平成23年9月 和歌山県議会定例会会議録 第5号(全文)


平成23年9月 和歌山県議会定例会会議録

第5号(全文)


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正しい表記は「人名等の正しい表記」をご覧ください。

平成23年9月
和歌山県議会定例会会議録
第5号
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議事日程 第5号
 平成23年9月28日(水曜日)
 午前10時開議
 第1 議案第101号から議案第115号まで及び議案第118号から議案第120号まで、
    並びに請願2件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
 第2 議案第116号及び議案第117号(特別委員会設置・付託・閉会中継続審査・委員選任)
 第3 議案第121号(委員会付託等省略・表決)
 第4 意見書・決議案
 第5 議員派遣の件
 第6 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
 第7 特別委員会閉会中継続審査の件
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会議に付した事件
 第1 議案第101号から議案第115号まで及び議案第118号から議案第120号まで、
    並びに請願2件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
 第2 議案第116号及び議案第117号(特別委員会設置・付託・閉会中継続審査・委員選任)
 第3 議案第121号(委員会付託等省略・表決)
 第4 意見書・決議案
 第5 議員派遣の件
 第6 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
 第7 特別委員会閉会中継続審査の件
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出席議員(42人)
 1番 森 礼子
 2番 立谷誠一
 3番 尾崎太郎
 4番 藤山将材
 5番 新島 雄
 6番 山下直也
 7番 門 三佐博
 8番 井出益弘
 9番 濱口太史
 10番 鈴木太雄
 11番 服部 一
 12番 川口文章
 13番 山田正彦
 14番 坂本 登
 15番 宇治田栄蔵
 16番 尾崎要二
 17番 山本茂博
 18番 平木哲朗
 19番 前芝雅嗣
 20番 浅井修一郎
 21番 中村裕一
 22番 冨安民浩
 23番 岸本 健
 24番 中 拓哉
 25番 花田健吉
 26番 角田秀樹
 27番 吉井和視
 28番 向井嘉久藏
 29番 谷口和樹
 30番 多田純一
 31番 片桐章浩
 32番 藤本眞利子
 33番 浦口高典
 34番 大沢広太郎
 35番 谷 洋一
 36番 岩田弘彦
 37番 高田由一
 38番 奥村規子
 39番 山下大輔
 40番 松坂英樹
 41番 長坂隆司
 42番 雑賀光夫
欠席議員(なし)
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説明のため出席した者
 知事         仁坂吉伸
 副知事        下 宏
 知事室長       野田寛芳
 国体推進監      中村正次
 危機管理監      宇恵元昭
 総務部長       米澤朋通
 企画部長       柏原康文
 環境生活部長     保田栄一
 福祉保健部長     鈴木敏彦
 商工観光労働部長   大門達生
 農林水産部長     増谷行紀
 県土整備部長     森 勝彦
 会計管理者      米山重明
 教育委員会委員長   宮永健史
 教育長        西下博通
 公安委員会委員長   大桑いく嗣
 警察本部長      山岸直人
 人事委員会委員長   守屋駿二
 代表監査委員     楠本 隆
 選挙管理委員会委員長 諸木良介
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職務のため出席した事務局職員
 事務局長       森田実美
 次長         佐本 明
 議事課長       堀 達也
 議事課副課長     吉田政弘
 議事班長       中井 寛
 議事課主任      中尾祐一
 議事課主査      保田良春
 議事課主査      中村安隆
 総務課長       上坊 晃
 総務課主事      柏木理利
 調査課長       谷村守彦
 政策班長       稲葉洋一
 調査課主査      石橋寿通
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  午前10時0分開議
○議長(新島 雄君) これより本日の会議を開きます。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時1分休憩
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  午後2時2分再開
○議長(新島 雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 日程第1、議案第101号から議案第115号まで及び議案第118号から議案第120号まで、並びに今期定例会の請願2件を一括して議題とし、順次、常任委員会委員長の報告を求めます。
 福祉環境委員会委員長藤本眞利子君。
  〔藤本眞利子君、登壇〕(拍手)
○福祉環境委員会委員長(藤本眞利子君) 福祉環境委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案3件であります。
