平成25年6月 和歌山県議会定例会会議録 第2号(全文)


平成25年6月 和歌山県議会定例会会議録

第2号(全文)


汎用性を考慮してJIS第1・2水準文字の範囲で表示しているため、会議録正本とは一部表記の異なるものがあります。

人名等の正しい表記については「人名等の正しい表記」をご覧ください。


平成25年6月
和歌山県議会定例会会議録
第2号
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議事日程 第2号
 平成25年6月12日(水曜日)
 午前10時開議
 第1 特別委員会中間報告の件
 第2 常任委員選任の件
 第3 常任委員会の委員長及び副委員長選任の件
 第4 特別委員辞任の件
 第5 特別委員選任の件
 第6 議会運営委員選任の件
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会議に付した事件
 第1 特別委員会中間報告の件
 第2 議案第87号及び議案第88号(当局説明・質疑・委員会付託等省略・表決)
 第3 常任委員選任の件
 第4 常任委員会の委員長及び副委員長選任の件
 第5 特別委員辞任の件
 第6 東南海・南海地震等対策特別委員定数変更の件
 第7 特別委員選任の件
 第8 議長辞職の件
 第9 議長の選挙
 第10 副議長辞職の件
 第11 副議長の選挙
 第12 関西広域連合議会議員の選挙
 第13 議会運営委員選任の件
 第14 意見書案
 第15 休会決定の件
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出席議員(40人)
 1番 立谷誠一
 2番 濱口太史
 3番 尾崎太郎
 4番 藤山将材
 5番 新島 雄
 6番 山下直也
 7番 門 三佐博
 8番 井出益弘
 9番 鈴木太雄
 10番 岩田弘彦
 11番 服部 一
 12番 山本茂博
 13番 山田正彦
 14番 坂本 登
 15番 宇治田栄蔵
 16番 尾崎要二
 17番 平木哲朗
 18番 岸本 健
 19番 前芝雅嗣
 20番 浅井修一郎
 21番 中村裕一
 22番 冨安民浩
 23番 森 礼子
 24番 中 拓哉
 25番 花田健吉
 26番 角田秀樹
 27番 吉井和視
 28番 向井嘉久藏
 29番 谷口和樹
 30番 多田純一
 31番 片桐章浩
 32番 藤本眞利子
 33番 浦口高典
 34番 大沢広太郎
 35番 谷 洋一
 37番 高田由一
 38番 奥村規子
 40番 松坂英樹
 41番 長坂隆司
 42番 雑賀光夫
欠席議員(なし)
〔備考〕
36番 欠員
 39番 欠員
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説明のため出席した者
 知事         仁坂吉伸
 副知事        下 宏
 知事室長       和歌哲也
 国体推進監      若宮茂樹
 危機管理監      木村雅人
 総務部長       米澤朋通
 企画部長       野田寛芳
 環境生活部長     塩崎 望
 福祉保健部長     中川伸児
 商工観光労働部長   藤本陽司
 農林水産部長     増谷行紀
 県土整備部長     尾花正啓
 会計管理者      植山 均
 教育委員会委員    竹山早穂
 教育長        西下博通
 公安委員会委員    溝端莊悟
 警察本部長      植田秀人
 人事委員会委員長   守屋駿二
 代表監査委員     保田栄一
 選挙管理委員会委員長 上山義彦
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職務のため出席した事務局職員
 事務局長       宮端 宏
 次長         上坊 晃
 議事課長       堀 達也
 議事課副課長     中谷政紀
 議事課主任      中尾祐一
 議事課主査      保田良春
 議事課主査      岸裏真延
 総務課長       谷 巌
 総務課主事      鶴野尚樹
 政策調査課長     谷村守彦
 政策調査課副課長   松山 博
 政策調査課課長補佐兼政策班長
            塩塚 仁
 政策調査課調査員   岩城 望
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  午前10時0分開議
○議長(山下直也君) これより本日の会議を開きます。
 日程第1、特別委員会中間報告の件を議題といたします。
 東南海・南海地震等対策特別委員会、人権・少子高齢化・環境問題等対策特別委員会、行政改革・基本計画等に関する特別委員会及び半島振興・交通・産業振興対策特別委員会から文書により中間報告がなされております。これらはいずれもお手元に配付しておりますので、御了承願います。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時0分休憩
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  午後1時30分再開
○議長(山下直也君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 この際、報告いたします。
 議案の追加提出がありました。
 お諮りいたします。議案第87号及び議案第88号を本日の日程に追加し、これより直ちに一括して議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 議案第87号及び議案第88号を一括して議題といたします。
 地方自治法第117条の規定により、岸本健君、森礼子君の退席を求めます。
  〔退場する者あり〕
○議長(山下直也君) 議案は、お手元に配付しております。
 まず、当局の説明を求めます。
 知事仁坂吉伸君。
  〔仁坂吉伸君、登壇〕
○知事(仁坂吉伸君) ただいま上程されました議案第87号及び議案第88号は、県監査委員山本茂博君、平木哲朗君が6月12日、辞職いたしましたので、その後任として岸本健君、森礼子君を選任いたしたく、同意をお願いするものでございます。
