平成17年9月 和歌山県議会定例会会議録 第7号(全文)


県議会の活動

平成十七年九月 和歌山県議会定例会会議録 第七号
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議事日程 第七号
 平成十七年十月四日(火曜日)午前十時開議
  第一 議案第二百四号から議案第二百三十号まで、議案第二百三十三号及び報第十四号、並びに請願三件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
  第二 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
  第三 議案第二百三十一号及び議案第二百三十二号(特別委員会設置・付託・委員選任)
  第四 特別委員会閉会中継続審査の件
  第五 議案第二百三十四号(委員会付託等省略・表決)
  第六 議員派遣の件
  第七 意見書・決議案
会議に付した事件
   一 議案第二百四号から議案第二百三十号まで、議案第二百三十三号及び報第十四号、並びに請願三件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
   二 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
   三 議案第二百三十一号及び議案第二百三十二号(特別委員会設置・付託・委員選任)
   四 特別委員会閉会中継続審査の件
   五 議案第二百三十四号(委員会付託等省略・表決)
   六 議員派遣の件
   七 意見書案
出席議員(四十五人)
     一  番       須   川   倍   行
     二  番       尾   崎   太   郎
     三  番       新   島       雄
     四  番       山   下   直   也
     五  番       小   川       武
     六  番       吉   井   和   視
     七  番       門       三 佐 博
     八  番       町   田       亘
     九  番       前   川   勝   久
     十  番       浅   井   修 一 郎
     十一 番       山   田   正   彦
     十二 番       坂   本       登
     十三 番       向   井   嘉 久 藏
     十四 番       大   沢   広 太 郎
     十五 番       平   越   孝   哉
     十六 番       下   川   俊   樹
     十七 番       花   田   健   吉
     十八 番       藤   山   将   材
     十九 番       小   原       泰
     二十 番       前   芝   雅   嗣
     二十一番       飯   田   敬   文
     二十二番       谷       洋   一
     二十三番       井   出   益   弘
     二十四番       宇 治 田   栄   蔵
     二十五番       東       幸   司
     二十六番       山   下   大   輔
     二十八番       原       日 出 夫
     二十九番       冨   安   民   浩
     三十 番       野 見 山       海
     三十一番       尾   崎   要   二
     三十二番       中   村   裕   一
     三十三番       浦   口   高   典
     三十四番       角   田   秀   樹
     三十五番       玉   置   公   良
     三十六番       江   上   柳   助
     三十七番       森       正   樹
     三十八番       長   坂   隆   司
     三十九番       阪   部   菊   雄
     四十 番       新   田   和   弘
     四十一番       松   坂   英   樹
     四十二番       雑   賀   光   夫
     四十三番       藤   井   健 太 郎
     四十四番       村   岡   キ ミ 子
     四十五番       松   本   貞   次
     四十六番       和   田   正   人
欠席議員(なし)
 〔備考〕
     二十七番欠員
説明のため出席した者
     知事         木   村   良   樹
     副知事        小 佐 田   昌   計
     出納長        水   谷   聡   明
     知事公室長      野   添       勝
     危機管理監      石   橋   秀   彦
     総務部長       原       邦   彰
     企画部長       高   嶋   洋   子
     環境生活部長     楠   本       隆
     福祉保健部長     嶋   田   正   巳
     商工労働部長     下           宏
     農林水産部長     西   岡   俊   雄
     県土整備部長     宮   地   淳   夫
     教育委員会委員長   駒   井   則   彦
     教育長        小   関   洋   治
     公安委員会委員長   大   岡   淳   人
     警察本部長      宮   内       勝
     人事委員会委員長   西   浦   昭   人
     代表監査委員     垣   平   高   男
     選挙管理委員会委員長 山   本   恒   男
職務のため出席した事務局職員
     事務局長       小   住   博   章
     次長         土   井   陽   義
     議事課長       下   出   喜 久 雄
     議事課副課長     薮   上   育   男
     議事班長       山   本   保   誠
     議事課主査      湯   葉       努
     議事課主査      楠   見   直   博
     総務課長       島       光   正
     総務課主査      井   口   勝   彦
     総務課副主査     辻           充
     調査課長       辻       和   良
     調査課調査員     貴   志   博   己
     調査課調査員     宮   楠   正   也
 (速記担当者)
     議事課主査      中   尾   祐   一
     議事課主査      保   田   良   春
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  午前十時二分開議
○議長(吉井和視君) これより本日の会議を開きます。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前十時二分休憩
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  午後二時十六分再開
