平成26年2月 和歌山県議会定例会会議録 第7号(井出益弘議員の質疑及び一般質問)


平成26年2月 和歌山県議会定例会会議録

第7号(井出益弘議員の質疑及び一般質問)


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  午後1時0分再開
○議長(山田正彦君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 質疑及び一般質問を続行いたします。
 8番井出益弘君。
  〔井出益弘君、登壇〕(拍手)
○井出益弘君 議長のお許しをいただきましたので、ただいまより一般質問をさせていただきます。
 きょうも七瀬川の流域の水利組合長さんや自治会長さん、お見えになってくれております。どうも御苦労さんでございます。
 七瀬川流域の浸水対策について、まずお尋ねします。
 七瀬川の改修状況と今後の見込みについて。
 平成25年9月、台風第18号により、七瀬川下流域の農地が冠水被害を受けたことがあります。平成23年3月に完成した紀の川大堰は、七瀬川下流の農地被害を守ることも考えてつくられているはずであります。紀の川の上流からの水量が多く、大堰上流側の水位が高くなり、紀の川から七瀬川への逆流を防止するために、七瀬川と紀の川合流部の鴨居樋門を閉めた。その当時、紀の川の水位が上がってきたから、逆流を防止するために鴨居樋門を閉めた。しかしながら、七瀬川上流からの水量も多かったから、七瀬川の水位が高くなり、七瀬川が氾濫した。周辺ずっと農地が全部つかってしまって池のようになりました。
 今後も大雨が降った場合に今回と同じようなことが繰り返されるという話であります。これも仕方がないのではというような話では、地元の理解は得られません。樋門を閉めても、大雨による七瀬川流域の被害を防止できない。樋門を閉めるのであれば、ポンプ場を設置して、七瀬川の水をポンプアップにより紀の川へ排水してほしいというのが地元の強い声でありますが、農地被害ではだめだと。民家の多くの被害の実績がないと、ポンプ場を設置する採択要件に適合しないということでありました。
 そのようなことであれば、現在、下流から進めている七瀬川の改修工事について、以前、1工区1600メートルをおおむね10年で完成させたいと、1回前の私の県会議員の選挙、その前の知事の選挙のころにも、こういうこと、地元でも大変強い要望があって、そして、その当時、知事も、10年ぐらいで何とか直そうやないかという話を、期限を努力目標で10年ぐらいまでに直そうやないかということを言っていただいた。それで、今まで何ぼ言うても、選挙が終わったらもういっこもしてくれなんだというようなことを随分言われて。だけど、今度はやってくれてると。七瀬川については、25年度予算、25年度補正予算、そしてまた今回の26年度予算についても、本当にこの分でいくと、あと6年半か7年、10年以内に努力と言うたのをやってくれるんじゃないかなと、地元では大変感謝をしております。
 1工区の1600メートルをおおむね10年で完成させたいと言っておりました。これを上流の2期工区1100メーターについても1期工区完了後でなく同時並行的に進めて、七瀬川の改修工事をぜひ早期に完成させていただきたいとの地元の皆さんの悲願であります。
 今回の紀の川大堰について、私は疑問に思うことがあります。国の対応は、私が聞き及んでいるところでは、紀の川大堰ゲートの開閉マニュアルに基づいての操作をしたと。しかし、上流の大滝ダムも、昨年ですか、完成した今日において、農地被害も人命被害も出してはならないと思います。民家の被害が数十件以上なくてはポンプアップの設備はできない。それだったら、大雨が降るたんびにつかるというのは仕方がないというんではおかしい。
 それで、いろいろ話をすると、大堰を全開にしても水位が上がるというんだったら、私は話が違うやないかと。それやったら、もっと大きな大堰か、もっと幅を広げてとか、放流したらずっと水位が下がるような大堰でなかったらね。大堰があるために、大雨が降ったら水位が上がるから、逆流するから樋門を閉めて、紀の川上流から来る雨と同じように、今度、和歌山市内の雨も多かったら、当然、七瀬川の上流からもついてくるんやから、もうあふれやなしょうないわけですよ。だけど、そういうふうなことに私はなってないんじゃないかなと。以前からの話を聞いておりましたら。
 まず、紀の川大堰のゲートについては、国のいろんなマニュアルとか、そういうこともあって県は非常にお答えしにくいようでありますので、だけど、それでいいとは私は思わんので、まず七瀬川について、改修状況と今後の見込みについて、県土整備部長にお尋ねします。
○議長(山田正彦君) ただいまの井出益弘君の質問に対する答弁を求めます。
 県土整備部長石原康弘君。
  〔石原康弘君、登壇〕
