平成14年2月 和歌山県議会定例会会議録 第5号(木下善之議員の質疑及び一般質問)


県議会の活動

 質疑及び一般質問を続行いたします。
 十一番木下善之君。
  〔木下善之君、登壇〕(拍手)
○木下善之君 皆さん、おはようございます。議長の許しをいただきましたので、一般質問をいたします。
 まず、男女共同参画社会のあり方についてでございます。過日、吉井先輩議員からも話がございましたが、私からも申し上げたいと存じます。
 我が国経済は、出口の見えない不況の中、ますます混迷の色を深め、企業倒産、失業率は過去最悪の水準をたどり、デフレスパイラルが懸念される状況であります。本県においても例外でなく、非常に厳しい状況が続いております。これまでの社会制度あるいは体制があちこちで行き詰まりを見せ、これまでと同じ手法は通用しない時代となった今、既存のシステムの再構築、あるいは新しい社会システムの創造が喫緊の課題となっているのではないでしょうか。それは、木村知事の言われる緑の雇用事業に代表される「和歌山モデルの発信」という言葉に集約されていると私は理解をしているところであります。しかしながら、その新しいシステムが一体どのようなものであるかということについては、現在も各方面でしのぎを削りながら模索が続けられているところであります。ある学者の説によれば、少子高齢化による閉塞感を打ち破り、日本が将来もその活力を維持していくための有効な選択肢はそう多くないとのことであります。一つは出生率そのものを向上させること、二つ目は外国人労働者に対する労働市場の開放、三つ目は年金受給開始年齢と定年年齢を六十五歳から六十七歳に引き上げる、四つ目は経済のパイそのものを小さくすることにより、ほどほどの生活に甘んじることと言われております。しかし、そのどれもが余り現実的でない中、ただ一つ有力な選択肢であると思われるのが男女共同参画の推進であるということであります。
 平成十四年二月四日、第百五十四国会の小泉首相の施政方針演説においても、経済社会の主役である人が、能力と個性を発揮し、存分に活躍できる仕組みを備えた、努力が報われ、再挑戦できる社会の実現がうたわれ、その中で男女がともに個性と能力を十分に発揮できる社会の構築に向け、女性の新しい発想や多様な能力を生かせるよう、さまざまな分野へのチャレンジ支援策に関する検討を進めることが表明されております。暮らしの構造改革、すなわち男女共同参画を一層具体的に推し進める姿勢が打ち出されているところでございます。しかしながら、現実はどうでしょうか。二十一世紀の日本に活力や創造力をもたらすのは、女性の社会での活躍や能力の十分な発揮であるという認識が社会的、経済的に広まる一方で、社会が参画を期待する女性の側からは、仕事と家庭の両立の難しさから、若い女性の脱結婚志向、出産時期が高年齢化する晩産化など、少子化傾向に拍車をかけてしまっております。つまり、活力を創出するための環境を下支えするシステムづくりが求められているわけです。
 本県に目を転じましても、厳しい経済・雇用情勢は申すまでもなく、平成十二年国勢調査によりますと、本県の老年人口の割合は二一・二%、都道府県別では十五位と他府県より早いペースで高齢化が進むとともに、女性が生涯に産む子供の数をあらわす合計特殊出生率は、平成十二年人口動態統計では、全国平均よりはやや上回るものの一・四五人という低水準にあり、県経済の活性化とともに、少子高齢化への対応は待ったなしの状況であります。国における取り組みを例示するまでもなく、本県において経済政策として男女共同参画を推進することは重要な課題であり、またそれを下支えする環境整備は不可欠であると考えております。
 今議会に上程されております男女共同参画推進条例案の前文には、性別ではなく、それぞれの持つ個性と能力によって社会のあらゆる分野に男女が共同して参画し、豊かで生き生きと暮らせるふるさと和歌山を創造していこうという決意が表明されているところです。地域で、職場で、そして家庭においても、女性が持てる能力を積極的に発揮する、その結果として男女が真に対等なパートナーとして協力し、責任も利益も分かち合ってこそ活力ある社会が展望できると確信するところであります。
