平成24年12月 和歌山県議会定例会会議録 第6号(全文)


平成24年12月 和歌山県議会定例会会議録

第6号(全文)


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平成24年12月
和歌山県議会定例会会議録
第6号
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議事日程 第6号
 平成24年12月26日(水曜日)
 午前10時開議
 第1 議員提出議案第2号(討論・表決)
 第2 議案第148号から議案第176号まで、報第3号並びに請願2件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
 第3 議案第177号(委員会付託等省略・表決)
 第4 意見書・決議案
 第5 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
 第6 特別委員会閉会中継続審査の件
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会議に付した事件
 第1 議員提出議案第2号(討論・表決)
 第2 附帯決議案
 第3 議案第148号から議案第176号まで、報第3号並びに請願2件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
 第4 議案第177号(委員会付託等省略・表決)
 第5 議員提出議案第3号から議員提出議案第5号まで(一部提出者説明等省略・表決)
 第6 意見書案
 第7 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
 第8 特別委員会閉会中継続審査の件
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出席議員(39人)
 1番 森 礼子
 2番 立谷誠一
 3番 尾崎太郎
 4番 藤山将材
 5番 新島 雄
 6番 山下直也
 7番 門 三佐博
 8番 井出益弘
 9番 濱口太史
 10番 鈴木太雄
 13番 山田正彦
 14番 坂本 登
 15番 宇治田栄蔵
 16番 尾崎要二
 17番 山本茂博
 18番 平木哲朗
 19番 前芝雅嗣
 20番 浅井修一郎
 21番 中村裕一
 22番 冨安民浩
 23番 岸本 健
 24番 中 拓哉
 25番 花田健吉
 26番 角田秀樹
 27番 尾崎太郎
 28番 向井嘉久藏
 29番 谷口和樹
 30番 多田純一
 31番 片桐章浩
 32番 藤本眞利子
 33番 浦口高典
 34番 大沢広太郎
 35番 谷 洋一
 36番 岩田弘彦
 37番 高田由一
 38番 奥村規子
 40番 松坂英樹
 41番 長坂隆司
 42番 雑賀光夫
欠席議員(1人)
 11番 服部 一
〔備考〕
12番 欠員
 39番 欠員
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説明のため出席した者
 知事         仁坂吉伸
 副知事        下 宏
 知事室長       藤本陽司
 国体推進監      若宮茂樹
 危機管理監      半田和雄
 総務部長       米澤朋通
 企画部長       野田寛芳
 環境生活部長     米田和一
 福祉保健部長     山本明史
 商工観光労働部長   大門達生
 農林水産部長     増谷行紀
 県土整備部長     尾花正啓
 会計管理者      雑賀忠仁
 教育委員会委員長   山下郁夫
 教育長        西下博通
 公安委員会委員長   片山博臣
 警察本部長      植田秀人
 人事委員会委員長   守屋駿二
 代表監査委員     保田栄一
 選挙管理委員会委員長 諸木良介
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職務のため出席した事務局職員
 事務局長       宮端 宏
 次長         上坊 晃
 議事課長       堀 達也
 議事課副課長     中谷政紀
 議事課課長補佐兼議事班長
            中井 寛
 議事課主任      中尾祐一
 議事課主査      保田良春
 議事課主査      岸裏真延
 総務課長       谷  巌
 総務課主事      鶴野尚樹
 政策調査課長     谷村守彦
 政策調査課主査    吉村知佐子
 政策調査課副主査   田口 高
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  午前10時0分開議
○議長(山下直也君) これより本日の会議を開きます。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時0分休憩
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  午後1時29分再開
○議長(山下直也君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 日程第1、議員提出議案第2号を議題といたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております案件については討論の通告がありませんので、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 議員提出議案第2号を採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(山下直也君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 この際、報告いたします。
 附帯決議案の提出がありました。
 お諮りいたします。「和歌山県がん対策推進条例案に対する附帯決議(案)」を本日の日程に追加し、これより直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 和議第88号「和歌山県がん対策推進条例案に対する附帯決議(案)」を議題といたします。
 案文は、お手元に配付しております。
 お諮りいたします。本案については、提出者の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 和議第88号を採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(山下直也君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に日程第2、議案第148号から議案第176号まで、知事専決処分報告報第3号並びに今期定例会の請願2件、計32件を一括して議題とし、順次、常任委員会委員長の報告を求めます。
 総務委員会委員長前芝雅嗣君。
  〔前芝雅嗣君、登壇〕(拍手)
○総務委員会委員長(前芝雅嗣君) 総務委員会における審査の経過並びに結果について、御報告を申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案7件、知事専決処分報告1件であります。