○県土整備部長(石原康弘君) 七瀬川につきましては、紀の川合流部の鴨居樋門が流下能力不足となっていることから、平成26年度を目途に国が改築工事を進めております。
 県では、鴨居樋門から鴨居川合流地点までの1期工区の用地取得をこれまでに約97%完了するとともに、鋭意改修工事を進めてまいりました。そのうち国道24号までの区間につきましては、平成29年度中の完成を目指し、来年度、樋門に接続する約400メートル区間の改修を終えるよう護岸工事を進めることとしております。
 また、1期工事の残る区間につきましても、用地取得等、地元の御協力を得ながら、目標の10年以内に完成できるよう、来年度から本格的に工事を進めてまいります。
 さらに、上流部の鴨居川合流点から七瀬川橋までの2期工区につきましても、既に約50%の用地を取得済みであり、来年度は一部工事に着手してまいります。
 今後とも七瀬川改修につきましては、必要な予算を確保して事業を推進してまいりたいと考えております。
○議長(山田正彦君) 井出益弘君。
  〔井出益弘君、登壇〕
○井出益弘君 まず、今の部長の答弁、確かに一生懸命やってくれてるというのもわかるんですけども、地元では、平成25年の当初予算が3億3600万、そしてまた今回の2月補正なんかも2億5000万余りの大変額の高い、合計すると6億8000万というような七瀬川への改修の予算をつけていただいてる。
 ところが、こんな予算ついてくれとんのに、工事いっこもやってない、ちょっとしかやってないというふうな。それで、時期的なもんもあって、工事のできる時期、雨がたくさん降るときとか、そんなこともなかなかできないというようなこともあってというのも聞いたんですけど、近々というんですか、まずそうも遠くない時期に、目に見えてくる工事、いよいよ工事にかかりますというのを、先日来、現地を見してもらったり担当者から話を聞いたんで、それで地元へそういう話をしたら、本当に地元が「ああ、やってくれ出した」と。初め、和田川へ予算が使われてないかというような話があって、そんなことはできないと言ったんですけど。そんなことはあり得んと。だけど、もうすぐ見えてくるというようなお話を伝えたところ、楽しみにしてますと。
 だけど、国交省の紀の川大堰の管理については、ゲリラ雨のようなことで、最近、予想外とか、そんなことがよく言われるんですけども、やっぱりいろんなことを予想してゲートの操作もするようにマニュアルができてるんじゃないかと思うけど、去年の雨のことは、放流がやっぱり遅かったんちゃうかなと思います。もっと、あんだけ天気予報からいうても、天気予報で注意報、警報とか段階があって、学校なんかも警報が出たら休ますわけですよ。ほんで、大したことなかったなあということもある、たまには。だけど、やっぱり休んでよかったなあというのも。
 ですから、やっぱり人災、あるいは財産、いろんな被害を与えるような人的被害、あるいは物的被害を与える場合は、紀の川の水がめとして、和歌山市の水がめとして、あの大堰をつくることによって、和歌山市民に以前の大堰の2倍水量をためられるような水がめをつくりましたという話やったんですけど、今度こそ、あんだけの水がめがあんのやから、今度は災害を防止するということをもっと重点に考えてもらって、これからもいろんなデータをとったりとかというようなこともやって、対応を考えたいというようなことも言ってくれておるようですけど、あんまり先まで失敗を何回も繰り返すんじゃなくて、失敗は1回ぐらいにして、次は早い目にやっぱり放流するようなマニュアルというんですか、操作についてのことを決めてほしいというようなことを国へしっかり要求、要望していただきたいという要望で、この件は終わりたいと思います。
 それから、議長に先ほどお許しをいただいて、クレー射撃というのを説明さしてもらおうと思うんですけども。(皿を示す)この皿、ちょっと皆さんのとこで見ていただいて、初めて見る方もおられるかと思うんで。
 ちょっとクレー射撃のことを誤解とかされてる人は、あんまりわかっていただけてない人もかなりあるように思うんで、そういうことも理解していただかんと、射撃場をつくる、そんなこととか、射撃場の使い方というのは、なかなか難しいんじゃないかと思いますので。
 全部で資料を7枚、お手元に置かしていただいてます。まず、この1枚目。
 これで、まずクレー射撃というのはどういうもんかというと、1番、2番、3番、4番、5番と、そして予備の6番というのと、撃つ場所が手前にあります。そして、何を撃つかというと、この15メーターって書いとる、15メーター先の地下からこういう皿が、UFOのようなんがぴゅんと出てきます。それを、15メーター前の地下からですから、もう見てる間に30メーターから40メーターになってしまうから、この後ろから、もう出てすぐにぱんと割るんですけども、どっちへ出るかわからんというやつも、なかなか、もう瞬間的な訓練というか、練習をかなりしないと。
