平成18年9月 和歌山県議会定例会会議録 第7号(全文)


県議会の活動

平成十八年九月 和歌山県議会定例会会議録 第七号
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議事日程 第七号
 平成十八年九月二十九日(金曜日)午前十時開議
  第一 議案第百四十三号から議案第百五十九号まで、報第八号、
     並びに請願三件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
  第二 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
  第三 議案第百六十号及び議案第百六十一号(特別委員会設置・付託・委員選任)
  第四 特別委員会閉会中継続審査の件
  第五 議案第百六十三号から議案第百六十五号まで(委員会付託等省略・表決)
  第六 議員派遣の件
  第七 意見書・決議案
会議に付した事件
   一 議案第百四十三号から議案第百五十九号まで、報第八号、
     並びに請願三件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
   二 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
   三 議案第百六十号及び議案第百六十一号(特別委員会設置・付託・委員選任)
   四 特別委員会閉会中継続審査の件
   五 議案第百六十三号から議案第百六十五号まで(委員会付託等省略・表決)
   六 議員派遣の件
   七 意見書案
出席議員(四十四人)
     一  番       須   川   倍   行
     二  番       尾   崎   太   郎
     三  番       新   島       雄
     四  番       山   下   直   也
     五  番       小   川       武
     六  番       吉   井   和   視
     七  番       門       三 佐 博
     八  番       町   田       亘
     九  番       藤   山   将   材
     十  番       浅   井   修 一 郎
     十一 番       山   田   正   彦
     十二 番       坂   本       登
     十三 番       向   井   嘉 久 藏
     十四 番       大   沢   広 太 郎
     十五 番       平   越   孝   哉
     十六 番       下   川   俊   樹
     十七 番       花   田   健   吉
     十八 番       前   岡   正   男
     十九 番       小   原       泰
     二十 番       前   芝   雅   嗣
     二十一番       飯   田   敬   文
     二十二番       谷       洋   一
     二十三番       井   出   益   弘
     二十五番       東       幸   司
     二十六番       藤   本   眞 利 子
     二十八番       原       日 出 夫
     二十九番       冨   安   民   浩
     三十 番       野 見 山       海
     三十一番       尾   崎   要   二
     三十二番       中   村   裕   一
     三十三番       浦   口   高   典
     三十四番       角   田   秀   樹
     三十五番       玉   置   公   良
     三十六番       江   上   柳   助
     三十七番       森       正   樹
     三十八番       長   坂   隆   司
     三十九番       阪   部   菊   雄
     四十 番       新   田   和   弘
     四十一番       松   坂   英   樹
     四十二番       雑   賀   光   夫
     四十三番       藤   井   健 太 郎
     四十四番       村   岡   キ ミ 子
     四十五番       松   本   貞   次
     四十六番       和   田   正   人
欠席議員(なし)
 〔備考〕
     二十四番欠員
     二十七番欠員
説明のため出席した者
     知事         木   村   良   樹
     副知事        小 佐 田   昌   計
     出納長        水   谷   聡   明
     知事公室長      野   添       勝
     危機管理監      石   橋   秀   彦
     総務部長       原       邦   彰
     企画部長       高   嶋   洋   子
     環境生活部長     楠   本       隆
     福祉保健部長     小   濱   孝   夫
     商工労働部長     下           宏
     農林水産部長     西   岡   俊   雄
     県土整備部長     宮   地   淳   夫
     教育委員会委員長職務代行者
                駒   井   則   彦
     教育長        小   関   洋   治
     公安委員会委員長   大   岡   淳   人
     警察本部長      辻       義   之
     人事委員会委員長   西   浦   昭   人
     代表監査委員     垣   平   高   男
     選挙管理委員会委員長 山   本   恒   男
職務のため出席した事務局職員
     事務局長       山   本   庄   作
     次長         植   野   博   文
     議事課長       下   出   喜 久 雄
     議事課副課長     薮   上   育   男
     議事班長       土   井   敏   弘
     議事課主査      石   垣   悦   二
     議事課主査      湯   葉       努
     総務課長       島       光   正
     総務班長       小   山       良
     総務課主事      今   本   祐   輔
     調査課長       辻       和   良
     総務課調査員     森       佳   則
