平成14年9月 和歌山県議会定例会会議録 第1号(全文)


県議会の活動

平成十四年九月 和歌山県議会定例会会議録 第一号
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議事日程 第一号
 平成十四年九月十日(火曜日)午前十時開会・開議
  第一 会議録署名議員の指名
  第二 会期決定の件
  第三 議案第百十四号から議案第百三十四号まで、並びに報第八号、報第九号(当局説明)
会議に付した事件
   一 会議録署名議員の指名
   二 会期決定の件
   三 議案第百十四号から議案第百三十四号まで、並びに報第八号、報第九号(当局説明)
   四 意見書案
   五 休会決定の件
出席議員(四十五人)
     一  番       新   島       雄
     二  番       山   田   正   彦
     三  番       佐   田   頴   一
     四  番       大   沢   広 太 郎
     五  番       堀   本   隆   男
     六  番       宇 治 田   栄   蔵
     七  番       門       三 佐 博
     八  番       西   本   長   弘
     九  番       坂   本       登
     十  番       小   原       泰
     十一 番       木   下   善   之
     十二 番       永   井   佑   治
     十三 番       尾   崎   要   二
     十四 番       小   川       武
     十五 番       宗       正   彦
     十六 番       橋   本       進
     十七 番       生   駒   三   雄
     十八 番       原       日 出 夫
     十九 番       谷       洋   一
     二十 番       山   下   直   也
     二十一番       高   瀬   勝   助
     二十二番       吉   井   和   視
     二十四番       町   田       亘
     二十五番       金   田       眞
     二十六番       高   田   由   一
     二十八番       玉   置   公   良
     二十九番       向   井   嘉 久 藏
     三十 番       野 見 山       海
     三十一番       平   越   孝   哉
     三十二番       下   川   俊   樹
     三十三番       中   山       豊
     三十四番       浜   田   真   輔
     三十五番       鶴   田   至   弘
     三十六番       冨   安   民   浩
     三十七番       村   岡   キ ミ 子
     三十八番       中   村   裕   一
     三十九番       井   出   益   弘
     四十 番       阪   部   菊   雄
     四十一番       江   上   柳   助
     四十二番       長   坂   隆   司
     四十三番       森       正   樹
     四十四番       飯   田   敬   文
     四十五番       新   田   和   弘
     四十六番       松   本   貞   次
     四十七番       和   田   正   人
欠席議員(なし)
 〔備考〕
     二十三番欠員
     二十七番欠員
説明のため出席した者
     知事         木   村   良   樹
     副知事        中   山   次   郎
     出納長        大   平   勝   之
     理事         内   田   安   生
     知事公室長      小 佐 田   昌   計
     総務部長       宮   地       毅
     企画部長       垣   平   高   男
     環境生活部長     秋   月   成   夫
     福祉保健部長     白   原   勝   文
     商工労働部長     石   橋   秀   彦
     農林水産部長     辻           健
     土木部長       大   山   耕   二
     企業局長       阪   口   裕   之
     教育委員会委員長   赤   松   壽   男
     教育長        小   関   洋   治
     公安委員会委員長   大   岡   淳   人
     警察本部長      高   綱   直   良
     人事委員会委員長   青   木   孝   祐