 委員会は、9月22日、第2委員会室において開催し、福祉保健部、環境生活部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第101号、議案第105号及び議案第118号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、福祉保健部関係では、精神疾患対策について、こうのとりサポートについて、台風12号による被災地への保健所からの支援と医療支援について、無届けの有料老人ホーム対策について、訪問介護事業所の指定取り消し手続等について、サービスつき高齢者住宅について、災害救助法について、障害者施策推進協議会条例の改正について、環境生活部関係では、台風12号により発生した瓦れきの処理について、被災地域でのボランティアについて、電気自動車購入補助について、外来種の対策について、紀南版フェニックスの現況について、公共急速充電器の設置について、放射性物質測定器の活用についてただされました。
 以上をもちまして、福祉環境委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(新島 雄君) 経済警察委員会委員長山本茂博君。
  〔山本茂博君、登壇〕(登壇)
○経済警察委員会委員長(山本茂博君) 経済警察委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案2件であります。
 委員会は、9月22日、第3委員会室において開催し、公安委員会、商工観光労働部・労働委員会の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第101号、議案第118号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 なお、当委員会から「反捕鯨団体の活動に対して毅然たる取締りを求める意見書(案)」が提出される運びとなっておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、公安委員会関係では、暴力団排除活動に対する警察行政のあり方について、台風12号による警察職員宿舎の被害状況について、震災に便乗した食品衛生法違反事犯について、ハイブリッド車など走行音の静かな車が歩行者等を驚かせることによる驚愕事故への対応について、商工観光労働部・労働委員会関係では、販路開拓アクションプログラムに基づく専門見本市への集団出展について、ビジネスチャンスとしての太陽光発電について、海南市の水道問題について、労働争議に係る調整業務の「係属中」の意味について、台風12号の被災中小企業者に対する金融支援策についてただされました。
 以上をもちまして、経済警察委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げる次第でございます。(拍手)
○議長(新島 雄君) 農林水産委員会委員長平木哲朗君。
  〔平木哲朗君、登壇〕(拍手)
○農林水産委員会委員長(平木哲朗君) 農林水産委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託された案件は、議案付託表及び請願文書表に記載のとおり、議案2件、請願新規受理分1件であります。
 委員会は、9月22日、第4委員会室において開催し、農林水産部から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第118号、議案第119号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第3号は採択すべきものと決しました。
 なお、当委員会から意見書(案)を提出する運びとなっておりますので、よろしくお願いします。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、水産業の災害に係る予防対策や減災対策について、過去の災害と台風12号の被害について、台風12号被害に係る復興対策について、山林の深層崩壊について、災害に強い山づくりについて、災害復旧事業に係る庁内各部の調整について、海面漁業の被害と潮の流れについて、林業における災害の予防対策について、農業機械の被害に対する救済策について、農業共済制度の普及に係る国への要望について、災害復旧事業の地元負担金について、日高川に流出した牛の回収について、災害に対する保険制度について、日高川漁業協同組合の復旧について、紀南地方に発生しているカメムシについて、熊野牛の子牛市場について、福島第1原発事故に伴う本県シイタケ原木への影響について、福島第1原発事故に伴う肥料や飼料、農業用資材への放射能の影響について、台風後における鳥獣の行動変化について、水産物の生産額、単価の推移と今後の動向について、串本町の誤射事件の原因とその後の経過について、加太漁業協同組合の法令違反に係る県漁業協同組合連合会への指導について、射撃場の建設についてただされました。
 以上をもちまして、農林水産委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(新島 雄君) 建設委員会委員長服部 一君。
  〔服部 一君、登壇〕(拍手)
○建設委員会委員長(服部 一君) 建設委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案10件であります。
