平成20年2月 和歌山県議会定例会会議録 第9号(全文)


県議会の活動

平成20年2月
和歌山県議会定例会会議録
第9号
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議事日程 第9号
 平成20年3月18日(火曜日)
 午前10時開議
 第1 議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号(討論・表決)
 第2 議案第1号から議案第16号まで、議案第31号から議案第61号まで、及び議案第63号から
議案第77号まで、並びに請願3件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
 第3 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
 第4 特別委員会閉会中継続審査の件
 第5 意見書・決議案
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会議に付した事件
 第1 議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号(討論・表決)
 第2 議案第1号から議案第16号まで、議案第31号から議案第61号まで、及び議案第63号から
議案第77号まで、並びに請願3件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
 第3 附帯決議案
 第4 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
 第5 特別委員会閉会中継続審査の件
 第6 議員提出議案第3号(提出者説明等省略・表決)
 第7 意見書・決議案
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出席議員(46人)
 1番 泉 正徳
 2番 山本茂博
 3番 前芝雅嗣
 4番 浅井修一郎
 5番 吉井和視
 6番 向井嘉久藏
 7番 門 三佐博
 8番 町田 亘
 9番 川口文章
 10番 平木哲朗
 11番 花田健吉
 12番 須川倍行
 13番 大沢広太郎
 14番 谷 洋一
 15番 平越孝哉
 16番 下川俊樹
 17番 岸本 健
 18番 尾崎太郎
 19番 藤山将材
 20番 新島 雄
 21番 山下直也
 22番 井出益弘
 23番 宇治田栄蔵
 24番 多田純一
 25番 中 拓哉
 26番 角田秀樹
 27番 江上柳助
 28番 山田正彦
 29番 坂本 登
 30番 尾崎要二
 31番 中村裕一
 32番 服部 一
 33番 片桐章浩
 34番 原 日出夫
 35番 藤本眞利子
 36番 長坂隆司
 37番 玉置公良
 38番 小川 武
 39番 冨安民浩
 40番 奥村規子
 41番 山下大輔
 42番 松坂英樹
 43番 藤井健太郎
 44番 雑賀光夫
 45番 野見山 海
 46番 松本貞次
欠席議員(なし)
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説明のため出席した者
 知事         仁坂吉伸
 副知事        原 邦彰
 知事室長       曽根義廣
 危機管理監      杉本雅嗣
 総務部長       小濱孝夫
 企画部長       森 崇
 環境生活部長     楠本 隆
 福祉保健部長     井畑文男
 商工観光労働部長   永井慶一
 農林水産部長     下林茂文
 県土整備部長     茅野牧夫
 会計管理者      小倉正義
 教育委員会委員    名手滋子
 教育長        山口裕市
 公安委員会委員長   大岡淳人
 警察本部長      鶴谷明憲
 人事委員会委員長   守屋駿二
 代表監査委員     垣平高男
 選挙管理委員会委員長 山本恒男
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職務のため出席した事務局職員
 事務局長       山本庄作
 次長         植野博文
 議事課長       薮上育男
 議事課副課長     土井敏弘
 議事班長       吉田政弘
 議事課主任      中尾祐一
 議事課主査      保田良春
 議事課主査      石垣悦二
 議事課主査      瀧川泰治
 総務課長       下出喜久雄
 調査課長       佐本 明
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  午前10時0分開議
○議長(中村裕一君) これより本日の会議を開きます。
 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。
 監査委員から監査報告がありました。お手元に配付しておりますので、御了承願います。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時1分休憩
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  午後1時31分再開
○議長(中村裕一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 日程第1、議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号を一括して議題といたします。
