平成23年2月 和歌山県議会定例会会議録 第5号(藤山将材議員の質疑及び一般質問)


県議会の活動

平成23年2月25日(金曜日)

 午前10時0分開議
○議長(谷 洋一君) これより本日の会議を開きます。
 日程第1、議案第1号から議案第16号まで、議案第33号から議案第39号まで、議案第41号から議案第43号まで、議案第45号から議案第57号まで及び議案第59号から議案第69号までを一括して議題とし、議案に対する質疑を行い、あわせて日程第2、一般質問を行います。
 20番藤山将材君。
 〔藤山将材君、登壇〕(拍手)
○藤山将材君 おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、一般質問に入りたいと思いますが、それに先立ちまして、まず、先日のニュージーランドで発生をいたしました地震によりお亡くなりになられた方々に対して心から哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。また、本県出身の方を含め、依然として安否が確認できていない方々もたくさんおられます。一刻も早く無事に救出されることをお祈りしつつ、一般質問に入らせていただきます。
 まず1番目、動物愛護についてお尋ねをいたします。殺処分を減少させる取り組みについて、環境生活部長に伺います。
 近年のペットブームで犬や猫といった動物とともに生活をする方がふえる一方で、動物の虐待、遺棄、飼養放棄といった生命倫理にかかわる問題が顕著になってきております。
 現在、日本の飼育世帯率から推計される飼育数は、犬が約1200万匹、猫が約1000万匹の計約2200万匹であります。ペットの飼育数がふえ続ける背景として、飼育可能な住居環境が整備されたことや、少子化の中でペットが子供と同じようにかわいがられるようになった、ペットと暮らすことによる精神的効用が広がったことなどが挙げられます。
 これはこれで結構なことでありますが、一方で毎年約33万頭のペットが捨てられている状況であり、保健所に持ち込まれ、ほとんど引き取り手もなく、約1週間前後で殺処分されています。幸運にも飼い主が見つかる確率は、犬で約23%、猫ではわずか2.9%にすぎません。平成19年度は、犬、猫の殺処分数だけでも約30万匹に上ります。ペットの死因の一番は、事故でも老衰でもなく、行政による殺処分でございます。そして、その動物を殺処分にしてしまう状況をつくり出しているのは我々人間でございます。
 本県では、犬、猫合わせて約20万頭が飼養されていると言われていますが、毎年県の動物愛護センターにもたくさんのペットが持ち込まれ、多くは殺処分せざるを得ない状況であります。国では動物の愛護及び管理に関する法律が定められており、この法律では具体的処置については都道府県などの自治事務によることとされています。
 和歌山県においては、和歌山県動物の愛護及び管理に関する条例が定められ、「当該動物を可能な限りその終生にわたり飼養するとともに、飼養できなくなった場合には、自らの責任において新たな所有者等を見つけるよう努めなければならない」となっていますが、保護引き取り頭数のうち約半数が、病気や老齢、子供が欲しがって飼い始めたが飽きて世話をしなくなった、ふえ過ぎて面倒を見切れなくなった、しつけができないなどの理由で飼い主自身が持ち込んでくるというのが実態であります。まずはこうした事態に対処するため、飼い主のモラルを向上させなければなりません。かわいいから動物を飼うといった安易な気持ちだけで飼うのではなく、動物を飼養していくためには、命あるものとともに生活をしていくという覚悟と責任が必要であります。
 そこで、飼い主のモラル向上のため、どういう取り組みがされているのでしょうか。また、動物愛護法では悪質業者について登録及び更新の拒否や登録の取り消しなどができるようになっていますが、一部には利益を求めて犬や猫を無理やりに繁殖させているという取扱業者もあるやに聞いております。動物取扱業者の認可は県知事となっていますが、本県ではそういった無軌道な繁殖を行うペット業者に対する指導や規制はどのように行われているのでしょうか。動物の殺処分を減少させるための取り組みとあわせて、環境生活部長に伺います。
