平成20年12月 和歌山県議会定例会会議録 第1号(全文)


県議会の活動

平成20年12月
和歌山県議会定例会会議録
第1号
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議事日程 第1号
 平成20年12月1日(月曜日)
 午前10時開会・開議
 第1 会議録署名議員の指名
 第2 会期決定の件
 第3 議案第120号から議案第147号まで
    (当局説明)
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会議に付した事件
 第1 会議録署名議員の指名
 第2 会期決定の件
 第3 議案第120号から議案第147号まで
    (当局説明)
 第4 休会決定の件
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出席議員(46人)
 1番 泉 正徳
 2番 山本茂博
 3番 前芝雅嗣
 4番 浅井修一郎
 5番 吉井和視
 6番 向井嘉久藏
 7番 門 三佐博
 8番 町田 亘
 9番 川口文章
 10番 平木哲朗
 11番 花田健吉
 12番 須川倍行
 13番 大沢広太郎
 14番 谷 洋一
 15番 平越孝哉
 16番 下川俊樹
 17番 岸本 健
 18番 尾崎太郎
 19番 藤山将材
 20番 新島 雄
 21番 山下直也
 22番 井出益弘
 23番 宇治田栄蔵
 24番 多田純一
 25番 中 拓哉
 26番 角田秀樹
 27番 江上柳助
 28番 山田正彦
 29番 坂本 登
 30番 尾崎要二
 31番 中村裕一
 32番 服部 一
 33番 片桐章浩
 34番 原 日出夫
 35番 藤本眞利子
 36番 長坂隆司
 37番 玉置公良
 38番 小川 武
 39番 冨安民浩
 40番 奥村規子
 41番 山下大輔
 42番 松坂英樹
 43番 藤井健太郎
 44番 雑賀光夫
 45番 野見山 海
 46番 松本貞次
欠席議員(なし)
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説明のため出席した者
 知事         仁坂吉伸
 副知事        原 邦彰
 知事室長       曽根義廣
 危機管理監      森 崇
 総務部長       小濱孝夫
 企画部長       前硲健作
 環境生活部長     井口悦治
 福祉保健部長     井畑文男
 商工観光労働部長   永井慶一
 農林水産部長     下林茂文
 県土整備部長     茅野牧夫
 会計管理者      雑賀忠士
 教育委員会委員長   湯川 力
 教育長        山口裕市
 公安委員会委員    片山博臣
 警察本部長      永松健次
 人事委員会委員長   守屋駿二
 代表監査委員     楠本 隆
 選挙管理委員会委員長 山本恒男
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職務のため出席した事務局職員
 事務局長       蓬臺孝紀
 次長         東岡誠吾
 議事課長       薮上育男
 議事課副課長     土井敏弘
 議事班長       田中健司
 議事課主任      中尾祐一
 議事課主査      保田良春
 議事課主査      石垣悦二
 議事課主査      瀧川泰治
 総務課長       笠松 学
 調査課長       佐本 明
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  午前10時0分開会・開議
○議長(大沢広太郎君) ただいまから、平成20年12月定例会を開会いたします。
 これより本日の会議を開きます。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時0分休憩
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  午前11時0分再開
○議長(大沢広太郎君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 今期定例会の会議録署名議員は、12番須川倍行君、21番山下直也君、36番長坂隆司君の3君を指名いたします。
 次に日程第2、会期決定の件を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から12月17日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大沢広太郎君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は本日から12月17日までの17日間と決定いたしました。
 この際、諸般の報告をいたします。
 知事から地方自治法第180条第1項の規定による知事専決処分報告が、監査委員から監査報告及び現金出納検査実施結果の報告がありました。いずれもお手元に配付しておりますので、御了承願います。
