平成24年2月 和歌山県議会定例会会議録 第9号(全文)


平成24年2月 和歌山県議会定例会会議録

第9号(全文)


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平成24年2月
和歌山県議会定例会会議録
第9号
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議事日程 第9号
 平成24年3月16日(金曜日)
 午前10時開議
 第1 議案第1号から議案第16号まで、議案第33号から議案第58号まで、議案第60号から
    議案第69号まで及び議案第71号から議案第85号まで、並びに請願2件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
 第2 意見書・決議案
 第3 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
 第4 特別委員会閉会中継続審査の件
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会議に付した事件
 第1 議案第1号から議案第16号まで、議案第33号から議案第58号まで、議案第60号から
    議案第69号まで及び議案第71号から議案第85号まで、並びに請願2件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
 第2 議員提出議案第1号(委員会付託等省略・表決)
 第3 意見書・決議案
 第4 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
 第5 特別委員会閉会中継続審査の件
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出席議員(41人)
 1番 森 礼子
 2番 立谷誠一
 3番 尾崎太郎
 4番 藤山将材
 5番 新島 雄
 6番 山下直也
 7番 門 三佐博
 8番 井出益弘
 9番 濱口太史
 10番 鈴木太雄
 11番 服部 一
 13番 山田正彦
 14番 坂本 登
 15番 宇治田栄蔵
 16番 尾崎要二
 17番 山本茂博
 18番 平木哲朗
 19番 前芝雅嗣
 20番 浅井修一郎
 21番 中村裕一
 22番 冨安民浩
 23番 岸本 健
 24番 中 拓哉
 25番 花田健吉
 26番 角田秀樹
 27番 吉井和視
 28番 向井嘉久藏
 29番 谷口和樹
 30番 多田純一
 31番 片桐章浩
 32番 藤本眞利子
 33番 浦口高典
 34番 大沢広太郎
 35番 谷 洋一
 36番 岩田弘彦
 37番 高田由一
 38番 奥村規子
 39番 山下大輔
 40番 松坂英樹
 41番 長坂隆司
 42番 雑賀光夫
欠席議員(1人)
 12番 川口文章
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説明のため出席した者
 知事         仁坂吉伸
 副知事        下 宏
 知事室長       野田寛芳
 国体推進監      中村正次
 危機管理監      宇恵元昭
 総務部長       米澤朋通
 企画部長       柏原康文
 環境生活部長     保田栄一
 福祉保健部長     鈴木敏彦
 商工観光労働部長   大門達生
 農林水産部長     増谷行紀
 県土整備部長     森 勝彦
 会計管理者      米山重明
 教育委員会委員長   山下郁夫
 教育長        西下博通
 公安委員会委員長   大桑いく嗣
 警察本部長      山岸直人
 人事委員会委員長   守屋駿二
 代表監査委員     楠本 隆
 選挙管理委員会委員長 諸木良介
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職務のため出席した事務局職員
 事務局長       森田実美
 次長         佐本 明
 議事課長       堀 達也
 議事課副課長     吉田政弘
 議事班長       中井 寛
 議事課主任      中尾祐一
 議事課主査      保田良春
 議事課主査      中村安隆
 総務課長       上坊 晃
 調査課長       谷村守彦
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  午前10時0分開議
○議長(新島 雄君) これより本日の会議を開きます。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時0分休憩
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  午後1時29分再開
○議長(新島 雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 日程第1、議案第1号から議案第16号まで、議案第33号から議案第58号まで、議案第60号から議案第69号まで及び議案第71号から議案第85号まで、並びに今期定例会の請願2件を一括して議題とし、順次、常任委員会委員長、予算特別委員会委員長及び行政改革・基本計画等に関する特別委員会委員長の報告を求めます。
 農林水産委員会委員長平木哲朗君。
  〔平木哲朗君、登壇〕(拍手)
○農林水産委員会委員長(平木哲朗君) 農林水産委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託された案件は、議案付託表に記載のとおり、議案1件であります。また、平成24年度当初予算関係議案のうち当委員会所管分について、議長から調査依頼がありました。