 また本条例案には、その環境整備のための子育て、介護環境の充実や農林水産業等の分野における男女共同参画の推進など、随所に本県にとって必要となる特色ある規定が盛り込まれております。しかし、どれだけ理念を唱えても、それを具体化する施策がなければ、それは絵にかいたもちになってしまいかねません。そうではないでしょうか。
 知事には、これらの理念を具体化させるため、今後どのようなビジョンを持っておられるのか、お尋ねをいたします。
 次に、少子化対策についてであります。
 前段でも少し触れておりますが、日本の一人の女性が生涯に産む子供の数は最近の数字で一・三六人と言われ、アメリカは二・一三人、フランスは一・七七人、ドイツは日本と同じ一・三六人となっています。晩婚化や非婚化がさらに進み、結婚した夫婦の産む子供の数自体も年々減っているのが現状です。国全体の人口も、二〇〇六年をピークに、二〇五〇年には今より二千万人もの人口が減る一方、六十五歳以上の高齢者の割合は現在の二倍の三五・七%に達すると言われています。このまままいりますと、およそ百年後の人口は現在の約半分以下の四千二百五十万人となるようで、少子化は先進国共通の問題となっており、中でも日本のスピードは実に速いと言えます。少子化はこれまで光の当たらないテーマと言われ、女性が働くと出生率が下がるから積極的な子育て支援は行わないと考えられてきたためではなかろうか。子供を産む、産まないの判断は個人の自由であるが、若者が結婚や子育てを避けるような社会は健全な社会と言いがたい。しかし、現実として仕事と子育ての両立に悩み、結婚や出産をためらう女性が多いのは確かであります。勤務時間の短縮や弾力化、育児休業制度の抜本改善、さらに信頼できる年金制度の確立が大変重要で、年金財政が人口の増減に大きく左右されないための抜本改革も必要です。国民年金の未加入者、未納者にとって、年金は当てにならないとの考えがあるのではなかろうか。年金の確固たる長期ビジョンがなさ過ぎることも少子化に拍車がかかっているのではと考えます。また、親は子供に面倒を見てもらう考えが全く無に等しい。つまり、子供を当てにしないことは、子供を産まなくてもよいにつながるのではないか。
 過日、四日の新聞で「少子化対策待ったなし」の見出しで報じられ、首相直属の少子化への対応を考える有識者会議が九八年に提言をまとめ、翌年に新エンゼルプランが策定されたが、年間七十八兆円の社会保障給付費のうち高齢者関係には六六%が配分されて世界の最高水準なのに、子供関係はわずか三%で、他の先進国は一〇%前後の予算を振り向けており、日本の子供関係の予算は極めて低水準であると指摘されております。
 さて、どうすれば少子化の改善が図れるのか。安心して子供を産み育てられるような環境づくりが強く求められるが、県として具体的にどのような取り組みをなされるのか、木村知事にお尋ねをいたします。
 次に、道路交通網の整備促進についてでございます。
 国道三百七十一号バイパスの促進について申し上げたいと存じます。
 政府は、公共事業の抑制を強く打ち出され、今後における本県の道路整備の促進に何らかの影響が生じてくるものと危惧するところであります。さて、国道三百七十一号橋本バイパスも、関係皆様の理解ある協力によってある程度の進捗を見ておりますが、本道路は大阪府河内長野市を起点とし、橋本、高野山を経て串本に通じる本県内陸部の幹線として将来に大きな期待をかけるとともに、紀北地方の産業、経済の飛躍発展に期すべきことは大きく、また橋本市においても大規模宅地開発が行われておりますが、最近の景気の低迷と国道三百七十一号の未整備がネックとなって、既存の団地から大阪への流出に拍車がかかっているのが現状であります。