 何とぞ、御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(山下直也君) 以上で、当局の説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 本案について質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。本案については、いずれも委員会付託等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 まず、議案第87号和歌山県監査委員の選任につき同意を求めるについてを採決いたします。
 本県監査委員に岸本健君を選任するにつき同意することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(山下直也君) 起立多数であります。よって、議案第87号は同意することに決定いたしました。
 次に、議案第88号和歌山県監査委員の選任につき同意を求めるについてを採決いたします。
 本県監査委員に森礼子君を選任するにつき同意することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(山下直也君) 起立多数であります。よって、議案第88号は同意することに決定いたしました。
 岸本健君、森礼子君の除斥を解きます。
  〔入場する者あり〕
○議長(山下直也君) 次に日程第2、常任委員選任の件を議題といたします。
 常任委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、次のとおり指名いたしたいと思います。
 職員にその氏名を朗読させます。
○議事課副課長(中谷政紀君) 総務委員会委員、立谷誠一君、尾崎太郎君、新島雄君、山田正彦君、平木哲朗君、谷口和樹君、雑賀光夫君、以上7人。
 福祉環境委員会委員、岩田弘彦君、岸本健君、中村裕一君、花田健吉君、片桐章浩君、奥村規子君、中拓哉君、以上7人。
 経済警察委員会委員、藤山将材君、山下直也君、宇治田栄蔵君、尾崎要二君、浅井修一郎君、長坂隆司君、以上6人。
 農林水産委員会委員、井出益弘君、鈴木太雄君、山本茂博君、前芝雅嗣君、谷洋一君、藤本眞利子君、以上6人。
 建設委員会委員、濱口太史君、門三佐博君、冨安民浩君、森礼子君、大沢広太郎君、高田由一君、角田秀樹君、以上7人。
 文教委員会委員、服部一君、坂本登君、吉井和視君、向井嘉久藏君、浦口高典君、松坂英樹君、多田純一君、以上7人。
○議長(山下直也君) お諮りいたします。ただいま朗読した諸君を常任委員として指名することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名した諸君を常任委員に選任することに決定いたしました。
 次に日程第3、常任委員の選任に伴う常任委員会の委員長及び副委員長選任の件を議題といたします。
 常任委員会の委員長及び副委員長の選任については、委員会条例第6条第2項の規定により、次のとおり指名いたしたいと思います。
 職員にその氏名を朗読させます。
○議事課副課長(中谷政紀君) 総務委員会委員長尾崎太郎君、同副委員長雑賀光夫君。
 福祉環境委員会委員長中拓哉君、同副委員長岸本健君。
 経済警察委員会委員長浅井修一郎君、同副委員長藤山将材君。
 農林水産委員会委員長山本茂博君、同副委員長藤本眞利子君。
 建設委員会委員長森礼子君、同副委員長濱口太史君。
 文教委員会委員長服部一君、同副委員長坂本登君。
○議長(山下直也君) ただいま朗読した諸君を各常任委員会の委員長及び副委員長として指名することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(山下直也君) 起立全員であります。よって、ただいま指名した諸君を各常任委員会の委員長及び副委員長に選任することに決定いたしました。
 次に日程第4、特別委員辞任の件を議題といたします。
 東南海・南海地震等対策特別委員会、人権・少子高齢化・環境問題等対策特別委員会、行政改革・基本計画等に関する特別委員会、半島振興・交通・産業振興対策特別委員会及び予算特別委員会の委員から辞任の申し出があります。
 お諮りいたします。特別委員の辞任を許可することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 お諮りいたします。東南海・南海地震等対策特別委員定数変更の件を本日の日程に追加し、これより直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 東南海・南海地震等対策特別委員定数変更の件を議題といたします。
 お諮りいたします。東南海・南海地震等対策特別委員の定数につきましては、現行の17人から11人に変更いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に日程第5、特別委員選任の件を議題といたします。
 欠員となった特別委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、次のとおり指名いたしたいと思います。
 職員にその氏名を朗読させます。
○議事課副課長(中谷政紀君) 東南海・南海地震等対策特別委員会委員、濱口太史君、藤山将材君、鈴木太雄君、山田正彦君、中村裕一君、冨安民浩君、花田健吉君、片桐章浩君、長坂隆司君、高田由一君、角田秀樹君、以上11人。
 人権・少子高齢化・環境問題等対策特別委員会委員、立谷誠一君、岩田弘彦君、平木哲朗君、岸本健君、森礼子君、吉井和視君、向井嘉久藏君、藤本眞利子君、奥村規子君、以上9人。
 行政改革・基本計画等に関する特別委員会委員、尾崎太郎君、新島雄君、山下直也君、門三佐博君、井出益弘君、服部一君、尾崎要二君、浦口高典君、雑賀光夫君、多田純一君、以上10人。
 半島振興・交通・産業振興対策特別委員会委員、山本茂博君、坂本登君、宇治田栄蔵君、前芝雅嗣君、浅井修一郎君、大沢広太郎君、谷洋一君、谷口和樹君、松坂英樹君、中拓哉君、以上10人。