 それで、そういう前で、射台というんですけど、1番射台の15メーター前の地下に、放出機と言って、これをぴゅんと飛ばす機械が3台あります。ほんで、この表を見ていただいたら、左側ですけど、左のこの1と書いた機械は右のほうへばっかり飛ばす機械、ほんで2というのがおおむね前、そして3というのが左側へ飛ばす機械です。そういうのが3台。合計、そやから5番射台までいくと、3、3、3と5で15台、前へ据わってます、地下へ。そういうもので撃つのがトラップという種目です。クレー射撃の中のトラップ。
 次、2枚目、めくっていただいて、次にスキートという種目。このスキートという種目は、放出機が2台しかありません。右側に1台と左側に1台と。左側のHHと書いてるのがハイハウスというて、背のちょっと高い小屋で、高いとこから出てきます。ほんで、右側のLHというのがローハウス、これは低い小屋から出てくる。それで、1番、2番、3番、4番と、ずっと7番まで順番に、みんなで固まって移動しながら撃ちます。最後に、この8番という真ん中のところへ行って、これは上を通るやつを撃ちます。
 それで、撃ち方としては、同じコース、同じ速さで飛ぶんですよ。ところが、1回目、ハイハウスからぴょんと出て、2回目がローハウスからぴょんと出て、その後がダブルと言いまして、同時にぴょんと出ます。そのときは2枚、ぱんぱんと割らなあかん。そういうだいご味があります。
 3枚目、めくっていただきまして、今度はランニングターゲット。これ、ちょっとイノシシの絵ですね。この中に丸がずっと描いてあって、これは1発弾を込めて撃つ一発物。だけど、これは標的がランニング、動いてるんです。それを一発物で、この円の一番芯を。一番芯へ当てたら点数が高い、外へ行くほど点数が下がっていくんですけど、そういうランニングターゲットという。
 このクレー射撃の管理、関連しとる団体の種目では、3つの種目があります。
 次、4枚目、めくっていただきまして、オリンピックのメダルの数からいくと、いろんな種目があるんですけども、スキーがやはり一番、種目数は49種目あります。次に、陸上競技が47種目、水泳が46種目、そして次に来るのが射撃です。28種目あります。28種目ということは、金・銀・銅を合わしたら84メダルをもらえる可能性があるわけですね。
 その下のほうに、射撃というところの欄が、ライフル、クレー、近代五種、バイアスロン、4つありまして、今、私が説明してるのは、このクレーというので、先ほどから3種目言ったトラップと、ほんでスキートというのと、バイアスロンといって走りながら動いとる標的を撃つのと、この3つあって、この中でもダブルトラップというのがあります。これはちょっと1ページ目まで戻ってください。
 1ページ目のはトラップというやり方の種目なんですけども、この中にもダブルトラップというのがあるんですよ。これは、最初からもう、トラップやけど、2枚、真ん中のやつが必ず1回出ます。それと同時に、右か左かどっちかが出ます。それはあんまりばっと切った角度ではなくて、ダブルのときは角度が少ない。そして、真ん中のやつは真っすぐ出る。だから、真っすぐと右か、真っすぐと左か、どっちか必ず出るから、ダブルの場合。それをまたバンバンと2つ当てたら2点。これは全て、皿を割った数が点数になります。
 それで、ダブルトラップの場合は、オリンピック種目としては男子だけであります。ですから、またもう1回もとへ戻ってもらって4ページで、このクレーというところの男3種目、女子2種目、これはダブルトラップがないからそういうことになってます。
 それから、近畿ブロックのクレー射撃の会員数、これは見ていただいたらと思うんですけど、今のところ、わかやま国体があるということで、以前よりはちょっとわかやま国体を目指しての選手、猟友会の優秀な方もクレー射撃協会へ入ってもらって、今、猟友会出身の方が半分ぐらい、それからもともとクレー射撃協会からずっと育成しておるのが半分ぐらいの選手の割合。候補ですけどね、国体候補選手がこうなっております。
 なかなか猟友会の皆さんも、猟期の前とかには、やはり練習したりとか、あるいは銃の更新時期が来る前になったら射撃に行かれたりもしてるんですけども、スポーツにおけるクレー射撃は、もう一年中、射場へ行って撃ってますから、かなりの弾といいますか、費用がかかって、弾や皿を撃つことになりますので、射撃場からしてみたら、猟友会ももちろん人数が多いからですけど、クレー射撃の選手もいいお客さんということになります。射撃場を運営していく上では、どちらのほうが弾をようけ撃つかというたら、猟友会にも負けないぐらいの、人数は少ないけど、合計したら、クレー射撃協会のほうが弾を使うのは多いと思います。
 次に、現行の銃刀法による銃砲所持と年齢制限、これは見てのとおりで、空気銃とか、散弾銃とか、ずっとありますけど、空気銃は18歳以上。だけど、国体選手のための育成ということになりますと、空気銃は14歳からいけます。散弾銃もライフル銃も18歳からいけると。だけど、こんなことはなかなか、やっぱり射撃場があって、そしてまた協会の推薦とかももらってでなかったらできません。