 さらに、そういったモラルは学校の教育現場においても子供たちにしっかりと教えていく必要があると思っています。我が国は古くから伝統を重んじる風土の中で、社会規範や道徳性をはぐくみ、その中で弱い者へのいたわりや命に対する畏敬の念を養ってきました。外遊びをしなくなり、自然と触れ合う機会がめっきり少なくなり、ゲームの世界に夢中になっている子供たち。こうした現代社会の中でこれらが十分に育てられていない現状にかんがみ、学校教育においても特に大切に指導をしていく必要があると考えております。生き物を慈しむ心を育てる、命のとうとさを学ばせる、そういった教育のあり方について教育長に伺います。
 2番目の項目として、和歌山県情報館や和歌山県モバイル情報館を県外の方にも見ていただく工夫や取り組みについて伺います。
 和歌山県の地場産品の販路拡大策として、これまでも海南市特産の日用家庭用品のアンテナショップや都心の百貨店等での展示販売などを提案さしていただいた際に、QRコードの活用やモバイルサイトの利用などについても提案をしてまいりました。昨年の2月議会では、私の質問に対し、和歌山県モバイル情報館について、知事から情報の充実と県広報紙等へのQRコードの掲載など積極的な回答もいただきました。持論を繰り返しますが、ブロードバンド時代においてインターネットの利用は県外への広報として大変有効であると考えています。
 以前、親元を離れて暮らす学生が台所用品にふるさとである海南市の業者名が印刷されているのを見つけ、ふるさとの産物がこんなにも遠くで売られ、使われていることを改めて知り、感心したという話を聞きました。地元海南市の日用雑貨は全国1位のシェアであり、私の知る限り、県産品においては日本じゅうで最も広く販売されているものだと思います。それこそ、北海道から沖縄まで、家族住まいから単身赴任のお父さんやひとり暮らしの学生のお宅まで1年じゅう利用をされています。
 例えば、食器を洗うスポンジ。その包装フィルムに和歌山県の広告とともに、ホームページのアドレスやQRコードを印刷してもらうことができれば、全国の利用者にホームページを見ていただく機会が格段にふえることも期待でき、県外への和歌山県のPR策に使えないかとも思っております。
 また、見ていただく工夫とともに、ホームページそのものもグレードアップしていく必要があると思います。和歌山県のホームページである和歌山県情報館は、ここ数年でかなり内容が充実してきたと率直に思っております。中でも、本県の写真を掲載した和歌山県フォト博物館などは、自然景観、街角風景など和歌山のイメージを持ってもらい、行ってみたいと思ってもらえる工夫もなされております。
 ただ、せっかくならば解説を加えるとともに、音の工夫なども考えてみてはいかがでしょうか。鳥のさえずりや川のせせらぎ、滝の流れ落ちる音なども臨場感があってよいかもしれません。照明を落とした部屋で、缶ビールを片手に臨場感のあるスライドショーを見ていただきながら至福の時間を味わっていただく。私がたまに家のメダカ水槽の前でやっていることでありますが、これこそいやしを売る和歌山冥利に尽きるではありませんか。そういった工夫をしてみてはと思います。
 さらに、モバイル情報館を見てみますと、車で移動中に情報などを見て行ってみようかと思ってもらえるような工夫が少し不足しているんではないかというふうに思います。例えば、生石高原の紹介文とともに、ススキの穂が風になびいている写真を載せればイメージがわくでありましょうし、みさと天文台を紹介するためには、暗闇に浮かび上がる天文台の写真と満天の星空の写真を合わせればイメージをつかんでいただけるのではないでしょうか。
 モバイルサイトを立ち上げたころに比べて携帯電話の容量や通信速度が格段に進歩している今、紹介文よりもビジュアルに重きを置くべきと考えますが、そのような工夫はできないのでしょうか。和歌山県の県外PRとしてホームページのさらなる充実や、見ていただく工夫や取り組みについて知事室長にお尋ねをいたします。
 3番目に、青少年の有害サイト対策についてお尋ねをいたします。