 なお、人事委員会から職員の給与等に関する報告及び勧告がありましたが、この写しは既に各議員に送付されておりますので、申し添えます。
 次に、今期定例会に提出された議案は、お手元に配付のとおり、議案第120号から議案第147号までの計28件であります。
 日程第3、議案第120号から議案第147号までを一括して議題といたします。
 まず、当局の説明を求めます。
 知事仁坂吉伸君。
  〔仁坂吉伸君、登壇〕
○知事(仁坂吉伸君) 平成20年12月定例会に御参集いただきまして、厚く御礼申し上げます。
 ただいま上程されました諸議案の提案理由を御説明するに先立ち、最近の県政の主な動き等について御報告申し上げます。
 我が国の経済情勢は、米国のサブプライムローン問題に端を発した国際経済不安や原油・原材料高の影響を受け、非常に厳しい局面に立たされております。
 国においては、こうした状況に対応するため、生活者の不安を解消し、持続可能な社会への変革を加速するための安心実現のための緊急総合対策に係る補正予算が成立しました。また、10月末には、世界的な金融情勢の激変により景気の減速が懸念される中で、生活者の暮らしの安全、金融・経済の安定強化、地方の底力の発揮を柱とする新たな経済対策・生活対策が取りまとめられたところです。
 県といたしましては、もともと長期的に経済成長の波に取り残され、多くの困難を抱え苦しんでいる県内中小企業が、昨今の原油・原材料の価格高騰や金融不安などによりさらに状況が悪化していることを踏まえ、国による緊急保証制度の拡充に加えて、県独自でも融資制度の見直しを行いました。再度の借りかえを可能にする緊急対策枠の新設や融資限度額の拡大、融資期間の延長などにより中小企業者の資金繰りを支援するもので、先月から早速取り扱いを開始しております。
 さらには、地域の実情に応じた原油・原材料高に対応した対策を講じるとともに、生活基盤の充実や防災対策の推進を図るべく、国の緊急総合対策に係る補正予算を踏まえ、所要の措置を実施する補正予算を提出させていただいた次第であります。
 今後も引き続き、県内の景気動向や経済雇用情勢を注視しつつ、国の追加補正予算編成の動向を踏まえながら、必要となる対策を講じてまいりたいと考えております。
 現下の厳しい経済情勢の打開に向けた産業振興策として、景気後退局面においても投資意欲が旺盛な企業を選別して積極的な企業誘致活動を行っており、現在造成中の紀北橋本エコヒルズ「橋本隅田地区」への第1号進出企業も決まるなど、既に昨年度を上回る進出協定の締結件数となっております。
 今後も、経済不安に伴う企業設備投資基調の鈍化が予想されますが、職員が一丸となって豊富な地域資源やすぐれた立地環境など、和歌山の魅力を企業に訴えながら積極的な誘致活動を展開してまいります。
 また、こうした企業誘致とともに、既存産業の活性化を促し県経済を支える両輪としていくことが重要であります。そのため、和歌山産業にさらに磨きをかけるための取り組みとして、県融資制度の充実に加え、農商工連携や和歌山県優良県産品推奨制度などを推進しているところであり、今月18日には幅広い分野から和歌山ならではの推奨産品を「プレミア和歌山」として発表し、全国に向けて売り出してまいります。
 本県の強みである農産物等につきましては、柿、ミカンのトップセールスやフランスでの国際見本市出展、東京駅レストラン街での食材プロモーションなどを実施したところであり、さらに来年は大阪での合同商談会の開催や東京でのFOODEX JAPANへの出展に加え、海外でのフェアの開催など、販売促進のための精力的なプロモーションを実施してまいります。
 本県の魅力を最大限に生かす観光の振興につきましては、県議会議長、県議会農林水産委員長及び県内の企業の皆様方とともにスペインを訪問し、観光と物産のトップセールスやサンティアゴへの道・熊野古道姉妹道提携10周年共同プロモーション活動を実施してまいりました。
 ガリシア州政府首相との会談では、今後も共同して世界遺産の道をPRしていくことに合意するとともに、来年5周年を迎える本県の世界遺産登録記念事業への出席を要請したところです。
 国内に向けては、東京の赤坂サカスにおいて食を切り口にした大規模誘客イベントを開催し、本県の観光や物産をアピールするとともに、足湯体験による温泉PRや県産品の販売等を通じて和歌山県を積極的に売り込んでまいりました。民放テレビとタイアップして実施したことで宣伝効果も大きかったものと考えております。
 我が国が観光立国を推進するための司令塔となる観光庁が発足したところであり、本県といたしましても、観光庁が実施する取り組みなどと連携して、さらに魅力ある観光地づくりに努めてまいりたいと考えております。
 さらに、県民の経済活動のチャンスを保障するためには、道路ネットワークの確立など、県民の生活を支える基礎的な基盤づくりが重要となります。