○議長(吉井和視君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 日程第一、議案第二百四号から議案第二百三十号まで及び議案第二百三十三号、知事専決処分報告報第十四号、並びに今期定例会の請願一件及び継続審査中の請願二件、計三件を一括して議題とし、順次、常任委員会委員長の報告を求めます。
 農林水産委員会委員長藤山将材君。
  〔藤山将材君、登壇〕(拍手)
○農林水産委員会委員長(藤山将材君) 農林水産委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案二件であります。
 委員会は、九月二十九日、第四委員会室において開催し、農林水産部から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第二百四号、議案第二百十二号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、鄙の里塾の内容と農業をやってみようプログラムの実施状況について、トマト農家への支援対策と契約栽培の推進について、ミニトマトの登録農薬の現状について、植物公園緑花センター等の指定管理者申請状況について、農協の改革について、農業の振興計画について、中山間地域等直接支払制度について、鳥獣害対策の対応について、地球温暖化に対する県の考え方について、木質バイオマスの利活用について、漁師への道支援プログラムについて、紀州材の中国市場への販路開拓について、県土防災対策治山事業における予算について、果樹の海外でのマーケティング調査等についてただされました。
 以上をもちまして、農林水産委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。
○議長(吉井和視君) 建設委員会委員長花田健吉君。
  〔花田健吉君、登壇〕(拍手)
○建設委員会委員長(花田健吉君) 建設委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表及び請願文書表に記載のとおり、議案十五件、請願は前会からの継続審査分一件であります。
 委員会は、九月二十九日、第五委員会室において開催し、県土整備部から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第二百四号、議案第二百十三号から議案第二百十五号まで、議案第二百十九号から議案第二百二十二号まで、及び議案第二百二十四号から議案第二百三十号までは全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第二号は継続審査すべきものと決しました。
 なお、当委員会から、「「命の道」「自立の道」を実現する道路特定財源制度の堅持を求める意見書(案)」が提案されるよう要望いたしました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、会津川堤防改修事業の進捗状況について、日本道路公団の民営化について、指名停止のあり方について、近畿自動車道和歌山北・南インターの設置について、道路整備促進大会の開催について、県内建設業の育成、JVのあり方及び他分野への進出について、河川関係予算について、国道四百八十号の改修の現況について、県道和歌山橋本線の改修の現況について、紀の川の改修と大滝ダムの現況について、アスベスト対策についてただされました。
 以上をもちまして、建設委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。
○議長(吉井和視君) 文教委員会委員長浅井修一郎君。
  〔浅井修一郎君、登壇〕(拍手)
○文教委員会委員長(浅井修一郎君) 文教委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表及び請願文書表に記載のとおり、議案一件、請願新規受理分一件であります。
 委員会は、九月二十九日、第六委員会室において開催し、当局から付託案件等について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第二百十六号は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第十六号は継続審査すべきものと決しました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、定時制高校のあり方について、授業日数、授業時数の確保について、教員の評価制度について、公益法人の監査について、歴史資料の公開について、校内暴力について、高校の中退問題について、中高一貫教育についてただされました。
 以上をもちまして、文教委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。
○議長(吉井和視君) 総務委員会委員長前川勝久君。
  〔前川勝久君、登壇〕(拍手)
○総務委員会委員長(前川勝久君) 総務委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案五件、知事専決処分報告一件であります。
 委員会は、九月二十九日、十月三日の二日間、第一委員会室において開催し、医科大学、看護短期大学部、出納室、人事委員会事務局、監査委員事務局、選挙管理委員会、知事公室、企画部、総務部の順に当局から付託案件等について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第二百四号から議案第二百六号まで、議案第二百十八号及び議案第二百二十三号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。知事専決処分報告報第十四号は、全会一致で承認されました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、医科大学関係では、医療措置時の患者への対応等について、保健看護学部編入学試験等について、医学部の県内入学生数について、地方独立行政法人化後における県議会とのかかわりについて、諸報第二十一号の医療事故について、知事公室関係では、「わかやま改革と発展の政策~一三四の重点項目~」について、企画部関係では、貴志川線の利便性向上について、貴志川線に対する県の協力について、県立情報交流センターBig・Uの指定管理者について、南紀ITビジネス集積プランについて、県電算処理システムの契約見直しについて、県内IT産業の振興について、科学技術振興における特許出願の内容について、県内ブロードバンド整備について、総務部関係では、職員の定員管理、能力主義の確立について、市町村合併による振興局のあり方について、合併新法下における市町村合併の推進について、和歌山県総合防災情報システムの適切な管理について、県税の徴収状況についてただされました。
 以上をもちまして、総務委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。
○議長(吉井和視君) 福祉環境委員会委員長玉置公良君。
  〔玉置公良君、登壇〕(拍手)
○福祉環境委員会委員長(玉置公良君) 福祉環境委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表及び請願文書表に記載のとおり、議案六件、前会からの請願継続審査分一件であります。
 委員会は、九月二十九日、第二委員会室において開催し、環境生活部、福祉保健部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第二百四号、議案第二百七号から議案第二百九号まで、及び議案第二百三十三号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決し、議案第二百十号は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第九号は継続審査すべきものと決しました。