     代表監査委員     藤   谷   茂   樹
     選挙管理委員会委員長 北   村   亮   三
職務のため出席した事務局職員
     事務局長       中   原   洋   二
     次長         佐   竹   欣   司
     議事課長       北 垣 内       敬
     議事課副課長     松   谷   秋   男
     議事班長       鷲   山       智
     議事課主査      尾   崎   善   亮
     議事課主査      土   井   富   夫
     総務課長       梶   本   皓   造
     調査課長       宗   野   幸   克
 (速記担当者)
     議事課主任      吉   川   欽   二
     議事課主任      鎌   田       繁
     議事課主査      中   尾   祐   一
     ─────────────────────
  午前十時二分開会・開議
○議長(宇治田栄蔵君) ただいまから、平成十四年九月定例会を開会いたします。
 これより本日の会議を開きます。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前十時三分休憩
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  午前十一時四十二分再開
○議長(宇治田栄蔵君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
  【日程第一 会議録署名議員の指名】
○議長(宇治田栄蔵君) 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。
 今期定例会の会議録署名議員は、五番堀本隆男君、二十六番高田由一君、四十二番長坂隆司君の三君を指名いたします。
  【日程第二 会期決定の件】
○議長(宇治田栄蔵君) 次に日程第二、会期決定の件を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から九月二十七日までの十八日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(宇治田栄蔵君) ご異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は本日から九月二十七日までの十八日間と決定いたしました。
 この際、諸般の報告をいたします。
 知事から地方自治法第百八十条の規定による専決処分の報告、和歌山県環境基本条例第八条に基づく年次報告が、また監査委員から監査の結果報告及び現金出納検査の結果報告がありました。いずれもお手元に配付しておりますので、ご了承願います。
 次に、今期定例会に提出された議案等は、お手元に配付のとおり、議案第百十四号から議案第百三十四号まで、並びに地方自治法第百七十九条の規定による知事専決処分報告報第八号、報第九号の計二十三件であります。
  〔巻末の「参考資料」を参照〕
  【日程第三 議案第百十四号から議案第百三十四号まで、並びに報第八号、報第九号】
○議長(宇治田栄蔵君) 日程第三、ただいま報告の議案第百十四号から議案第百三十四号まで、並びに知事専決処分報告報第八号、報第九号を一括して議題といたします。
 まず、当局の説明を求めます。
 知事木村良樹君。
  〔木村良樹君、登壇〕
○知事(木村良樹君) 平成十四年九月定例会にご参集いただき、厚く御礼を申し上げます。
 ただいま上程されました諸議案について提案理由をご説明するに先立ち、県政をめぐる最近の主な動きについてご報告を申し上げます。
 私は、地方が国をリードする地方分権の時代にあっては、和歌山モデルと呼べるような地域の実情に合った独自の政策を形成し、また同じ考え方を持つ他の都道府県と連携して政策提言を行うなど、国民や県民の方々に広く共感を得ながら国を動かしていくことが重要であると考えております。このような考え方から、幾つかの地方からの政策提言に取り組んでまいりました。
 まず初めに地方分権研究会についてでございますが、地方から日本を変えるという観点から、岩手県、宮城県、三重県、福岡県の各県知事や慶応義塾大学の榊原英資教授、奥田碩日本経済団体連合会会長など、学界・経済界の有力メンバーと去る七月十日に地方分権研究会を発足させました。
 二十一世紀に入り、国と地方の関係が変わり始めているものの、地方分権に対する国民の関心は低く、盛り上がりが少ないように思われます。それは、これまでの議論が国の視点からのアプローチであり、いまだ抽象論の域を脱し切れていないからではないかと考えております。住民の皆さんが自分たちの生活がよくなったと実感できるような地方分権を実践するためには、住民の生活と直結する政策実施のフィールドを持つ地方が出発点となった具体論からのアプローチが必要であります。