 現在、国において道路財源の一般財源化に向けた検討や新たな中期計画の策定作業が進められているところですが、全国に比べ道路整備が著しく立ちおくれた本県にとって、紀伊半島を一周する近畿自動車道紀勢線や京奈和自動車道を初めとする道路整備の推進と安定的な道路財源の確保は、経済の発展と県民生活の元気づくりのために不可欠であります。このような基盤づくりがおくれている地方では、住民がその原因に気がつかないうちに次第に元気が失われていくからであります。
 このため、高規格幹線道路などの幹線道路網は国が責任を持って整備すべきであること、和歌山県のような地方の道路の便益を正当に評価していない現行の費用便益分析を改良すべきであることという意見を国土交通省に提出しました。
 今後も引き続き、本県に必要な道路整備の着実な推進と道路財源の安定的な確保について国や関係機関に対して強く訴えてまいります。
 また、県民が安心して暮らせるための医療につきましては、医師不足解消に向けた抜本的対策として取り組んできました県立医科大学の入学定員増が、国への粘り強い働きかけの結果、今年度から25名の増員が認められたところです。その後、閣議決定された「経済財政改革の基本方針2008」において医学部入学定員を増員する方針が決定されたところから、来年度はさらに10名増員することといたしました。
 これに加えて、養成した医師の定着や地域の医療体制の堅持に向け、ハード・ソフトの対策を総動員して本県県民が安心して暮らせるよう、全国各地で問題となっている医療崩壊を食いとめるため努力してまいりたいと思います。
 環境対策では、本県がかねてから強く要望してまいりました住宅に係る太陽光発電システムの導入促進につきましては、国の第1次補正として補助制度が創設されるなど、増加が著しい家庭部門での温室効果ガスの排出削減、自然エネルギーの利用促進に向けた取り組みが加速してまいりました。
 本県におきましては、国に先駆け住宅用太陽光発電導入促進制度を創設し、多くの方々からお申し込みをいただいたところですが、今後とも、日照時間の長い本県の強みを生かした地球温暖化対策の1つとして、一層積極的に取り組んでまいりたいと思います。
 県民の元気を生み出す国民体育大会につきましては、ことし大分県で第63回大会が開催され、17競技47種目で入賞し、男女総合成績につきましては第41位、女子総合成績は第32位となり、競技力の向上の第一歩を踏み出したところです。今回の成績を足がかりに平成27年開催の和歌山国体での男女総合優勝に向けて計画的な育成強化策を推進し、県民の皆様方の期待にこたえられるよう本県の競技力の向上に努めてまいります。
 次に、行財政改革の取り組みについてございます。
 新行財政改革推進プランを実行していくため、先般、このプランに沿った県有施設、外郭団体及び補助金等の見直しを中心とする行財政改革推進本部事務局案を公表し、議会の皆様を初め広く県民の皆様からの多くの御意見をいただいたところであります。
 今後、これらの御意見を踏まえながら庁内で議論を深め、2月議会までに最終案を取りまとめてお示ししたいと考えております。
 以上、本県を取り巻く状況を踏まえ、平成21年度新政策につきましては、行財政改革を推進して持続可能な財政を堅持しつつ、限られた行財政資源を和歌山の強みを伸ばす取り組みと県民生活の根底を支える取り組みに重点投資することにより、元気な和歌山の創造に向けた施策を積極的に展開していく所存でございます。
 今後、この方向に沿って平成21年度予算編成を行い、経済発展に向けた取り組みをさらに進めるとともに、和歌山県が目指す将来像「未来に羽ばたく愛着ある郷土 元気な和歌山」の実現を一歩一歩図ってまいりたいと考えております。
 続きまして、今定例会に上程しております諸議案の提案理由を御説明申し上げます。
 まず、12月補正予算についてでございます。今回の補正予算は、一般会計で31億7400万円余となっており、その主なものについて御説明申し上げます。
 まず、新型インフルエンザの発生初期やパンデミック期において優先的に患者の受け入れを行う医療機関の体制整備のため、人工呼吸器や防護服等を購入する医療機関に対し助成をすることとしております。
 次に、燃油価格の高騰を受け、温室のエネルギー効率を高め燃油の使用量を低減させるための施設整備に対する支援を大幅に拡充することとしております。
 また、国の緊急総合対策により追加された国庫補助金を活用し、緊急輸送道路の整備や橋梁の耐震補強工事を前倒しで実施することとしております。
 このほか、港湾施設等の指定管理者選定に伴う債務負担行為を設定することとしております。
 次に、条例案件等について、その主なものを御説明申し上げます。
 まず、議案第123号は、県税の賦課徴収体制を強化することを目的に、県税事務所の長に対する知事の権限の委任の範囲を改めるため所要の改正を行うものでございます。
 また、議案第124号は、法令等に基づく知事の権限に属する事務の一部を関係市町村が処理することとするため所要の改正や規定の整備を行うものであり、議案第125号は、住民基本台帳法の規定に基づき、保存期間に係る本人確認情報の利用及び提供に対して必要な事項を定めるための条例制定でございます。
