平成25年12月 和歌山県議会定例会会議録 第5号(谷口和樹議員の質疑及び一般質問)


平成25年12月 和歌山県議会定例会会議録

第5号(谷口和樹議員の質疑及び一般質問)


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  午前10時0分開議
○議長(山田正彦君) これより本日の会議を開きます。
 日程第1、議案第136号から議案第162号までを一括して議題とし、議案に対する質疑を行い、あわせて日程第2、一般質問を行います。
 29番谷口和樹君。
  〔谷口和樹君、登壇〕(拍手)
○谷口和樹君 皆さん、おはようございます。29番谷口和樹でございます。(「頑張れ」と呼ぶ者あり)はい、ありがとうございます。
 私の住む田辺市では、今、ミカンの収穫が最盛期でございます。皆さん、朝から畑へ取りに行って、仕分けして、箱へ詰めて、年末まで本当に大忙しでございます。注文以外の電話をすると本当に迷惑なぐらいお忙しい、そういう状況であります。ことしの田辺のミカンはひときわ糖度が高くて、せんだって先輩議員にも食べていただきましたけども、「おいしい」と言っていただきました。
 先月、東京のほうに四国・紀淡インフラのシンポジウムに行かしていただいたときに、通りがけに──6個ぐらい入ってたかと思います──500円で和歌山県田辺産のミカンが売られていました。地元でいるとわかりにくいところなんですけども、都心では高く評価をいただいているということだと思います。
 皆様、年末年始は、一家団らん、こたつのお供にぜひとも田辺産のミカンをよろしくお願いいたしまして、一般質問に入らしていただきます。
 まず、1番目です。
 日本の女性の乳がんにかかる率は、18人に1人と言われています。30代から急増しまして、40代、50代と非常に多くなっています。欧米の乳がん率が高い、こういう中で日本人も生活様式が欧米化している、このことと関連があるのか、年々増加傾向にあります。しかしながら、早期発見、早期治療で治療することができ、発見のための受診率の向上が死亡率、重症度の低下に直結する、そういう傾向にあります。
 現在、乳がん検診の受診率を50%にと国の取り組みが行われてきましたが、残念ながら、オランダの80%超、アメリカの60%前後にはほど遠い約24%前後で推移をしております。いわゆる乳がん検診では、後進国となっております。
 この受診時の検査には、乳房エックス線、いわゆるマンモグラフィーと超音波検査があり、この乳房エックス線(マンモグラフィー)検査は、乳房をプラスチックの板で挟んで平たくして、乳房専用のエックス線装置で全体を撮影いたします。医師の触診や自己チェックでは発見できないしこりや石灰化のある小さな乳がんの発見に適しており、死亡率減少効果を示すことが証明されています。検査の感度、がんをがんだと判断できる精度は、80%前後だと言われています。乳房を平たくして挟むので痛みを伴うのと、乳腺密度の高い人や若い人の場合はわかりにくいときがあります。
 超音波検査とは、超音波を使って、医師の触診や自己チェックでは発見できないしこりや、見つかったしこりが良性か悪性かといった診断に用いられています。針を刺したり放射線や薬を使わないので体への負担は軽く、乳腺密度の高い人や若い人への検査に適していると言われています。
 この乳がん検診受診の啓発運動がピンクリボン運動であり、ピンクリボン運動は、アメリカの乳がんで亡くなられた患者さんの家族が、このような悲劇が繰り返されないようにと願いを込めてつくったリボンから、1980年代、アメリカでスタートしたと言われています。
 以来、行政、市民団体、企業などが乳がんの早期発見を啓発するためのイベントを展開したり、ピンクリボンに関連した商品を販売したりして、その売り上げを団体や研究に寄附したりして社会の意識を変えてきました。1990年代から急速に広がり、1993年にはナショナルマンモグラフィーデー──10月第3週金曜日──が制定されました。乳がんの早期発見の手段と重要性を国中に広げるための活動が、政府、関係学会、市民団体、企業が連携・協力し、大きく広がりました。
