に和歌山県内の高校を卒業して大学や短期大学へ進学した5021人のうち4333人が県外の大学や短期大学に進学しており、県外へ進学した学生の割合が86.3%ということで、昭和62年度から27年連続で全国一となったことが県のまとめでわかったということでありました。そして、ほとんどの学生が大阪や兵庫、京都などの近隣府県の大学に進学し、和歌山の大学に進んだのは688人にとどまったと。平成26年度に県外大学へ進学した高校生の割合が高いのは、和歌山に次いで奈良県で、鳥取、島根の両県が続いたということも取り上げられておりました。
 大学の数が少ないですし、また希望する学部や学科がなければ仕方がないことは理解できます。しかしながら、大学卒業後に県内に戻ってくる若者は3割程度で、地域の活力低下や人口減少にもつながっているという現状を何とかしなくてはならないと思います。
 政府は、人口減少対策の5カ年計画「まち・ひと・しごと創生総合戦略」で、平成32年までに地元大学進学率を33%から36%に、新卒者の地元就職率を72%から80%に引き上げる目標を掲げています。
 6月8日に策定された和歌山県まち・ひと・しごと創生総合戦略において、進捗管理目標において、大学生等のUターン就職率において平成26年度推計39%を平成31年度50%に引き上げる目標を掲げられておられますが、大学生のUターン就職についてどのような取り組みをされているのか、お答えください。お願いします。
○議長(前芝雅嗣君) 商工観光労働部長藤本陽司君。
  〔藤本陽司君、登壇〕
○商工観光労働部長(藤本陽司君) 大学等に進学した学生が、和歌山県に関心を持ち続け、Uターン就職につながるよう、高校卒業時に将来の就職情報などの提供を希望する生徒に住所等の登録を促しており、現在2万人以上の登録があります。登録している学生には、県内企業の採用情報を掲載した冊子「UIわかやま就職ガイド」や企業面談会の案内など、その学年にふさわしいUターン就職に関する情報を送付しております。
 また、近畿を中心に本県出身の学生が在籍する大学等約80校を訪問し、県内企業の採用情報の提供や、学内で実施されているセミナーでUIターン就職のためのアドバイスを行うなど、学生に県内就職を働きかけています。
 さらに、直接就職に結びつく企業面談会を大阪や東京での開催も含めて年間15回程度実施するなど、大学生等のUターン就職に向けた取り組みを進めています。
○議長(前芝雅嗣君) 岩井弘次君。
  〔岩井弘次君、登壇〕
○岩井弘次君 人を育てるのは、手づくりではないかと考えます。和歌山で生まれ育った大切な宝です。あらゆる手だてを講じておられるようですが、でき得る限りの手とり足とりのかかわりをして、1人でも多くの人材がふるさと和歌山に帰ってきてもらえるような御努力をお願いいたします。
 本年2月の予算特別委員会で、我が会派の多田団長のほうから質疑がございました件で、若者定住策につきまして、毎年相当な数の若者が県外に流出したままではないかと思われ、地方創生の中で新規事業として検討されております奨学金を活用した大学生等の地方定着の促進についての問いに、仁坂知事は、「まことにそのとおりだと思っており、積極的にやっていきたいというふうに思います」と御答弁されておられます。
 そこで伺います。奨学金を活用した大学生等のUターン促進についてどのように取り組まれようとしておられるのか、お答えください。
○議長(前芝雅嗣君) 商工観光労働部長。
  〔藤本陽司君、登壇〕
○商工観光労働部長(藤本陽司君) 大学等を卒業後、和歌山県で就職した場合に、奨学金の返還金を助成する制度につきましては、Uターン就職を促進する、より効果的なものとするため、現在、対象者や補助要件等をどうするか、議論を重ねているところです。
 また、この事業の課題の1つである財源の確保につきましては、さきの政府提案・要望の中で、関係大臣に対し、この制度を安定的、継続的に実施するために、より充実した財政支援を行うよう提案したところです。
 この制度によって、和歌山の産業を支える人材が1人でも多くUターンするよう、しっかりと制度設計を行ってまいります。
○議長(前芝雅嗣君) 岩井弘次君。
  〔岩井弘次君、登壇〕
○岩井弘次君 大学生のUターン就職に向けた取り組みの内容はわかりました。ぜひ早期に実現していただけるよう、よろしくお願い申し上げます。
 続いて、高校生の県内就職の状況について伺います。
 文部科学省の調査では、この春、県内の高校を卒業した生徒のうち就職した者が2000人、そのうち県内に就職した者が1510人と、その割合は75.5%となっています。若年層の県内就職対策という点で、大学生のUターン就職と同様に高校生の県内就職も課題と考えますが、高校生の県内就職を促進するための具体的な取り組みについてお答えください。お願いします。
○議長(前芝雅嗣君) 商工観光労働部長。
  〔藤本陽司君、登壇〕
○商工観光労働部長(藤本陽司君) 高校生の県内就職支援につきましては、産業を支える人づくりプロジェクトとして、工業高校において、企業の協力を得て技能の育成や企業活動について学習する取り組みを進めております。今年度から、この取り組みを普通科も含めて全ての高校に拡大しています。
 また、高等学校に就職指導員を配置し、就活指導や求人開拓などの就職支援を行うとともに、働くことの意味や将来の進路を考えるキャリア教育も充実させています。
