平成19年6月 和歌山県議会定例会会議録 第5号(向井嘉久藏議員の質疑及び一般質問)


県議会の活動

 質疑及び一般質問を続行いたします。
 6番向井嘉久藏君。
  〔向井嘉久藏君、登壇〕(拍手)
○向井嘉久藏君 皆さん、お疲れさんでございます。4日間、熱心に皆さんの御意見を聞いていただいた。私が最後でございますので、ひとつ御理解をいただきたいと思います。
 きょうは、大きな項目で福祉、それから環境について質問をさしていただきたいと思うんです。
 今、コムスンの問題で、日本の福祉政策が揺れております。真正面からこの問題を突きつけられておるのでございます。グッドウィル会長の折口雅博氏は、当時の厚生省の役人を前にして、「公的介護保険が導入されれば介護費用の支払いの裏づけが整い、将来、在宅介護は必ずもうかる」、こういうふうに公言しとるわけですね。厚生省の役人はその話を聞いて唖然としたと、こういうことでございます。こういうことを公言してはばからない営利企業の経営者ということでございまして、その子会社としてコムスンがあるわけでございます。
 この原稿を書いている後にグッドウィルが──これは人材派遣会社でございますが──派遣した会社の職員から、1人というよりも1回でしょうね、1日分から200円をピンハネしとったと。これは、保険料その他の費用ということで名目はしておったんですが、厚労省はそんな費用を認めてないということですから、ピンハネですね。ピンハネをしとった。それを、これはもういずれ指摘されるということで、自分とこから白状したと。2年間にわたってピンハネした200円をお返ししますということですが、実はその総額が36億円あるんですね。たった2年間で36億円。ちりも積もればということですが、恐ろしい金額ですね。
 こういう大会社なんですね、この人材派遣会社のグッドウィルというのは。金もうけに徹したこの会社の子会社ということは、会社の体質として金もうけに走る企業であるということは明白ですね。そういうところへ在宅介護の許可を与えておったということが問題になってきとるわけですね。
 福祉は金もうけの手段ととらまえていたようでございます。折口氏が率いるコムスンが組織的に介護報酬を過大請求していた疑いがあるということで、昨年の12月に東京都が立入検査いたしました。そして、不正が発覚いたしました。
 その後、厚労省が調査いたしますと、架空の事務所の不正申請──何もないとこへ書類を出して許可されとるわけですね。それと、職員の水増し、また責任者がいないのにあたかも責任者がいるような請求、記載をしておった。
 また、東京都の検査でわかったことは、介護報酬の水増しというようなこと。してもいない介護をあたかもしていたように見せかけて報酬を得ていた。今わかっているだけでも不正な請求で3億円以上が支払われている。こういうことでございます。
 また、「産経新聞」によりますと、これは6月17日付の記事でございますが、そこの調べでは、既に厚労省が公表した5都県──東京都と、あと県──以外にも、少なくとも11県でコムスンの事業所に不正の疑いがあるということが判明した、こういうふうに報じられております。
 厚労省は、これに伴いまして介護指定を打ち切るということを発表いたしました。全国都道府県に指示をいたしまして、来年3月31日──ということは、介護指定の期限というのが6カ年でございますから、6年前に許可を受けたとこが来年の3月31日で期限切れするわけですね。そういうところへは許可を更新しないということで、この数が全国で約240カ所あると、こういうことでございます。今後の調査を待たなければなりませんが、調査をしていくに従いまして実態が明らかになりまして、まだまだ不正が暴かれるものと思います。
 このようなモラルも使命感もないところが訪問介護の、すなわち最大手と認知していた厚労省の責任は非常に重うございますと同時に、実態のない事業所申請に対して許可していた自治体の責任も問われるところであります。
 ちなみに、「福祉」という言葉を辞書でちょっと調べました。そしたら、こんなことが書いてました。「社会の構成員に等しくもたらされるべき幸福」、こういうのが福祉である、こういうことでございます。