 次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、環境生活部関係では、産業廃棄物業者への監視について、産業廃棄物のマニフェストについて、アライグマ等外来種対策について、NPO法人をチェックする体制について、アスベスト対策について、男女共同参画推進事業者登録事業について、ラムサール条約指定に伴う地元との協力について、自然エネルギー導入と世界遺産地域の景観との調和についてただされました。次に福祉保健部関係では、引きこもり者を抱えた家族への支援について、介護施設等入所者の居住費と食費の自己負担について、救護施設の事務費について、障害者の就労支援について、乳幼児の弱視対策について、介護に関する予防重視型システムへの転換について、疾病予防・介護予防と観光医療サービス産業について、介護保険制度と高齢者意向調査について、国民健康保険調整交付金について、日置川町診療所の医師確保について、福祉有償運送についてただされました。
 以上をもちまして、福祉環境委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。
○議長(吉井和視君) 経済警察委員会委員長森 正樹君。
  〔森 正樹君、登壇〕(拍手)
○経済警察委員会委員長(森 正樹君) 経済警察委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案三件であります。
 委員会は、去る九月二十九日、第三委員会室において開催し、初めに当局から付託議案に関する説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第二百四号、議案第二百十一号、議案第二百十七号は、いずれも全会一致をもって可決すべきものと決しました。
 以下、所管に係る各委員の発言は次のとおりであります。
 商工労働部関係では、観光ルネサンス補助制度の活用について、中国市場進出支援企業の概要について、県内企業の倒産状況について、フィルムコミッションの設立に向けた取り組みについて、公安委員会関係では、刑法犯認知数の減少の要因について、阪和高速道路等で発生した連続発砲事件の捜査状況について、振り込め詐欺の発生状況と取り締まり状況について、やみ金融事犯の実態と取り締まり状況について、ナンバープレートを取り外した車両に対する取り締まりについてただされました。
 以上をもちまして、経済警察委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。
○議長(吉井和視君) 以上で、常任委員会委員長の報告が終わりました。
 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。
 次に、討論に入ります。
 村岡キミ子君から反対討論の通告がありますので、これを許可いたします。
 四十四番村岡キミ子君。
  〔村岡キミ子君、登壇〕(拍手)
○村岡キミ子君 日本共産党県議団を代表いたしまして、議案第二百十号、二百十六号、二百十九号に反対の立場から討論をいたします。
 議案第二百十号は、国民健康保険調整交付金条例であります。この条例制定は、国民健康保険法の改定により保険給付費の財源構成が変更され、県が市町村に対し調整交付金を交付することを定めるものであります。
 国民健康保険における国庫負担は、かつて医療費の四五%でありましたが、保険給付の四〇%に引き下げられ、そして今日、三位一体改革の中で三六%に引き下げられました。来年度はさらに三四%に引き下げられることになっております。今年度から国調整交付金が一〇%から九%に引き下げられることもありまして、県が今年度は五%、三十五億七千四百万円、来年度は七%になります。四十九億一千五百万円余の調整交付金を持つことになりました。こうした改定は国民健康保険財政安定化における県の役割と責任を強めたものとされますが、市町村にとりましては国保の財政基盤が不安定となり、ひいては被保険者の負担がふえていくことが懸念されるところです。国の医療費給付に対する負担金こそ引き上げられるべきです。
 また、国からの財政措置としては、十七年度は所得譲与税で措置されると言いますけれども、果たして本当に今後とも十分な財源保障がなされるのか疑問なところであります。
 議案第二百十六号は、県立橋本高校と田辺高校に中学校を併設するというものです。これは、従来から申し上げてまいりました、公教育の中に一部の生徒だけのための中高一貫コースをつくるということです。これは受験競争を小学校から激化させ、公教育の中にエリートコースをつくるというゆがみをもたらすのではないかと大きな懸念を持つものです。県内では、既に和歌山市で向陽中学校が設立されているところです。
 この場合は、六十人に一人ぐらいの生徒がこのコースを選択することになりますが、橋本や田辺にこのコースが新設されますと、通学範囲から見て、恐らく十五人から二十人に一人の生徒がこのコースを選択することになるだけに、公教育のゆがみをもたらす懸念がより大きいということも申し上げておきたいと思います。
 議案第二百十九号は、県工事で市町村負担金を求めるものです。市町村負担金については、負担軽減を求める市町村の声に一層耳を傾けるべきではないでしょうか。
 以上で、反対討論といたします。
○議長(吉井和視君) これをもって、討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 まず、議案第二百十号、議案第二百十六号及び議案第二百十九号を一括して採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。
 本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(吉井和視君) 起立多数であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議案第二百四号から議案第二百九号、議案第二百十一号から議案第二百十五号、議案第二百十七号、議案第二百十八号、議案第二百二十号から議案第二百三十号まで、及び議案第二百三十三号を一括して採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。
 本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(吉井和視君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、知事専決処分報告報第十四号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は、承認であります。
 本件を委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(吉井和視君) 起立全員であります。よって、本件はこれを承認することに決定いたしました。
 次に、請願三件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本請願は、いずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉井和視君) 御異議なしと認めます。よって、本請願はいずれも委員長の報告のとおり決定いたしました。
 次に日程第二、常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
