平成12年9月 和歌山県議会定例会会議録 第3号(浜田真輔議員の質疑及び一般質問)


県議会の活動

 質疑及び一般質問を続行いたします。
 三十四番浜田真輔君。
  〔浜田真輔君、登壇〕(拍手)
○浜田真輔君 おはようございます。久しぶりですので、大変緊張をいたしております。
 まず、さきの知事選挙において多くの県民の期待を担い、新知事に就任されたことを、会派を代表してお喜び申し上げるとともに、今後、真摯な県政への取り組みをより一層期待するものであります。
 それでは、質問に入らせていただきます。
 さきの知事就任あいさつで私が最も印象深かったのは、大競争時代に逃げることなく諸改革を断行する、また、聖域を設けず歳出の削減に取り組む、不退転の決意、そして、困難にひるまず改革の先駆けとなる高い志を持ちといった、まことに勇ましい言葉でありました。和歌山県の抱える諸問題に立ち向かう心構えとしては大変立派だと私は思っております。これは素直に感じたところでございます。まず冒頭にその気持ちが答弁に生かされることを願い、順次、通告に従い、質問をいたします。
 就任あいさつでは、三大懸案問題として、梅の生育不良問題、橋本市の産業廃棄物問題、そして雑賀崎の埋め立て問題を知事は挙げておられましたが、ここでは未解決の問題として、私は知事に加太のコスモパークと県立医大跡地について質問をさせていただきます。
 加太のコスモパークについては、経済環境の悪化に伴い当初の民間主導の跡地利用がとんざし、その後、この県議会においても再三、議員の方々から提案がなされました。また、一部の利用計画も県当局からあったように聞いておりますが、どれも跡地の本格的利用として決定を見ずに今日を迎えております。仮谷県政、西口県政、そしてこの木村県政と、年月の長さばかりではなく知事三代にわたりコスモパーク加太の利用決定をせずにおくことは、県民の理解を到底得られるものではないと私は感じております。
 そこで、知事にコスモパーク加太に対しての知事自身の思いと今後の利用計画についてお伺いをしたいと思います。
 昨日も新田議員から質問があり重複いたしますが、県立医大跡地利用について知事にお伺いをしたいと思います。
 この県立医大跡地は、ご承知のとおり、県都和歌山市の中心地でもあり、商業地としては密度の大変高い地域であります。活用度は他の公有地に比べても高いものだと、私は感じております。
 跡地利用の懇話会の報告において、宿泊施設、また文化施設、駐車場等の提案がなされたように聞いておりますが、この報告に基づいて今後知事は利用計画をいかに進めていくつもりなのかをお伺いしたいと思います。
 そして、就任あいさつにもありましたが、このことにおいてもPFIの活用を念頭に置かれているものか、お伺いをしたいと思います。
 次に、本年五月に策定された財政運営プログラムについて知事にお伺いをします。
 我が和歌山県も全国的な例に漏れず財政的困難に直面しているのは、ご承知のとおりであります。予算の調整すべき額を今日まで基金等の取り崩しによって補ってきたわけでありますが、いよいよ来年度あたりに底をつく感があるわけであります。今日のこれらの財政状況、また今日の経済環境を考え合わせれば、財政再建は待ったなしの現状だと認識すべきが常識であろうと思われます。
 そこで、財政運営プログラムの各項目の中から、県行政内部における努力についての職員定数の削減についてお伺いをします。
 歳出の削減において、私企業を初めとするどの組織も、必ずといっていいほど人員の削減にまず取り組むわけであります。当然、県行政においても、この現在の社会環境下、経済環境下、職員定数の削減は避けては通れない道でありましょうし、私自身も定数削減は道義的にも優先的に実行すべき課題だと考えております。
 しかし、経済用語にある「合成の誤謬」に陥らないかは、十分配慮すべきだと考えます。つまり、人員削減を行うこと自体は正しいことに思われても、全体的な県行政サービスの低下や劣化に陥らないかを常に考えておくべきだと思います。このプログラムには、知事部局約百名、教育委員会約五百名とありますが、知事自身、県行政サービスの適正にかんがみ、この数字についてご意見をお伺いしたいと思います。教育長にも答弁をお願いしたいと思います。
 次に、歳出の削減の大黒柱である施策の根本的見直しについてお伺いします。