 お諮りいたします。本案については討論の通告がありませんので、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号を一括して採決いたします。
 本案をいずれも原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(中村裕一君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 日程第2、議案第1号から議案第16号まで、議案第31号から議案第61号まで、及び議案第63号から議案第77号まで、並びに継続審査中の請願3件を一括して議題とし、順次、常任委員会委員長、予算特別委員会委員長及び行政改革・基本計画等に関する特別委員会委員長の報告を求めます。
 農林水産委員会委員長山田正彦君。
  〔山田正彦君、登壇〕(拍手)
○農林水産委員会委員長(山田正彦君) 農林水産委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案2件であります。また、平成20年度当初予算関係議案のうち当委員会所管分について、議長から調査依頼がありました。
 委員会は、3月13日、第4委員会室において開催し、農林水産部から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案61号及び議案第74号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。調査依頼のありました予算関係議案につきましては、適当である旨、議長に報告いたしました。
 なお、当委員会から、「シーシェパードによる調査捕鯨妨害活動に対する適切な措置を求める意見書(案)」を提出する運びとなっておりますので、よろしくお願いいたします。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、ミカンオリジナル品種の育成試験の状況について、食育を推進する上での教育委員会との連携について、県産果汁等飲料の消費拡大対策について、紀州材需要創出事業の申し込み期限について、木質バイオマスの利活用について、都市農村交流施策の推進体制について、ヒロメの生産拡大について、農業研修内容の充実と対象範囲の拡大について、加工食品開発に向けての研究連携体制について、広域営農団地農道整備事業について、アユの冷水病対策について、農林漁家民泊に係る規制緩和について、クエの種苗生産の取り組みについて、漁場予測システムについて、梅酢を利用したマダイ養殖について、試験研究機関の課題と今後の方向について、昨今の食料問題を踏まえた農業の振興方向について、農産物等の販売促進の取り組み方向について、紀州材の販売促進についてただされました。
 以上をもちまして、農林水産委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(中村裕一君) 建設委員会委員長野見山 海君。
  〔野見山 海君、登壇〕(拍手)
○建設委員会委員長(野見山 海君) 建設委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表及び請願文書表の記載のとおり、議案14件、請願継続審査分1件及び追加提出議案1件であります。また、平成20年度当初予算関係議案のうち当委員会所管分について、議長から調査依頼がありました。
 委員会は、3月13日、17日の2日間、第5委員会室において開催し、当局から付託案件等について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第49号及び議案第61号は賛成多数をもって、議案第50号から議案第52号まで、議案第63号、議案第65号、議案第69号から議案第73号まで、及び議案第75号から議案第77号までは全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、議案第52号の附帯決議を本会議に提出することに決定いたしました。また請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第1号は継続審査とするものと決しました。調査依頼のありました予算関係議案につきましては、適当である旨を議長に報告いたしました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、紀の川大堰について、直川地区等の内水対策について、プレジャーボートの対策について、訴訟の提起について、入札制度改革について、河川の水質改善について、紀の川河口大橋の社会実験について、第2阪和国道について、土木史の作成について、道路特定財源の暫定税率について、道路占用料について、河川改修の予算について、国道425号福井1号トンネルについて、京奈和自動車道の建設促進について、国道480号府県間トンネルの国土交通省直轄代行事業としての取り組みと今後の見通しについて、国道480号梨子ノ木バイパスの供用開始の見通しと花坂─高野山間のカーブの解消について、県道和歌山橋本線、花園美里線の進捗状況について、紀の川左岸農道の現況と見通しについて、河川改修について、西部幹線の整備状況について、市町村道への移管について、急傾斜地崩壊対策事業の採択基準についてただされました。
 以上をもちまして、建設委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願いいたします。(拍手)
○議長(中村裕一君) 文教委員会委員長坂本 登君。
  〔坂本 登君、登壇〕(拍手)