 委員会は、9月22日、第5委員会室において開催し、県土整備部から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第101号、議案第102号、議案第106号、議案第110号から議案第115号まで及び議案第118号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、各委員より、所管に係る質問がたくさん出ました。主な項目を申し上げますと、台風12号関連災害対策事業等の実施に伴う職員の体制について、総合的な災害対策事業推進の方針と国への要望について、限界集落の問題を含む被災地の再生構想について、台風12号による災害に伴い発生した流木の処理について、社会資本整備総合交付金等の配分が減額となった要因と次年度の見込みについて、台風12号による被害の詳細調査について、災害対策関連工事実施に際しての地元業者の参入について、災害対策事業等実施に伴う他府県からの応援職員の活用について、熊野川流域の治水対策としての河床整備の必要性について、紀の川の岩出井堰の整備について、災害により契約前に履行不能となった工事への対応について、京奈和自動車道の進捗状況と今後の見通しについて、県道和歌山橋本線のかつらぎ町東渋田、西渋田の改修促進について、県道那賀かつらぎ線の建設促進について、高野山環状(バイパス)道路の建設促進について、高野町富貴地区及び五條市内における県道阪本五條線の改修促進について、補正予算に係る繰越明許費について、台風12号災害結果を受けての道路構造物の工法について、自然災害発生等緊急時における河床堆積流木等の処理について、海岸等における防災減災対策としての陸閘の取り扱いについて、本宮地区における浸水対策としての輪中堤整備の見直しについてただされました。
 以上をもちまして、建設委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願いします。(拍手)
○議長(新島 雄君) 文教委員会委員長川口文章君。
  〔川口文章君、登壇〕(拍手)
○文教委員会委員長(川口文章君) 文教委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案5件であります。
 委員会は、9月22日、第6委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第101号、議案第107号から議案第109号まで及び議案第118号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、教育方針について、教育委員による教科書採択について、災害で流出した教科書・学用品の給与について、一乗閣の移転と文化財保護について、災害時の教育委員会、学校の体制について、被災公立学校学習環境復旧支援事業について、緊急時のスクールカウンセラー配備について、防災教育の強化について、和歌山西高と和歌山北高の統合に伴う取り組みについて、少人数学級の推進について、修学旅行の形態について、台風12号に伴う学習のおくれについて、中学校の卒業式と高等学校の入学式の時期について、小学校の英語教育に伴う取り組みについてただされました。
 以上をもちまして、文教委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(新島 雄君) 総務委員会委員長岸本 健君。
  〔岸本 健君、登壇〕(拍手)
○総務委員会委員長(岸本 健君) 総務委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表及び請願文書表に記載のとおり、議案5件、請願新規受理分1件であります。
 委員会は、9月22日、27日の2日間、第1委員会室において開催し、会計局、人事委員会事務局、監査委員事務局、選挙管理委員会、知事室、企画部、総務部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第103号は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきもの決し、議案第101号、議案第104号、議案第118号及び議案第120号については全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第2号は採択すべきものと決しました。
 なお、当委員会から「行政書士に行政不服審査法に係る不服審査手続の代理権の付与を求める意見書(案)」が提案される運びになっておりますので、よろしくお願いいたします。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、監査委員事務局関係では、平成22年度決算に係る審査の結果について、知事室関係では、和歌山国体の会場地となっている被害を受けた紀の川市粉河運動場について、企画部関係では、台風12号に係る激甚災害の指定及び復旧事業採択のスピードアップについて、津波防災の日制定記念「稲むらの火」シンポジウムの計画概要について、JR紀勢本線の新宮駅までの復旧について、総務部関係では、台風12号に係る土砂ダム等の被害対策について、ダム放流と危機管理について、県民税の配当等に係る軽減税率の延長についてただされました。
 以上をもちまして、総務委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(新島 雄君) 以上で、常任委員会委員長の報告が終わりました。
 これより委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 質疑なしと認めます。
 次に、討論に入ります。
 松坂英樹君から反対討論の通告がありますので、許可いたします。
 40番松坂英樹君。
  〔松坂英樹君、登壇〕(拍手)
○松坂英樹君 日本共産党県議団を代表いたしまして、議案第103号、111号に反対の立場で討論をさせていただきます。
 議案第103号は県税条例の一部を改正する条例案であり、この改正の中には証券優遇税制の延長が盛り込まれています。私どもは、この証券優遇税制をいわゆる金持ち減税であると批判し、制度の導入時にも、また延長時にも反対をしてまいりました。
 本来、上場株式の配当と譲渡益にかかる税率は20%ですが、これが優遇措置により半額の10%に軽減されています。この軽減措置により、全国合わせれば年間1000億円もの住民税の減収が起こっているとされて、和歌山県でも、平成22年ベースで試算をすると年間約4億5000万円もの県税減収となっています。
 庶民のわずかな貯蓄、その貯蓄の本当にわずかな利子にまで20%の税を課しているのに比べるとき、株や配当で大もうけした一部の高額所得者に恩恵を与えるような金持ち減税は、これ以上続けるべきではありません。
 次に、議案第111号は、災害対策として行われる県単独事業である災害緊急砂防などの市町村負担金を求める議案です。