 経常的経費と投資的経費の見直しを柱として、このプログラムには百億円規模の削減とあります。知事が「聖域を設けずに」と言われたように、大なたを振るわないと、このことは実効性に乏しくなるに違いありません。この手法としてここでは費用対効果を徹底するとあるわけですが、まず、果たして費用対効果だけで事業の是非を決められるものでありましょうか。例えば、効果が低いものでもあえて継続する政治的判断があって当然だと私は考えております。知事はその点どうお考えなのか、お答え願いたいと思います。
 そして、百億円規模の削減目標の達成と事業の是非を問う評価という二つの厳しい決断を今後重ねていかなければならないわけですが、知事の判断基準を改めてお伺いしたいものです。
 私はこの質問において、知事の今後の行政に対する姿勢、取り組みを県民に明らかにするものだと考えております。今日の景気停滞と決別し、景気を本格的軌道に乗せるには、国民の先行き不安を解消することが重要課題だと言われております。我が和歌山県においても、このことは例外ではありません。この環境下、知事の行政に対する確たる姿勢が県民に伝われば、県民はより一層期待し、先行き不安の解消の一助となるに違いないと信じております。ぜひ知事の行政手法の意思をお伺いしたいと思います。
 次に、これも実は昨日の質問と重なるわけですけれども、歳出を補う意味で、各地方自治体において独自の税制の検討及び導入が急がれております。知事も就任あいさつにおいて新税制の採用も視野に入れてと述べられましたが、まず具体的に取り組まれる意思がおありなのか、またそれとも当面は勉強課題としておくのかをお伺いしたいと思います。
 これは要望でありますが、新税制の導入は、歳入を補うという目的だけでは到底県民の理解を得られるものではないと思います。新税制については、課税対象に、まず県民の理解を得ることが何よりも肝要だと思います。用途においても、目的化することが私は望ましいとも思っております。そして、その時々の社会環境を十分に認識、考慮することが必要になると思います。今後の課題としていただきたいと思います。
 次に、定住外国人の地方参政権問題について知事にお答えをいただきたいと思います。
 この問題については、国政においての議論として見守るのではなく、地方行政に責任ある者として、私たちは賛否を明確に主張すべきだと考えております。
 当然、私は、国籍を有しない定住外国人に地方参政権は付与されるべきでないと考えます。まず、この主張がなされる背景には、日本人と同様に定住外国人にも納税の義務を課せられているにもかかわらず、生活上必要な水道、ごみ、また道路、教育、治安などといった行政サービスに対して、外国人との理由で選挙を通じて意見を言う機会を与えられていないことが言われております。納税者がなぜ政治に参加できないかという主張であります。
 しかし、納税義務が参政権の対価だと考えるのは明らかに間違いであります。納税はあくまで生活上の行政サービスの対価であり、選挙権を保障するものではないのであって、納税はむしろ定住者の責務だと考えるのが妥当であると思います。納税を参政権の条件とするのは軽率であり、不適切であるとも感じております。
 また、憲法における「住民」の語意解釈も、地方参政権容認の根拠となっております。憲法第九十三条の「地方公共団体の長、その議会の議員及び法律の定めるその他の吏員は、その地方公共団体の住民が、直接これを選挙する」との条文における住民に当たる定住者に地方参政権があるのは当然との主張がありますが、私はこの場合の住民は単に所在をあらわすものだと感じております。
 そして、憲法第十五条に「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である」とあります。参政権は当然、国民固有の権利であり、その「国民」とはいかなる資格を有する者かと言えば、当然国籍を持つ者と解釈すべきであります。
 結論。参政権は、国政、地方政治を問わず、国籍を有する国民の権利であると考えるのが当然ではないでしょうか。私は別段、排他的で利己的な考えにより定住外国人の地方参政権に異を唱えるものではありません。私たち日本国民が参政権の重要性と国籍を有することに伴う責任とを再認識すべき問題だと、むしろ考えております。