○文教委員会委員長(坂本 登君) 文教委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表及び請願文書表に記載のとおり、議案3件、請願は前会からの継続審査分1件であります。また、平成20年度当初予算関係議案のうち当委員会所管分について、議長から調査依頼がありました。
 委員会は、3月13日、第6委員会室において開催し、当局から付託案件等について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第53号、議案第54号及び議案第55号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第4号は取り下げを承認することと決しました。次に、調査依頼のありました予算関係議案につきましては、適当である旨、議長に報告いたしました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、中学生の職場体験事業について、教育委員会と文教委員会の情報の共有化について、県立中学校入学者の選考方法について、前期・後期試験の見直しについて、県教育史編さんの考え方について、国歌斉唱の徹底とその指導方法について、きのくに共育コミュニティの形成に向けた取り組みの重要性について、教員免許更新制に係る講習内容の検討についてただされました。
 以上をもちまして、文教委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(中村裕一君) 総務委員会委員長須川倍行君。
  〔須川倍行君、登壇〕(拍手)
○総務委員会委員長(須川倍行君) 総務委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案13件であります。また、平成20年度当初予算関係議案のうち当委員会所管分について、議長から調査依頼がありました。
 委員会は、3月13日、第1委員会室において開催し、出納局、人事委員会事務局、監査委員事務局、選挙管理委員会、県議会事務局、知事室、企画部、総務部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第31号から議案第41号まで、議案第60号及び議案第64号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、調査依頼のありました予算関係議案につきましては、適当である旨、議長に報告いたしました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、出納局関係では、談合事件に係る損害賠償請求に伴う歳入について、知事室関係では、文化振興事業の内容について、長期総合計画の県民に対する広報について、旧美里町の裏金問題について、企画部関係では、カジノエンターテインメント誘致可能性検討事業について、地籍調査の進捗と今後の見通しについて、長期総合計画の県民に対する広報について、ウオーカーのための熊野古道整備事業について、南海本線紀ノ川橋梁の安全性について、人権に関する県民意識調査について、総務部関係では、和歌山県税条例の一部改正に伴う専決処分について、投資的経費の削減について、特別会計への繰り入れについて、議案第39号について、包括外部監査の契約について、市町村消防の広域化について、包括外部監査の効果について、内部監査の効果について、談合事件に係る損害賠償請求に伴う歳入について、高度化資金等の債権放棄が否決された場合の予算への影響について、歳入欠陥が生じた場合の対応について、新行財政改革推進プランにおける職員定数削減の内容について、旧美里町の裏金問題について、新行財政改革推進プランの達成見込みについてただされました。
 以上をもちまして、総務委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(中村裕一君) 福祉環境委員会委員長花田健吉君。
  〔花田健吉君、登壇〕(拍手)
○福祉環境委員会委員長(花田健吉君) 福祉環境委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表及び請願文書表に記載のとおり、議案5件、請願継続審査分1件であります。また、平成20年度当初予算関係議案のうち当委員会所管分について、議長から調査依頼がありました。
 委員会は、3月13日、第2委員会室において開催し、福祉保健部、環境生活部の順に当局から付託案件等について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第42号、議案第44号、議案第45号は全会一致をもって、議案第43号、議案第46号は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第3号は採択すべきものと決しました。調査依頼のありました予算関係議案につきましては、適当である旨、議長に報告いたしました。
 なお、当委員会から「ひきこもり対策を求める意見書(案)」を提案する運びとなっておりますので、よろしくお願いします。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、福祉保健部関係では、後期高齢者医療制度について、地域資源を活用した健康づくりについて、少子化対策について、小児救急医療について、ヘパリンナトリウム製剤の自主回収について、がん対策について、福祉人材センターについて、介護保険制度施行事業等負担金の財源について、紀州3人っこ政策について、妊婦健診について、看護師養成について、無憂園入所者への対応施設の今後について、児童自立援助ホームについて、チャレンジド工賃水準倍増計画について、民間病院の耐震化の状況についてただされました。