 委員会は、3月13日、第4委員会室において開催し、農林水産部から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第69号は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。調査依頼のありました議案第1号は、適当と認めるが意見を付すことにし、議案第2号は、適当である旨、議長に報告いたしました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、改正農地法について、本県における企業等の農業参入件数と品目について、企業等の農業参入に対する支援策について、産地水産業強化支援事業の活用について、FOODEX JAPAN2012への本県の取り組みと出展者の印象について、提案型循環施業モデル事業について、間伐材の利活用について、島ノ瀬ダムの小水力発電について、アユの種苗放流と遡上の状況について、河川工事とアユの漁期について、平成24年度組織体制と人員の確保について、青年就農給付金と人・農地プランについて、地域農業支援対策事業の概要と来年度の見込みについて、業務用野菜産地化推進事業の概要と基金の活用状況について、搬出間伐とあわせた切り捨て間伐計画の策定について、名称が類似した事業の整理について、育種価の活用と遺伝子資源の保存について、水産試験場調査船の運営について、和歌山県漁業協同組合連合会の経営改善について、紀州材ガードレールの利用促進について、水源地や防災面を重視した森林の整備について、鳥獣害対策に係る捕獲目標と達成時期について、紀州材の利用促進について、高能力繁殖雌牛導入の概要について、クエ、アワビ、ヒラメ等の種苗放流について、遡上アユの減少の原因について、しん黒杉の原因と周知について、高病原性鳥インフルエンザに係る発生農家への補償と回復状況について、青年就農給付金の対象者について、新しい漁業資源の調査についてただされました。
 以上をもちまして、農林水産委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(新島 雄君) 建設委員会委員長服部 一君。
  〔服部 一君、登壇〕(拍手)
○建設委員会委員長(服部 一君) 建設委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案17件であります。また、平成24年度当初予算関係議案のうち当委員会所管分について、議長から調査依頼がありました。
 委員会は、3月13日、第5委員会室において開催し、県土整備部から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第49号から議案第55号まで、議案第69号、議案第73号から議案第75号まで及び議案第79号から議案第84号までは、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、調査依頼のありました予算関係議案につきましては、適当である旨、議長に報告いたしました。
 なお、当委員会から「近畿自動車道紀勢線の早期整備を求める意見書(案)」を提出することになっておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 次に、所管に係る各委員の質問項目を申し上げますと、総合評価方式の見直し、総合評価方式における新規参入特例等の成果について、木造住宅の耐震化促進について、住宅の耐震補強を促す県条例について、御坊市内における津波対策について、西川河口部における津波対策の見直しについて、河川津波遡上シミュレーションについて、洪水はんらんレベルに対応した浸水構想区域図の作成及び洪水時の水位予測について、県管理ダム操作規程及び河川整備計画の見直しについて、近畿自動車道紀勢線のミッシングリンク解消及び4車線化について、日高川河口における放置艇対策について、汚水処理人口普及率目標数値達成のめどについて、道路整備における自転車通行の安全確保対策について、和歌山市の市街地再開発について、県内建設業界の競争力強化事業について、御坊市内の河川改修事業及び道路整備事業実施における景観への配慮について、台風12号被災市町村における河床掘削について、国道42号田鶴交差点の改良について、白浜空港の利用率アップについて、水位計の増設について、県内各市の都市再整備事業に対する県のかかわりについて、公営住宅の見直しを含めた住宅政策のあり方について、図面の管理について、県道那賀かつらぎ線から京奈和自動車道への乗り入れについて、県道那賀かつらぎ線整備に伴うJR交差部分の現存踏切の存続について、紀の川関空連絡道路(仮称)の整備について、コストダウンに係る技術提案について、県道泉佐野岩出線(岩出市備前から船戸)の整備について、佐野川水系の河川整備計画について、公共工事等統合支援システム運用について、紀の川サイクリングロード整備について、吹きつけアスベスト調査支援事業について、戦略的都市再生プログラムと低未利用地を活用した市街地再開発事業等への支援との関連性について、和歌山県港湾施設管理条例の一部を改正する条例について、和歌山県営住宅条例の一部を改正する条例について、地域主権改革に伴う都市公園関係法規の改正による公園施設対象外施設の取り扱いについて、和歌山南インターチェンジの整備についてただされました。
 以上をもちまして、建設委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(新島 雄君) 文教委員会副委員長坂本 登君。