 この問題については、特別永住外国人の帰化手続、つまり国籍の取得の簡素化に取り組むべきが最重要であり、国際化社会における責務とも考えるべきであると私は思います。難問に逃げることなく立ち向かうことを信条とする政治家として、知事にこれを問いたいと思います。知事に、この定住外国人参政権についての賛否をぜひお伺いしたいものであります。
 最後に、今、和歌山県政の現状は、ご承知のとおり、早急に解決すべき課題が山積されております。例えば、足早にやってくる長寿化社会と少子化社会、この二つに伴う福祉に対する行政負担は、今後ますますふえるばかりでありましょう。また、文明化に伴う環境保全に対する経費、また景気の改善のための費用、そして立ちおくれている社会資本の整備など、どれも深刻で、また財政負担を強いられるものばかりであります。そして、それに反して、長引く不況やグローバル化に伴う経済及び社会環境の激変、そして各制度の崩壊により、歳入に対する厳しさが和らぐことはないと考えております。
 この相反する事象の中、県行政は説明責任を果たしながらいかにバランスよく解決するか、これは県民の期待するところだと私は思います。経験則がある意味で生かされない、想定外のことが頻繁に起こるこの難時にあえて知事になられた木村さんに、私は県民の一人として強い期待を抱くものであります。
 そして、私も是々非々を信条とし、行財政改革に和製カルロス・ゴーンとして取り組む知事にこれからも意見を申し上げたいと考えております。ぜひ、多くの期待を裏切ることなく、ひるまず、恐れず、そしてくじけず、県勢が輝かしく躍進することを願い、一回目の質問といたします。
 ありがとうございました。
○議長(阪部菊雄君) ただいまの浜田真輔君の質問に対する当局の答弁を求めます。
 知事木村良樹君。
  〔木村良樹君、登壇〕
○知事(木村良樹君) 浜田議員からのお励ましの言葉、本当にありがたく受けました。まず最初にそれにお礼を申し上げまして、そしてまた、ただいまのご質問に対して順次お答えをしていきたいと思います。
 コスモパーク加太と医大跡地の利用計画についてということでございます。
 まず最初にコスモパーク加太の問題でございますけれども、この問題につきましては、解決が急がれている極めて重要な課題であると私自身も認識しております。現在、民間施設の立地の取り組みや公共的利用の検討も行っているところでございますけれども、土地開発を取り巻く環境を考慮いたしますと、計画の早期実現は非常に厳しいと言わざるを得ない状況でございます。
 ご案内のように、全国的にもこうした公共的な大規模開発に対する処理が大変な問題になっているところでございますが、本県といたしましては、これまでの採算性の確保を基本とした取り組みを続ける一方で、今後、専門家の方の意見を伺うなど、抜本的、総合的な対応策についても真剣に検討してまいらなければならないと思っておりますし、また現にそういう時期が既に来ているという認識でございます。
 次に、医大跡地の今後の取り組みでございます。
 昨日、新田議員にお答えを申し上げましたとおり、都市型ホテルを含む施設の整備を行う民間事業者の確保は、現時点で大変厳しい状況でございます。今後も、引き続きこの基本方針に基づく施設整備を行うコンペ参加企業を確保するため、幅広く導入方法を講じてまいりたいと考えております。
 また、ご案内のようにPFIというのは民間の活力を利用して公共施設をつくっていくということですので、ここには今のところ公共施設という考え方はないわけでございますけれども、やっぱり幅広くどんな形で活用していくかということを考えていかないといけませんので、今後、公共施設の導入等も検討していく場合にはこのPFI──これはもう何といっても時代の最先端を行っている方式でございますので、こういう方式についても十分視野に入れて検討をしていきたいと考えております。
 次に財政プログラムについて、まず職員定数の削減と適正規模ということでございます。
 財政運営プログラムにおける職員定数の削減につきましては、私は地方分権の時代を迎えて本県が自主的な判断と責任において地域づくりを進めるためには、不断の行政改革が必要であると考えております。行政改革の取り組みの中で、職員定数につきましては平成十五年度までに約百名の削減を行うこととしておりますが、常に住民福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を上げることを基本と考えて、行政サービスの質の低下を招くことなく取り組んでまいりたいと考えております。