     調査課政策班長    加   藤   善   宣
 (速記担当者)
     議事課主査      中   尾   祐   一
     議事課主査      保   田   良   春
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  午前十時一分開議

 ○議長(向井嘉久藏君) これより本日の会議を開きます。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前十時二分休憩
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  午後一時十七分再開
○議長(向井嘉久藏君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 日程第一、議案第百四十三号から議案第百五十九号まで、知事専決処分報告報第八号、並びに継続審査中の請願三件を一括して議題とし、順次、常任委員会委員長の報告を求めます。
 文教委員会委員長坂本 登君。
  〔坂本 登君、登壇〕(拍手)
○文教委員会委員長(坂本 登君) 文教委員会における審査の経過並びに結果について、御報告を申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表及び請願文書表に記載のとおり、議案二件、請願は前会からの継続審査分二件であります。
 委員会は、九月二十六日、第六委員会室において開催し、当局から付託案件等について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第百五十二号は賛成多数をもって、議案第百四十三号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第十六号及び議請第十七号は継続審査すべきものと決しました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げます。教職員の飲酒運転について、校内暴力について、AEDの配備について、国旗・国歌問題での東京地裁判決について、教員の人事考課制度について、教員の忙しさ問題と公務災害について、生涯学習の観点からの地域の活性化について、教育行政を進める上での教職員団体との合意について、教員の指導方法について、特別支援教育についてただされました。
 以上をもちまして、文教委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(向井嘉久藏君) 総務委員会委員長花田健吉君。
  〔花田健吉君、登壇〕(拍手)
○総務委員会委員長(花田健吉君) 総務委員会における審査の経過並びに結果について、御報告を申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案三件、知事専決処分報告一件であります。
 委員会は、九月二十六日、二十八日の二日間、第一委員会室において開催し、出納室、人事委員会事務局、監査委員事務局、選挙管理委員会、知事公室、企画部、総務部の順に当局から付託案件等について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第百四十三号、議案第百四十五号及び議案第百四十六号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。知事専決処分報告報第八号は、全会一致で承認されました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、知事公室関係では、国道三百七十一号(仮称・平瀬トンネル)特殊改良一種工事の入札談合疑惑に係る大阪地方検察庁の捜索について、企画部関係では、コスモパーク加太開発整備事業に係る県土地開発公社の債務の繰り上げ償還及び県貸付金の償還計画について、和歌山大学の観光系学部の設置について、コスモパーク加太における加太菜園株式会社の第二期施設について、和歌山県ブロードバンド基盤整備五カ年計画について、企画部が人権問題を所管としたことによる成果及び民間への人権啓発活動委託事業について、総務部関係では、職員の飲酒運転等に係る懲戒処分基準の改定について、災害時のヘリコプター発着場として民間駐車場を活用することについて、市町村合併の推進に係る県の姿勢についてただされました。
 以上をもちまして、総務委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(向井嘉久藏君) 福祉環境委員会委員長角田秀樹君。
  〔角田秀樹君、登壇〕(拍手)
○福祉環境委員会委員長(角田秀樹君) 福祉環境委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案三件でございます。
 委員会は、九月二十六日、第二委員会室において開催し、環境生活部、福祉保健部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第百四十三号、議案第百四十七号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決し、議案第百四十八号は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、環境生活部関係では、石綿の被害による救済給付について、廃棄物の最終処分場について、重要湿地の海岸整備並びに環境保全について、地球温暖化対策について、NPO法人のチェック体制について、サンゴの再生に伴う国の来年度予算について、環境保護団体とのかかわりについてただされました。次に福祉保健部関係では、障害者自立支援法施行後の施設利用状況と利用者負担の軽減について、労災病院の新築移転について、医師不足対策について、認定こども園の認定基準について、病院等への医師派遣制度について、無憂園の耐震診断結果と今後のあり方について、福祉有償運送についてただされました。
 以上をもちまして、福祉環境委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(向井嘉久藏君) 経済警察委員会委員長須川倍行君。
  〔須川倍行君、登壇〕(拍手)
○経済警察委員会委員長(須川倍行君) 経済警察委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案二件であります。
 委員会は、九月二十六日、第三委員会室において開催し、公安委員会、商工労働部・労働委員会の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第百四十三号及び議案第百四十九号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、公安委員会関係では、飲酒運転に対する取り締まり状況と今後の対策について、業務用パソコンの整備状況等について、振り込め詐欺に関する相談窓口について、相談ネットワークの構築について、関係予算の確保について、公共用地の不法占有者への対応について、民間駐車監視員の活動実績等について、商工労働部関係では、わかやま喜集館を活用した観光PR等について、観光地における景観保全について、観光局とブランド推進局の統合について、和歌山フェアに関する実績等について、カラオケビデオ等の映像を利用した県のPRについて、紀州材の販路開拓について、南紀白浜空港の利用促進等について、県の色の指定について、企業誘致の現況等について、ジョブカフェ・わかやまの移転の効果と活動実績についてただされました。