 次に、議案第129号は、政治資金規正法の一部改正に伴い、収支報告書等の写しの交付に係る手数料の額を規定するとともに、高等看護学院、なぎ看護学校、産業技術専門学院、農業大学校に係る授業料の改定に伴い、所要の改正を行うものでございます。
 また、議案第130号は建設事業施行に伴う市町村負担金について、議案第131号は当せん金付証票の発売総額について、議案第132号は県営住宅家賃滞納者に対する滞納家賃請求等訴訟の提起について、議案第133号から第138号までは指定管理者の指定について、議案第139号から第147号までは工事請負契約の締結について、それぞれ議決をお願いするものでございます。
 次に、諸報第20号から第26号までは、地方自治法第180条第1項の規定による委任専決処分報告でございます。
 何とぞ、御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(大沢広太郎君) 以上で、当局の説明が終わりました。
 この際、永年在職議員に対する全国都道府県議会議長会からの表彰状の伝達を行うため、このまま暫時休憩いたします。
  午前11時18分休憩
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○事務局長(蓬臺孝紀君) ただいまから、永年在職議員に対する全国都道府県議会議長会からの表彰状の伝達式を行います。
 まず、議員在職25年以上で表彰を受けられました下川俊樹殿。(拍手)
○議長(大沢広太郎君) 表彰状 下川俊樹殿 あなたは和歌山県議会議員として在職25年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰いたします 平成20年10月28日 全国都道府県議会議長会
  〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(蓬臺孝紀君) 次に、議員在職20年以上で表彰を受けられました宇治田栄蔵殿。(拍手)
○議長(大沢広太郎君) 表彰状 宇治田栄蔵殿 あなたは和歌山県議会議員として在職20年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰いたします 平成20年10月28日 全国都道府県議会議長会
  〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(蓬臺孝紀君) 次に、議員在職15年以上で表彰を受けられました向井嘉久藏殿。(拍手)
○議長(大沢広太郎君) 表彰状 向井嘉久藏殿 あなたは和歌山県議会議員として在職15年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰いたします 平成20年10月28日 全国都道府県議会議長会
  〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(蓬臺孝紀君) 以上で、表彰状の伝達が終わりました。
 それでは、仁坂知事より御祝辞をいただきます。
  〔仁坂吉伸君、登壇〕
○知事(仁坂吉伸君) このたび、25年以上の永年在職議員表彰を受けられました下川議員、20年以上の永年在職議員表彰を受けられました宇治田議員、15年以上の永年在職議員表彰を受けられました向井議員に、心からお祝いを申し上げます。
 これまでの長きにわたる議員生活を振り返られ、感慨もひとしおのことと存じます。
 下川議員、宇治田議員、向井議員は、皆さん、県議会議長、副議長を初め各種常任委員会委員長、各種特別委員会委員長の要職を歴任され、議会の円滑な運営に努力されますとともに、今日に至るまでさまざまな分野において、ふるさと和歌山県発展のため情熱を傾けられ御努力を賜ってまいりました。長年の御功労に対し感謝を申し上げますとともに、深く敬意を表する次第であります。
 急激な時代の潮流の中、地方では課題が山積しているところであり、魅力ある地域づくりがより一層強く求められております。
 どうぞ皆さんには、今後とも十分御健康に留意され、その豊富な御経験を生かし、さらなる県勢の発展のため御尽力を賜りますようにお願い申し上げ、私のお祝いの言葉といたします。おめでとうございました。(拍手)
○事務局長(蓬臺孝紀君) 引き続きまして、被表彰議員を代表されまして下川俊樹議員よりごあいさつがございます。
  〔下川俊樹君、登壇〕(拍手)
○下川俊樹君 ただいまお許しをいただきましたので、お礼のごあいさつを申し上げたいと思います。
 今回、永年在職15年以上ということで向井嘉久藏議員が、そして20年以上ということで宇治田栄蔵議員、そして不肖私が25年以上ということで全国都道府県議会議長会から表彰をいただくことになりました。感慨深いものがございます。
 そして、ただいまは仁坂吉伸知事より身に余る御祝辞をちょうだいいたしました。これを機会にさらなる精進をして、和歌山県、県勢発展のために全力を傾注したいと心を新たにしたところでございます。