 当然のことながら、人が減れば幾らでもサービスの低下をしていいというものでは全然なくて、これはそういうバランスを考えながら、そしてまた、やっぱり民間の方々の感情とか気持ちとか社会情勢とか、そういうふうなものも取り入れながら考えていかないといかん総合的な問題であると考えております。
 次に、施設の根本的見直しにおける費用対効果の徹底についての質問でございます。
 私は、開かれた和歌山県という視野から、二十一世紀の時代潮流に鋭敏に対応し、思い切った政策の展開を図る必要があると考え、そのため多くの方々のご意見を聞き、費用対効果の判定に基づき、各事業の評価を行っていきたい、そしてまた、その結果につきましても十分説明を行い、理解を得ることに努めてまいりたいというふうに申しております。
 この考えは同じでございますけれども、この効果というものをどうとらえるかということは、先ほど浜田議員がおっしゃったことと全く同じことでございまして、必ずしも金銭的なものとかそういうことではなくて、やはり総合的にどれぐらいの効果が上がっているものかということを考えながらの費用対効果ということですので、これは同じような考え方だというふうに申し上げておきます。
 そして、私みずから懸案事項の解決のため現場に赴き、迅速に対処し、また場合によっては大規模プロジェクトの見直しを指示するなど、聖域なき行財政改革に取り組んでまいりたい、このように考えております。
 それから、独自の税制への取り組みでございますが、これは真剣にやっていくのかどうかということが最初にございました。これについては真剣に、前向きに取り組んでいくつもりでございます。
 昨今の極めて厳しい財政状況の中で、地方分権一括法により地方税法の改正が行われて地方の課税自主権の拡大が図られているわけでございます。こういう中で各団体とも法定外税や超過課税を検討する動きが活発化しているわけで、この中にはお金が要るという観点のものと、それから一定の目的を持ってやっていこうという二つの流れがありますけれども、いずれにせよ、和歌山県としてもこういう流れの中にさお差して物を考えていかなければならないと考えております。
 そして一方では、国の方で外形標準課税の動きがございますので、こういうものについても積極的に関与し、意見を申し述べていくということでやっていきたいと考えております。
 それから、最後に定住外国人の方への地方参政権の付与についてでございますけれども、この問題につきましては、永住外国人に対する地方公共団体の議会の議員及び長の選挙権等の付与に関する法律案などが国会において現在審議されているところであり、私といたしましては、この問題は国と地方の関係、あるいは国民主権のあり方の根本にかかわる極めて重要な問題であると考えておりますので、今後国会において十分議論が尽くされることを期待しているところでございます。
 以上でございます。
○議長(阪部菊雄君) 教育長小関洋治君。
  〔小関洋治君、登壇〕
○教育長(小関洋治君) 浜田議員にお答えいたします。
 財政運営プログラムにおける教職員定数の削減計画につきましては、平成十一年度から五年間に県内の児童生徒数が約一万二千人減少することに伴い、教職員定数も五百人程度の減少が見込まれるとしたものであります。
 先般、文部省は新たに平成十三年度からきめ細かな指導を目指す第七次教職員定数改善計画を策定したところでございます。教育委員会といたしましては、今後、本県教育の充実を図るため、この計画に対応できるよう必要な定数の確保に努めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(阪部菊雄君) 答弁漏れはありませんか。──再質問を許します。
 三十四番浜田真輔君。
○浜田真輔君 答弁をいただいたことに対して、再質問をさせていただきたいと思います。
 コスモパーク加太について、踏み込んだ抜本的な対応策を真剣にできるだけ早くという内容でありました。その内容についてぜひもう一度答弁を願いたいんですが、ある意味で損切りも視野に入れていくということでありますか。それをぜひお答え願いたいと思います。
 そして、もう一点。
