令和7年5月 和歌山県議会臨時会会議録 第1号(全文)
◆ 汎用性を考慮してJIS第1・2水準文字の範囲で表示しているものもあるため、人名等、会議録正本とは一部表記の異なることがあります。人名等の正しい表記については「人名等の正しい表記」をご覧ください。
令和7年5月 和歌山県議会臨時会会議録 第1号
議事日程 第1号
令和7年5月9日(金曜日)
午前10時開会・開議
第1 議席変更の件
第2 会議録署名議員の指名
第3 会期決定の件
第4 報第1号から報第3号まで(当局説明省略)
第5 報第1号から報第3号まで(質疑・委員会付託省略・討論・表決)
第6 知事職務代理者副知事退職の件
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会議に付した事件
第1 議席変更の件
第2 会議録署名議員の指名
第3 会期決定の件
第4 報第1号から報第3号まで(当局説明省略)
第5 報第1号から報第3号まで(質疑・委員会付託省略・討論・表決)
第6 知事職務代理者副知事退職の件
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出席議員(39人)
1番 高田英亮
2番 上山寿示
3番 佐藤武治
4番 鈴木德久
5番 森 礼子
6番 濱口太史
7番 井出益弘
8番 尾崎要二
10番 玄素彰人
11番 山家敏宏
12番 鈴木太雄
13番 岩田弘彦
14番 吉井和視
15番 中村裕一
16番 北山慎一
17番 坂本佳隆
18番 中本浩精
19番 堀 龍雄
20番 新島 雄
21番 山下直也
22番 三栖拓也
23番 川畑哲哉
24番 秋月史成
26番 山田正彦
27番 坂本 登
28番 小川浩樹
29番 中尾友紀
30番 岩井弘次
32番 浦口高典
33番 尾﨑太郎
34番 藤山将材
35番 小西政宏
36番 浦平美博
37番 中西 徹
38番 林 隆一
39番 片桐章浩
40番 奥村規子
41番 谷 洋一
42番 長坂隆司
欠席議員(2人)
25番 谷口和樹
31番 藤本眞利子
〔備考〕
9番 欠員
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説明のため出席した者
知事職務代理者・副知事
宮﨑 泉
理事 山本祥生
知事室長 北廣理人
総務部長 友井泰範
危機管理部長 中村吉良
企画部長 北村 香
地域振興部長 赤坂武彦
環境生活部長 湯川 学
共生社会推進部長 島本由美
福祉保健部長 𠮷野裕也
商工労働部長 中場 毅
農林水産部長 川尾尚史
県土整備部長 福本仁志
会計管理者 高橋博之
教育長 今西宏行
公安委員会委員長 竹山早穗
警察本部長 野本靖之
人事委員会委員長 平田健正
代表監査委員 森田康友
選挙管理委員会委員長 和歌哲也
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職務のため出席した事務局職員
事務局長 中嶋 宏
次長 橋爪正樹
議事課長 岩井紀生
議事課副課長 田中 匠
議事課議事班長 川原清晃
議事課主査 川崎競平
議事課副主査 西 智生
議事課副主査 林 貞男
総務課長 榊 建二
政策調査課長 岩谷隆哉
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午前10時0分開会・開議
○議長(鈴木太雄君) ただいまから、令和7年5月臨時会を開会いたします。
これより本日の会議を開きます。
この際、御報告申し上げます。
去る4月15日、知事岸本周平君が逝去されました。誠に痛惜の極みでございます。
ここに謹んで御報告申し上げ、衷心より哀悼の意を表し、議場におられる皆様方と黙禱をささげたいと思います。
御起立願います。
黙禱。
〔起立・黙禱〕
○議長(鈴木太雄君) 黙禱を終わります。
御着席願います。
次に、本臨時会を招集いたしました知事職務代理者・副知事から発言の申出を受けておりますので、これを許可いたします。
知事職務代理者・副知事宮﨑 泉君。
〔宮﨑 泉君、登壇〕
○知事職務代理者・副知事(宮﨑 泉君) 本日、臨時会を招集いたしましたところ、お忙しい中、御参集いただきまして厚く御礼を
申し上げます。
議会開会の冒頭に貴重なお時間をいただき、一言申し上げます。
去る4月15日午前9時33分、岸本知事が和歌山市内の医療機関において、御家族に見守られる中、敗血症性ショックにより息を引き
取られました。
その前日、4月14日の朝に意識不明の状態で病院に搬送されたとの報を受け、心から御回復を祈っておりましたが、誠に痛恨の極み
であります。本当に残念でなりません。ここに謹んで、衷心より哀悼の誠をささげます。
故岸本知事は、常に弱い立場の方々の視点に立ち、和歌山県勢の発展に文字どおり全身全霊で打ち込まれました。また、その誠実で
飾らない人柄により多くの方から慕われ、このたびの突然の御逝去は、和歌山県民はもとより、県内外の各界各層の方々にとって大き
な衝撃と深い悲しみをもたらすものとなりました。
知事は、2年4か月の在任期間を通じ、県民一人一人に寄り添い、笑顔にすることを目標に、県内小中学校及び特別支援学校の給食
費無償化の実現や、能登半島地震を踏まえた防災・減災対策の見直し、そのほか、第一次産業や観光業をはじめとする県内産業の活性
化などに取り組まれました。
我々県庁職員に対しては、常に「県庁の仕事は県民の笑顔をつくり、増やしていくこと」と呼びかけるとともに、御自身も県内各地