 次に環境生活部では、ESCO事業について、ポスト京都議定書におけるCO2吸収源について、NPO活動の活性化について、県産認定リサイクル製品の利用状況について、環境先進県のあり方について、県立自然公園の教育的な活用について、アスベスト対策について、輸入食品の安全確保対策について、便乗値上げの監視についてただされました。
 以上をもちまして、福祉環境委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(中村裕一君) 経済警察委員会委員長藤山将材君。
  〔藤山将材君、登壇〕(拍手)
○経済警察委員会委員長(藤山将材君) 経済警察委員会における審査の経過並び結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案7件であります。また、平成20年度当初予算関係議案のうち当委員会所管分について、議長から調査依頼がありました。
 委員会は、3月13日、第3委員会室において開催し、公安委員会、商工観光労働部・労働委員会の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第66号は全会一致で継続審査すべきものと決し、議案第47号、議案第48号、及び議案第56号から議案第59号までは全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、調査依頼のありました予算関係議案につきましては、適当である旨、議長に報告いたしました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、公安委員会関係では、本年6月から施行される道路交通法の改正内容について、自転車利用者の安全対策等について、青色防犯灯の普及実態と効果について、詐欺まがいの訪問販売等の相談状況について、住民に対する的確な情報提供について、少年犯罪の状況について、自殺志願者保護の対応について、取り調べ適正化指針の内容について、若年警察官のサポートシステムについて、信号機の設置状況について、商工観光労働部・労働委員会関係では、議案第66号債権放棄について、わかやま「観光力」推進事業について、成長企業育成支援事業について、中小企業中核人材導入事業について、新食品産業創出支援事業について、商店街活性化についてただされました。
 以上をもちまして、経済警察委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(中村裕一君) 予算特別委員会委員長宇治田栄蔵君。
  〔宇治田栄蔵君、登壇〕(拍手)
○予算特別委員会委員長(宇治田栄蔵君) 予算特別委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案16件であります。
 委員会は、まず3月11日、12日に予算・決算特別委員会室において開催し、総括質疑を行い、質疑終了後、直ちに議長を通じ各常任委員会に対し部局別質疑・調査を依頼したところであります。その調査結果の報告を受けて、3月17日に予算・決算特別委員会室において委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、付託を受けました議案第1号、議案第3号、議案第7号は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決し、議案第2号、議案第4号から議案第6号まで、議案第8号から議案第16号までは全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、総括質疑での付託議案に係る各委員の主な質疑項目を申し上げますと、和歌山県長期総合計画について、和歌山県の新たな公共発注のあり方について、県民歌について、知事の政治姿勢について、パンデミック対策について、県勢浮揚について、県と市町村の関係について、新行革プランと財政健全化等について、新年度予算の特徴と地方財源について、原油価格高騰問題等の県財政、県民生活への影響について、少子化対策について、肝炎対策について、温暖化ガス排出抑制について、平成20年度予算と事業について、温室効果ガス排出抑制対策について、中心市街地住宅供給促進事業について、青少年の体力・競技力の向上について、きのくに共育コミュニティの形成について、小学校英語活動等国際理解活動推進プランについて、外国語指導助手配置について、農産物の販路拡大と農業所得の向上について、福祉施設の今後の運営について、廃棄物処理について、高校入試制度について、小規模河川の津波対策について、長期総合計画の予算への反映と事業計画について、行財政改革に伴う施策・事業の見直しについて、人件費率について、県税の徴収対策について、観光振興対策について、農産物の販路拡大と消費拡大について、きのくに共育コミュニティ事業について、県と市町村の新しい連携システムの構築について、地方公共団体の財政の健全化に対する法律の適用についてただされました。
 以上をもちまして、予算特別委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(中村裕一君) 行政改革・基本計画等に関する特別委員会委員長尾崎太郎君。
  〔尾崎太郎君、登壇〕(拍手)
○行政改革・基本計画等に関する特別委員会委員長(尾崎太郎君) 行政改革・基本計画等に関する特別委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案第67号和歌山県長期総合計画の策定について、議案第68号和歌山県長期総合計画「わかやま21世紀計画」の廃止についての2件であります。