 青少年インターネット環境整備法が施行されたことにより、子供が使う携帯電話で有害なサイトの閲覧を制限するフィルタリングサービスの設定が携帯電話事業者に義務づけをされてから約2年がたちました。しかしながら、いまだに出会い系サイトを通じての少女買春やネット上でのいじめ、有料サイトからの高額の利用料請求などのトラブル、また悲惨な事件に巻き込まれてしまうような事態が後を絶たないことは、御承知のとおりであります。
 和歌山県においても、インターネットをきっかけとする青少年を巻き込んだ児童買春や児童ポルノなどの犯罪が年々増加をしております。こうした携帯電話のサイトを通じて性犯罪等の被害に遭った子供のほとんどが、このフィルタリングを設定しておりません。
 この問題について、私が問題視しているのは、大きく分けて3つであります。まず第1に、子供のほうがネットに関する知識が豊富で保護者が子供についていけていない、第2に販売店の説明不足、第3は、法施行前から既に携帯電話を所持している青少年へのフィルタリングの設定をどうするかであります。
 昨年、本県において実施された調査では、フィルタリングの契約時の利用率は54%で、20年度の約40%に比べれば普及が進んでいるように思われますが、幾つかの携帯電話販売店で聞いてみても、買ったときにはフィルタリングを利用しても、後に保護者が子供にねだられ解除してしまうケースが多いとのことであります。実際にはこの数字よりも低いことは容易に推測ができるわけであります。つまり、子供を守るべき保護者の理解が足りず、子供のネット利用について目が行き届いていないという実態が浮かび上がってきます。
 第2の問題が、携帯電話販売店の周知不足です。フィルタリングの普及が進んでいないことから、警察庁が実施をした携帯電話販売店に対するフィルタリング推奨状況等実態調査によると、40%の販売店が契約の際にきちんとした説明が不十分だったということであります。中には、つける必要はないとか、閲覧できないサイトがあるのでつけないほうがよいと説明するなど、明らかに不適切な対応も見られたということで、契約の際に適切な説明をするよう働きかけを強めなければなりません。
 第3は、法施行前から携帯電話を持っている青少年へのフィルタリングの設定でありますが、現状においては情報モラル講座などでフィルタリングに対しての理解を深めてもらうほかないですが、このままだと一度も受講することなく卒業してしまう子供もたくさんいるのではないですか。
 インターネットが広く普及した現在、子供たちに正しい情報の使い方やルールあるいは怖さも同時に教えることで、青少年の健全育成、ひいてはネット社会の健全な発展に結びつけていくことも大切でありますが、その気がなくてものぞけてしまうという現実がある以上、有害サイトとの接点を断ち切るために条例改正を含めた効果的な対策を考える時期に来ているのではないかと考えますが、環境生活部長に伺います。
 最後、4番目として和歌山─海南間の道路整備の必要性についてお尋ねをいたします。
 これまでも海南湯浅道路の4車線化や県道海南金屋線、国道42号の有田─海南間のバイパス、海南インターチェンジからマリーナシティへのアクセス道路、国道370号線の阪井バイパスの東側からの整備や木津バイパスへの早期の着手、海南市東部から和歌山市へ抜ける秋月海南線などの整備について数度にわたり質問をしてまいりました。一生懸命検討し、質問させていただいた項目が少しずつでも実現していっていることに未来への希望を感じるとともに、一方で、なかなか進まない箇所もあり、さらに強く訴えていく必要性を感じております。
 その1つが、和歌山─海南間の道路整備であります。県下最大の人口を抱える和歌山市へは、周辺地域からの行き来が多いことは今さら申し上げるまでもございません。和歌山市の市街地への交通の流れは大体3つに大分けすることができると思いますが、1つ目は泉南などの大阪方面からのルート、2つ目は紀の川筋方面からのルート、そして3つ目は中紀や紀南地方からのルートであります。
 このうち紀南方面、すなわち海南市から南に位置する地域からの交通は、ほぼすべてが海南市内を通過して和歌山市へ入っていくこととなります。いわば、海南市はエントランスホールのような役割を果たしていると言われますが、この和歌山市と海南市を結ぶ道路網がどう考えても脆弱であると言わざるを得ません。