 このピンクリボン運動の象徴的なものが、社会的なシンボルをピンクにライトアップして啓発のメッセージを送るピンクライトアップでありまして、日本でも2000年に東京タワーがピンクにライトアップされました。その後、徐々に広がり、華岡青洲生誕の地、和歌山県でも、紀三井寺、そして金剛峯寺などで運動が始まっています。
 紀南では、ピンクリボン紀南が2010年に運動を始めまして、乳がん検診啓発月間の10月には、熊野本宮大社の大きな御協力を得まして、大斎原の大鳥居をピンクにライトアップし、啓発を行っています。このピンクリボン紀南は、さらには春に手づくりのリボンを市民の方に配布して、つけてもらって啓発運動を行っています。約1万個つけていただいています。
 活発になるピンクリボン運動、いわゆる乳がん検診受診啓発運動ですが、国は、これと同時に、50%の受診率を目指して進めてきたはずですが、来年度からがん検診助成事業の見直しがあると聞いています。今後の県の取り組み、方向性、ピンクリボン運動への支援について、福祉保健部長にお聞きをいたします。
○議長(山田正彦君) ただいまの谷口和樹君の質問に対する答弁を求めます。
 福祉保健部長中川伸児君。
  〔中川伸児君、登壇〕
○福祉保健部長(中川伸児君) 乳がん検診は、早期発見・早期治療により死亡率を低減させる効果が大きく、受診促進を行うことが重要であると認識しております。
 平成21年度に開始された国のがん検診推進事業によって、本県の乳がん検診受診率は、事業開始前に比べて、受診者数で約1万4000人、受診率で約8%上昇するなど、一定の効果がありました。来年度、国の事業は、基本は40歳を対象としておりますが、過去に無料クーポンの配布を受けた未受診者を対象に加える予定としているため、影響は少なくなるものと考えております。
 県では、本年度から全てのがん検診対象者に個別勧奨を行う市町村への支援事業を開始しており、この事業によりさらなる受診率向上を図ってまいります。
 また、本県は華岡青洲の生誕の地であり、乳がん患者団体や支援者が乳がん検診の啓発を目的としたピンクリボン運動を積極的に展開されております。県といたしましては、こうした活動とも連携しながら、がん検診受診率50%を目指して、乳がん検診の受診促進に取り組んでまいります。
○議長(山田正彦君) 谷口和樹君。
  〔谷口和樹君、登壇〕
○谷口和樹君 せっかく資料を出さしていただいたので、見ていただけたらと思います。大斎原のライトアップの写真を載せさしていただいています。あわせて、横に県内の市町村の受診率、これを載せさしていただいております。参考までに見てください。
 実は、この質問をしようとしたとき、当初はクーポンが40歳のみになるということで、国の制度がそういうふうになるということでお聞きしました。その後、二転三転されまして、最後、国は補正で、5年刻みで送っていたのを、40歳と今まで行っていない全年齢に出しますということに変わったわけでございます。これは、一旦、結果オーライということになるのですけれども、国の、女性の命を守るということに対しての扱いが軽いというのが露呈した形のように見えます。
 県は、国の方針がわかった最初から、足りないところは県でと決められていたということもお聞きしております。今後とも、国の動向に惑わされず、変わらぬ姿勢で御支援をよろしくお願いしたいところでございます。
 続きまして、2点目に入ります。
 こちらも資料のほうを用意してますので、あわせてごらんいただけたらと思います。
 国道311号の事故多発地点の対策についてでございます。
 国道311号、中辺路町栗栖川に馬留食堂というのがあります、この付近。そして、上富田町下鮎川、加茂橋の手前の上流50メーターぐらいの付近です。両地点とも道路改良の要望が届いているとは思いますが、長年、事故が多発しています。警察による交通安全対策、反射板や車線を引いていただいたりと、これ以上ないくらい頑張っていただいていますけれども、なかなか、現状、事故は減らず、根本的な道路改良をせずにずっと来ています。