 以上をもちまして、経済警察委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願いします。(拍手)
○議長(向井嘉久藏君) 農林水産委員会委員長浅井修一郎君。
  〔浅井修一郎君、登壇〕(拍手)
○農林水産委員会委員長(浅井修一郎君) 農林水産委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案二件であります。
 委員会は、九月二十六日、第四委員会室において開催し、農林水産部から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第百四十三号及び議案第百五十九号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 なお、当委員会から「森林の整備、林業・林産業の振興に関する意見書(案)」が提出される運びになっておりますので、よろしくお願いいたします。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、漁協合併の進捗状況及び県の指導について、田辺漁協における水産物等販売施設について、企業等による遊休農地の活用について、紀の川市桃山町調月地区の農地冠水対策について、農林水産業の振興施策の方向について、県農業振興指針とアクションプログラムについて、梅販路拡大、新商品開発に関する県の組織及び産地との協力体制について、新規就農者の初期投資に対する支援策について、農家の後継者対策について、緑の雇用事業と地域土木作業員との関係について、農業をやってみようプログラム推進事業の補正予算についてただされました。
 以上をもちまして、農林水産委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(向井嘉久藏君) 建設委員会委員長尾崎太郎君。
  〔尾崎太郎君、登壇〕(拍手)
○建設委員会委員長(尾崎太郎君) 建設委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表及び請願文書表に記載のとおり、議案十件、請願は前会からの継続審査分一件であります。
 委員会は、九月二十六日、第五委員会室において開催し、県土整備部から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第百四十三号、議案第百四十四号、議案第百五十号、議案第百五十一号及び議案第百五十三号から議案第百五十八号について全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第二号は継続審査すべきものと決しました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、仮称・平瀬トンネルの入札談合疑惑について、入札制度改革について、県立情報交流センターBig・U建設工事について、国道四百八十号府県間トンネルの進捗について、上富田南部線と市道の振りかえ及び関連整備について、土木建築工事における資材・原材料の不正使用についてただされました。
 なお、九月二十日に仮称・平瀬トンネルの建設工事における談合疑惑により和歌山県庁が大阪地方検察庁の捜索を受けましたことは、甚だ遺憾であります。当委員会といたしましては、談合防止に向けて鋭意取り組んでまいりましたが、今後、事態の推移を見ながら必要に応じ委員会を開催し、真相究明に当たり、より公正で透明性のある入札制度の構築に向け努力していくことといたしました。
 以上をもちまして、建設委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(向井嘉久藏君) 以上で、常任委員会委員長の報告が終わりました。
 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。
 次に、討論に入ります。
 雑賀光夫君から反対討論の通告がありますので、これを許可いたします。
 四十二番雑賀光夫君。
  〔雑賀光夫君、登壇〕(拍手)
○雑賀光夫君 日本共産党県議団を代表して、議案第百四十八号、第百五十二号、第百五十三号に反対の立場から討論いたします。
 議案第百四十八号は、認定こども園の認定基準を定める条例です。
 この条例のもととなった法律は、児童の保護者と認定こども園との直接契約によって保育所料金設定などを自由化させ、待機児童の解消を大きな目的としているとのことです。その点で和歌山県では待機児童が増大している都市部とは異なる状況にあります。国が新たな制度をつくったからといって、この制度を直ちに出発させる必要はありません。
 全国の状況を聞きますと、九月議会での制定は二十一府県にとどまっています。大事な子供にかかわる制度の大きな変化ですから、関係者からの直接の聞き取りを行い、現場の願いを条例案に反映させるべきと考えます。
 まず、大きな枠組みとして、認定こども園は入所や保育料金の決定も園ができることとなっています。現在は保育に欠ける子供は市町村が措置しなければならない制度ですが、それが変更されるわけです。障害のある子供を受け入れてくれるのか、料金を払えなくなった子供は退所を迫られるのではないか、このようなことを危惧するわけです。将来、認定こども園と公立保育園、幼稚園が並立するもとで、子供たちの世界に大人社会の所得格差がそのまま反映することになるのではないかと心配するものであります。
 職員配置基準は、この条例の大きな問題と考えます。
 今、小学校でも三十人以下学級を求める時代になっていますのに、満三歳以上の子供のうち一日に四時間程度利用するときの基準は、幼稚園の基準を援用して「おおむね三十五人に一人以上」とされています。今、特に動きが活発になる三歳児を初め小さな子供を保育する現場では、人手が足りないことから大変な状況となっています。腰痛、頸肩腕症候群が広がるなど、保育士の健康を守らなければなりません。二十人に一人に引き上げるべきです。
 遊戯場、給食室についても、少子化が進む今こそ最善の保育、教育を保障すること、そして安全・安心、食育の立場からも必置義務化を求めるものです。
 次に、議案第百五十二号県立中学校及び高等学校設置条例の一部を改正する条例は、県立桐蔭中学校を設置するものです。
 向陽、田辺、橋本に次ぐ四つ目の県立中学校です。子供たちに競争と選別を押しつける中高一貫コースをふやし、小学生の子供から競争をさせ、公教育の中にエリートコースをつくることを県の教育委員会が先頭に立って推進することは、到底容認することはできません。