 和歌山市と海南市を結ぶ道路としては、紀三井寺を通過する国道42号線、そしてマリーナシティを経由して和歌川沿いを走る和歌山市道があります。そのほかには県道が7本ありますが、和歌山─海南間の県道は、幹線道路としてどれ1つもまともに機能していません。唯一整備されている国道42号も、紀三井寺付近では1日に4万台を超える通行があり、慢性的に渋滞を起こしている状態であります。先週には大雪のため、国道42号や国体道路は完全に麻痺、幹線道路としての機能を完全に失い、改めて脆弱さが浮き彫りになりました。和歌山─海南間にはもう1本の幹線道路が必要不可欠と確信をいたした次第でございます。海南・海草議会議員連絡協議会からの本県に対する要望事項の中にも、平成19年度から新たに県道秋月海南線の整備促進が盛り込まれました。
 現在、和歌山市内の外環状道路として国体までの整備を目指して工事が進められている都市計画道路の南港山東線と松島本渡線も、竈山神社付近で交差をした後、海南方面への区間についてはめどが立っておらず、今後も整備には相当の期間を要すると思われます。県道などの別の路線整備をするなど、早期に効果を発揮できるよう検討すべきではありませんか。そうすることで和歌山市と海南市を結ぶネットワークを形成することもできると思いますが、知事の見解を伺いまして私の一般質問を終わります。
 御清聴、どうもありがとうございました。(拍手)
○議長(谷 洋一君) ただいまの藤山将材君の質問に対する答弁を求めます。
 知事仁坂吉伸君。
 〔仁坂吉伸君、登壇〕
○知事(仁坂吉伸君) 和歌山─海南間の道路事情の悪さはよく存じ上げておりまして、早く解決したいというふうに考えております。
 和歌山─海南間の主要幹線道路であります国道42号線においては、これまで県からも強く働きかけていた紀三井寺交差点の改良事業が国で進められておりまして、今後、渋滞緩和が少しは図られるものと期待しております。
 また、国道42号に加えて都市計画道路の松島本渡線などが将来の和歌山─海南間の幹線道路となりますが、和歌山市内では事業中の松島本渡線を来年度から県道秋月海南線まで延伸し、平成27年度国体開催までに一連区間が供用できるよう、和歌山市とも協力して整備を進めております。さらに、これに接続する県道秋月海南線や岩出海南線などについても、都市計画道路の供用に合わせて効果を発揮するよう、狭隘な区間から逐次整備を進めているところであります。
 今後も、幹線道路となる都市計画道路の整備と周辺道路の狭隘区間の整備を組み合わせ、段階的、効率的な整備を図ってまいりたいと考えております。
○議長(谷 洋一君) 環境生活部長保田栄一君。
 〔保田栄一君、登壇〕
○環境生活部長(保田栄一君) 御質問の2点についてお答えいたします。
 まず、動物愛護についての飼い主のモラル向上のための取り組みについてですが、飼養者は、動物の生理、習性を正しく理解した上で、他人に迷惑をかけないで愛情を持って終生飼い続ける覚悟と責任を果たすことだと考えております。
 県では、こうした考え方に基づき、動物愛護センターを中心に、わうくらすやWAWフェスタ等の愛護教室やイベントを開催し、動物の愛護や適正な飼養の普及に努めているところです。
 ちなみに、昨年度は約22万人の方に動物愛護センターに来館していただき、約1万人の方に愛護教室などを受講していただいております。
 次に、動物の処分頭数を減少させるための取り組みについてですが、保護や拾得された犬や猫が速やかに飼い主に返還できるよう、鑑札や名札の装着を推進するため、広報媒体を通じて啓発を行っております。
 また、収容された犬や猫のうち、人と暮らしていくことが可能な犬、猫については、新たな飼い主に譲渡し、生存の機会を見出すことに努めるとともに、飼い主のいない不幸な命をつくらないため、不妊・去勢措置の普及啓発にも取り組んでいるところです。こうした取り組みの結果、保健所に収容された犬のうち、3割が返還または譲渡されております。
 最後に、無軌道な繁殖を行うペット業者に対する指導や規制については、飼養者のモラル向上が解決策の1つであると考えますが、現在、国の中央環境審議会において繁殖年齢や回数の制限等、動物取扱業者の適正化に向けての法整備の検討がなされているところですが、県といたしましては、現行法を厳格に運用するとともに、法令が遵守されるよう定期的に監視を行ってまいります。