 資料2の1を見ていただきたく思います。中辺路町栗栖川地点では、写真を見ていただくとわかるんですけども、ロングの車両がすれ違いできないほどの角度で曲がっています。知っている車は、一旦とまって、なくなってから進む、こういうようにしてるわけですけども、知らない車というのは本当に危険な状況です。あわせて、通学路、そして生活路というのが、ここに重なっております。こういう危険なところでございます。
 もう1つは、資料2の2でございます。上富田町下鮎川、この地点は直線から入るS字カーブで、カーブの角度が見えにくく、オーバーランして正面衝突事故、膨らんでの単独事故が多発しています。写真と、その下には過去5年のこの地点の事故件数というのをいただいて載せております。当然、夜中、明け方、暗くなってからの事故というのが多く、件数からしても、警察、そして消防の出動、本当に大変だろうと思います。近所も当然同じです。
 せんだって、息子のランニングに自転車でついていってるときに、ここの地点のS字カーブでおじさんが曲がり切れずにそのまま突っ込んでいました。けががなくて本当によかったのですけれども、当然、すぐに警察も来ていただいて事故処理もする中で、渋滞が起こって、人も集まって大騒ぎになったわけなんですけども、これは年に何度も、そして何年も見続けている光景でございます。
 今まで過去5年の交通事故件数、消防の出動件数、負傷者の数、そして小規模対策、いろいろしていただきましたけども、こういうことを金額換算して、あわせて児童や高齢者、地域への影響などを考えていただいて拡幅改良をしていただけないか。この2カ所に関しての経過と問題点、見通しについて、県土整備部長に見解をお聞きいたします。
○議長(山田正彦君) 県土整備部長石原康弘君。
  〔石原康弘君、登壇〕
○県土整備部長(石原康弘君) 国道311号、栗栖川地内におきましては、幅員が狭小で歩道が設置されていないなど、交通安全上、支障を来す区間がございます。
 県としましては、平成23年度から、社会資本整備総合交付金を使い、まず原之瀬橋付近において、歩道整備と合わせた道路拡幅を実施しているところです。また、議員御指摘のJRバス栗栖川駅付近につきましては、現在事業中の区間の進捗状況を勘案し、地元の意見も聞きながら、歩道整備と合わせた道路拡幅について検討してまいります。
 次に、国道311号の上富田町下鮎川地内、加茂橋付近につきましては、平成19年度に、運転者に減速を促し注意を喚起する標識や路面標示等の交通安全対策を行った結果、対策前後の5年間を比較すると死傷者事故数は半減しており、一定の効果があったものと考えております。
 しかしながら、議員御指摘のようなカーブが急で見通しが悪いという現状を踏まえ、町や関係機関の意見も聞きながら、線形改良を含めたさらなる交通安全対策の必要性について検討してまいります。
○議長(山田正彦君) 谷口和樹君。
  〔谷口和樹君、登壇〕
○谷口和樹君 この2カ所の過去5年の事故状況を見ていただいて、今後検討していただけたらと思います。
 この311号線ですけども、南紀熊野博を契機に、旧来の311号線、これに大幅改良を加えて利便性というのが増したわけでございますけれども、もともとの311号線の箇所というのがところどころ残っています。通りがよくなった部分、旧来の残った部分には詰まりが生じて負担がかかっている、こういう状況でございます。世界遺産観光と生活道路、これが重複する紀南の大動脈としての意識というのを高く持っていただいて、世界遺産登録10年、これを契機に、全体の整備計画といいますか、改良計画といいますか、また描いていただきたい、このように思っているところでございます。
 続きまして、3つ目の質問に入ります。
 田辺市選挙区、西牟婁郡選挙区の統合について質問をさしていただきます。