 委員会は、3月14日、予算・決算特別委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、両議案ともに全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案に係る各委員の主な質疑項目を申し上げますと、有識者会議委員からの意見聴取について、計画原案から修正した箇所について、計画の進行管理について、部門別計画の記載について、計画推進に当たっての市町村との協働について、県民等への周知について、県選出国会議員への説明についてただされました。
 以上をもちまして、行政改革・基本計画等に関する特別委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(中村裕一君) 以上で、常任委員会委員長、予算特別委員会委員長及び行政改革・基本計画等に関する特別委員会委員長の報告が終わりました。
 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 質疑なしと認めます。
 次に、討論に入ります。
 まず、藤井健太郎君から反対討論の通告がありますので、これを許可いたします。
 43番藤井健太郎君。
  〔藤井健太郎君、登壇〕(拍手)
○藤井健太郎君 日本共産党県議団を代表して、議案第1号、3号、7号、43号、46号、49号、61号の7議案について、反対の立場から討論いたします。
 議案第1号は、平成20年度一般会計予算です。
 新年度、県民を取り巻く状況は、昨年に引き続き依然として厳しいものがあります。住友金属など一部大企業での活況は見られるものの、給与所得者、自営業者、農林水産業者などの多くは所得の低迷が続き、これまでの庶民増税と社会保障負担の増大が、より可処分所得の減少を招いています。そこへ、昨年からの石油関連製品の価格高騰を初め穀物価格など、諸物価の値上げが県民の暮らしと経営を一層脅かすことが懸念され、将来に対する不安が広がっています。
 新年度予算がこうした将来への不安を少しでも和らげることを目指し、県民の暮らしや地域間の格差拡大に歯どめをかける、県民の暮らしのセーフティーネットの役割をしっかりと果たせる予算であり、また、地方分権を言いながら地方の一般財源切り詰めを進める国に対しては毅然と物申す行政姿勢であるべきだと考えます。
 特に、新年度予算は新長期総合計画の初年度の予算でもあり、10年後の本県の将来像への到達を目指す上からも、国との関係では解決しなければならない幾多の問題点を指摘することができます。
 1つは、新年度予算は一般財源が強化されたと言える予算なのかということです。平成16年度から始まった三位一体改革による国庫補助負担金の削減が税源移譲で賄い切れず、地方交付税等の大幅削減が行われた結果、本県の経常収支比率が85%から90%台に一気に悪化、財政の硬直化が進みました。財源不足を退職手当債など赤字地方債の発行と基金からの取り崩しで補わざるを得ない状況となっており、新年度もそのことは基本的には変わっていません。
 一般財源としての地方交付税、臨時財政対策債合わせて54億円の増額となっていますが、これは後期高齢者医療制度の創設に伴う県負担金、臨時財政対策債の償還に充てられるものであり、本来の自由に使える一般財源がふえているとは言えない状況です。健康長寿日本一や子育て環境ナンバーワンを目指すことなどを初め、新長期総合計画で示された多くの自治体らしい独自施策の前進を図るためにも、国に地方交付税を柱とする一般財源の拡充を強く求めるものであり、特に自主財源の乏しい本県においては、知事はその先頭に立って奮闘すべきであります。
 国との関係でいえば、もう1つ、国直轄事業負担金に対する問題があります。新年度148億5000万円が計上され、県単独事業は前年度比3.3%の削減に比べ、1.6%の伸びとなっています。国管理の主要国道や河川の維持費、修繕費にまで負担金があり、20億円以上も一般財源での負担となっています。県管理の道路や河川の修繕費にこそ回されてしかるべきものです。
 また、住友金属沖埋立地では、いつ来るともわからないLNGタンカーの接岸に向けた防波堤築造工事が進められており、新年度においても県負担金6100万円が計上されていますが、不要不急の工事と言わざるを得ないものです。
 新年度の歳出予算、事業について、予算面や取り組む姿勢について、これでいいのかと思われる点について述べておきます。
 行財政改革の断行として、新年度において295項目の事業見直しで21億円の削減効果と言われています。行政内部の努力による経費削減を進めることは当然のことでありますが、市町村事業への補助、小規模な福祉団体への補助、直接県民生活にかかわる事業の廃止、縮小などは県民生活に少なからぬ影響を及ぼすものとなります。当該団体や県民の理解を得ることが必要となってきますが、そのことについては県からの詳細な説明はされず、そういうものもあるかもしれないというような認識でしかなかったことは残念であります。
 中には、市町村の防災対策にかかわる県補助金の削減や、障害児保育事業に新たに地方交付税措置がされたことから県単独の補助金をカットするなど、市町村や県民への影響が懸念されるものもあります。また、森林・林業教育にかかわる予算が廃止され、森づくり税を使っての事業に振りかえられるなど、森づくり税が既存事業の財源に充てられることにもなっています。財政が厳しいときだからこそ、県民生活に影響するような事業の廃止、縮小や補助金削減については、県民への丁寧な説明と、必要な事業について市町村において継続されることへの支援が不可欠だと考えます。