 次に、5ページ目へ進んでいただいて、AAAとAA、それからただのA、射撃場のランクづけというのがあります。これは、日本クレー射撃協会のランクづけとしまして、射撃場としての公的な認定であります。AAAクラスというのが、国際大会可能な射撃場であります。これは、下のほうへ行っていただくと、宮城県クレー射撃場が1つ。それから、めくっていただいて、6ページの下のほうの熊本総合射撃場がAAA。今のところ国内にはこの2つだけであります。
 次に、ダブルAといいますか、AAクラス、これはアジア大会とかアジア地域の大会、あるいは本部公式大会とか、そういうものが可能な射場でありまして、トラップ2面とスキート2面があったらAAになります。最近は、射撃場のトラップ2面、スキート2面、これが4面なくても、1つを共用射面といいまして、15台ずっと並んだ射場のあと2個、スキートの分だけ2個、右と左にセットして、17の放出機を備えれば両方使えるという共用射面というのもありまして、そういうのを持つと、アジア大会とか本部公式のようなことも認められる傾向にあります。
 というのは、なかなか、今、鉛対策というようなことをやってまして、山の中へ散弾を打ち込んだやつを回収せえと。そして、環境省のガイドラインというのができて、それをやっぱりやらなあかんということになってくると、山の中へ撃ち込みっ放しになっとる射場は、閉鎖に向かっております。どんどん閉鎖もしております。それを回収するのが何億とか10何億とか物すごい要ります。山の中へ撃ち込んどる鉛の散弾の弾と土とを全部回収して、そして産廃業者に、そういう億とか10何億とかという、引き取ってもらってやるわけですから、新しい射場をつくる場合は、その巨額な、莫大な産廃処理場といいますか、撃ち込んであるものが不要になるから、もう全然金額が新しい射場のほうが安くできるようであります。
 それで、この6ページのところをちょっとまた見ていただいたらと思うんですけども、長野県には認定の射撃場が3つあります。しかし、認定申請していないというんですか、猟友会が主に使ってるところであと2つ、長野県は合計5つあります。
 また、その下の大阪府、京都府というとこで、高槻国際射撃場、大阪府の大阪総合射撃場、これは新家というところにあるやつですけど、それから、その下に京都笠取国際射撃場というのがあります。この京都笠取国際射撃場というのは、現在もう閉鎖中です。以前、滋賀とかいろんなとこにもあったんですけど、全部もう閉鎖してしまって、現在、京都も閉鎖。
 この京都というのは、日本海に近い場所なんですよ。それで、やはり遠いですから、私も、ここがあいてるときでも、向こうへ参加させてもらったことが、よう行かんです、あんまり遠くて。まあ、物すごい時間がかかりますからね。今でも私、日本海のあっちのほうへ、城崎へカニを食べに連れていけという家族からのあれがあんのやけど、あそこまで行くんはなかなか大変でね。これ、あそこのまだちょっと遠いところにあるんですよ。それで、これはなかなかいい、2面・2面とか、物すごい整備したやつがあんのやけども、結局もう閉鎖してしまって。京都府は、今後も莫大な改修費用をかけて開場しないと私は思います。それは、そういう場所が、もっと近畿の中心部とか、高速道路のネットの京奈和とか第2阪和とか、そういうふうな場所であれば、整備して、改修してやり直す値打ちがあると思うんですけど、これはちょっと場所的に問題があると。
 わかやま国体を現在、「何で和歌山でせえへんのよ」というのをもうたくさん言われます。私は、和歌山県クレー射撃協会の会長でもあるし、社団法人日本クレー射撃協会の常務理事として国体委員長というのを現在やっとって、「それやのに何で和歌山でせえへんの」って言われますけど、「和歌山には射撃場がないんです」と。「何でつくらんのよ」と言うから、「なかなか難しいんです」と言いながらずっと来ておる。それで、また麻生太郎氏が会長なもんですから、何で何でとよう言われますけど、なかなか難しい。
 それで、今回、まずどこでするか、県外のどこでやるかというのも、もう大変私も苦難をなめて、本当に決断するまではつらい思いをしました。それで、おおむねというか、まず近々正式な決定になる場所として申請してあるのが、神奈川県の伊勢原市にある伊勢原射撃場というのが、去年の夏ごろに──ずっと昔からできとって、鉛対策とかいろんなことで16年前に閉鎖した神奈川県の県営射撃場ですけど、だけど16年ぶりにまた整備をして。30億ほどかかったんです。鉛対策、回収したり、いろんなことを直すのに。そういうことで、とりあえず。「だけど、何で神奈川県よ」と言うんですけど、国体とか、まずやれる、あるいはそんなやつがいっぱいあって、大阪でも長野県でもあって、「そこでせえへんのよ」と言うんですけど、次のページへ、7ページをめくってください。