 委員会は、12月20日、25日の2日間、第1委員会室において開催し、会計局、人事委員会事務局、監査委員事務局、選挙管理委員会、知事室、企画部、総務部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第148号から議案第150号まで、議案第162号、議案第163号、議案第167号及び議案第175号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、知事専決処分報告報第3号は全会一致をもって原案のとおり承認すべきものと決しました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、監査委員事務局関係では、紀の国森づくり基金補助金問題に係る今後の対応について、選挙管理委員会関係では、投票所数の減少について、知事室関係では、紀の国わかやま国体の男女総合優勝に向けた取り組みについて、企画部関係では、平成25年「県民手帳」への六曜の掲載について、県内鉄道関係施設の安全について、総務部関係では、職員の懲戒処分の基準とその適用について、紀の国森づくり基金補助金問題への対応について、津波防災講演会への参加・広報について、12月2日に実施された津波災害対応実践訓練の状況と課題についてただされました。
 以上をもちまして、総務委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(山下直也君) 福祉環境委員会委員長浦口高典君。
  〔浦口高典君、登壇〕(拍手)
○福祉環境委員会委員長(浦口高典君) 福祉環境委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案3件であります。
 委員会は、12月20日、第2委員会室において開催し、福祉保健部、環境生活部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第151号及び第153号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決し、議案第152号は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第8号は不採択とすべきものと決しました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、福祉保健部関係では、災害用医薬品の確保について、障害者総合支援法の施行について、保育所の耐震改修について、障害者虐待防止法に基づく市町村の体制について、結核医療について、和歌山県国民健康保険調整交付金条例の一部を改正する条例について、和歌山県民の歯と口腔の健康づくり条例の成果と「いい歯の日」の啓発について、骨髄バンクの登録の推進について、歯科健診の受診による児童虐待の早期発見について、環境生活部関係では、県職員に対する交通安全指導について、NPOサポートセンターと指定管理者制度について、最終処分場の申請について、大気汚染に対する和歌山市との役割分担についてただされました。
 以上をもちまして、福祉環境委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(山下直也君) 経済警察委員会委員長平木哲朗君。
  〔平木哲朗君、登壇〕(拍手)
○経済警察委員会委員長(平木哲朗君) 経済警察委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託された案件は、議案付託表に記載のとおり、議案4件であります。
 委員会は、12月20日、第3委員会室において開催し、公安委員会、商工観光労働部・労働委員会の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第148号、議案第160号、議案第161号、議案第175号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、公安委員会関係では、年末年始のパトカー等による防犯活動について、犯罪率全国ワースト14位の理由と対策について、振り込め詐欺の手口と増加の理由、その対策について、交通センターでの大型自動車免許用講習の実施について、シニアカーが関係する交通事故の状況と安全指導について、商工観光労働部・労働委員会関係では、中小企業の資金繰り対策について、県内でのメガソーラー計画について、企業誘致の件数と雇用見込みについて、県内企業の倒産件数について、県民の雇用の確保について、本年の観光客の状況について、観光振興のためのイベント計画について、台湾との修学旅行での連携・交流について、東京インターナショナル・ギフト・ショーでの県ブースの拡充について、きのくにロボットフェスティバルの取り組みについて、わかやま喜集館のレイアウトの見直し、スペースの有効活用についてただされました。
 以上をもちまして、経済警察委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(山下直也君) 農林水産委員会委員長山本茂博君。
  〔山本茂博君、登壇〕(拍手)
○農林水産委員会委員長(山本茂博君) 農林水産委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案3件であります。
 委員会は、12月20日、第4委員会室において開催し、農林水産部から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第148号、議案第154号、議案第175号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 なお、当委員会から「地球温暖化対策を推進するための森林整備等に係る財源の確保を求める意見書(案)」を提出することになっておりますので、よろしくお願いいたします。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、県産農産物のブランド力向上と販路拡大について、県内におけるファストフィッシュ製品の現状について、生産者と食品加工業者との連携について、紀の国森づくり基金の補助金問題について、かき・もも研究所における栽培技術指導についてただされました。
 以上をもちまして、農林水産委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(山下直也君) 建設委員会委員長岸本 健君。
  〔岸本 健君、登壇〕(拍手)
○建設委員会委員長(岸本 健君) 建設委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案17件であります。
 委員会は、12月20日、第5委員会室において開催し、県土整備部から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第176号については賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決し、議案第148号、議案第155号から議案第159号まで、議案第164号から議案第166号まで、議案第168号から議案第169号まで、議案第171号から議案第175号までについては全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第7号は不採択とすべきものと決しました。