 原油価格高騰問題への対応であります。
 県は、昨年12月、原油価格高騰対策に係る庁内対策会議を設置し、相談窓口の開設、融資の対象枠を国よりも拡大するなどの取り組みを始めましたが、既存の事業のフル活用を図ることを基本に置きました。ことしに入り、事態は一層の深刻さを増そうとしていますが、新年度において、より強化された予算措置がされていないことは残念であります。国に対する対策強化の申し入れは当然のことでありますが、県としても、国の制度活用を図りながら独自の対応に積極的に取り組み、県民生活の安定化を図るべきであります。
 後期高齢者医療制度が新年度4月から実施される予定で、必要経費が計上されています。後期高齢者医療制度は、その目的に高齢者の医療費抑制を掲げ、75歳以上という年齢による区分で独立した医療保険制度をつくるという皆保険制度始まって以来のものです。加入者1人1人から保険料を徴収し、保険料が滞れば資格証明書の発行など保険給付を差しとめる、給付される内容も、定額制を導入し終末期医療を制限するなど独自の診療報酬体系となっていることなど、まさに高齢者にとって重大な多くの問題をはらんでいます。
 家族とともに加入する健保、国保から脱退することで高齢者自身の負担が新たにふえることは明らかです。県は、制度実施を適切に進めるというだけで、国の政策を無批判に受け入れ、県独自で高齢者の意見聴取や問題点の把握、負担軽減策に取り組もうとしていません。
 環境対策として、排ガス規制への助成1億円、県トラック協会への助成となっていますが、大阪に流入する排ガス規制条例の対象車両すべてが助成の対象となっているものではありません。県民の税金を使うことにもなることから、県の助成を必要とする中小零細規模の事業者こそ対象にして、県トラック協会加盟事業者に限らずひとしく利用できる制度であるべきと考えます。
 新年度も学力診断テストの予算が計上されています。
 新年度で5年目となりますが、毎年悉皆調査としての学力診断テストは不必要であり、学校別に正答率を公表することは無用な学校間競争を招き、好ましいことではありません。
 議案3号は、中小企業振興資金特別会計予算です。
 19年度最終補正では、償還指導室の奮闘もあり、貸付金回収金額を増額補正し、新年度予算でも前年度当初比で2倍の回収を進める予算となっています。そのことについては、多くの苦労もあり、その努力を評価するものです。
 しかし、問題は、過去の貸し付けとはいえ国民の税金を原資とする貸し付けであり、多額の不納欠損や債権放棄という事態に至る原因、経緯を思うとき、県民の納得できる説明が必要なことは当然のことであります。
 特に高度化資金においては、延滞法人34法人、108億円という未償還額があり、償還率0%または6.5%で事業破綻、その結果、債権放棄を提案という事態になっています。回収に全力を尽くすことは当然のことでありますが、貸し付けのあり方、償還指導、債権保全など行政の説明責任が果たされているとは思われません。
 議案7号は、県営競輪事業特別会計予算です。
 公営ギャンブルには反対の立場であり、自治体の財源としてギャンブルに頼るべきではないと考えるものです。
 議案43号は、心身障害者扶養共済制度条例の一部を改正する条例です。
 加入者の掛金を大幅引き上げる内容となっています。結果、加入をためらうこととなったり、加入者の生計を圧迫することになるのではないか懸念されます。国の補助こそ増額させて、共済事業の安定運営を図るべきと考えます。
 議案46号は、後期高齢者医療財政安定化基金条例の設置です。
 後期高齢者医療制度に反対する立場から認められません。
 議案49号は、道路占用料徴収条例の一部を改正する条例です。
 電柱や配管などの占用料を国に準じて改定しようとするものです。市町村合併による県民負担への配慮という点では理解するものですが、そもそもこの占用料改定は、規制緩和の名のもとに占用料収入の95%までを占める電気、通信、ガスなどの大企業が負担軽減を求めてきたものであり、県財政の歳入確保の立場から機械的に引き下げる必要はないものと考えます。
 最後に、議案61号平成20年度建設事業に伴う市町村負担金について申し上げます。
 県工事に伴う市町村負担金で、事業ごとに負担率が10%から30%まで設定され、30億5200万円余が見積もられています。県土の整備保全は本来県の責務であり、市町村の財政力、地形の違い等により事業量も異なり、負担感も違ったものとなってきます。基本的には廃止すべきであり、市町村負担の軽減を進めるべきであります。
 以上申し上げて、討論を終わります。(拍手)
○議長(中村裕一君) 次に、山田正彦君から賛成討論の通告がありますので、これを許可いたします。
 28番山田正彦君。
  〔山田正彦君、登壇〕(拍手)
○山田正彦君 議長のお許しをいただきましたので、本2月定例議会に提案されている平成20年度当初予算関係議案並びに諸議案に対し賛意を示す自由民主党県議団、真わかやま、公明党県議団、清新クラブを代表し、賛成の立場から討論させていただきます。
 まず、平成20年度当初予算案では、歳入では、都市と地方の格差是正のための特別枠の創設により地方交付税等の増額が見込まれるものの、歳出では、社会保障関係経費や公債費といった義務的経費が大幅に増加するなど依然として厳しい財政環境のもと、極めて難しい予算編成を余儀なくされたものと推察いたしております。
 そのような状況の中、県当局におきましては、元気な和歌山の創造と財政の健全化を同時に実現するため、歳入歳出の両面にわたりあらゆる検討を行われたことと思います。その結果として、人件費総額の抑制により27億円、事業評価による見直しにより21億円を削減する一方で、未利用財産の売却等により新たな財源を10億円確保するなど、財政健全化に向けて最大限の行政改革を断行されたことは高く評価されるものと考えております。