 6月7日、8日、私ども自民党の中で、白浜空港の利用促進を図るということと、もう1つは各関係省庁への陳情。といいますのは、白浜空港というのは第三種空港だそうでございまして──先ほど町田会長に聞いたんですが、第三種空港だと。その中で特7というのがあるらしいですね。特別7日前の割引というのがあるらしいんですが、全国で84カ所ある空港の中で、特7の割引のないところは白浜空港と奄美大島の2カ所だというようなことで、私ども、そういうことのないようにということと、もう1つは白浜空港の利用促進ということで、白浜空港まで行きまして、そこから飛行機を利用して東京まで行きまして各省庁へ陳情しました。
 ちょっと、これは全然関係なかったんですが、明くる日、ホテルで新聞見たら、知事のコメントが新聞の1面に載っておりまして、ぱっと見たら、うれしかったです。非常に積極的な発言がされてると。知事の福祉に対しての見解、また法を遵守するべきところが法を破ったところへの態度、これらのことについてコメントされておった。知事の人柄をかいま見た思いでございます。
 そういうことで、知事に伺いたいのであります。1つは、福祉に対する基本的な考え方、またコムスンについてお伺いいたします。
 また、福祉保健部長には、本県のコムスンを初めとする在宅介護事業所の実態の把握について、ひとつ御報告お願いしたいと思います。
 続きまして、環境問題です。
 私、県庁に来るときに車で来ております。河南の道路を走って来とるんですが、今、田植えが終わりまして、早苗が青々となって大きくなってきております。見た目では、自然というのは日々また毎年同じように繰り返して、何の障害もなしに毎年繰り返されているんだなという、見た目にはそうなんですね。ところが、今、地球で何が起こっているのか、また起ころうとしているのか。
 地球温暖化は確実に進んでおります。私たちは日々の生活の中で実感しており、何らかの行動を起こさなければという思いが皆さん方にはあると思います。私も大いにそういう思いを持っております。しかし、何をすればよいのかわからないのが実態であります。
 かつては、私、子供の時分は、紀の川で泳ぎました。今、紀の川では泳げません。まだ70年ほど前です。また、近くで、私とこの家の前の、今、汚水の排水路になってるところでシジミがとれたんです。そういうことが皆さんの近くであるでしょう。実感してることがたくさんあります。30年前はこうだった、40年前はこうだったと。わずかそのくらいの時間で、年月で確実に地球は、また日本は汚染されているんだということであろうと思います。
 地球の全体の年間気温というのは、平均しますと約15度Cだそうでございます。これは、南極、北極、また暑い熱帯地方を平均しての温度でございますが、15度Cと言われております。ところが、この地球の平均気温が上昇してるんだそうでございます。この100年間で0.74度C上昇した。
 ところが、100年前、50年前はそんなに上昇していなかったんですね。ここ50年ほどの間にすごく上昇している。しかも、上昇スピードは加速中であります。それに伴いまして、世界じゅうの気象や自然環境、人間の暮らしに大きな被害をもたらしております。最も大きな影響を持っていると言われている温室効果ガスが二酸化炭素すなわちCO2であります。
 ある学者は、これからの100年の間で、哺乳動物の4分の1の種類が絶滅するであろうという学説も発表しておられる。恐ろしいことであります。
 1700年代から始まった産業革命以前は280ppmだったCO2の値は、その後上昇を続け、現在は370ppmを超え、急上昇中であります。私は、この差、90ppmがどのくらいの値なのかということは、わかりません。しかし、学者の中では大変な数字である、ひょっとしたら取り返しのつかないところまで来てるんじゃないかなというふうに言われております。
 ここで、皆さんのお手元に配付さしていただいておりますカラー刷りの1枚物でちょっと説明さしていただきます。
 これは、私、テレビを見ておりましたら、先日放映されましたNHKの「地球温暖化の脅威」で、今世紀末の地球は「明日のエコではまにあわない」ということで放映されておりました。このテレビを見て唖然といたしました。
 この資料のほかに、地球の気温が上がってくると、北極、南極の氷が解けて海の水位が上がってくる。この2090年まで行くと約6メートル上がるというんですね。それで、この6メートル上がったときの地球の陸地のシミュレーションもありましたが、経費の関係で気温だけにさしていただきました。
 これは、「今世紀末の地球は?」ということで、1940年から2100年までのシミュレーションでございます。ちょっとこれを見ながら考えていただきたいのは、この画像は日本にある世界最大規模のスーパーコンピューター「地球シミュレータ」が予測した地球の地表の気温の変化であります。