 こうした観点から、地方分権研究会では、現場における政策課題について学界・経済界といった第三者の視点も踏まえて検証し、和歌山県において改善できる点は県議会のご理解、ご協力を賜りながら速やかに対応するとともに、国に対し提言すべき問題点は積極的に提言するなど、県民の方々が生活がよくなったと実感できる成果が得られるよう積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、これからの高速道路を考える地方委員会についてでございます。
 高速道路の整備のあり方につきましては、先般、道路関係四公団民営化推進委員会において整備凍結や全国料金プール制の廃止などの中間報告がなされたところであり、県民の総意として高速道路の整備を待ち望んでいる本県にとって重大な問題であると受けとめております。
 高速道路の整備促進につきましては、去る七月三十一日に県議会から多数のご参加をいただき、東京で近畿自動車道紀勢線建設促進協議会を開催したところでございます。また、八月七日には岐阜県知事や鳥取県知事などとともにこれからの高速道路を考える地方委員会を設立し、国等に高速道路の必要性を訴える緊急提言を行うとともに、九月四日には民営化推進委員会の中間報告に対し、高速道路のあり方は国土のグランドデザインをにらんで検討すべき、地方の声を反映させ、協議できる場を政府に求めるなど、共同声明を出したところでございます。今後より一層、高速道路整備の必要性を国を初め全国に向け、強く訴えてまいりたいと考えております。
 なお、社会資本の整備につきましても、従来の中央集権型公共事業からそれぞれの地域の実情に合った制度や基準を定め、財源移譲も含めて、地方が主体性を持って必要な社会資本整備を進める地方の実情に合った公共事業の推進への転換が必要であると考えております。
 去る七月二十六日には岩手県、岐阜県、三重県、鳥取県、高知県の五県と共同でシンポジウムを開催し、地方の実情に沿った公共事業の推進の必要性について全国にアピールをいたしました。現在、同じ考えを持つ八道県が新たに賛同し、十四道県が連携してその具体化に向け、取り組んでいるところでございます。
 次に、地球温暖化防止に貢献する森林県連合の政策提言についてでございます。
 さきの六月定例会において地球温暖化防止に関する共同アピールについてご報告を申し上げたところでございますが、その後、全国の知事にも呼びかけを行いましたところ、四十五道府県からご賛同をいただきました。さらに、これらの道府県と共同で、地球温暖化防止と都市と山村の共感に満ちた関係の創出を二大目的とした国の地球温暖化防止対策及び平成十五年度予算に関する緊急政策提案を作成し、七月二十五日には小泉内閣総理大臣に直接お会いをして政策提案と説明を行いました。小泉総理からは、特に緑の雇用事業について、国としてもしっかり取り組むよう関係省庁に指示する旨のお話があり、和歌山県発のモデルとして全国に発信するようにとの激励をいただいたところでございます。
 今後は、提案した各種施策の具体化に向け、引き続き国に対して支援強化を訴えてまいるとともに、本県の豊かな自然を生かした和歌山発の地域活性化施策を展開してまいりたいと考えております。
 次に、地震防災対策についてでございます。
 去る七月十九日、念願の東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法が国会で可決され、同月二十六日に公布されたところでございます。新法の制定により今後我々が進める地震防災対策に確固たる法的根拠を得ることができたわけであり、本県が中心となって新法の制定要望活動を行ってきただけに、その感慨もひとしおのものがございます。
 また七月三十一日には、新法の成立を契機にさらに積極的な地震防災対策の推進を図るため、東京都において、三重県、大阪府、高知県と共催で東南海・南海地震対策促進集会を開催いたしました。防災担当大臣を初め、新法成立に尽力いただいた国会議員の方々、県議会議員、市町村、関係省庁の皆様の多数のご参加をいただき盛会となるとともに、地震防災対策を進めていく上で大変心強く感じた次第でございます。
 今後、新法をてことして東南海・南海地震対策が国家プロジェクトとして進展していくことを期待するとともに、県も市町村を初めとした防災関係機関と一体となり、地震防災対策の一層の強化を図ってまいりたいと考えております。
 次に、コスモパーク加太についてでございます。
 コスモパーク加太用地の利用促進を図るため、カゴメ株式会社、県、市及び土地開発公社の四者による食と緑の工場特区研究会を設置し、去る八月二十八日に第一回目の研究会を開催いたしました。コスモパーク加太のスケールメリットを生かし、民間企業による我が国初の大規模温室での生食用トマトの養液栽培施設の建設やゼロエミッションの推進、コージェネレーションによるエネルギーの高度利用等を目指し、安全で環境に優しい食と緑の工場特区構想の実現に向け、積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、企業誘致についてでございます。
 県では、県経済の活性化を図るため企業誘致活動を積極的に進めてきたところでございますが、このほどトランス・コスモス株式会社の和歌山コンタクトセンターが和歌山市内に開設されることが決定いたしました。当センターでは顧客情報管理業務を行い、新規地元雇用者は三年間で二百五十名が予定されております。