 このコスモパーク加太も当然でありますけれども、この間の工科大学、また雑賀崎の埋め立て問題。知事は、議会は執行部との車の両輪であると所信表明であいさつをなされました。私は、これらの問題について、新聞で知るのではなくて、議会にしかるべき説明があって当然だと思っております。今後、コスモパーク加太についても、どういう決定がなされるかは別にして、十分な説明責任というものを知事は果たしていただきたいと思います。
 そして、これは要望でありますけれども、永住外国人への参政権付与については、賛否をぜひ言っていただきたかったというのが素直な気持ちであります。ただ、私はここでも申し上げたとおり、国籍をどう思われるか。知事もパスポートをお持ちで、もちろん日本国政府のパスポートをお持ちだと思います。そこに国籍は「日本」と書かれているわけでありますが、その国籍をどう考えるかというのは、やはり私は政治家として大変重要なことだと思っております。また、憲法上の「住民」の定義も、日ごろ私たちが「県民」や「市民」、また「住民」という言葉を使うのとまた違った意味で、その定義を少し知事として教えていただけたらなと思いましたが、これはもう要望でありますから、ぜひ今後の課題にしていただきたいと思います。
 大変ナーバスな問題であることは十分承知しております。ただ、そのことだけは十分理解をしていただきたいと思います。
 以上、質問と要望にかえさせていただきます。
○議長(阪部菊雄君) 以上の再質問に対する当局の答弁を求めます。
 知事木村良樹君。
  〔木村良樹君、登壇〕
○知事(木村良樹君) ただいまの浜田議員の、加太のコスモパークの問題でございます。
 損切りも視野に入れて考えるのかということで、これは今ここで損切りを視野に入れるかどうかはなかなかお答えしにくいんですが、私も、昔のことを言っても仕方がありませんが、大阪の副知事をしているときに、あそこもいろんなものがありまして、もう結局、今のところ、最終的にはだれが債権を放棄するかとかいろんな問題を突き詰めて考えて、しかもその結果としてなかなか名案というものが浮かんでこない、こういうふうな難しい問題であるわけです。だけど、そういう非常に難しい問題を、難しいから横に置いておいてもう見ないようにするというのも一つのあれですし。私が先ほどお答えしたのはそういうことじゃなくて、一番新しいようなシステムとか何かの中で、完全解決に至らなくても、やっぱり一つの新しい光明を見出していくようないろんな努力をしていきたい。
 そのためには、県内だけで考えるのも一つですし、やはり専門家の方からいろいろお話を聞いて、こんなやり方もあるということを考えていくのも一つだし、それから他県で同じような苦しみを持っているところの処置というふうなものを考えていくのも一つだし、そういうことについて、一方で土地を売っていくというふうなことを考えながら、もう一方で同じぐらいの重さをもってそういう検討を進めていく。そしてそれも、時間をずっと置くことなく早急に対応していきたいということでございます。
 それから、それをどういうふうにしていくかというときに、ちょっとおしかりもあったわけですけれども、私は議会と行政は車の両輪であるという考え方は全く変わってございませんので、当然のことながら、今後とも議会の方へ諮って、こんなことを考えているんですというようなことを一番最初にご説明し、いろいろ議論をしていく中で一番いい対応策を考えていきたい、このように考えております。
 それから、在日外国人の方の問題につきまして、この問題は非常に重大な問題であるということは十二分に認識をしております。いろんな文献も読んでおりますし、そういうことですが、まあああいう答えということでございますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。
○議長(阪部菊雄君) 答弁漏れはありませんか。──再々質問を許します。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(阪部菊雄君) 以上で、浜田真輔君の質問が終了いたしました。
 これで、午前中の質疑及び一般質問を終わります。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前十一時十五分休憩
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