 なお、当委員会から「紀伊半島一周高速道路及び『有田~南紀田辺間』4車線化の早期実現を求める意見書(案)」を提出することになっておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、県道白浜久木線の裁判の状況について、国道480号の整備状況について、京奈和自動車道(仮称)笠田パーキングエリアの整備状況について、県道那賀かつらぎ線の整備状況について、建設業者から知事への要望について、紀三井寺公園及び和歌川河川公園の指定管理者選定の経緯について、県土整備部所管施設における障害者の雇用について、集成材を使用した家屋の耐震性・安全性について、工事箇所の決定方法等について、12月補正予算について、補正予算の有田川河川整備の内容について、那智川橋梁かけかえに係る工事委託契約について、県道田辺白浜線の冠水問題について、椿山ダム事前放流の効果についてただされました。
 以上をもちまして、建設委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(山下直也君) 文教委員会委員長藤山将材君。
  〔藤山将材君、登壇〕(拍手)
○文教委員会委員長(藤山将材君) 文教委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案1件であります。
 委員会は、12月20日、第6委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第170号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、いじめ問題について、定数内講師の削減について、和歌山盲学校の敷地を道路が通る問題について、議案第170号の指定管理者選定について、沖縄県での修学旅行中の下痢・嘔吐と日ごろの危機管理について、学力調査結果の公表について、教育振興基本計画における議会の承認について、国際人育成プログラムにおける英会話教育と課題についてただされました。
 以上をもちまして、文教委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(山下直也君) 以上で、常任委員会委員長の報告が終わりました。
 これより委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 質疑なしと認めます。
 次に、討論に入ります。
 奥村規子君から反対討論の通告がありますので、許可いたします。
 38番奥村規子君。
  〔奥村規子君、登壇〕(拍手)
○奥村規子君 議長のお許しを得ましたので、日本共産党県議団を代表いたしまして、議案第152号及び議案第176号に対する反対討論を行います。
 議案第152号は、和歌山県国民健康保険調整交付金条例の一部改正です。これは、ことし4月の国民健康保険法の改定で県調整交付金が引き上げられたため、普通調整交付金と特別調整交付金の割合を変更するものです。
 法改定では、定率国庫負担が34%から32%に引き下げられ、都道府県調整交付金が7%から9%に引き上げられました。国保財政危機を打開にするには、国庫負担の削減ではなく引き上げこそ必要です。特に、定率国庫負担はすべての自治体に無条件に拠出される部分であり、その削減は市町村の国保財政の困難を一層拡大させます。
 さらに、法改定では、30万円を超える医療費について、都道府県内の全市町村の拠出により共同で負担する保険財政共同安定化事業の対象がすべての医療費に拡大されました。保険者は市町村のままですが、給付財政が都道府県単位になることで、給付費が少なく保険料を安く抑えている市町村でも、他の市町村の給付費が多ければ保険料値上げを余儀なくされることや、給付費が多額になっている市町村は、他に迷惑をかけないためとして給付削減を迫られることなどが起こり得ます。
 国は、都道府県調整交付金をふやす理由について、保険財政共同安定化事業の拡充で拠出超過となる市町村に対し都道府県が援助できるようにするためと説明していますが、住民負担増や収納率向上に向けた都道府県のさらなる指導権の発揮を求めてくることは必至です。
 以上の理由により、法改定に伴う条例改正ではありますが、国保財政の都道府県単位の広域化に反対する立場から本議案には賛成できません。
 議案第176号は、建設事業施行に伴う市町村負担金の徴収です。市町村負担金の廃止、軽減を求める立場から反対します。
 次に、請願の不採択に対する反対討論を行います。
 議請第7号は、住宅リフォーム助成制度創設を求める請願です。住宅リフォーム助成は、住宅耐震化の促進など安心して住み続けられる住宅の確保と消費拡大を図り、経済活性効果に大変有効な制度です。
 議請第8号は、年金2.5%削減の中止を求める意見書の提出を求める請願です。これ以上の年金の削減は、深刻な不況と生活苦の中、消費税増税とも重なり、高齢者の生活をさらに圧迫します。
 よって、いずれも採択すべき請願であると考えます。
 以上で、反対討論を終わります。(拍手)
○議長(山下直也君) 以上で、討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 まず、議案第152号及び議案第176号を一括して採決いたします。
 本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
 本案をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(山下直也君) 起立多数であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議案第148号から議案第151号まで及び議案第153号から議案第175号までを一括して採決いたします。
 本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
 本案をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(山下直也君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、知事専決処分報告報第3号を採決いたします。
 本件に対する委員長報告は、承認であります。
 本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(山下直也君) 起立全員であります。よって、本件は承認することに決定いたしました。
 次に、議請第7号及び議請第8号を一括して採決いたします。
 本請願に対する委員長報告は、いずれも不採択であります。
 本請願をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(山下直也君) 起立多数であります。よって、本請願はいずれも委員長報告のとおり決定いたしました。
 次に日程第3、議案第177号を議題といたします。
 これより質疑に入ります。
 本案について質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。本案については、委員会付託等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 議案第177号和歌山県監査委員の選任につき同意を求めるについてを採決いたします。
 議場を閉鎖いたします。
  〔議場閉鎖〕
○議長(山下直也君) ただいまの出席議員数は、議長を除き38人であります。