 また、田辺・白浜地域を情報通信関連産業の集積地とするIHS構想を推進する中で、株式会社アスクソフトクリエイトの和歌山開発センターが白浜町内に開設されます。
 さらに去る八月八日には、本県の情報拠点として、またIT・ソフト関連のリゾートオフィス集積の拠点として、田辺市に整備を進めておりますIT総合センターの建設工事に着手いたしました。
 IT総合センターの整備や今回の二社の進出を弾みとして、今後とも田辺・白浜地域を初め県内の企業誘致活動に積極的に取り組んでまいりたいと思っております。
 次に市町村合併についてでございますが、八月に橋本・伊都地域を合併重点支援地域に指定し、昨年十二月に指定した那賀、有田、田辺地域と合わせ、四地域二十八市町村となりました。また、田辺地域では法定の合併協議会が設置されるなど、県内各地域において平成十七年三月末の合併特例法の法期限を見据えたさまざまな取り組みが行われているところでございます。
 県といたしましては、合併支援となる県の諸施策を具体的に提示することで地域における新たな町づくりなどの合併協議を促進するとともに、法定の合併協議会が早期に設置されるよう、さらに積極的に推進してまいりたいと考えております。
 次に、世界遺産登録についてでございます。
 登録推薦書の提出期限まで残すところ四カ月余りとなり、登録作業も終盤を迎えております。世界遺産登録の推薦に必須となる推薦資産の史跡指定については既に文化庁に対し申請を終え、また関係市町では景観条例等が既に制定されております。あわせて、推薦資産の保存管理及び整備計画の原案につきましても文化庁に提出し、現在協議を進めているところでございます。
 今後は、ユネスコへの提出期限である来年の一月末を目標に、引き続き推薦書の作成に取り組んでまいりたいと考えております。また、世界遺産登録に向けて地元の意識の高まりや活動の盛り上がりを図るとともに、登録候補地の保護に向けた諸課題を考える三県共同によるリレーフォーラムを十月中旬に開催することとしております。
 次に、補正予算案についてでございます。
 今回の補正予算案は、当初予算編成後において特別な事情により予算措置が必要となった事業について所要の措置を講ずるものであり、補正予算総額は一般会計で八億八千二百万円余り、特別会計で十二億九百万円余りとなっております。
 以下、その主なものについてご説明を申し上げます。
 まず、緑の雇用事業につきましては、新規就業者の雇用機会の増大を図るとともにIターン者の定住促進を図るため雇用期間の延長など、施策のさらなる充実に努めてまいります。
 次に、県や市町村の電子自治体化を推進するため、住民がインターネットを利用して申請・届け出等を行う電子システムについて、県、市町村による共同運営のあり方を検討してまいります。
 障害者対策といたしましては、身近な地域で障害者に対する就業面と生活面の一体的なサポートを行うため、障害者就業・生活支援センターによる支援事業を実施し、障害者の雇用促進を図ってまいります。
 また、本県の高校生の就職内定率が全国的に低い状況であるため、緊急対策として生徒、保護者に対し就職セミナーを開催し、高校生の就職率の向上に努めてまいります。
 次に、野上町、金屋町、清水町にまたがる生石高原は近畿でも有数の規模を有するススキ草原で知られておりますが、この雄大な景観と貴重な生態系を保存・再生するため、地元が実施する山焼きに対して支援を行うことといたしております。
 また、環境に優しい農業と梅産業の活性化を図るため、梅干し生産過程で発生する梅酢の処理加工施設の整備を促進し、梅加工業におけるゼロエミッョン化を推進するとともに、新しい時代に対応したアグリビジネスの育成に努めてまいります。
 続きまして、条例案件等について、その主なものをご説明申し上げます。
 議案第百十九号は、地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律の施行に伴い、一般職の職員について任期を定めて採用することができることとしたものであり、議案第百二十三号は、和歌山県立御坊商工高等学校の商業科を普通科に改編することに伴い、校名を変更するものでございます。
 議案第百二十五号は建設事業施行に伴う市町村負担金について議決をお願いするものであり、議案第百二十六号は県営住宅に係る滞納家賃の請求訴訟等を提起するものでございます。
 議案第百二十七号から第百三十二号までは、工事請負契約及び工事請負変更契約の締結について、それぞれ議決をお願いするものでございます。
 議案第百三十三号及び第百三十四号は、平成十三年度の歳入歳出決算及び公営企業決算の認定をお願いするものでございます。
 次に、報第八号は地方税法の一部改正に伴う県税条例の所要の改正であり、報第九号は訴訟の提起についてであり、いずれも急を要したため地方自治法第百七十九条第一項の規定による専決処分を行い、その承認をお願いするものでございます。
 諸報第八号は、地方自治法第百八十条第一項の規定による委任専決処分報告でございます。
 最後に、環境基本条例第八条に基づく年次報告書を別途提出しております。
 何とぞ、ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長(宇治田栄蔵君) 以上で、当局の説明が終わりました。