 1950年から2000年までは実際に観測された二酸化炭素濃度等に基づいて計算されました。2000年から2100年までは、温暖化対策がとられず、二酸化炭素濃度が上昇し続けるというシナリオによって計算されたものでございます。
 画面にあらわれる色は、1900年時点に比べての気温の変化をあらわしておりまして、赤、オレンジ、白と変化するに従って気温の上昇量が大きくなっていきます。
 1980年代から、地図上に赤い部分がふえてまいります。これ、「1940年代」というのは、昭和15年でございます。まだ、この間。私、生まれたのが昭和12年ですから、私、生まれたときの地球の状態というふうに理解していただいたらいいんですが。その下にある2090年、これが大変なんですね。
 この一番上の白なっとるとこ、これが北極です。そうすると、この図面から見ると北極の気温は、私、何度か知りません。平均気温が何度か知らんけども、このシミュレーションから見たら12度上がると書いてある。ということは、何を意味するんか。
 世界のCO2排出量は265億トン。CO2を重量に換算すると265億トン。これは2004年の換算でございます。1位のアメリカが22.1%。驚くなかれ、世界の5分の1を排出しとる。続いて中国の18.1%、ロシア6%、日本が4.8%、続いてインドが4.3%、こういうふうになっとるんですが、特に中国は将来アメリカを抜くと予想されてると、私は原稿で書いた。
 きょうは、来る途中で、NHKのラジオを聞きながら来ましたら、もう抜いたらしいです、アメリカ。驚くなかれ、世界の排出量の5分の1以上を排出しているアメリカを中国は既に抜いてある。2004年からまだ4年ほどしかたってないのにもう抜いてあるという数字でございますが、恐ろしいことやなあと思うて見たら、アメリカを抜いて28%になっとる、世界の。それから、重量にしますと65億トンだそうでございます。私、車、運転しながら、ちょっとメモしてきました。そんなことで、65億トンが排出されとる、こういうことですね。
 中国の中で大変なことが起こっとるらしいです。隠して何にも言わんけども、あそこの国は。そやけども、経済発展重視の国から、後に恐らく大変なツケが回ってくるんやないかなというふうに思います。
 太湖──私、中国の湖の名前で太湖しか知らんのです。歌によう出てくる太湖です。あの太湖は上海を初め周辺の水道水を供給する大きな源になっとるんですね。今、この太湖の水が使えなくなってる。周辺の工場群から排出される、また家庭から排出される汚水によって使えなくなってる。こういうことが起こっとるらしいです。
 また、四川省、これが地球上で今までかつてない温度になった。44.5度C──摂氏で44.5度になった。とんでもない気温になっとる。これは何を示しとるんかな。恐ろしいことやと思います。
 また、発展著しいインドのCO2排出量も急激にふえることが予想されます。CO2削減を目指す国際的約束が京都議定書──1997年でありますが──京都議定書から10年たった今、アメリカはこの議定書から離脱しております。世界の5分の1のCO2を排出しているアメリカが離脱したことは、京都議定書のCO2削減目標を危うくしております。
 京都議定書は、10年たった今、日本は6%のCO2排出削減が義務となっているのにもかかわらず、現在、1990年比で7.8%増となっております。約束期限の2008年から2012年までに、目標達成のためには、増加分を合わせて13.8%も排出量を減らす必要がある。特に家庭から排出されるCO2の量も多く、私たちは家庭から排出されるごみ等の削減に努めなければならないと思うのでございます。
 6月1日から環境月間がスタートいたしました。大手スーパー各社もレジ袋削減に向けた取り組みを本格化させました。
 私は、いきなりレジ袋に話を持っていきましたが、しかし、私たちが身近にできること、それがレジ袋の削減であろうと思うんです。毎日毎日買い物に行く、そのレジ袋を辞退する、使わないようにすることが、私たちが本当に地球温暖化防止への参加の意識を示すもんだと私は思います。