 議案第百五十三号は、県事業の市町村負担金の同意を求める議案です。
 今回の工事はすべて災害緊急砂防工事の八件、総額六千四百四十万円、市町村の負担はその一割です。災害砂防工事の要望は各地で出されていますが、地元負担のために住民要望にこたえ切れないケースもあると聞いています。県工事の地元市町村負担制度の軽減、廃止を求めるものであります。
 以上で、反対討論を終わります。ありがとうございました。(拍手)
○議長(向井嘉久藏君) これをもって、討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 まず、議案第百四十八号、議案第百五十二号及び議案第百五十三号を一括して採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。
 本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(向井嘉久藏君) 起立多数であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議案第百四十三号から議案第百四十七号まで、議案第百四十九号から議案第百五十一号まで、及び議案第百五十四号から議案第百五十九号までを一括して採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。
 本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(向井嘉久藏君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、知事専決処分報告報第八号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は、承認であります。
 本件を委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(向井嘉久藏君) 起立全員であります。よって、本件はこれを承認することに決定いたしました。
 次に、請願三件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本請願をいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(向井嘉久藏君) 御異議なしと認めます。よって、本請願はいずれも委員長の報告のとおり決定いたしました。
 次に日程第二、常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
 お諮りいたします。お手元に配付しております「継続審査を要する所管事務調査件名表」及び「継続審査を要する担任事務調査件名表」のとおり、それぞれ閉会中の継続審査として付議することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(向井嘉久藏君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に日程第三、議案第百六十号平成十七年度和歌山県歳入歳出決算の認定について及び議案第百六十一号平成十七年度和歌山県公営企業決算の認定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本案については、十三人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(向井嘉久藏君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に、ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第五条第一項の規定により、次のとおり指名いたしたいと思います。
 職員にその氏名を朗読させます。
  〔職員朗読〕
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   決算特別委員会委員        尾崎太郎君
                    新島 雄君
                    山下直也君
                    吉井和視君
                    藤山将材君
                    坂本 登君
                    平越孝哉君
                    飯田敬文君
                    玉置公良君
                    村岡キミ子君
                    角田秀樹君
                    松本貞次君
                    東 幸司君
                     以上十三人  
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○議長(向井嘉久藏君) お諮りいたします。ただいま朗読した諸君を決算特別委員として指名することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(向井嘉久藏君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名した諸君を決算特別委員に選任することに決定いたしました。
 次に日程第四、特別委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
 お諮りいたします。人権問題等対策、関西国際空港対策、防災等対策、半島振興過疎対策及び予算の各特別委員会に付託されたそれぞれの問題について、さらに閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(向井嘉久藏君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に日程第五、議案第百六十三号から議案第百六十五号までを議題といたします。
 これより質疑に入ります。
 本案について質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。本案については、いずれも委員会付託等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(向井嘉久藏君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 この際、申し上げます。
 公安委員会の委員及び教育委員会の委員に係る議案については順次無記名投票をもって採決を行い、その後、収用委員会の委員に係る議案について起立による採決を行うことといたします。
 これより採決に入ります。
 まず、議案第百六十三号和歌山県公安委員会の委員の任命につき同意を求めるについてを採決いたします。
 この採決は、無記名投票をもって行います。