  〔坂本 登君、登壇〕(拍手)
○文教委員会副委員長(坂本 登君) 文教委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案5件であります。また、平成24年度当初予算関係議案のうち当委員会所管分について、議長から調査依頼がありました。
 委員会は、3月13日、第6委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第56号から議案第58号まで、議案第60号及び議案第61号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、調査依頼のありました予算関係議案につきましては、適当である旨、議長に報告いたしました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、放射線副読本について、県民交流プラザ和歌山ビッグ愛、和歌山ビッグホエール、武道・体育センター和歌山ビッグウエーブの駐車場確保対策について、競技力向上に向けた取り組みについて、総務課所管の予算について、教育委員会所管施設の耐震化について、海南高校における飛び込み用プール整備について、避難所指定されている教育委員会関連施設の状況について、群馬大学の片田敏孝教授の支援を得た防災教育について、県立高校の入試について、学力向上対策について、教職員のメンタルヘルスについて、小学校、中学校の適正規模化に係る市町村支援予算について、電子書籍化について、学校給食での無洗米使用について、学校芝生化での水やりについて、国歌の斉唱について、学力テストについて、同和教育基本方針と人権教育基本方針について、僻地手当についてただされました。
 以上をもちまして、文教委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(新島 雄君) 総務委員会委員長岸本 健君。
  〔岸本 健君、登壇〕(拍手)
○総務委員会委員長(岸本 健君) 総務委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案11件であります。また、平成24年度当初予算関係議案のうち当委員会所管分について、議長から調査依頼がありました。
 委員会は、3月13日、15日の2日間、第1委員会室において開催し、会計局、人事委員会事務局、監査委員事務局、選挙管理委員会、県議会事務局、知事室、企画部、総務部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第38号は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決し、議案第33号から議案第37号まで、議案第39号、議案第40号、議案第68号、議案第71号及び議案第72号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、調査依頼のありました予算関係議案につきましては、適当である旨、議長に報告いたしました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、監査委員事務局関係では、監査委員事務局の体制及びあり方について、知事室関係では、国体競技におけるボートの共同購入について、国体開催に向けた組織の充実について、企画部関係では、コスモパーク加太の利活用の現状について、消防学校用地売却に伴う県土地開発公社の返済スキームの変更について、市町村のコミュニティーバス購入費に対する補助金について、関西国際空港と伊丹空港の経営統合について、先人を顕彰するシンポジウムの実施主体について、陸奥宗光シンポジウム開催に係る地元市町村との連携強化について、総務部関係では、津波防災教育センター活性化事業について、国際開洋第二高等学校の休校についてただされました。
 以上をもちまして、総務委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(新島 雄君) 福祉環境委員会委員長藤本眞利子君。
  〔藤本眞利子君、登壇〕(拍手)
○福祉環境委員会委員長(藤本眞利子君) 福祉環境委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表及び請願文書表に記載のとおり、議案10件、請願新規受理分2件であります。また、平成24年度当初予算関係議案のうち当委員会所管分について、議長から調査依頼がありました。
 委員会は、3月13日、第2委員会室において開催し、環境生活部、福祉保健部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第45号及び議案第46号は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決し、議案第41号から議案第44号まで、議案第47号及び議案第76号から議案第78号までは全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第5号及び議請第6号は不採択すべきものと決しました。次に、調査依頼のありました予算関係議案につきましては、適当である旨、議長に報告いたしました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、環境生活部関係では、和歌山県青少年健全育成条例の改正について、紀北青少年の家の食中毒事件の経緯について、東日本大震災で発生した瓦れきの受け入れについて、生食用食肉の規制について、住宅用太陽光発電設備導入促進事業について、消費者行政活性化基金について、廃棄物の不法投棄監視体制について、産業廃棄物処理施設の廃止基準について、福祉保健部関係では、東日本大震災による被災者の受け入れ状況について、うつ病対策について、老人福祉施設整備事業について、無届けの有料老人ホームについて、県立医科大学の不適正経理及び入札について、紀州3人っこ施策について、児童の医療費無料化について、和歌山県児童福祉施設設置及び管理条例の改正について、子ども・子育て新システムについて、介護人材の確保について、フッ化物洗口の普及についてただされました。