 この表を見ていただくと、トラップ2面、スキート2面あって、国体とか大きな大会を、そんな1週間もかからんでも短期間で──1週間もかかると、みんな宿泊したり、あるいは射場が山奥であったら、そこへ移動するのが大変とか、いろんなことがあって、問題もたくさんあります。そんな関係で、2面・2面のある場所が一番いいんじゃないかと。そういう中でも、中国の岡山とか、それから長野県の長野総合射撃場とか、愛知県の総合射撃場というのが、この中から見ると近いんじゃないかと。私も、こんな近いとこでできたらというのが初めの考えでした。
 ところが、今、国体をやるときは、山の中へ撃ち込んで、そんな許される状況ではありません。必ずシートを張って、その以前に、撃ち込んどるやつをまず回収して、きれいな土を入れて、そしてシートを張ってというようなことをやって、国体で使うてくださいということになります。それは私も、社団法人日本クレー射撃協会の常務理事としても、山へ撃ち込みっ放しのとこでやってええということは言えない。そして、環境省に対しても、環境省の射撃場のガイドラインを無視してそんなこともできない。
 そうなると、結局は鉛の対策をちゃんとやっててというようなとこの中が、この赤印で書いてある神奈川県、それから福岡県、熊本県、この3つのうちどれかでやらしてもらおうと。そして、神奈川県がこの3つの中でも一番最近立ち上げたというか、ある程度その辺のシートも破れたりしてないとか、いろんなことも考えて、あるいは鉛の回収みたいなことも要求されないと。そんなことも考えて、この神奈川県の伊勢原が、一番、最近オープンしたところでやらしてもらおうということになったけど、申請を今したんですけども、なかなか遠いし、「何でよ」といまだに言われとるんですけど、ここしかないと。ほんで、近いところというのでやらしてもらうにしても、なかなか物すごい金が要ると、工事をさしてもらってやらしてもらうとこまでいくのにね。
 そんなことがありまして、私も、こういういろんなことを長年、この国体の話になってから、ずっともう苦労してきたもんですから、知事にも、また、あるいは農林水産委員会の委員として農林水産部長にも、有害鳥獣の研修として射撃場の予算を何とかつけていただけるようにということが、以前、一度、国のほうで予算つけてもらったことがありまして、そして、その射撃場をできればクレー射撃、スポーツにも。皿も機械も皆同じ機械です。有害鳥獣の研修というか──というより、この射撃場を、私、皆さんにお配りしとる認定の射撃場の一覧表以外にでも、例えば新家というところの射撃場は、認定をとってないけど1面・1面あるんですよ。そういうようなところ、これへ載ってないところも全部合わしますと国内で100前後あります。ですから、和歌山にぜひ1つつくってほしいなと。
 そしてまた、長野県みたいに5つもなくてもやけど、やっぱり猟友会の人が、和歌山のように人口が散乱してるといいますか、1カ所に密集型の都市でないと思うんで、拠点拠点に有害鳥獣の、あんまりもう費用をかけない程度で、だけど1カ所は、スポーツの射撃と共用できるような射撃場は、お客さんを呼ぶにしてもたくさん来ます。泊まり込みでも、あるいは国体とかアジア大会とかになると、もう泊まり込みの前に公開練習というようなことがあって、かなりの練習も、ほんでそれの前の年も、リハーサル大会とか、そんなこともあって、かなりの招客が見込まれます。
 私らも、何とか観光、招客・集客、そんなことも含めて、この射撃場をぜひつくりたいと。そして、麻生会長に我々が相談に行ったとき、麻生会長からも、西日本とか、あるいは近畿2府4県とか、そういう周辺でないんやから、和歌山に1つつくったら、必ず多くの集客・招客にも寄与すると。
 今、関西では、新家というとこの1面・1面の認定になってる、その射撃場はあるんですけど、それは撃ち始めのときに北向きに撃ち始めやんと、2時間ぐらいたったら、太陽が上がってきたら、まぶしなって、公式の射撃場としてはよくないというようなことがあります。北向きにできるだけ撃ち始めるというルールみたいな、場所を選ぶときのね。ほんで、新家のやつをちょっと向きを変えてもらうようなことをお願いするんだったら、高速道路のほうに向いて撃たんなんようになるんです。多分、公安委員会はそれは許可できやんぞというのもあるから、そして鉛も散々ずっと撃ち込んであるやつを回収とかせんなんから、あそこは、北向きであったらお願いしてみても、だけど、そんだけの回収の費用を知事が10何億も出してくれるかどうかというのも随分、それやったらもう和歌山につくってくれるまで待とうということで。