 そして、このようにして捻出した財源を活用して、「未来を拓くひたむきな人間力の育成」「生涯現役で誰もが活躍できる社会の実現」「国際競争力のあるたくましい産業の育成」「癒しと感動を与える誇れる郷土づくり」「県民の命と暮らしを守る安全・安心の確立」「にぎわいと交流を支える公共インフラの整備」という6つの柱に位置づけられた20項目の新政策に予算を重点的、効率的に配分することにより、平成20年度当初予算案は、めり張りのある予算案となっております。また、財政調整基金、県債管理基金の取り崩し額は62億円であり、平成19年度当初予算の151億円に比べると大幅に圧縮されております。
 このように平成20年度当初予算案は、本県の目指す将来像の実現に向けた長期総合計画の元年予算として、また、持続可能な財政構造への転換に向けた一里塚となる予算として県民の期待に十分こたえられるものであります。
 また、その他諸議案につきましては、現下の厳しい財政状況に対応するための職員定数の削減等に係る条例改正、和歌山県らしい良好な景観の形成と保全を図るための条例制定や和歌山県長期総合計画の策定など、いずれも必要かつ適正なものであります。
 なお、中小企業高度化資金元金請求等の権利放棄につきましては、引き続き時間をかけて慎重に審議すべきものと考えております。
 この上は、これら諸議案に盛り込まれた各般の施策を迅速に執行し、成果を上げることが県民の負託にこたえる上で最も肝要と確信するところであります。
 我々自由民主党県議団を初め、賛意を示す各会派といたしましては、以上申し上げた認識のもと、今議会に提案されている平成20年度当初予算関係議案並びに議案第66号を除く諸議案について原案のとおり成立することを期するものであることを申し上げ、賛成討論とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○議長(中村裕一君) これをもって、討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 まず、議案第1号、議案第3号、議案第7号、議案第43号、議案第46号、議案第49号及び議案第61号を一括して採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。
 本案をいずれも委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(中村裕一君) 起立多数であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議案第52号を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
 本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(中村裕一君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 この際、報告いたします。
 附帯決議の提出がありました。
 お諮りいたします。「和歌山県プレジャーボートの係留保管の適正化に関する条例案に対する附帯決議(案)」を本日の日程に追加し、これより直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 和議第25号「和歌山県プレジャーボートの係留保管の適正化に関する条例案に対する附帯決議(案)」を議題といたします。
 案文は、お手元に配付しております。
 お諮りいたします。本案については、提出者の説明、質疑及び討論を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 和議第25号を採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(中村裕一君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第66号を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は、継続審査であります。
 本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(中村裕一君) 起立全員であります。よって、本案は継続審査とすることに決定いたしました。
 次に、議案第2号、議案第4号から議案第6号まで、議案第8号から議案第16号まで、議案第31号から議案第42号まで、議案第44号、議案第45号、議案第47号、議案第48号、議案第50号、議案第51号、議案第53号から議案第60号まで、議案第63号から議案第65号まで、及び議案第67号から議案第77号までを一括して採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。
 本案をいずれも委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(中村裕一君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、請願3件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本請願をいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、本請願はいずれも委員長の報告のとおり決定いたしました。