 以上をもちまして、福祉環境委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(新島 雄君) 経済警察委員会委員長山本茂博君。
  〔山本茂博君、登壇〕(拍手)
○経済警察委員会委員長(山本茂博君) 経済警察委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表記載のとおり、議案7件であります。また、平成24年度当初予算関係議案のうち当委員会所管分について、議長から調査依頼がありました。
 委員会は、3月13日、第3委員会室において開催し、商工観光労働部・労働委員会、公安委員会の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第48号、議案第62号から議案第67号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。次に、調査依頼のありました予算関係議案につきましては、適当である旨、議長に報告いたしました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、商工観光労働部・労働委員会関係では、コンベンション誘致推進事業の実績について、産業技術・エネルギー振興事業について、国際チャーター便就航促進事業の戦略とセールスポイントについて、修学旅行、スポーツ合宿誘致の成果と新年度での取り組みについて、台風12号で被災した熊野川のパレット工場の現況について、競輪事業の現況と見通しについて、プレミア和歌山事業等への取り組み状況について、地域産業技術実用化支援事業について、先駆的産業技術研究開発支援事業の対象について、国際観光推進事業の具体的施策について、外国人観光客受け入れ環境整備事業の具体的施策について、公安委員会関係では、繁華街での交番配置の工夫について、海南警察署の津波対策について、大阪府子どもを性犯罪から守る条例の本県への影響について、津波襲来時の警察官の任務と安全確保対策について、警察職員宿舎、各署、駐在所、交番の災害対応の現状についてただされました。
 以上をもちまして、経済警察委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(新島 雄君) 予算特別委員会委員長吉井和視君。
  〔吉井和視君、登壇〕(拍手)
○予算特別委員会委員長(吉井和視君) 予算特別委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案16件であります。
 委員会は、まず3月9日、12日に予算・決算特別委員会室において総括質疑を行い、質疑終了後、直ちに議長を通じ各常任委員会に対し部局別質疑・調査を依頼したところであります。その調査結果の報告を受けて、3月15日に予算・決算特別委員会において委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、付託を受けました議案第1号、議案第3号、議案第7号、議案第16号は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決し、議案第2号、議案第4号から6号まで、議案第8号から議案第15号までは全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、総括質疑の付託議案に係る各委員の主な項目を申し上げます。県行財政について、綱紀粛正について、教育行政について、紀の国わかやま国体について、県指定の介護サービス事業所のあり方について、東日本大災害の瓦れき処分受け入れ依頼について、紀伊半島大水害と災害復旧について、子供たちが輝く未来をつくるについて、山間過疎集落対策について、認可地縁団体への不動産取得税の課税について、県管理河川の堆積土砂の撤去と安全対策について、和歌山国体に向けてについて、電気エネルギーの安定供給について、自殺予防と自殺防止について、男女共同参画について、関西電力株式会社LNG火力発電所の建設の早期着工について、南海電鉄和歌山市駅並びにJR和歌山線岩出駅の施設整備について、林業振興等について、道路改良工事の工法の選択について、和歌山市管工事業協同組合との災害時協定の締結について、業者評価制度における災害復旧に係る評価について、県営住宅における指定管理者制度の導入について、避難カードについて、災害におけるラジオの重要性について、道徳教育と生徒指導について、いわゆる性犯罪前歴者居住地届け出条例について、和歌山大学前駅周辺地区の開発について、新型特急車両の紀勢線乗り入れについて、鳥獣害対策について、大滝ダムについて、紀の国わかやま国体について、歩道の段差解消と障害物の撤去についてただされました。
 以上をもちまして、予算特別委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(新島 雄君) 行政改革・基本計画等に関する特別委員会委員長山田正彦君。