 過日も、大阪府の現地を見させていただきました。美加の台より千早口の比較的短いトンネル三つが完成に向け取り組まれておりますが、天見地区を中心に四つのトンネルが未着工とともに、長大の府県間トンネルの合わせて五つが今後残されております。これらのトンネルは、地形上、片押しの工法で実施しなければならないと聞き及んでおります。また、昨年夏ごろ大阪府知事より、各府県間道路については、府の財政難につき、今後十カ年相当期間において現行事業費の四〇%カットの申し出が本県知事あてにあったと聞いております。
 そこで、知事にお尋ねいたします。
 本県の道路整備の基本的なお考えと、府県間道路の早期完成に向け、大阪府側に対してどう要請されようとなされるのか、お尋ねいたします。
 次に、土木部長にお伺いいたします。
 平成に入って心待ちをしている府県間トンネルの本県側の着工時期についてお示し願います。
 次に、JR和歌山線の減便対策についてであります。
 三月二十三日の春のJRダイヤ改正で、和歌山線は大きな減便となり、比較的乗降客の少ない橋本─粉河間で一日十四便の減便が確定されております。また、すべてワンマンカーの運行となってまいります。JRの話によりますと、年々乗降客が減少のようで、過去には京都発奈良回り南紀行きの準急も運行され、和歌山線も鉄道としての風格もあったが、今日ではマイカー通勤が主体となり、時代の大きな変化が見られることは確かであります。しかしながら、伊都、那賀の紀北には二十数万人の人口が形成され、沿線には九高校があり、各学校はダイヤに合わせて始業時間が決められているだけに、JR和歌山線の役割も実に大きいところであります。昨年十二月の各自治体議会におきましても、沿線住民の生活、経済に与える影響が大きいとして、ダイヤ改定による減便見直し決議がされ、JR西日本へ強く要望をされていることも聞き及んでおります。
 一方、第二国土軸としての京奈和自動車道も実に大切で、着々とその実が上がっております。本事業は、交通体系整備の再重点課題であることは申すまでもありません。しかしながら、橋本─和歌山間の京奈和自動車道完成時にはJR和歌山線は一体どうなるであろう。つまり、五条─粉河間は線路をめぐりトロリーバスの運行にでもなるのではと危惧するところであります。二市六町で結成されているJR和歌山線活性化検討委員会においても、高速化、増便、南海との相互乗り入れ、あるいは乗り継ぎの円滑化、ダイヤの調整、バリアフリーの推進等に向けて取り組まれているが、声だけではだめであります。もう少し自治体と職員の意識改革も必要でないか、胸を張ってJRへ物を申される自覚が必要でないかと考えます。
 問題は、時間がかかり過ぎること。大阪─東京間、既に二時間半であります。橋本─和歌山間一時間以上要するところにJR和歌山線離れがある。駅構内の線形改良と待ち時間の短縮等、改善策の申し入れを検討され、紀泉百万都市構想に沿った新交通体系を確立すべきと考えます。
 私見でありますが、伊都、那賀、和歌山の三ブロックの三カ所をテストケートとして、対向できる複線化の実現が先決のように考えます。専門家の意見では、大した用地をかけなくても済むんではないか、限定された複線化が待ち時間の解消につながり、せめて橋本─和歌山間四十五分の高速化を望むところであります。
 今後、JRと県当局及び関係自治体との協議の場を設けられることは大変重要項目の一つでなかろうか。さらに、JR西日本に向け、和歌山線の長期的、抜本的な対策について当局はどう考えているのか、企画部長に伺います。
 次に、紀の川左岸広域農道のアクセスについて、農林水産部長にお伺いいたします。
 紀の川南岸中腹の日本一のカキ産地に農道が設置され、地元は大きな期待をかけております。工事も進みつつありますが、広域農道網はその地域の農業基盤を確実なものとし、もって農産物の集出荷等、農業近代化を進めるとともに、地域の産業振興道路としても重要な役割を果たすとしております。つまり、橋本市域における左岸の交通網としては、東西に流れる紀の川に並行し、国道三百七十号が海抜百十メートルの平地に、広域農道は海抜二百五十メートルの急斜面に事業化されております。
 そこで、本道路の起点をなす橋本市域の広域農道から国道三百七十号への大型車両の通行アクセスについてお尋ねいたします。