 お諮りいたします。立会人に、5番新島雄君、19番前芝雅嗣君、33番浦口高典君、36番岩田弘彦君の4君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に以上の4君を指名いたします。
 念のため申し上げます。投票は無記名であります。投票用紙に、本県監査委員に足立聖子君を選任するにつき同意することに賛成の諸君は「賛成」と、反対の諸君は「反対」と記載願います。
 なお、この際、白票は無効といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、白票は無効とすることに決定いたしました。
 投票用紙を配付いたします。
  〔投票用紙配付〕
○議長(山下直也君) 配付漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めます。
  〔投票箱点検〕
○議長(山下直也君) 異状なしと認めます。
 点呼に応じて順次投票願います。
 点呼いたします。
  〔氏名点呼・投票〕
○議長(山下直也君) 投票漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
  〔議場開鎖〕
○議長(山下直也君) これより開票を行います。
 立会人の立ち会いをお願いいたします。
  〔開票〕
○議長(山下直也君) 投票の結果を報告いたします。
 投票総数38票、うち有効投票38票、無効投票なし。有効投票中、賛成38票、反対なし。
 以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第177号は同意することに決定いたしました。
 この際、報告いたします。
 議員提出議案の追加提出がありました。
 お諮りいたします。議員提出議案第3号から議員提出議案第5号までを本日の日程に追加し、これより直ちに一括して議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 議員提出議案第3号和歌山県議会会議規則の一部を改正する規則及び議員提出議案第4号和歌山県議会委員会条例の一部を改正する条例を一括して議題といたします。
 議案は、お手元に配付しております。
 お諮りいたします。本案については、いずれも提出者の説明及び質疑、討論を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に、議員提出議案第5号和歌山県政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 議案は、お手元に配付しております。
 お諮りいたします。本案については、提出者の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 議員提出議案第3号から議員提出議案第5号までを一括して採決いたします。
 本案をいずれも原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(山下直也君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、日程第4に入ります。
 まず、和議第89号「地球温暖化対策を推進するための森林整備等に係る財源の確保を求める意見書(案)」、和議第90号「紀伊半島一周高速道路及び『有田~南紀田辺間』4車線化の早期実現を求める意見書(案)」を一括して議題といたします。
 案文は、お手元に配付しております。
 お諮りいたします。本案については、いずれも提出者の説明、質疑及び討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に、和議第91号「国土強靭化基本法の早期成立を求める意見書(案)」、和議第92号「消費税率引き上げに係る低所得者等への対策を求める意見書(案)」、和議第93号「アスベスト被害の早期解決を求める意見書(案)」、和議第94号「ウイルス性(B型・C型)肝炎患者の救済に関する意見書(案)」を一括して議題といたします。
 案文は、お手元に配付しております。
 お諮りいたします。本案については、いずれも提出者の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 まず、和議第89号及び和議第90号を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本案をいずれも原案のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、和議第91号を採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(山下直也君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、和議第92号を採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(山下直也君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、和議第93号及び和議第94号を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本案をいずれも原案のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に日程第5、常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
 お諮りいたします。お手元に配付しております「継続審査を要する所管事務調査件名表」及び「継続審査を要する担任事務調査件名表」のとおり、それぞれ閉会中の継続審査として付議することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に日程第6、特別委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
 お諮りいたします。東南海・南海地震等対策特別委員会、人権・少子高齢化・環境問題等対策特別委員会、行政改革・基本計画等に関する特別委員会、半島振興・交通・産業振興対策特別委員会及び予算特別委員会に付議されたそれぞれの問題について、さらに閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 以上で、今期定例会に付議された諸案件の審議はすべて終了いたしました。
 この際、一言申し上げます。
 紀伊半島大水害の後、復興は着々と進められておりますが、そんな中、本年は、ロンドンオリンピックにおいて本県選手が多数メダルを獲得し、また、岐阜国体では21位へと躍進をいたしました。2年後の世界遺産登録10周年、さらには3年後の和歌山国体と高野山開創1200年と続きます。それらの成功に向け、県議会一丸となって進んでいける新たな年となることを御祈念申し上げます。
 年末多端の折、各位の御精励を深く感謝申し上げます。
 どうか、健康には御留意され、新しい年を迎えて、ますます県勢発展のため御活躍されますことを心から御祈念をいたします。
 これをもって、平成24年12月定例会を閉会いたします。
  午後2時8分閉会

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