 それで、今まで選手も本当に一生懸命頑張ってます。確かに、射撃するのは、弾1発撃ったら100円みたいな、2発撃ってバンバンで200円みたいに金がやっぱり要るわけですよ。だけど、最近、強化というようなことで、国体の強化をするということで補助もしていただいたりして、確かに──今まで、国体選手であった者でさえ「来年もう選手に選ばんといて。うちはやっぱり家庭を守らんなんから」と。「補助金出しとるから練習日に来い。来んてあるか」と言うて一生懸命になってくれてる指導者は怒るわけですよ。だけど、やっぱり「申しわけない」と。そういう当てにしとる優秀な選手で若手が、やっぱり生活もしていかんなんからということでね。
 だけど、補助金を出していただいとるおかげで、和歌山のクレー射撃の歴史の中では、去年、東京国体、東京の中にも射撃場ないから千葉県の成田射撃場でやったんですけど、個人で8位というのが出ました。何百人という選手の中で、このすごい何万人の中から国体で8位、和歌山県の選手で。そして、団体で9位というような、そんな歴史上のあれですけど、これは県も応援してくれてるおかげやなあと。
 だけど、国体というのは、わかやま国体が終わったらもうなくなるんじゃなくて、毎年続いていくから、頑張れ頑張れと言われると、やっぱり練習場が欲しいなあということが、一番選手にとっても、あるいは我々役員とか育成側にとっても、練習場がない。そしてまた、あいてる日時によその県に申し込んでやらしてもらわんなん。優先的にはそうはいかん。ですから、そんなこともあって、ぜひつくってほしいなあと。
 あるいは、猟友会の研修のもちろん射撃場で、クレー射撃、スポーツにも使えるようなもの。全部使えるんですよ。あとはそういう参加できやすいような場所、あるいは近畿2府4県でも来てくれて、大きな大会を、やっぱり猟友会の全国大会とか、そんなんでもできるような場所であれば、赤字の負担が多分なくなってきて、黒字になるかというぐらいのことは可能です。
 よそのことを言うて悪いけど、大阪の総合射撃場、新家のとこは、前の年の12月になったら、次の年の土日、祭日までずっと全部大会が入ります。取り合いをします。僕らもそやからクレー協会で、取り合いの中の割り振りをするんですよ。ですから、皆大会が入る。そんなことから考えると、ぜひ大会が開けるようなAAぐらいのやつを関西で1つ、それを和歌山にというのが夢です。
 そしてまた、選手が、今でも寒い、あるいは雨の日も、いろんな用事があっても、犠牲にして練習に来てくれてます。一生懸命やってるのを見たら、まあ射撃場をつくったりたいなあと。
 微力ですけど、私は精いっぱい、つくってもらえんかということを今までもやってきたし、私はこういう立場にある間はしっかり努力したいと思うんですけど、最後はやはり、そういう射場を猟友会のしかつくらんとか、大会ができるようなもの、あるいはスポーツの射場としてはつくらんとなってしまうんかね。やはりそういうようなことも考えて、できるだけ夢がかなうような方向に、県体協、あるいは今回の場合、教育長、そしてまた最終的には知事の判断になるんかと思うんですけども、そんなことを質問、またお願いしたいと思います。
 まず、狩猟事故の発生状況、これはやはり一番スポーツにしても狩猟にしても大事ですけど、今のところスポーツよりも狩猟のことで事故がたくさん起こってるということ、これを警察本部長に状況についてお尋ねしたいと思います。
○議長(山田正彦君) 警察本部長植田秀人君。
  〔植田秀人君、登壇〕
○警察本部長(植田秀人君) 本年2月末現在、県下の猟銃等の所持許可状況は、ライフル銃、227人、240丁、散弾銃、1686人、2605丁であります。
 狩猟事故につきましては、過去5年間で3件発生しており、いずれの事故も、ベテランハンターが基本的な遵守事項を怠り十分な安全確認をしないで発砲した不注意によるものであります。このうち、平成23年には串本町で死者1名の事故が発生しており、平成21年には田辺市で、本年1月には有田川町で、それぞれ負傷者1名を出す事故が発生しております。
○議長(山田正彦君) 井出益弘君。
  〔井出益弘君、登壇〕
○井出益弘君 事故のことについては、もう私も以前から気にしておるし、全国的にも和歌山は何かよくないというのは言われてます。それで、研修ということも含めて、有害鳥獣も多いし、そしてまた狩猟でも猟友会の皆さんに御苦労をかける。だけど、研修というか、安全射撃の練習のためにも、そういう設備を早くつくっていただかないかんなあと思っておりまして。
 次に、先ほどの事故のことに関連してですけど、猟銃等所持者の射撃技能向上のための射撃技能講習、これは安全技能も含めてですけども、そのための施設の必要性について、ぜひ本部長から。和歌山と奈良県だけが射場が本当にないんですよ。そんな中からでも事故は大変起こってると思うんで、研修施設とかの必要性についてどのようにお考えでしょうか。
○議長(山田正彦君) 警察本部長。
  〔植田秀人君、登壇〕
○警察本部長(植田秀人君) 平成21年の銃刀法改正によりまして、更新時における射撃技能講習の義務化、さらには狩猟期ごとに射撃練習を行う努力義務が規定されております。