 次に、続きまして青少年の有害サイト対策についてであります。
 昨年、県が独自に実施した携帯電話契約時調査でフィルタリング利用率の内訳は、小学生約82%、中学生約63%、高校生約42%と前年の内閣府調査の全国平均を上回るものの、まだ十分でないと考えております。このため、御指摘の問題点につきましても有識者や学校関係者、携帯電話事業者などで構成した和歌山県青少年インターネット有害情報対策会議を中心に検討を重ねており、ネット問題やフィルタリングに対する理解を深めるため、教育委員会と情報モラル講座を開催し、本年度は教職員や保護者等、約8500名の方々が受講されたところです。
 販売店対策につきましては、各携帯電話事業者とともにフィルタリング促進のための検討会などを行っており、今春の入学シーズンから販売店においてフィルタリング加入を推奨するチラシを配布する予定でございます。
 また、情報モラル教育につきましては、教育委員会によれば、現行学習指導要領に明記され、すべての学校で実施されておりますが、小学校は平成23年度、中学校、高等学校も順次導入される新学習指導要領により、ネットの危険性や個人情報の取り扱いなど、みずからを守る内容が組み込まれ、強化されてまいります。
 さらに、現在、フィルタリング解除の申し出について、保護者から書面による理由書を徴するという事業者の自主的な動きが広まりつつあります。この動きをより確実にするため、今後も事業者に働きかけるとともに、議員御指摘の趣旨を踏まえ、安易なフィルタリングの解除に歯どめをかけ、有害サイトから青少年を守るためのより有効な対策に取り組んでまいります。
 以上でございます。
○議長(谷 洋一君) 知事室長曽根義廣君。
 〔曽根義廣君、登壇〕
○知事室長(曽根義廣君) 県ホームページのPRについてでございます。
 和歌山県情報館は、本県における行政情報を初めとするさまざまな情報を発信する重要な手段であると認識しており、より多くの方々に見てもらえるよう、インターネットでの検索結果を上位に表示させるための技術的な取り組みに加え、昨年の議員からの御提言を受けての「県民の友」などの広報紙や県の封筒などにホームページアドレスやQRコードを印刷するなどして認知度を高める取り組みを進めているところです。
 今後、県外の方々に向けても、県外で開催される見本市等で県が作成、配布するチラシにホームページアドレスやQRコードを印刷するなど、より一層のPRに努めてまいります。
 次に、ホームページの内容の充実につきましては、これまでフォト博物館やインターネット放送局といった魅力ある写真や動画の充実をしてまいりましたが、議員御提言のように、視覚だけでなく聴覚に訴えることも効果的であると考えますので、自然が奏でる音を取り入れるなど、今後ともさまざまな工夫を凝らしてまいります。
 また、モバイル版につきましても、和歌山県を紹介するページを充実するため、ビジュアルなモバイル版「和歌山県ガイドブック」を作成するなど、より多くの方々に和歌山のよさを知っていただけるように努めてまいります。
 以上でございます。
○議長(谷 洋一君) 教育長山口裕市君。
 〔山口裕市君、登壇〕
○教育長(山口裕市君) 生命を慈しむ教育についてお答えいたします。
 各学校では、自他の生命を尊重しようとする態度や動植物を大切にする心を育てるために、道徳の時間を初め、自然体験活動や動植物の飼育活動など、教育活動全体を通じて指導をしてございます。
 今後とも、生命のとうとさを実感できるさまざまな取り組みを通しまして、動植物を愛し、責任を持って育てようとする態度や大切にする強い気持ちを育成してまいりたいと考えます。
 以上でございます。
○議長(谷 洋一君) 答弁漏れはありませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(谷 洋一君) 再質問を許します。
 〔「ありません」と呼ぶ者あり〕
○議長(谷 洋一君) 以上で、藤山将材君の質問が終了いたしました。

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