 ちなみに、レジ袋の年産は、驚くなかれ、305億枚だそうでございます。紹介いたしますと、イトーヨーカ堂は6月1日から横浜市内の店舗でレジ袋有料化実験を始めました。また、イオンも実験の対象店を拡大いたしました。西友は、レジ袋辞退客に、その場で2円引きを実施しております。また、イトーヨーカ堂は、店舗を指定して、無料だったレジ袋を1枚5円といたしました。レジ袋削減をめぐっては、このところ消費者の意識の変化等もございまして、辞退率の向上にもつながっております。買い物袋で買い物客をふやすことがすべてのスーパー、百貨店、コンビニ等でのレジ袋削減の1つにつながる、こういうふうに思います。
 レジ袋の削減は、環境を守る一助であり、すぐにできる地球温暖化防止への参加で、国民の信号である、こういうふうに思うわけでございます。また、レジ袋の削減は、国民の環境への関心のバロメーターとも考えております。
 議会でも、レジ袋削減のための行動を起こす必要があるんではないか、その時期に来ているのではないかと思うのでございます。あしたのエコでは間に合わない。
 環境生活部長にお伺いいたします。
 県下のレジ袋の現況について、また2つ目にはレジ袋削減状況について、レジ袋削減の具体策についてお伺いいたします。
 いずれにいたしましても、大きな環境問題は小さなレジ袋の削減からということで、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。
 ありがとうございました。(拍手)
○議長(中村裕一君) ただいまの向井嘉久藏君の質問に対する当局の答弁を求めます。
 知事仁坂吉伸君。
  〔仁坂吉伸君、登壇〕
○知事(仁坂吉伸君) まず、福祉についてでございます。
 コムスンの問題に関連して、私の福祉に対する基本的な考え方を御質問になりました。
 安心・安全な和歌山の実現のためには、県民の福祉の向上は、私としても特に力を入れているところでございます。高齢者福祉のみならず、県民の福祉は多くの善意に支えられているものであると思います。また、福祉に携わる多くの方々が高い志を持って取り組んでいただいておりますことに心から敬意を払い、感謝を申し上げているところであります。
 最近では、介護サービスを初め株式会社など営利企業が福祉分野に参入できることとなりましたが、福祉事業を運営される方々は、法令遵守は当然のこと、さらに福祉マインドをもう一度高めて事業に取り組んでいただきたいと考えております。
 県として、福祉の向上に向け、これらのことを基本的な考え方として取り組んでいきたいと考えておる次第でございます。
 次に、コムスンの問題であります。
 先日の記者会見で、「あれは脱法行為で正義に反する」と申しました。その発言に関し、いろいろな報道機関で大きく取り上げられまして全国的な注目を浴びましたが、今回の件に関して、私は県として考えるべきは3点あると思っております。
 1点目は、利用者や従業員のアフターケアが重要であること。県といたしましては、実際に介護サービスを受けておられる方々がサービスを受けられなくなったり、従業員として介護に頑張っている方々が働けなくなっては困りますので、そういった点についてきちんとした対応を行うよう、事業者に対して指導してきているところであります。また、利用者の不安解消のため、6月7日、早速、相談窓口を設けまして利用者の方々の相談に応じております。
 2点目として、不正は許さないということであります。今回の件では、問題点を明確にせず反省もない中で、ただグループ内での事業譲渡で、支配関係も変わらない、そういう中で事業譲渡をして責任を免れようとしたということがございました。こういうことでは不正は正せないし、正義に反すると考えまして、そういうものは許さず、断固とした措置をとると申し上げた次第であります。しっかりした事実関係を調べて対応していくことが重要だと考えたわけであります。
 3点目といたしましては、先ほど申し上げましたけども、コムスンだけではなくて、介護保険事業や福祉事業に携わる方々が、全部、皆さん、福祉マインドを持って事業に携わっていただきたいと考えているところであります。
 県としても、適切・適正に事業を運営していただくようにそういうメッセージを伝えていくとともに、あらゆる機会を利用して人々の考えを聞き、企業の考えも聞きながら指導に努めていきたいと考えております。
○議長(中村裕一君) 福祉保健部長井畑文男君。
  〔井畑文男君、登壇〕
○福祉保健部長(井畑文男君) 福祉についての3点目、本県の在宅介護事業所の実態把握についてお答え申し上げます。
 県内では、介護保険の居宅サービス事業所が約1700ございます。県におきましては、事業所の指定を行う場合、指定申請書に添付された従業員の勤務体制表や雇用契約書、資格証明書などで人員基準の確認を行っているほか、指定前に直接現地調査を行いまして指定申請の内容について確認をしているところでございます。