 このため、政令基準に適合する各都道府県の公安委員会指定の射撃場で、基本的な銃の取り扱いや点検、射撃姿勢、動作などの技能講習を行っておるところでありますが、有害鳥獣駆除に従事している者等については免除規定があり、昨年中、許可更新者が605人で、うち技能講習を受講した者は76人であります。
 県内では、田辺市の民間射撃場で散弾銃の技能講習を行っていますが、同所はライフル銃の教習射撃場としての指定を受けておりません。
 県警察としましては、射撃技能向上のため、法に定められている射撃の講習等を行う施設の存在は必要であると考えております。
○議長(山田正彦君) 井出益弘君。
  〔井出益弘君、登壇〕
○井出益弘君 いつもといいますか、私が質問するたんびに、本部長からは、射撃の安全のための研修とかの施設は必要というのは、毎回そのような必要性についてお話しいただくんですけど、それからでも、なかなか施設はできないし、けが人が出たり死者が出たりするというような状況が続いております。ぜひ重く受けとめていただきたいと思います。
 次に、スポーツ振興のための──わかやま国体に向かって本当に選手も頑張っており、オリンピックとかそんな話も出てきとるんですから、可能性も私はあると思うんですけども、やはりクレー射撃競技場の場所がないと、あいてる時間だけ撃たしてもらう、あるいは、その日があいてるからと言われても、選手がみんなその日が暇ではないもんで、なかなか練習の時間もとりにくい。そんなこともあるんですけども、和歌山県として、スポーツ振興のためのクレー射撃競技場の必要性について、これは教育長にお尋ねします。
○議長(山田正彦君) 教育長西下博通君。
  〔西下博通君、登壇〕
○教育長(西下博通君) 今、議員が御指摘いただきましたように、スポーツの振興を図るためには練習場所の確保や各種大会を開催できる競技施設が必要なことは、認識いたしております。
 こうしたことから、本県では、これまで各種スポーツ施設を整備する際には、地域住民や地元市町村の理解、協力が得られ、広く地域住民にも活用され、かつ適切な維持管理、運営ができるなど、さまざまな観点を踏まえて対応してきたところでございます。
 しかしながら、クレー射撃競技場につきましては、現在そういう状況になっていないというふうに受けとめております。
○議長(山田正彦君) 井出益弘君。
  〔井出益弘君、登壇〕
○井出益弘君 まあ、最低の答弁というんか。スポーツ施設をぜひ。乗馬もつくってと僕は言うてないですよ。乗馬は難しい、なかなか。全国でいっぱいつくってる射撃場を、どこの県にもあんのに、奈良県と和歌山県だけにないと言うてるこれを、知事が言うんやったらまだわかる、教育長がつくれやんて、何ですか、その返事。そんなこと、私は必要と思わんのかと言ったら、必要と思いませんみたいな、そんな返事するのにね。こんなことを言う教育長を、本当に知事はこんな教育長をええと思うてんのかな。
 というのは、何でこんなことを僕は言うかというと、農林水産委員会で、僕は農林水産部長に──今回も本当は農林水産部長の答弁がないのはおかしいと思う。有害鳥獣の射撃場。ところが、僕は今まで、結局こんなとこで質問せんなんように農林水産部長がしむけてきたわけですよ。
 といいますのは、私は、ぜひ有害鳥獣対策の射撃場もつくるのに、クレー射撃、スポーツでも同じ機械を使って同じような場所で、ルールも、猟友会はジャパンルールというて、あとクレー射撃は世界の国際ルールというんですよ、オリンピックでも国体でも使えるようなね。それは、うんと速度が速い、到達距離も長い、それだけの違いですよ。ほんで、クレー射撃協会の選手らも使えるように、猟友会の射撃場をつくるときに、ぜひそんな考慮をしてほしいということを私が委員会で言うたら、「私はそのことに答える立場にありません」と言うんですよ。じゃあ、委員会である委員からこういう意見があったというのを知事に伝えてほしいと言うたら、「私は、伝える立場にない」と言うんですよ。ほんで、私は「知事を委員会へ呼んでくれ。それやったら話にならんやないか」というて言うとったら、同僚の議員が「もうそろそろ終わらんかい」、「もうきょうはこれくらいで」というね。ほんで私も、有害鳥獣対策で予算をとってくることを一生懸命やって、あるいはそんなんの同意してくれるような場所を探したりとかやっとるときに、全くそんな話をするもんやから、結局ほんならここで聞かなしゃあないんかいと。
 ほんで、最後は、そやから知事がそういうような、部長がそんな答弁をするように、あるいは教育長がそんな答弁をするようになってしもたんかなと。何でやろうなあと。知事に伝えてほしいと言うだけでも、そんな答弁ありますか、本当に。それはちゃんと、それでええと思うたら「よし、よくやった」と思うんか、「それはちょっとあれやで。わしにそんなことがあったら言うてよ」というぐらいのことを知事もやっぱり、部長がよう言わんと言うんやから、「言うてこいよ」というようなことをしとかんと僕はあかんのやないかなと。