 予算特別委員会委員、尾崎太郎君、新島雄君、山下直也君、井出益弘君、服部一君、山本茂博君、宇治田栄蔵君、尾崎要二君、前芝雅嗣君、浅井修一郎君、中村裕一君、森礼子君、吉井和視君、大沢広太郎君、谷口和樹君、片桐章浩君、奥村規子君、中拓哉君、角田秀樹君、以上19人。
○議長(山下直也君) お諮りいたします。ただいま朗読した諸君を特別委員として指名することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名した諸君を特別委員に選任することに決定いたしました。
 議事の都合により、副議長と交代いたします。
  〔議長退席、副議長着席〕
  〔退場する者あり〕
○副議長(浅井修一郎君) この際、報告いたします。
 ただいま、議長山下直也君から議長辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。議長辞職の件を本日の日程に追加し、これより直ちに議題とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 議長辞職の件を議題といたします。
 まず、辞職願を職員に朗読させます。
○議事課副課長(中谷政紀君) 辞職願 私こと この度、都合により和歌山県議会議長を辞職いたしたいので許可されるよう願い出ます。 平成25年6月12日 和歌山県議会議長山下直也 和歌山県議会副議長様
○副議長(浅井修一郎君) 山下直也君の議長辞職を許可することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○副議長(浅井修一郎君) 起立全員であります。よって、山下直也君の議長辞職を許可することに決定いたしました。
  〔入場する者あり〕
○副議長(浅井修一郎君) 山下直也君から発言の許可を求められておりますので、許可いたします。
 6番山下直也君。
  〔山下直也君、登壇〕
○山下直也君 議長のお許しをいただきました。議長を退任するに当たり、一言御挨拶を申し上げたいと思います。
 昨年の6月定例県議会におきまして、全ての先輩・同僚議員の御選任を賜り、この歴史と伝統のある和歌山県議会第83代の議長に就任をさせていただきました。
 私ごとではございますが、昭和40年12月、祖父の山下柳吉が第40代議長に就任をさせていただいておりましたゆえ、時代は違えど、私が就任さしていただいたとき、大変感慨深いものがございました。
 あれから1年がたちました。決して先生方にとっては100点満点の議長ではなかったと思います。がしかし、こうして大過なくその重責を全うさせていただくことができましたのも、浅井副議長、そして先輩・同僚議員の皆様方、また、仁坂知事を初め県当局の多くの職員の皆様方のお支えであった、皆さん方のおかげであったと心から感謝をいたしております。この場から皆様方にお礼を申し上げたいと思います。1年間、どうもありがとうございました。(拍手)
 全国議長会を初め、いろんなところに行かせていただきました。そして、多くの方々との出会いをいただきました。そして、その中から多くの事柄を学ばさしていただきました。これからも一議員として、「進みて退かず達してとどまらず」の精神を持って、全ては県民の幸せのためにこれからも、微力ではございますが、その微力の限りを尽くさせていただく覚悟でございます。
 どうか、先輩・同僚議員の皆様、そして知事初め県当局の皆様、そして今日まで私をお支えいただきました多くの皆様、今後とも何とぞ叱咤激励、御指導、御鞭撻を賜りますようよろしくお願いを申し上げ、退任の御挨拶といたします。1年、ありがとうございました。(拍手)
○副議長(浅井修一郎君) ただいま議長が欠員となりました。
 お諮りいたします。議長の選挙を本日の日程に追加し、これより直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 議長の選挙を行います。
 議場を閉鎖いたします。
  〔議場閉鎖〕
○副議長(浅井修一郎君) ただいまの出席議員数は、40人であります。
 お諮りいたします。立会人に、1番立谷誠一君、12番山本茂博君、24番中拓哉君、38番奥村規子君の4君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に以上の4君を指名いたします。
 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載願います。
 なお、この際、白票は無効といたします。
 投票用紙を配付いたします。
  〔投票用紙配付〕
○副議長(浅井修一郎君) 配付漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(浅井修一郎君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めます。
  〔投票箱点検〕
○副議長(浅井修一郎君) 異状なしと認めます。
 点呼に応じて順次投票願います。
 点呼いたします。
  〔氏名点呼・投票〕
○副議長(浅井修一郎君) 投票漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(浅井修一郎君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
  〔議場開鎖〕
○副議長(浅井修一郎君) これより開票を行います。
 立会人の立ち会いをお願いいたします。
  〔開票〕
○副議長(浅井修一郎君) 投票の結果を報告いたします。
 投票総数40票、うち有効投票40票、無効投票なし。有効投票中、山田正彦君40票。(拍手)
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は10票であります。よって、山田正彦君が議長に当選されました。
 山田正彦君が議場におられますので、議長に当選されましたことを告知いたします。
 13番山田正彦君。
  〔山田正彦君、登壇〕(拍手)