 さらに、毎年計画的に個別の実地指導を実施しており、指定基準等で定められた人員基準や運営基準を遵守し、適切な事業運営がなされているかどうか、また介護報酬についてはサービス提供時間数や項目などに誤りや水増し請求がないか、その他、各種加算・減算等について報酬基準に基づき適正な介護報酬の請求がなされているかなどを確認し、指導してございます。
 平成18年度におきましては、居宅サービス事業所のうち、261事業所に対し実地指導を実施してございます。
 今後とも、マンパワーの問題もございますが、実地指導を重点的かつ計画的に実施することにより事業所の実態把握と指導に努めてまいりたいと、そのように考えてございます。
 以上でございます。
○議長(中村裕一君) 環境生活部長楠本隆君。
  〔楠本 隆君、登壇〕
○環境生活部長(楠本 隆君) 議員御指摘の地球温暖化問題、喫緊の課題でございます。
 その対策といたしましても、県民の皆様お1人お1人が、小さいけれども地道な取り組みを行っていただくということが何よりも大切であると私も認識をしております。
 まず、県下のレジ袋の現況とその削減状況についてでございますが、地球温暖化防止や石油資源消費の削減などを目的に容器包装リサイクル法が改正をされ、多量に容器包装を利用する小売業者に対しまして排出抑制の取り組み状況を国へ報告をすることが義務づけられ、来年から実施されることとなっております。
 これらの状況も踏まえまして、県内でもレジ袋の有料化や、あるいは辞退した場合の割引還元など、その形態や地域の特性に応じて削減に取り組んでいる小売業者もございます。今後の法施行に伴いましてその削減が進んでまいるものと期待をしております。
 次に、レジ袋削減の具体策についてでございます。
 議員御指摘のとおり、資源の有効利用、環境問題に対する意識が高まっている今日、使い捨ての象徴として見られておりますレジ袋を有料化などによって削減することは、レジ袋製造時あるいは廃棄時の環境への負荷軽減だけでなく、暮らし見直しの第一歩として消費者の意識や行動を環境保全型に変えていく効果が期待をされます。
 CO2削減には、先ほど申し上げましたように県民の皆様お1人お1人の地道な取り組みが何よりも大切でございます。県では、その一環といたしまして、先般、環境家計簿カレンダーを作成いたしまして、買い物袋の持参あるいはエコドライブ、家庭での節電など積極的に呼びかけているところでございます。
 今後、市町村や商工会など関係団体とともに、小売業者や消費者に対しましてレジ袋の一層の削減を働きかけてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(中村裕一君) 答弁漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 再質問を許します。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 以上で、向井嘉久藏君の質問が終了いたしました。
 お諮りいたします。質疑及び一般質問は、これをもって終結することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、質疑及び一般質問はこれをもって終結いたします。
 次に日程第3、議案の付託について申し上げます。
 ただいま議題となっております全案件は、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会にこれを付託いたします。
 次に日程第4、請願付託の件について報告いたします。
 今期定例会の請願については、お手元に配付しております請願文書表のとおり、それぞれ所管の常任委員会にこれを付託いたします。
 なお、常任委員会の会場はお手元に配付しておりますので、御了承願います。
 お諮りいたします。6月25日及び26日は常任委員会審査のため休会といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、6月25日及び26日は休会とすることに決定いたしました。
 次会は、6月27日定刻より会議を開きます。
 本日は、これをもって散会いたします。
  午後2時38分散会

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