 私どもは、県事業に対する市町村負担金の廃止・軽減を求め、特に災害対策事業については、市町村の財政事業と関係なしに降りかかる問題だとして廃止を訴えてきました。議案には、市町村負担金の一層の負担軽減を求める立場から反対です。
 つけ加えて申し上げますと、今回の台風による災害の中には、国の災害事業には規模的に対象とならず、県単独事業で対応せざるを得ない箇所が数多く出てまいります。今議会の補正には含まれず、次からの議案提案となりますが、台風災害の量的、面的広がりから見て、災害緊急砂防などの市町村負担金を再考し、軽減措置を今後とられるよう強く求めるものです。
 以上で、反対討論を終わります。(拍手)
○議長(新島 雄君) 以上で、討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 まず、議案第103号及び議案第111号を一括して採決いたします。
 本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
 本案をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(新島 雄君) 起立多数であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議案第101号、議案第102号、議案第104号から議案第110号まで、議案第112号から議案第115号まで及び議案第118号から議案第120号までを一括して採決いたします。
 本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
 本案をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(新島 雄君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、請願2件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本請願をいずれも委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、本請願はいずれも委員長報告のとおり決定いたしました。
 次に日程第2、議案第116号平成22年度和歌山県歳入歳出決算の認定について及び議案第117号平成22年度和歌山県公営企業決算の認定についてを一括して議題といたします。
 お諮りいたします。本案については、13人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に、ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、次のとおり指名いたしたいと思います。
 職員にその氏名を朗読させます。
○議事課副課長(吉田政弘君) 決算特別委員会委員、森礼子君、立谷誠一君、尾崎太郎君、山下直也君、濱口太史君、鈴木太雄君、山田正彦君、向井嘉久藏君、谷洋一君、長坂隆司君、奥村規子君、多田純一君、岩田弘彦君、以上13人。
○議長(新島 雄君) お諮りいたします。ただいま朗読した諸君を決算特別委員として指名することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名した諸君を決算特別委員に選任することに決定いたしました。
 次に日程第3、議案第121号を議題といたします。
 これより質疑に入ります。
 本案について質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。本案については、委員会付託等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 議案第121号和歌山県教育委員会の委員の任命につき同意を求めるについてを採決いたします。
 議場を閉鎖いたします。
  〔議場閉鎖〕
○議長(新島 雄君) ただいまの出席議員数は、議長を除き41名であります。
 お諮りいたします。立会人に、11番服部一君、16番尾崎要二君、30番多田純一君、40番松坂英樹君の4君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に以上の4君を指名いたします。
 念のため申し上げます。投票は無記名であります。投票用紙に、本県教育委員会の委員に山本哲君を任命するにつき同意することに賛成の諸君は「賛成」と、反対の諸君は「反対」と記載願います。
 なお、この際、白票は無効といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、白票は無効とすることに決定いたしました。
 投票用紙を配付いたします。
  〔投票用紙配付〕
○議長(新島 雄君) 配付漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めます。
  〔投票箱点検〕
○議長(新島 雄君) 異状なしと認めます。
 点呼に応じて順次投票願います。
 点呼いたします。
  〔氏名点呼・投票〕
○議長(新島 雄君) 投票漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
  〔議場開鎖〕
○議長(新島 雄君) これより開票を行います。
 立会人の立ち会いをお願いいたします。
  〔開票〕
○議長(新島 雄君) 投票の結果を報告いたします。
 投票総数41票、うち有効投票39票、無効投票2票。有効投票中、賛成38票、反対1票。
 以上のとおり、賛成多数であります。よって、議案第121号は同意することに決定いたしました。
 次に日程第4、まず和議第14号「行政書士に行政不服審査法に係る不服審査手続の代理権の付与を求める意見書(案)」、和議第15号「反捕鯨団体の活動に対して毅然たる取締りを求める意見書(案)」、和議第16号「農林漁業用軽油に係る軽油引取税の免税措置等に関する意見書(案)」を一括して議題といたします。
 案文は、お手元に配付しております。