 議場を閉鎖いたします。
  〔議場閉鎖〕
○議長(向井嘉久藏君) ただいまの出席議員数は、議長を除き四十三人であります。
 お諮りいたします。立会人に、十二番坂本登君、二十六番藤本眞利子君、三十二番中村裕一君、三十六番江上柳助君の四君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(向井嘉久藏君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に以上の四君を指名いたします。
 なお、この際、白票は無効といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(向井嘉久藏君) 御異議なしと認めます。よって、白票は無効とすることに決定いたしました。
 投票用紙を配付いたします。
  〔投票用紙配付〕
○議長(向井嘉久藏君) 配付漏れはありませんか。──配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めます。
  〔投票箱点検〕
○議長(向井嘉久藏君) 異状なしと認めます。
 念のため申し上げます。投票は無記名であります。投票用紙に、本県公安委員会の委員に片山博臣君を任命するにつき同意することに賛成の諸君は「賛成」と、反対の諸君は「反対」と記載の上、点呼に応じて順次投票願います。
 点呼いたします。
  〔氏名点呼・投票〕
○議長(向井嘉久藏君) 投票漏れはありませんか。──投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
  〔議場開鎖〕
○議長(向井嘉久藏君) これより開票を行います。
 立会人の立ち会いをお願いいたします。
  〔開票〕
○議長(向井嘉久藏君) 投票の結果を報告いたします。
   投票総数     四十三票
     うち有効投票     四十三票
     有効投票中
       賛成       四十三票
       反対         なし
 以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第百六十三号はこれに同意することに決定いたしました。
 次に、議案第百六十四号和歌山県教育委員会の委員の任命につき同意を求めるについてを採決いたします。
 この採決も、無記名投票をもって行います。
 議場を閉鎖いたします。
  〔議場閉鎖〕
○議長(向井嘉久藏君) ただいまの出席議員数は、議長を除き四十三人であります。
 お諮りいたします。立会人に、十二番坂本登君、二十六番藤本眞利子君、三十二番中村裕一君、三十六番江上柳助君の四君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(向井嘉久藏君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に以上の四君を指名いたします。
 なお、この際、白票は無効といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(向井嘉久藏君) 御異議なしと認めます。よって、白票は無効とすることに決定いたしました。
 投票用紙を配付いたします。
  〔投票用紙配付〕
○議長(向井嘉久藏君) 配付漏れはありませんか。──配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めます。
  〔投票箱点検〕
○議長(向井嘉久藏君) 異状なしと認めます。
 念のため申し上げます。投票は無記名であります。投票用紙に、本県教育委員会の委員に須崎恵美君を任命するにつき同意することに賛成の諸君は「賛成」と、反対の諸君は「反対」と記載の上、点呼に応じて順次投票願います。
 点呼いたします。
  〔氏名点呼・投票〕
○議長(向井嘉久藏君) 投票漏れはありませんか。──投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
  〔議場開鎖〕
○議長(向井嘉久藏君) これより開票を行います。
 立会人の立ち会いをお願いいたします。
  〔開票〕
○議長(向井嘉久藏君) 投票の結果を報告いたします。
   投票総数     四十三票
     うち有効投票     四十三票
     有効投票中
       賛成       四十三票
 以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第百六十四号はこれに同意することに決定いたしました。
 次に、議案第百六十五号和歌山県収用委員会の委員の任命につき同意を求めるについてを採決いたします。
 本県収用委員会の委員に勝本僖一君を任命するにつき同意することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(向井嘉久藏君) 起立全員であります。よって、議案第百六十五号はこれに同意することに決定いたしました。
 次に日程第六、議員派遣の件を議題といたします。
 お諮りいたします。本件については、会議規則第百十三条の規定により、お手元に配付しております文書のとおり議員を派遣いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(向井嘉久藏君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に、日程第七に入ります。
 和議第五十六号「身体障害者補助犬法の見直しに関する意見書(案)」、和議第五十七号「森林の整備、林業・林産業の振興に関する意見書(案)」及び和議第五十八号「障害者自立支援法における利用者負担の軽減等についての意見書(案)」を一括して議題といたします。
 案文は、お手元に配付しております。
 お諮りいたします。本案については、いずれも提出者の説明等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(向井嘉久藏君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 和議第五十六号、和議第五十七号及び和議第五十八号を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本案をいずれも原案のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(向井嘉久藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 以上で、今期定例会に付議された諸案件の審議はすべて終了いたしました。
 議員各位の連日の御精励を深く感謝申し上げます。
 どうか、御健康に御留意の上、御活躍されることを祈念いたします。
 これをもって、平成十八年九月定例会を閉会いたします。
  午後二時三分閉会

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