  〔山田正彦君、登壇〕(拍手)
○行政改革・基本計画等に関する特別委員会委員長(山田正彦君) 行政改革・基本計画等に関する特別委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案第85号1件であります。
 委員会は、3月8日、予算・決算特別委員会室において開催し、当局から付託案件についての説明を聴取するとともに、尾崎要二委員より関西広域連合議会においての当規約改正に係る議員定数の検討経過についての報告が行われました。その後、慎重に審査いたしました結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案に係る各委員の主な質問事項を申し上げますと、関西広域連合への奈良県の参加について、関西広域産業ビジョン2011についてただされました。
 以上をもちまして、行政改革・基本計画等に関する特別委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(新島 雄君) 以上で、常任委員会委員長、予算特別委員会委員長及び行政改革・基本計画等に関する特別委員会委員長の報告が終わりました。
 これより委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 質疑なしと認めます。
 次に、討論に入ります。
 まず、高田由一君から反対討論の通告がありますので、許可いたします。
 37番高田由一君。
  〔高田由一君、登壇〕(拍手)
○高田由一君 日本共産党県議団を代表しまして、議案第1号、第3号、第7号、第16号、第38号、第45号、第46号、第69号、第81号、第85号について反対討論をさせていただきます。
 平成24年度和歌山県一般会計予算案については、前年比5.9%増の5748億円の予算となっております。増額は321億円となっており、このうち台風12号災害対応分は136億円で、これを除いても大きな増額予算となっております。この要因は、国体関連施設整備などが大きいわけです。施設整備すること自体は評価するものですけれども、施設の老朽化については、随分と以前からこの県議会でも各会派より要望が出されており、せっぱ詰まってようやく整備するという経過になってしまいました。やはり、もっと計画性を持って対応していくべきではなかったでしょうか。
 一般会計予算の歳入では、県税が前年より11億円増となっています。これは個人県民税の増が主なもので、ことしから15歳以下の年少扶養控除の廃止、16歳から18歳の特定扶養控除の縮小など、子育て世代の住民税が増税されています。この原因は、民主党政権が子ども手当の財源として増税を決めたもので、例えば15歳以下の子供がいる世帯では、所得税、住民税合わせて年間5万7000円の増税となります。紀の国森づくり税の継続や今後の復興増税を考えると、こうした県民負担の増加は納得できるものではありません。
 歳出では、台風12号災害への復旧・復興対策、地震、津波対策の充実など、この間の取り組みをさらに充実させる内容となっていることは大いに評価をしたいと思います。また、紀中地域の看護師養成所新設への支援や鳥獣害対策、新規就農者への支援なども充実しております。
 気になるのは国直轄事業負担金です。新年度は、災害関連を除いても、県負担金は総額138億円で45億円の増になる予定です。一層の軽減を求めるべきではないでしょうか。また、国事業の中には、和歌山北港沖南防波堤工事や大滝ダム追加工事など問題のあるものがあります。大滝ダムについては、県負担も最終年度ということですから、ぜひもうこれ以上支払うことのないようお願いいたします。
 次に、個々の事業について意見を述べます。
 コスモパーク加太については、今年度も6億6000万円以上の支出をする予定です。消防学校の移転など、利用について前進面もありますが、カゴメ加太菜園への土地賃貸代金は、計画が縮小されたにもかかわらず、県は優遇措置を続けます。これまでどおり1平方メートル100円で貸しつけるために、県が1億8000万円弱を負担することになります。賃料の優遇は見直すべきではないでしょうか。
 子供の医療費を無料にしている乳幼児医療費助成事業ですが、新年度で見ると、県の制度に上乗せして実施する自治体は23にも上る予定です。その中でも14の自治体で中学校卒業まで無料化になります。県の制度としても、さらなる拡充を求めるものです。
 介護保険制度は第5期が始まるわけですが、介護保険料の見直しが現在進められており、県下自治体の平均で5501円、上昇率は約19%になる予定です。最高は九度山町の5996円、最大の値上げ幅は日高町の50.6%、1820円の値上げになるようであります。このことについては、一般質問の中で奥村県議が、財政安定化基金を取り崩した後、保険料の軽減へ使うよう求めましたが、まだその方向は見えていません。
 介護保険に関連して、高齢者居宅改修補助事業について一言申し上げます。この事業は、在宅の高齢者の住宅改良に補助し、介護保険制度を補完するものですが、制度がだんだんと縮小されてきました。制度の改善を求めると同時に予算の増額を求めるものです。
 看護職員の養成や充足対策については、看護職員就学資金貸付金について、申し込みが多いものの、希望者の4割にしか貸し付けができない状況です。予算の増額を求めます。
 また、一般質問で雑賀県議が取り上げた特定の子ども会への補助金を出し続けている問題も、この際見直しをするべきではないでしょうか。
 職員の定数については、教員で41名の減、警察で7名の増となっています。県は小中学校で少人数学級を実施していますが、そのための教員増を行わず、しかも、定数内に非正規の講師も多く含まれています。きちんと定数を確保すべきです。