 お諮りいたします。本案については、いずれも提出者の説明、質疑及び討論を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 和議第14号から和議第16号までを一括して採決いたします。
 本案をいずれも原案のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、和議第17号「『緊急事態基本法』の早期制定を求める意見書(案)」、和議第18号「受診時定額負担制度導入の撤回等を求める意見書(案)」、和議第19号「万全の領域警備を求める意見書(案)」、和議第20号「南極海における鯨類捕獲調査事業の継続を求める意見書(案)」、和議第21号「地元漁業者が主体となった法人の漁業権取得について制限を求める意見書(案)」、和議第22号「医療に係る事業税の特例措置の存続を求める意見書(案)」、和議第23号「一般用医薬品のインターネット等販売規制緩和に反対する意見書(案)」、和議第24号「調剤基本料の一元化に係る意見書(案)」、和議第25号「戦没者等の遺族に対する特別給付金等に係る意見書(案)」、和議第26号「消費税に係る措置を求める意見書(案)」、和議第27号「地下タンク漏えい防止規制対応推進事業に関する意見書(案)」、和議第28号「円高・産業空洞化等に係る緊急経済対策を求める意見書(案)」、和議第29号「雇用の再生・創出のための基金事業の延長等を求める意見書(案)」、和議第30号「小規模事業者経営改善資金融資制度の充実を求める意見書(案)」、和議第31号「介護保険制度に関する意見書(案)」、和議第32号「35人以下学級早期実現、義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書(案)」、和議第33号「『防災集団移転促進事業』適用条件緩和を求める意見書(案)」、和議第34号「災害復旧における農地傾斜角度等に関する意見書(案)」、和議第35号「本県の農地の災害復旧に関する決議(案)」を一括して議題といたします。
 案文は、お手元に配付しております。
 本案については、いずれも提出者の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 これより採決に入ります。
  〔退場する者あり〕
○議長(新島 雄君) まず、和議第17号を採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(新島 雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、和議第18号を採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(新島 雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
  〔退場する者あり〕
○議長(新島 雄君) 次に、和議第19号を採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(新島 雄君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
  〔入場する者あり〕
○議長(新島 雄君) 次に、和議第20号から和議第31号までを一括して採決いたします。
 本案をいずれも原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(新島 雄君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
  〔入場する者あり〕
○議長(新島 雄君) 次に、和議第32号から和議第35号までを一括して採決いたします。
 本案をいずれも原案のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に日程第5、議員派遣の件を議題といたします。
 お諮りいたします。本件については、会議規則第114条の規定により、お手元に配付しております文書のとおり議員を派遣いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に日程第6、常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
 お諮りいたします。お手元に配付しております「継続審査を要する所管事務調査件名表」及び「継続審査を要する担任事務調査件名表」のとおり、それぞれ閉会中の継続審査として付議することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に日程第7、特別委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
 お諮りいたします。東南海・南海地震等対策特別委員会、人権・少子高齢化・環境問題等対策特別委員会、行政改革・基本計画等に関する特別委員会、半島振興・交通・産業振興対策特別委員会及び予算特別委員会に付議されたそれぞれの問題について、さらに閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 以上で、今期定例会に付議された諸議案の審議はすべて終了いたしました。
 このたびの台風12号等による豪雨災害で犠牲となられた皆様に心から哀悼の意をあらわすとともに、被災されたすべての方にお見舞い申し上げます。
 本県議会は、被災をされた方々の救済と災害からの復興に最大限の力を尽くし、一日でも早く皆様が生活の安定を取り戻されるように取り組んでまいります。
 今期定例会は、質疑・一般質問の会期日程を4日から2日に集約し、また、672億円余の補正予算を緊急に追加提案されるなど、異例な議会運営を行いましたが、議員各位の御協力に深く感謝申し上げます。
 どうか、健康に御留意の上、御活躍されることを祈念いたします。
 これをもって、平成23年9月定例会を閉会いたします。
  午後2時44分閉会

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