 また、本件で少し要望を申し上げておきますが、過日の農林水産委員会において門先輩議員より質問がありました。本紀の川左岸農道の工事の進捗状況の質問に対し課長の答弁は、総事業費二百七十四億円、十二年度末までに九十五億円投入し、三五%の進捗率であるということでございます。当初は、平成三年度着手、約十カ年でと言われていたが、現在の完成見込みは平成三十一年度と言われ、私も地元受益者の一人としてびっくりしている次第であります。そのころは私も既に芝をかぶっており、何が原因で遅くなっているのかを研究調査され、関係自治体の協力も十分得ながら、一年でも早く完成されるよう強く要望しておきます。
 以上をもちまして、私の一般質問を終わります。ご清聴ありがとうございました。
○議長(井出益弘君) ただいまの木下善之君の質問に対する当局の答弁を求めます。
 知事木村良樹君。
  〔木村良樹君、登壇〕
○知事(木村良樹君) ただいまの男女共同参画社会の推進についてのご質問でございます。
 和歌山県でも、二十一世紀には女性の活躍が社会を変えるというふうに私は考えております。そういうことで今議会に男女共同参画の条例を提案しているわけでございますけれども、これはもう既に全国で相当の県でできておりますので、作成過程から和歌山県の特色が出るようにということを指示しておりまして、そういう中で、特に和歌山県は県内がある程度都市型のところと、それから中紀、南紀のような田園とか山地の多い地域というふうに分けられますので、きめ細かい男女共同参画ということが必要である。そのことがこの条例の中にある程度──条例は大枠ですから細かいことまでは触れませんけれども、出てくるような形にするようにいたしました。
 今、和歌山県下でもたくさんの女性グループの方がふるさと産品づくりとかこういうふうなことに取り組んでおられて、そのことがただ単に物が売れるということだけじゃなくて、地域の活性化であるとか、そしてまた高齢化対策とか大きな役割を果たしているというふうなことがあります。これは一つの例でございますけれども、こういうふうな和歌山型の女性参画ということもこの男女共同参画の中で進めていきたいというふうに考えているところでございます。現在、NPO等の活動の中でも女性の活躍が著しい状況になっております。和歌山県でも女性が社会で活躍できる土壌づくりをますます進めていきたいと、このように考えております。
 次に、少子化の問題でございます。
 少子化対策も、和歌山県の人口も将来的には百万人を切ってくるというような見通しがある中で、私はやっぱり人口というのは一つの県の活力であろうというふうに思っておりまして、この少子化対策は非常に重要なものだと考えております。
 これについても、やはり都市型と地方型ということがあって、例えば都市型のものはもうたくさん都市の地域で提起されておりまして、これは和歌山県も同じようにやっていこうと思っておりますけれども、特に地方では子供の声が聞こえるということがお年寄りに物すごく元気を出すような源となっているというふうなこともあります。何とか過疎地域においても子供の声が聞こえるような少子化対策をということで、この点でも和歌山県の独自性を出すような形のものを進めていきたい。そしてまた、こういうような理念ばかり言っていても仕方がありませんので、入院の乳幼児医療費対象年齢を──これはずっと懸案になっていたんですけれども、現在三歳未満ですが、来年度から就学前ということにして、子供を産み育てやすいような環境をちょっとでもつくっていくことでありますとか、ファミリーサポートセンターを促進したり、みんなで子育て、地域全体で子供を育てていくというふうな運動をどんどん盛り上げていくような施策を進めていきたい、このように考えているところでございます。
 それから、三百七十一号バイパスでございます。