 田辺市と西牟婁郡、長らくともに発展をしてきました。時代の移り変わりとともに、地域の姿というのは大きく変化をしてきています。昭和の高度経済成長期などを経て、各市町村おのおのがある程度の潤沢な財政によって独立して運営してきていたのが、平成になり、バブルの後、厳しい財政事情から、周辺市町村、そして経済圏、生活圏でも、さまざまな広域連携によるコストダウン、効率化が進んでまいりました。当然、広域合併もその1つの事例であると思います。
 田辺市、西牟婁郡でいいますと、病院、消防、防災、処分場、広域で協議が進んでいます。当然、インフラでは高速道路、せんだってから先輩方からお話がある南紀白浜空港などもそうなんですけども、加えて、労働、消費、教育面でも、田辺市、西牟婁郡は、田辺市から西牟婁郡、西牟婁郡から田辺市へと、常に人、物が行き交いながら成立をしています。
 議員は地域の代表でありまして、その地域の設定というのは根元の部分だと思います。田辺市、西牟婁郡の現状からは同選挙区が合っているのかと、私はこう考えますが、実際、今後の選挙区併合というのは可能かどうか、公職選挙法の法解釈について、和歌山県選挙管理委員会委員長にお聞きをいたします。
○議長(山田正彦君) 選挙管理委員会委員長上山義彦君。
  〔上山義彦君、登壇〕
○選挙管理委員会委員長(上山義彦君) 県議会議員の選挙区につきましては、公職選挙法第15条第1項において「郡市の区域による。」とされているため、現在、田辺市と西牟婁郡を1つの選挙区とすることはできないところですが、先日、12月11日、公職選挙法の一部を改正する法律が公布され、都道府県議会議員の選挙区は、1つの市の区域と隣接する町村の区域を合わせた区域とすることも可能となったところです。
 今後、和歌山県議会議員の定数並びに選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数を定める条例が改正されれば、平成27年3月1日以降に期日を告示する一般選挙から、田辺市と西牟婁郡を1つの選挙区とすることもできるようになります。
 以上でございます。
○議長(山田正彦君) 谷口和樹君。
  〔谷口和樹君、登壇〕
○谷口和樹君 1生活圏1選挙区、これが目指すべき姿かと思い、選挙区統合の公職選挙法の法解釈についてお聞きをいたしました。
 続きまして、4番の質問に入ります。
 国の方針で、農業改革、とりわけ米農家への改革、特に戸別所得補償、減反政策の見直し、廃止への方向が次々打ち出されていますが、和歌山県の地理的な要因から、大規模農家への集約などは難しい上、国の減反政策で休耕田となった農地の復活や耕作放棄後の過疎で、特に中山間地の農家の減少や後継者不足の状況の中、取り残され、廃業を迫られる、こういう状況が予想されます。
 この国の方向転換に対して県はどのような対応を考えておられるか、知事にお聞きいたします。
○議長(山田正彦君) 知事仁坂吉伸君。
  〔仁坂吉伸君、登壇〕
○知事(仁坂吉伸君) 本県農業は、果樹や野菜などの園芸作物の栽培面積が全体の約7割を占め、農家1戸当たりの水田面積は約0.5ヘクタールと少ないという特徴があります。このため、米の転作交付金と所得補償を合わせた昨年度の1農家当たりの交付額は、全国平均では約50万円あるんですけれども、本県は約10分の1の4万6000円程度となっております。
 私は、県内農業振興のためには、この所得補償よりも、農業の競争力強化に向けた政策に重点を置くべきだと考えております。こうしたことで、県では、農業緊急戦略アクションプログラムに基づき、生産対策を強化するとともに、国の内外への販売対策に力を入れて取り組んでいるところでありまして、例えば米については、JA紀南の「霧の精」のように、ブランド力を高め、競争力をつけるということも1つの方策であると考えております。今後も、農業の収益性を高める施策を重点的に実施してまいりたいと思っております。
 しかしながら、日本型の直接支払い制度などを含めた米政策の見直しについて、本県農業に大きな影響を与えるようであれば、必要に応じて国に対して申し入れをしていきたいと考えております。