 次に、各議案についての意見を述べます。
 議案第3号は、中小企業振興資金特別会計予算です。ことしの予算でも債権回収に取り組むことになっていますが、高度化資金の貸し付けや債権管理の実態が不透明なものを残しており、県民の理解を得ることはできないと考え、反対です。
 議案第7号は、公営ギャンブルは認められないという立場から反対です。
 議案第16号については、土地造成事業会計ですが、保有土地の時価評価が採用されたことは評価をするものですが、過去の県政への根本的な検証をしないまま82億円もの特別損失を計上したことについて、県民の理解が得られているとは思えません。
 議案第38号については、県税条例の一部を改正するものですが、個人県民税の均等割の税率を上げるものであり、反対です。
 議案第45号、第46号については、児童福祉法の一部改正によるものですが、県が行ってきた事業の一部が市町村に移管されます。現場では、保護者などから市町村によって不公平が生じることについて、また広域的な対応が難しくならないかとの不安の声が出ており、反対です。
 議案第69号については、市町村負担金を求める議案ですが、防災関連事業などはさらなる地元負担の軽減を求める立場から反対です。
 議案第81号については、切目川ダムの工事契約です。私たちは、ダムに頼らない治水を求めておりますが、ダム事業に一律に反対するものではありませんし、このダムの意義についても理解をするところです。しかし、昨年の12号台風の水害を受けて、ダムの治水機能について不安の声が上がっているのも事実であります。地元住民のさらなる合意形成を求める立場から、今回は反対したいと思います。
 議案第85号については、関西広域連合規約の一部変更です。私たちは、広域連合結成には、道州制に道を開くものになりかねないと反対しました。今回の規約変更で、さらに広域連合の参加団体をふやし、仕事もふやそうという動きには反対です。
 最後に、請願について発言をいたします。委員長報告はいずれも不採択でしたが、採択を求めます。
 議請第5号については、公的年金の引き下げに反対する意見書提出を求める請願ですが、ただでさえ低い国民年金ですが、和歌山県は中でも1人当たりの平均年金月額が5万2000円余りと、全国でも下から3番目であります。これ以上の引き下げは到底認めるわけにはまいりません。よって、請願の採択を求めるものです。
 議請第6号は、子ども・子育て新システム導入に反対し、現行保育制度の拡充を求める意見書提出を求めるものでありますが、この新システムは国と市町村の保育実施義務をなくすもので、保護者は保育所を自力で探し、直接契約しなくてはならないなど保育の公的責任を放棄するもので、民主党政権の進める最悪の改悪の一つであります。本請願については、私たちは採択されてしかるべきだと考えております。
 以上で、反対討論を終わります。(拍手)
○議長(新島 雄君) 次に、浅井修一郎君から賛成討論の通告がありますので、許可いたします。
 20番浅井修一郎君。
  〔浅井修一郎君、登壇〕(拍手)
○浅井修一郎君 ただいま議長のお許しをいただきましたので、本2月定例会に提案されている平成24年度当初予算関係議案並びに諸議案に対し、賛意を示す我々自由民主党県議団、改新クラブ、公明党県議団、刷新クラブを代表し、賛成の立場から討論をさせていただきます。
 まず、平成24年度当初予算案についてでありますが、昨年3月に発生した東日本大震災に伴う津波被害を教訓とした防災対策の強化と、9月に発生した紀伊半島大水害からの本格的な復旧や復興を加速度的に推し進める必要があります。
 一方、海外経済の減速や円高の影響などにより県内景気の先行きを下押しするリスクが存在するなど、県経済の情勢は依然として厳しい状況が継続しているところであります。
 本県におきましても、長引く景気の低迷により県税収入が伸び悩む一方、社会保障関係経費などの義務的経費が増加するなど、依然として厳しい財政環境のもと、極めて難しい予算編成を余儀なくされたものと推察いたします。そのような状況の中、県当局におきましては、元気な和歌山の創造と財政の健全化を両立させるため、歳入歳出の両面にわたり、あらゆる検討を行われたものと思います。
 当初予算案は、災害に備えた安全の政策、暮らしを守る安心の政策、新たな成長に向けた挑戦の政策の3本を柱として重点的に編成され、紀伊半島大水害からの早期復興や、いつ発生しても不思議ではない東海・東南海・南海地震などの大規模地震や津波、さらには風水害等に備えた防災対策の強化、子育て支援の充実や児童虐待の防止対策の強化、がん診療体制の強化など福祉対策の充実強化、県内産業の競争力強化や農林水産業の振興、また産業の発展を支えるために不可欠な社会資本整備の推進などといった新政策が盛り込まれているとともに、歳出規模が4年連続で前年度を上回るなど、現下の和歌山県の政策課題に適時適切に対応した積極的な予算案となっております。
 一方、依然として厳しい財政環境のもと、これらの政策を実現するに当たり、職員人件費の抑制や国の補正予算等で措置された基金の有効活用、不断の事務事業見直し等を着実に推し進めることにより、収支不足額を17億円に抑制されていることは高く評価されるものと考えています。
 このように平成24年度当初予算案は、元気な和歌山の実現に向けた新政策の重点的な推進と、持続可能な財政構造の確立に向けた財政健全化という2つの目標を両立させた予算として、県民の期待に十分こたえられるものであります。