 光陰矢のごとし──時の流れは速いものです。昭和58年に県政に参画をさせていただいて26年目を迎えるわけですけれども、今は亡き仮谷志良知事のもとで県政の勉強をさせていただき、当時大変苦慮していた県立和歌山医大の新築移転問題で、若輩ながら知事と議論したことは、本当に心に残る思い出の1つであります。自来、西口勇知事、木村良樹知事、仁坂吉伸知事のもとで、この壇上を通じ、そして委員会を通じ、多くの提言をさせていただき、少なくとも県政の中で議員としてなすべきことを少しでも行動をともにできたんかな、そういう気持ちでいっぱいであります。
 私たち3人は、それぞれ選挙区は違いますけれども、政治に対する情熱、そして和歌山県のさらなる発展のために全力を傾注をしてきたところでありますけれども、これを契機にさらなる研さんを積んで一生懸命頑張っていく覚悟をしたところでございます。
 振り返ってみますと、当選をしたとき自来、和歌山県、少しずつでもよくなってんのかなと。高速道路の南伸にしましても、20年をかかってやっと田辺まで開通をしたところであります。そして、JRの新大阪乗り入れ、関西国際空港の開港、そして私が一番印象にあるんですけども、議長のときに西口知事とともに熊野遺産の古道の提携にスペインに行かしていただいたことを、本当に今強く思っているところであります。
 今後、環境問題を含め多くの問題が山積している中で、県民の皆さんとともに全力で頑張っていきたい。そして、私と行動をともにしてくれ、そして見守ってくれた多くの後援会の皆さん、そして県庁職員の皆さんに心から感謝を申し上げ、今後とも全力を挙げて頑張る所存でございますので、ぜひ御協力を賜りますことを心からお願い申し上げて、お礼の言葉にかえさしていただきたいと思います。本当にありがとうございました。(拍手)
○事務局長(蓬臺孝紀君) これをもちまして、表彰状の伝達式を終わります。
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  午前11時32分再開
○議長(大沢広太郎君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 この際、新任者を御紹介申し上げます。
 まず、10月21日、教育委員会の委員長に就任されました湯川力君を御紹介申し上げます。
 教育委員会委員長湯川力君。
  〔湯川 力君、登壇〕
○教育委員会委員長(湯川 力君) 去る10月21日付をもちまして教育委員会委員長に選任されました湯川力でございます。
 現代は激動の時代だというふうに言われておりまして、教育にとりましても大変重要な時期であるというふうに私は考えています。
 こうした時期だけに、その職責の重さを十分にかみしめながら1つ1つ問題を解決し、さらなる教育発展のために全力を尽くしてまいりたいと考えております。
 皆さん方の今まで以上の御支援、御指導、御鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げまして、簡単でございますが、ごあいさつといたします。(拍手)
○議長(大沢広太郎君) 次に、9月26日、教育委員会の委員に任命同意され、10月16日就任されました柏井洋臣君を御紹介申し上げます。
 教育委員会委員柏井洋臣君。
  〔柏井洋臣君、登壇〕
○教育委員会委員(柏井洋臣君) さきの9月県議会におきまして皆様方の御同意をいただき、10月16日付をもちまして教育委員会委員に就任いたしました柏井洋臣でございます。
 もとより微力でございますが、本県の教育発展のため職務を果たしてまいりたいと考えてございます。どうかよろしく御指導賜りますようお願い申し上げます。(拍手)
○議長(大沢広太郎君) 次に、9月26日、教育委員会の委員に任命同意され、10月16日就任されました寺村多喜君を御紹介申し上げます。
 教育委員会委員寺村多喜君。
  〔寺村多喜君、登壇〕
○教育委員会委員(寺村多喜君) さきの9月県議会におきまして皆様方の御同意をいただき、10月16日付をもちまして教育委員会の委員に就任いたしました寺村多喜でございます。
 もとより微力ではございますが、本県の教育発展のために職務を果たしてまいりたいと考えてございます。どうかよろしく御指導賜りますようお願い申し上げます。(拍手)
○議長(大沢広太郎君) お諮りいたします。12月2日から5日までは議案調査のため休会といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大沢広太郎君) 御異議なしと認めます。よって、12月2日から5日までは休会とすることに決定いたしました。
 次会は12月8日定刻より会議を開き、質疑及び一般質問を日程といたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
  午前11時35分散会

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