○議長(山田正彦君) 谷口和樹君。
  〔谷口和樹君、登壇〕
○谷口和樹君 和歌山県の農業を1つの生産販売の会社と県を経営陣と例えさしていただきますと、先ほどのブランド化、収益性を高めるのは販売努力、これは本当にこれからも県で全力を挙げて頑張っていただきたいところではございますけれども、同時に、生産、売る者、つくる人がなくなると会社というのは成り立たない、このように思います。転作交付金、所得補償など、いろんな制度はありますけれども、会社に例えると設備投資、雇用投資に当たると思います。販売努力とともに生産努力も両輪でお考えいただきたい、こういうのが私の考えでございます。
 話は変わりますけれども、韓国へ行くと「日式」というレストランの看板を見ます。日本料理式ということだと思いますが、現在、和食がユネスコ無形文化遺産登録に申請され、ほぼ内定をしているとお聞きします。和食と日式の違いというのは何でしょうか。
 和食と日式の一番の大きな違いは、日本国内産で食材が賄えるかどうか、こういうことだと思います。TPP、消費税導入、今回の農業政策の転換、さらには、せんだっても先輩議員からありましたけども、農業に欠かせない軽トラックを含めた軽自動車税の税金も上がるとお聞きします。
 ここ1年の政府の農家への対応で、著しく県内の農業者というのは劣勢に追い込まれてきております。農業従事者の減少、過疎化、田畑の減少などで、世界遺産の和食も含めまして、和歌山の食文化というのは維持できるのか。例えば50年後、日式で生活するようになっていないか、このように考えるところでございます。
 地域農業というのは、食文化であって、生活文化であって、県そのものではないかと思います。市場の原理、これにばかり目を奪われるんではなくて、保護ではなくて和歌山県の農業の育成、そして投資に取り組んでいただきたいところでございます。食料供給県としても国へ対応していただきたい、このように考えるところでございます。
 質問のほうは以上でございますけれども、田辺に江川漁港というのがあります。せんだって、そこの漁師さんのイサギ漁に同行をさしていただきました。台風の合間を縫いまして、朝5時半過ぎに出港して、1時間かけてナビと陸地の山、この山とあの山の交わる角度、こういうところを見ながら、水深約80メートルのポイントを目指して行くわけなんです。最高のポイントにいかりをおろすには、その日の風、潮の流れ、そして船を操る技術と経験というのが要る、そういう状況で連れていっていただいたわけです。
 いかりをおろしまして、仕掛けを入れます。30センチぐらいのかごにオキアミを入れまして、その下に擬似針を5つぐらいつけるわけなんです。底に着くと2~3回たぐる。そうするとオキアミが出て、間違ってその擬似針を食べる。こういう漁法でとるわけなんですけども、80メーターの糸をたぐるために、自転車のチューブを加工した自製の指サックというのを持ってたぐるわけなんです。
 おもしろいのが、形のいいイサギが釣れますと、漁師の方は「ええ顔や」と、「べっぴんさんや」と、そういうふうに言うわけです。その日はいつも並みの水揚げだったんですけども、「燃料費、餌代を引くと、まあちょっともうかる程度やな」というようなお話でした。
 寒さと荒波の中、とってきたイサギを刺身でいただくとこりこりで、鮮度、魚のおいしさ、これを見きわめるハードルというのが世界陸上並みに上がります。同時に、食卓に上がるまでの苦労に、食べる前に手を合わせることの大切さ、この意味を改めて考えます。
 何を言いたいかと申しますと、これから年末年始、忘年会、新年会のシーズンであります。安くておいしい夕方揚がりのこりこりのイサギを食べに、龍神、本宮、温泉もあります田辺市のほうにぜひお越しをいただくようにお願いを申し上げまして、私の一般質問を終わります。どうもありがとうございました。(拍手)
○議長(山田正彦君) 以上で、谷口和樹君の質問が終了いたしました。

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