○山田正彦君 改めて「県議会便覧」を見直しました。明治12年5月5日、第1回の和歌山県議会が開催され、皆さん御存じの濱口儀兵衛さん──濱口梧陵さん──が第1回目の初代議長として登壇されて、今現在、これを見ますと、そうそうたるメンバーの方々が議長の名を連ねて、今、134年がたちました。
 今日に至るまでの長い道のり、特に戦中、戦後のあの混乱期、県民が失意のどん底にあったと想像される中にあり、県民の先頭に立って県勢の復興、浮揚、発展に邁進されてきました議長を中心としたとうとい歴史と伝統のある県議会、その権威ある県議会の第84代議長として、今し方、先輩諸兄、同僚議員の全会一致をもって御推挙いただきました。身の震える思いを今感じております。
 この場に立たしていただくまでの間、町議会議員3期12年、また県議会4期14年目になりますが、いちずに私を支えていただいた多くの支持者の方々、それから寛容の気持ちで見守ってくれた我が妻、家族、身内の皆さん方、それから、何をおいてもこの強靭な五体、心身を与えてくれた今は亡き両親、筆舌にあらわせないぐらいの感謝の気持ちでいっぱいであります。
 ただ、こんな大役を拝命いたしますといっても、生まれ変われるわけではありません。まして、前任の山下議員のような完璧にはいかないかもわかりません。皆さん方、多分、いささかこの先、不安に思われている向きもひょっとしたらあるんではないかな、そう思いますが、県議会の名を汚すことなく、私なりに暴走しないように精いっぱい頑張りますので、厳しい御叱咤、厳しい御注意、御指導をくださいますようお願い申し上げ、意は尽くせませんが、御挨拶といたします。ありがとうございました。(拍手)
  〔副議長退席、議長着席〕
  〔退場する者あり〕
○議長(山田正彦君) この際、報告いたします。
 ただいま、副議長浅井修一郎君から副議長辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。副議長辞職の件を本日の日程に追加し、これより直ちに議題とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田正彦君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 副議長辞職の件を議題といたします。
 まず、辞職願を職員に朗読させます。
○議事課副課長(中谷政紀君) 辞職願 私こと この度、都合により和歌山県議会副議長を辞職いたしたいので許可されるよう願い出ます。 平成25年6月12日 和歌山県議会副議長浅井修一郎 和歌山県議会議長様
○議長(山田正彦君) 浅井修一郎君の副議長辞職を許可することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(山田正彦君) 起立全員であります。よって、浅井修一郎君の副議長辞職を許可することに決定いたしました。
  〔入場する者あり〕
○議長(山田正彦君) 浅井修一郎君から発言の許可を求められておりますので、許可いたします。
 20番浅井修一郎君。
  〔浅井修一郎君、登壇〕
○浅井修一郎君 ただいま議長のお許しをいただきましたので、退任に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
 昨年6月議会におきまして、先輩・同僚議員の皆さん方の御推挙により、この伝統ある和歌山県議会の第88代の副議長に選任をいただきました。ちょうどきょうで丸1年がたつわけであります。選任されたのも6月の13日でございました。
 先ほど退任の議決があったようでございますけれども、選任のときは全会一致の承認がいただけませんでしたけれども、今の退任では全会一致をもって退任の議決をいただき、本当に複雑な心境であります。
 いずれにいたしましても、人格、見識ともにすぐれた山下議長のもと、何とか足を引っ張ることなく精いっぱい補佐できるようにと、間に合う副議長を目指して頑張ってきたつもりでありますけれども、皆さん方に不行き届きな点が多々あったかと思います。そうした中、皆さん方の寛容なお心と、また仁坂知事を初め当局の方々、そしてまた、とりわけ議会事務局の皆さん方の大変温かい御指導、御支援によりまして、何とか大過なく無事1年間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。
 これからは、ミカンと魚とオイルのまち有田市選出の県議会議員の1人として、その振興と、また県勢の発展のために微力を尽くしてまいる所存でございますので、皆さん方には、どうか引き続きの御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、簡単でございますけれども、一言退任の御挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手)
○議長(山田正彦君) ただいま副議長が欠員となりました。
 お諮りいたします。副議長の選挙を本日の日程に追加し、これより直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田正彦君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 副議長の選挙を行います。
 議場を閉鎖いたします。
  〔議場閉鎖〕
○議長(山田正彦君) ただいまの出席議員数は、40人であります。
 お諮りいたします。立会人に、1番立谷誠一君、12番山本茂博君、24番中拓哉君、38番奥村規子さんの4君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田正彦君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に以上の4君を指名いたします。
 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載願います。
 なお、この際、白票は無効といたします。
 投票用紙を配付いたします。
  〔投票用紙配付〕
○議長(山田正彦君) 配付漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田正彦君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めます。