 私は、従来から開かれた県政、そしてその開かれた県政の一番根幹をなすのは大きな骨格の道路整備であろうというふうなことを言ってきております。その中で、国土幹線軸に和歌山県がじかにひっつくことができる京奈和自動車道は非常に大事なものと思っておりますけれども、これとの関連で、三百七十一号バイパスの存在は非常に大きいと思っております。和歌山県側はどんどん一生懸命進めていくんですけれども、大阪府の方は非常に財政状況が厳しいという中で、去年、大分スローダウンするような形の計画を言ってきましたので、このときも私は大阪府の方へじかに働きかけました。しかし、今非常に大変な状況にあるというという中で、若干押し戻したような感じではあるんですけれども、計画が策定されているということですが、これからも折に触れて、これは関西大環状という都市型の開発の一環をなすものでもあるという観点から、大阪府の方へも鋭意働きかけを強めていきたいと、このように思っているところでございます。
○議長(井出益弘君) 土木部長大山耕二君。
  〔大山耕二君、登壇〕
○土木部長(大山耕二君) 府県間道路・国道三百七十一号の府県間トンネルの着工時期についてでございますけれども、大阪側のトンネルまでの残事業量が大変大きく、かなりの時間を要するものと考えられます。一方、国においては、整備効果の早期発現を目指して、五年で見える道づくりなどの方針が示されているところでありまして、今後は府県間トンネルを含めた残された区間の段階的かつ効果的な早期の供用を大阪府に働きかけてまいります。
 以上でございます。
○議長(井出益弘君) 企画部長垣平高男君。
  〔垣平高男君、登壇〕
○企画部長(垣平高男君) JR和歌山線の減便対策についてお答えを申し上げます。
 議員ご指摘のとおり、JR和歌山線は紀北地域にとって大変重要な公共交通機関であると認識してございます。このため、近年減少が続いている利用者の増加を図るべく、沿線自治体により組織されました和歌山線活性化検討委員会とともに、鉄道利用を促進するため、ハード、ソフト両面からその方策を検討してまいりました。また、和歌山線活性化のための講演会の開催ですとか、開通百周年に合わせて天王寺駅構内での和歌山線の歴史パネル展、沿線のイベント、観光情報を紹介するパンフレットの配布による誘客キャンペーン等の活動を実施してきたところでございます。しかし、このたびのダイヤ改正では、快速が一往復増便されたとはいえ、粉河から五条間で利用者の実態に合わせ、電車本数が削減されることとなりました。
 県といたしましては、沿線住民による日常的利用の促進や地域外からの観光などによる利用の増大を目指して、今後とも関係市町村と協力し、一層積極的に取り組むとともに、JR西日本和歌山支社と定期的に意見交換をする場として設置いたしましたJR関連懇話会において、議員ご提言の時間短縮を初めとするさまざまな課題について協議をし、解決に向けて取り組んでまいりたいと考えてございます。
○議長(井出益弘君) 農林水産部長辻  健君。
  〔辻  健君、登壇〕
○農林水産部長(辻  健君) 道路交通網の整備促進についてのうち、紀の川左岸広域農道のアクセス問題についてでございますが、広域農道の橋本市側の起点から国道三百七十号への接続につきましては、広域関連道といたしまして市道清水西畑線を位置づけてございます。しかしながら、本市道は南海電鉄高野線の踏切が狭く、広域農道の起点までの道路も急勾配で急カーブが多く、現状のままでは大型車両の通行ができない状況でございます。このため、広域農道の起点から国道三百七十号への大型車両のアクセスの方策といたしましては、市道清水西畑線のつけかえ等も含めまして、橋本市と引き続き協議してまいります。
 以上でございます。
○議長(井出益弘君) 答弁漏れはありませんか。──再質問を許します。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井出益弘君) 以上で、木下善之君の質問が終了いたしました。
 これで、午前中の質疑及び一般質問を終わります。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前十一時二十二分休憩
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