 お諮りいたします。お手元に配付しております「継続審査を要する所管事務調査件名表」及び「継続審査を要する担任事務調査件名表」のとおり、それぞれ閉会中の継続審査として付議することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉井和視君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に日程第三、議案第二百三十一号平成十六年度和歌山県歳入歳出決算の認定について及び議案第二百三十二号平成十六年度和歌山県公営企業決算の認定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本案については、十三人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉井和視君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に、ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第五条第一項の規定により、次のとおり指名したいと思います。
 職員にその氏名を朗読させます。
  〔職員朗読〕
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   決算特別委員会委員        小川 武君
                    門 三佐博君
                    町田 亘君
                    前川勝久君
                    浅井修一郎君
                    小原 泰君
                    前芝雅嗣君
                    井出益弘君
                    中村裕一君
                    阪部菊雄君
                    藤井健太郎君
                    江上柳助君
                    長坂隆司君
                       以上十三人  
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○議長(吉井和視君) お諮りいたします。ただいま朗読した諸君を決算特別委員として指名することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉井和視君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名した諸君を決算特別委員に選任することに決定いたしました。
 次に日程第四、特別委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
 お諮りいたします。人権問題等対策、関西国際空港対策、防災等対策、半島振興過疎対策及び予算の各特別委員会に付議されたそれぞれの問題について、さらに閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉井和視君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に日程第五、議案第二百三十四号を議題といたします。
 これより質疑に入ります。
 本案について質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。本案については、委員会付託等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉井和視君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 議案第二百三十四号和歌山県教育委員会の委員の任命につき同意を求めるについてを採決いたします。
 この採決は、無記名投票をもって行います。
 議場を閉鎖いたします。
  〔議場閉鎖〕
○議長(吉井和視君) ただいまの出席議員数は、議長を除き四十四人であります。
 お諮りいたします。立会人に、九番前川勝久君、三十一番尾崎要二君、三十七番森正樹君、四十六番和田正人君の四君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉井和視君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に以上の四君を指名いたします。
 なお、この際、白票は無効といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉井和視君) 御異議なしと認めます。よって、白票は無効とすることに決定いたしました。
 投票用紙を配付いたします。
  〔投票用紙配付〕
○議長(吉井和視君) 配付漏れはありませんか。──配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めます。
  〔投票箱点検〕
○議長(吉井和視君) 異状なしと認めます。
 念のため申し上げます。投票は無記名であります。投票用紙に、本県教育委員会の委員に湯川力君を任命するにつき同意することに賛成の諸君は「賛成」と、反対の諸君は「反対」と記載の上、点呼に応じて順次投票願います。
 点呼いたします。
  〔氏名点呼・投票〕
○議長(吉井和視君) 投票漏れはありませんか。──投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
  〔議場開鎖〕
○議長(吉井和視君) これより開票を行います。
 立会人の立ち会いをお願いいたします。
  〔開票〕
○議長(吉井和視君) 投票の結果を報告いたします。
   投票総数     四十四票
     うち有効投票     四十四票
       無効投票       なし
     有効投票中
       賛成       四十四票
       反対         なし
 以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第二百三十四号はこれに同意することに決定いたしました。
 次に日程第六、議員派遣の件を議題といたします。
 お諮りいたします。本件については、会議規則第百十三条の規定により、お手元に配付しております文書のとおり議員を派遣したいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉井和視君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に、日程第七に入ります。
 和議第四十四号「アスベスト対策の充実強化を求める意見書(案)」及び和議第四十五号「「命の道」「自立の道」を実現する道路特定財源制度の堅持を求める意見書(案)」を一括して議題といたします。
 案文は、お手元に配付いたしております。
 お諮りいたします。本案については、いずれも提出者の説明等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉井和視君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 まず、和議第四十四号を採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(吉井和視君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、和議第四十五号を採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(吉井和視君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 以上で、今期定例会に付議されました諸案件の審議はすべて終了いたしました。
 議員各位の連日の御精励を深く感謝申し上げます。
 どうか、御健康に御留意の上、御活躍されることを祈念いたします。
 これをもって、平成十七年九月定例会を閉会いたします。
  午後二時五十一分閉会

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