 また、その他の諸議案につきましては、厳しい財政状況を勘案した職員の給与カット継続に係る条例改正や、青少年が安心してインターネットを利用できるよう、携帯電話における有害情報の閲覧防止措置等を厳格化する条例改正、県民や滞在者の安全な生活を確保するため、繁華街等での迷惑な客引き行為等を禁止する条例改正など、いずれも時宜にかなった必要かつ適切なものであります。
 この上は、これらの諸議案に盛り込まれた各般の施策を積極的かつ迅速に執行し、成果を上げることが県民の負託にこたえる上で最も肝要と確信するところであります。我々自由民主党県議団を初め賛意を示す各会派といたしましては、以上申し上げました認識のもと、今議会に提案されている平成24年度当初予算関係議案並びに諸議案について、原案どおり成立することを期するものであることを申し上げ、賛成の討論とさせていただきます。(拍手)
○議長(新島 雄君) 以上で、討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 まず、議案第1号、議案第3号、議案第7号、議案第16号、議案第38号、議案第45号、議案第46号、議案第69号、議案第81号及び議案第85号を一括して採決いたします。
 本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
 本案をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(新島 雄君) 起立多数であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議案第2号、議案第4号から議案第6号まで、議案第8号から議案第15号まで、議案第33号から議案第37号まで、議案第39号から議案第44号まで、議案第47号から議案第58号まで、議案第60号から議案第68号まで、議案第71号から議案第80号まで及び議案第82号から議案第84号までを一括して採決いたします。
 本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
 本案をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(新島 雄君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議請第5号及び議請第6号を一括して採決いたします。
 本請願に対する委員長報告は、いずれも不採択であります。
 本請願をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(新島 雄君) 起立多数であります。よって、本請願はいずれも委員長報告のとおり決定いたしました。
 この際、報告いたします。
 議員提出議案の提出がありました。
 お諮りいたします。議員提出議案第1号を本日の日程に追加し、これより直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 議員提出議案第1号議会の議員の議員報酬の特例に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 議案はお手元に配付しております。
 お諮りいたします。本案については、提出者の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 議員提出議案第1号を採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(新島 雄君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、日程第2に入ります。
 まず、和議第49号「近畿自動車道紀勢線の早期整備を求める意見書(案)」を議題といたします。
 案文は、お手元に配付しております。
 お諮りいたします。本案については、提出者の説明、質疑及び討論を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に、和議第50号「消費税増税に反対する意見書(案)」、和議第51号「衆議院選挙制度に関する意見書(案)」、和議第52号「「子ども・子育て新システム」の導入に関する意見書(案)」、和議第53号「選挙権年齢及び成人年齢に関する意見書(案)」、和議第54号「基礎自治体への円滑な権限移譲に向けた支援策の充実を求める意見書(案)」、和議第55号「年金制度抜本改革の全体像を早期に公表することを求める意見書(案)」、和議第56号「地方公務員の人件費削減に関する意見書(案)」、和議第57号「母子家庭の自立支援施策の充実を求める意見書(案)」、和議第58号「集団的消費者被害回復に係る訴訟制度の創設に関する意見書(案)」、和議第59号「電力の安定供給確保にかかる意見書(案)」、和議案60号「高速道路や河川など国土の基盤整備及びその体制維持を求める意見書(案)」を一括して議題といたします。
 案文は、お手元に配付しております。
 お諮りいたします。本案については、いずれも提出者の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に、和議第61号「LNG火力発電所の建設促進にかかる決議(案)」を議題といたします。
 案文は、お手元に配付しております。
 提出者の説明を許可いたします。
 21番中村裕一君。
  〔中村裕一君、登壇〕(拍手)
○中村裕一君 自由民主党県議団並びに改新クラブ、公明党県議団、刷新クラブを代表して、LNG火力発電所建設促進にかかる決議の提案理由を説明させていただきます。