 この際、新任者をご紹介申し上げます。
 まず、七月二十日、総務部長に就任しました宮地毅君をご紹介申し上げます。
 総務部長宮地 毅君。
  〔宮地 毅君、登壇〕(拍手)
○総務部長(宮地 毅君) 去る七月二十日付で総務部長を拝命いたしました宮地毅でございます。
 もとより微力ではございますが、和歌山県勢発展のため全力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、ご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長(宇治田栄蔵君) 次に、七月十五日、公安委員会の委員長に就任されました大岡淳人君をご紹介申し上げます。
 公安委員会委員長大岡淳人君。
  〔大岡淳人君、登壇〕(拍手)
○公安委員会委員長(大岡淳人君) 去る七月十五日付で和歌山県公安委員会委員長に選任されました大岡でございます。
 平成十三年十月に公安委員に任命され、このたび公安委員長の重責を仰せつかったわけでございますが、公安委員長としての職責を十分自覚し、またこれまでの公安委員の経験を生かし、県警察を管理する公安委員会の代表として職務に精励する所存でございます。
 県下の治安情勢、警察を取り巻く環境が厳しさを増す中、公安委員会としてその機能を十分発揮し、県民の安全と安心の確保に向け、全力を尽くす決意でございます。
 どうか、県議会の皆様には従来にも増して公安委員会に対する温かいご支援、ご協力を賜りますようお願いを申し上げまして、就任に当たってのごあいさつといたします。
○議長(宇治田栄蔵君) 次に、六月二十七日、公安委員の委員に任命同意され、七月十四日就任されました高垣博昭君をご紹介申し上げます。
 公安委員高垣博昭君。
  〔高垣博昭君、登壇〕(拍手)
○公安委員(高垣博昭君) 去る七月十四日付で和歌山県公安委員会委員に任命されました高垣でございます。
 私にとりまして公安委員は、まことに重責の感がいたします。常に自己研さんしながら公安委員の職責を十分自覚し、誠心誠意頑張っていく所存でございます。
 どうか、県議会の皆様方には一層のご支援、ご指導を賜りますよう心よりお願い申し上げまして、簡単でございますが、公安委員就任のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(宇治田栄蔵君) 次に、八月六日、警察本部長に就任しました高綱直良君をご紹介申し上げます。
 警察本部長高綱直良君。
  〔高綱直良君、登壇〕
○警察本部長(高綱直良君) 八月六日付で和歌山県警察本部長を命ぜられました高綱直良でございます。
 治安情勢が厳しさを増す中、県民生活の安全と平穏を確保するため、もとより微力ではありますけれども、全力を尽くしてまいる所存でございます。皆様方には、何とぞよろしくご指導とご支援を賜りますよう、お願いを申し上げます。
 簡単ではございますが、就任に当たってのごあいさつとさせていただきます。
○議長(宇治田栄蔵君) この際、報告いたします。
 「近畿自動車道紀勢線の整備促進に関する意見書(案)」が提出されております。
 お諮りいたします。これを本日の日程に追加し、これより直ちに議題とすることにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(宇治田栄蔵君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
  【追加日程 意見書案】
○議長(宇治田栄蔵君) 和議第五十七号「近畿自動車道紀勢線の整備促進に関する意見書(案)」を議題といたします。
 案文は、お手元に配付しております。
 お諮りいたします。本案については、提出者の説明等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(宇治田栄蔵君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 和議第五十七号を採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、ご起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(宇治田栄蔵君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 お諮りいたします。九月十一日から十三日までは議案調査のため休会といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(宇治田栄蔵君) ご異議なしと認めます。よって、九月十一日から十三日までは休会とすることに決定いたしました。
 次会は九月十七日定刻より再開し、質疑及び一般質問を日程といたします。
 なお、「知事説明要旨」の中で、四ページの「カゴメ株式会社、県及び土地開発公社の三者」とあるところ、「和歌山市を含め四者」と訂正させていただきたいということでございますので、よろしくお願いをいたします。
 本日は、これをもって散会いたします。
  午後零時十分散会

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