  〔投票箱点検〕
○議長(山田正彦君) 異状なしと認めます。
 点呼に応じて順次投票願います。
 点呼いたします。
  〔氏名点呼・投票〕
○議長(山田正彦君) 投票漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田正彦君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
  〔議場開鎖〕
○議長(山田正彦君) これより開票を行います。
 立会人の立ち会いをお願いいたします。
  〔開票〕
○議長(山田正彦君) 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数40票、うち有効投票36票、無効投票4票。有効投票中、花田健吉君36票。
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は9票であります。よって、花田健吉君が副議長に当選されました。(拍手)
 花田健吉君が議場におられますので、副議長に当選されたことを告知いたします。
 25番花田健吉君。
  〔花田健吉君、登壇〕(拍手)
○花田健吉君 ただいま先輩・同僚議員の皆様に御推挙いただき、副議長に選任されました花田でございます。
 もとより微力でありますが、山田正彦議長を支え、円滑な、そして県勢の発展のために副議長の任を全うしたいと思いますので、どうか御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げまして、御礼の御挨拶といたします。どうもありがとうございました。(拍手)
○議長(山田正彦君) お諮りいたします。関西広域連合議会議員の選挙を本日の日程に追加し、これより直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田正彦君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 関西広域連合議会議員2人の選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田正彦君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。
 お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田正彦君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。
 関西広域連合議会議員に山下直也君、多田純一君の2君を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名した山下直也君、多田純一君の2君を関西広域連合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田正彦君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名した山下直也君、多田純一君の2君が関西広域連合議会議員に当選されました。
 山下直也君、多田純一君の2君が議場におられますので、関西広域連合議会議員に当選されましたことを告知いたします。(拍手)
 次に日程第6、議会運営委員選任の件を議題といたします。
 議会運営委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、次のとおり指名いたしたいと思います。
 職員にその氏名を朗読させます。
○議事課副課長(中谷政紀君) 議会運営委員会委員、藤山将材君、服部一君、坂本登君、平木哲朗君、岸本健君、中村裕一君、冨安民浩君、吉井和視君、大沢広太郎君、浦口高典君、松坂英樹君、多田純一君、以上12人。
○議長(山田正彦君) お諮りいたします。ただいま朗読した12人の諸君を議会運営委員として指名することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田正彦君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名した12人の諸君を議会運営委員に選任することに決定いたしました。
 この際、報告いたします。
 意見書案の提出がありました。
 お諮りいたします。和議第102号を本日の日程に追加し、これより直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田正彦君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 和議第102号「防災・減災等に資する国土強靭化基本法の早期成立を求める意見書(案)」を議題といたします。
 案文は、お手元に配付しております。
 お諮りいたします。本案については、提出者の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田正彦君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 和議第102号を採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(山田正彦君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 お諮りいたします。6月13日、14日、17日及び18日は、議案調査のため休会といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田正彦君) 御異議なしと認めます。よって、6月13日、14日、17日及び18日は休会とすることに決定いたしました。
 次会は6月19日定刻より会議を開き、質疑及び一般質問を日程といたします。
 本日は、これをもって散会いたします。
  午後2時19分散会

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