 平成23年3月11日に発生した東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故により、全国の原子力発電所は定期点検後の再稼働が困難な状態となっています。
 また、関西電力管内では、去る2月20日には高浜発電所3号機が定期点検に入り、すべての原子力発電所が停止し、今後の深刻な電力不足が懸念されています。
 雇用や暮らしを支え、国力の基盤となっているのは産業経済活動であり、技術立国、製造業立国、貿易立国たる我が国の産業競争力を維持強化していくためには、エネルギー安全保障を確保し、安定的かつ低廉なエネルギーを供給することが不可欠であります。
 一方、平成9年の第135回電源開発調整審議会において、出力370万キロワットの和歌山発電所が電源開発基本計画に組み入れることが承認されましたが、運転開始時期が毎年繰り延べされている状況であります。
 和歌山発電所の燃料であるLNGは、燃焼時の二酸化炭素の排出量が少なく、生産地が分散しているため供給安定性に優れるというメリットもあり、エネルギーの効率化という点から、あるいはエネルギーのベストミックスという資源の少ない日本の国策としても、ぜひこの建設を進めるべきであります。もしこの発電所が建設されるとなると、新たな雇用を生み出し、地域の経済活性化に大きく貢献するものと思われます。
 今後の電力の安定供給を目指すためにも、LNG火力発電所建設を促進することを求める決議をここに提案いたします。何とぞ、議員諸氏の御賛同を賜りますよう、よろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(新島 雄君) 以上で、提出者の説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 本案について質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。本案については、委員会付託及び討論を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 まず、和議第49号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、和議第50号を採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(新島 雄君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
 次に、和議第51号及び和議第52号を一括して採決いたします。
 本案をいずれも原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(新島 雄君) 起立多数であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、和議第53号及び和議第54号を一括して採決いたします。
 本案をいずれも原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(新島 雄君) 起立多数であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、和議第55号を採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(新島 雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、和議第56号から和議第60号までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本案をいずれも原案のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、和議第61号を採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(新島 雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に日程第3、常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
 お諮りいたします。お手元に配付しております「継続審査を要する所管事務調査件名表」及び「継続審査を要する担任事務調査件名表」のとおり、それぞれ閉会中の継続審査として付議することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に日程第4、特別委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
 お諮りいたします。東南海・南海地震等対策特別委員会、人権・少子高齢化・環境問題等対策特別委員会、行政改革・基本計画等に関する特別委員会、半島振興・交通・産業振興対策特別委員会及び予算特別委員会に付議されたそれぞれの問題について、さらに閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 以上で、今期定例会に付議された諸案件の審議はすべて終了いたしました。
 平成23年度は、和歌山県にとって厳しくつらい年でありました。もうすぐ始まる新年度は笑顔輝く和歌山県であることを願い、いま一度「負けるな!!和歌山」を確認いたします。
 議員各位のさらなる御活躍をお祈りし、これをもって、平成24年2月定例会を閉会いたします。
  午後2時26分閉会

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