 次に日程第3、常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
 お諮りいたします。お手元に配付しております「継続審査を要する所管事務調査件名表」及び「継続審査を要する担任事務調査件名表」のとおり、それぞれ閉会中の継続審査として付議することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に日程第4、特別委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
 お諮りいたします。人権・少子高齢化問題等対策特別委員会、防災・環境問題等対策特別委員会、行政改革・基本計画等に関する特別委員会、半島振興・交通・産業振興対策特別委員会、予算特別委員会及び議員定数等検討特別委員会に付議されたそれぞれの問題について、さらに閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 この際、報告いたします。
 議員提出議案の提出がありました。
 お諮りいたします。議員提出議案第3号議会の議員の報酬の特例に関する条例の一部を改正する条例を本日の日程に追加し、これより直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 議員提出議案第3号を議題といたします。
 議案は、お手元に配付しております。
 お諮りいたします。本案については、提出者の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 議員提出議案第3号を採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(中村裕一君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、日程第5に入ります。
 まず、和議第26号「ひきこもり対策を求める意見書(案)」、和議第27号「原爆症認定制度の抜本的な改善を求める意見書(案)」及び和議第28号「シーシェパードによる調査捕鯨妨害活動に対する適切な措置を求める意見書(案)」を一括して議題といたします。
 案文は、お手元に配付しております。
 お諮りいたします。本案については、いずれも提出者の説明、質疑及び討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 和議第26号から和議第28号までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本案をいずれも原案のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、和議第29号「紀伊半島沖における東南海・南海地震の観測体制の強化を求める意見書(案)」、和議第30号「配合飼料価格の高騰に関する対策の充実強化を求める意見書(案)」、和議第31号「原油価格の高騰に関する更なる効果的な緊急対策を求める意見書(案)」及び和議第32号「地上デジタル放送の受信対策の強化を求める意見書(案)」を一括して議題といたします。
 案文は、お手元に配付しております。
 お諮りいたします。本案については、いずれも提出者の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 和議第29号から和議第32号までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本案をいずれも原案のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
  〔退場する者あり〕
○議長(中村裕一君) 次に、和議第33号「道路特定財源の暫定税率等の維持による道路財源の確保を求める意見書(案)」を議題といたします。
 案文は、お手元に配付しております。
 お諮りいたします。本案については、提出者の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 和議第33号を採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(中村裕一君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
  〔入場する者あり〕
○議長(中村裕一君) 次に、和議第34号「2016年オリンピック競技大会並びにパラリンピック競技大会の東京招致を支援する決議(案)」を議題といたします。
 案文は、お手元に配付しております。
 お諮りいたします。本案については、提出者の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 和議第34号を採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(中村裕一君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 以上で、今期定例会に付議された諸案件の審議はすべて終了いたしました。
 長期間における各位の御精励に対し、深く敬意を表し、心から感謝を申し上げます。
 皆様方には、御自愛の上、県勢発展のためますます御活躍を祈念いたします。
 これをもって、平成20年2月定例会を閉会いたします。
  午後2時25分閉会

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