 この射撃場というのは、知事もいつも応援してる紀州木材の利用の推進。本当に射撃場、まあ1回みんな行ってほしいんやけどね。どこの射撃場も大会やって、表彰式やって、いろいろ研修をやって、いろんな勉強会をやってというようなところは、天井や壁や床、皆木です。ほんで塀なんかも、もちろん木。間伐材とか、そういうのを使って、ざあっと本当にふんだんに使ってる。
 それは何でかというと、もしも取り扱いをしとるときに、手入れしとるときに暴発でもしてもたら、跳弾というてはね返ります。そのはね返るのが2次災害、大変な災害とかを起こす可能性があるから。もちろん、和歌山でも、昔、私の近所の人が暴発してしもた跳弾を受けて、体の中に鉛の弾がいっぱいまだ入ってます。
 だけど、跳弾を起こさんような木を使うと大丈夫。そしてまた、コンクリートの吹きつけとかシートを張らなくても、木を向こうの土手というか、のり面のとこへずっと並べたら、僕はいいんじゃないかなと。それはそんな高いお金要りません。
 そんなことから考えても、ぜひ。もちろん、有害鳥獣研修としての小さい、1面・1面とか、あるいはもっと小さい、何台かで、更新時の射撃とか、免許を取るときの射撃とかという、そんな場所は、和歌山、便宜上はやっぱり何カ所かに、長野みたいに5カ所も言わんけども、あってもいいんじゃないかと思うけど、そういう大会をできるやつが近畿に1つ、西日本にというんですか、1つ。そして、それを和歌山にという私の、あるいは選手らの夢をね。いよいよ国体はもう間に合わんから、オリンピックとか、あるいはオリンピックの次に、2021年には関西ワールドマスターズゲームズというのをやろうとしてる。そんなときでも物すごい、年間通じても招客・集客できる。ジェントルマンの集まりです、選手も。
 どうかひとつ知事の御答弁、共用で使える、あるいは、できれば大会ができるようなね。もちろん全部共用ですよ。全国のやつは全部共用してます。使わさんと言うとるとこはない。あるいは使えないというとこもない。答弁を求めます。知事の答弁をお願いします。
○議長(山田正彦君) 知事仁坂吉伸君。
  〔仁坂吉伸君、登壇〕
○知事(仁坂吉伸君) まず、いろんなことをいっぱい私のとこへ言うてまいりまして、「そんなん、自分で考えてやれよ」というようなときが多いんですけども、改めて「言うてこいよ」とちゃんと申し上げますし、それで、その議事録は読んでおりませんけども、議員が「言えよ」と言ったら「はい」と言えばいいのになあというふうに私は思います。
 それから、鳥獣被害対策としての射撃場の建設については、議会においても前々から申し上げておりますように、地元市町村の積極的な協力が不可欠でございまして、手を挙げていただく市町村があれば、整備が可能かどうか、過度な後年度負担がかからないかどうか、検討の上、適正な規模や運営などについて考えなきゃいかんというふうに思っております。
 そのときに、競技者の練習とか、あるいは大会開催施設として、すなわちスポーツ施設として利用可能であれば、活用したらもちろんいいんじゃないか、そういうふうに思います。スポーツ用としたときに、仮に規模が大きくなったりして余計コストがかかるならば、その余計かかるコストと、それから得べかりし利益、それを比較して考えたらいいと、そんなふうに思っております。
○議長(山田正彦君) 井出益弘君。
  〔井出益弘君、登壇〕
○井出益弘君 今の知事の答弁はかみ合うてると思うんで、まあ、これからも本当に。
 それで、やはり私も知事の立場であれば、できるだけ赤字を出さんような、あるいは地元で反対されるようなもんとか、そういうのはやっぱり考えて、安定運営・経営ができるような施設、そしてまた地元でも喜ばれるような、地元が歓迎するようなもんということですけども、やはり県営の射撃場、スタートはどこかへ委託・移管するにしても、県営の射撃場やから、やはり県の担当者も、農林水産部も、できれば、そして教育長、担当者も、やっぱり選手らの夢が、あるいは猟友会の人らが思うとるようなことらが、困っとるようなこととか、危ないようなこととか、そんなことに対しての対応ができるようなことについては、もっと積極的に骨を折るべきやと思うし、逃げたらあかんと思うんですよ、こんなもん。私ら、逃げられてしもうたら、ほんま、一々こんなん知事に言いに行くって、ほんで行っても、多分、知事は来て要らんように思うとるから、あんな答弁になるのかなあと。
 それで、ぜひそういうようなことを。ほんで、関西に1つ、あるいは西日本にまず1つ、それを和歌山にということを、スポーツも両方共用できるような施設をつくれるようにお願いしたいと思いまして、要望で終わります。
○議長(山田正彦君) 以上で、井出益弘君の質問が終了いたしました。(拍手)

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