 さらに、今年度新しい取り組みとして、就職希望の高校3年生全員を対象にした企業説明会「応募前サマー企業ガイダンス2015」をあす6月19日に和歌山ビッグホエール、和歌山ビッグウエーブで開催します。9月の採用選考に向けて、企業の説明をよく聞いて、企業研究を十分行うよう促してまいります。
 また、就職を考える際の重要な判断材料の1つとして、県内で就職することの魅力を生徒や保護者に伝えるために、物価等の生活費や通勤時間、スポーツ施設等、余暇を楽しむ環境などのさまざまな視点から、和歌山での暮らしやすさを客観的なデータで説明したチラシを配布いたします。こうした取り組みにより、高校生の県内就職を一層促進してまいります。
○議長(前芝雅嗣君) 岩井弘次君。
  〔岩井弘次君、登壇〕
○岩井弘次君 ありがとうございます。
 和歌山県まち・ひと・しごと創生総合戦略において、平成23年3月に高校を卒業し、就職した者のうち、3年以内に離職した割合が44.5%となっておりまして、それを平成31年度に半減させるという目標を掲げておられます。半数近くが3年以内に仕事をやめるというのは大きな問題ではないかと思われますが、その原因の分析と、それを踏まえて就職後の定着支援にどのように取り組まれようとしているのか、お答えください。お願いします。
○議長(前芝雅嗣君) 商工観光労働部長。
  〔藤本陽司君、登壇〕
○商工観光労働部長(藤本陽司君) 若者の離職の主な原因は、思っていた仕事と違った、会社になじめなかった、人間関係がうまくいかなかったなどとなっています。
 まず、ミスマッチを解消するためには、就職に当たって企業研究を十分行って企業や仕事を知るとともに、就職後の暮らしをしっかり考えることが大事であることから、企業説明会や学校での就職指導などを一層充実してまいります。
 また、就職した後のフォローも重要であり、企業側でも新規採用職員の定着を支援するメンター制度を充実していただくよう、企業向けのメンター養成研修を実施するとともに、教職員が企業訪問などを行い、就職した生徒の悩みや相談に応える体制を一層強化してまいります。
○議長(前芝雅嗣君) 岩井弘次君。
  〔岩井弘次君、登壇〕
○岩井弘次君 ありがとうございます。
 就職後3年以内に3割、また4割と離職する。いろいろと事情もあるかと思いますけども、県内定住を考える上でも本当に考えさせられる数字ではございます。しっかりとしたフォローをお願いいたします。
 仕事のミスマッチを解消し、働き手に対する支えも重要でございますけども、加えて、それを受け入れる魅力ある就職先の育成も大事かと考えます。出ていった若者をUターンさせ得る受け皿となる企業支援も非常に大事であります。このことについてどのようにお考えか、再度、商工観光労働部長、お答えください。お願いします。
○議長(前芝雅嗣君) 商工観光労働部長。
  〔藤本陽司君、登壇〕
○商工観光労働部長(藤本陽司君) 県内で就職を希望する人を全て受け入れるべく安定した雇用を継続的に創出するためには、企業誘致も含め、県内産業を戦略的に育成、振興していくことが重要であります。
 そのため、全国あるいは世界から需要を獲得できる産業を重点分野として、研究開発、商品開発、販路開拓、人材育成などの発展の各段階で、国や県の施策、金融機関のツール・ネットワークなどを総動員し、企業のチャレンジを支援してまいります。
 そして、これらの県外からお金を稼ぐ企業と県内関連産業との受発注や取引を促進させるとともに、県内の投資活動を活発化させることにより県内経済循環を活発化させ、県経済全体として雇用を創出・維持する産業構造を目指し、魅力ある受け皿づくりを推し進めてまいります。
○議長(前芝雅嗣君) 岩井弘次君。
  〔岩井弘次君、登壇〕
○岩井弘次君 ありがとうございます。
 種々お答えいただきまして、ありがとうございました。
 私も、約40年前になりますけども、和歌山で生まれ育ったんですけども、和歌山の高校を卒業して、とにかく東京のほうにということで、あの当時、不純な動機だったんですが、親から離れてとにかく自由にという、都会というところにも夢を持っておりましたが、でも、卒業して生活するのはやっぱり和歌山やという思いが強く、向こうでは和歌山県の就職情報は一切ございませんで、当然、今のようにインターネットもございませんでしたので、自分で時折、ないお金を絞って和歌山へ帰ってきて、商工会議所へ走っていって「就職、何かないですか」とか、いろんなところを回った記憶がございます。
 40年前がそういう状態で、一旦そのころの苦労を本当にきのうのように思い出すんですけども、未来の宝であります若者が安心して本当に定住できる魅力ある和歌山県にしていこうと、そういう決意と期待を込めまして、私の一般質問を終わらせていただきます。
 ありがとうございました。(拍手)
○議長(前芝雅嗣君) 以上で、岩井弘次君の質問が終了いたしました。
 これで、午前中の質疑及び一般質問を終わります。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前11時14分休憩

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