で精力的にタウンミーティングを行うなど、県民の声を政策形成につなげる県政を目指されました。
故岸本知事が築き上げてこられたこの県政の歩みを止めることなく、和歌山の発展のために県庁一丸となって業務を遂行してまいり
ますので、今後とも議員各位のさらなる御指導、御鞭撻をお願い申し上げます。
また、来月6月7日には、故岸本知事の御功績をたたえ、生前の御遺徳をしのび、その御逝去に対し心から哀悼の誠をささげるため、
県民葬の開催を予定しておりますので、議員各位の御協力をお願い申し上げます。
さて、本日緊急に御参集いただきましたのは、知事職務代理者・副知事の辞任と、知事専決処分報告3件について御承認をお願いい
たすためでございます。
まず、知事職務代理者・副知事の辞任につきましては、誠に恐縮でございますが、私、このたび一身上の都合により、本日付をもっ
てその職を辞任させていただきたいと存じ、地方自治法第165条第1項の規定に基づき、去る4月28日に県議会議長にお届けいたした
ものでございます。
次に、知事専決処分報告でございますが、報第1号は、地方税法の一部改正に伴い県税条例の一部を改正するもの、報第2号は、離
島振興法第20条の地方税の課税免除又は不均一課税に伴う措置が適用される場合等を定める省令等の一部を改正する省令の公布に伴い、
和歌山県半島振興対策実施地域における県税の特別措置に関する条例等の一部を改正するもの、報第3号は、令和7年度和歌山県一般
会計補正予算であり、6月1日に予定されております知事選挙及び県議会議員日高郡選挙区補欠選挙の執行に要する経費について、特
に緊急を要し、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定による専決処分を行い、その承認をお願
いするものです。
次に、諸報第12号から諸報第19号までは、地方自治法第180条第1項の規定に基づく委任専決処分報告です。
何とぞ、御承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(鈴木太雄君) この際、報告します。
ただいま知事職務代理者・副知事から報告がありました県民葬につきましては、県議会といたしましても主催者の一員として参画
し、執り行うこととしております。
次に、お諮りをいたします。
故岸本周平君に対し、本議会より次のとおり弔詞をささげたいと思います。
弔詞。
前和歌山県知事岸本周平君には、すべての県民の幸せを願い、情熱をもって努力され、ふるさと和歌山の発展に貢献された功績は誠
に偉大であります。
ここに、同君の長逝に対し、和歌山県議会は謹んで哀悼の意を表し、恭しく弔詞を捧げます。
以上のとおり、弔詞を贈呈することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木太雄君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま朗読いたしました弔詞を6月7日に行われます県民葬においてささ
げることといたします。
この際、故岸本周平君に対して弔意を表すため、濱口太史君及び長坂隆司君から発言を求められておりますので、順次これを許可い
たします。
6番濱口太史君。
〔濱口太史君、登壇〕
○濱口太史君 議員各位の御同意と発言のお許しをいただきましたので、自由民主党県議団を代表し、故岸本周平和歌山県知事に謹ん
で哀悼の言葉をささげます。
令和7年4月15日、誰も予期せぬ、あまりにも突然のお別れでありました。令和7年度のスタートを切ったばかり、そして、待ちに
待った大阪・関西万博が開幕した、その矢先の訃報に、県庁、県議会をはじめ多くの県民は、信じられない思いでいっぱいでありまし
た。
亡くなられたその日、知事は熊野本宮大社例大祭に参列される予定で、その前日より新宮市や東牟婁地域に入られ、いろいろと活動
をされる予定となっておりました。
知事の任務は、体力的にも精神的にも、まさに激務であると推察をいたしますが、岸本知事は、スリムな体型にもかかわらず、パワ
フルで精力的な活動を続けておられました。しかしながら、今思えば、かなり御無理もなさっていたのですね。
私は、議長を務めさせていただいたおかげで岸本知事と多くの時間を過ごす機会に恵まれました。ベトナムや中国山東省、四川省へ
の訪問、鹿児島国体開会式、全国「みどりの愛護」のつどいにお成りになられた秋篠宮皇嗣同妃両殿下の随行など、様々な行事、イベ
ント、また、国への要望活動をはじめ個別案件の相談や要請にも快く応じていただきました。
中でも一番思い出深いことは、令和6年2月、私の地元新宮市の勇壮な火祭り、御燈祭りにお誘いしたときにも二つ返事で参加する
ことをお約束くださり、たいまつを片手に大勢の荒らぶる上がり子と共に神倉山の急な石段の上り下り、熱い炎と煙の中、苛酷な神事
に御参加くださいました。
お誘いをした責任として、知事の大事な体にもしものことがあってはならないと常に知事のそばで細心の注意を払い、無事に下山で
きたときには安堵いたしました。その後酌み交わしたお酒は、格別の味わいでした。
何より光栄に感じましたのは、私のおかげですばらしい体験をさせてもらった、安全のために万全を尽くしてくれたと、あちらこち
らでお話しくださっていたことを間接的に耳にしたことです。気配りや気遣いがうまく、本人の前でなくても人を立てることが自然と
できる、優しく寛大な心の持ち主だと感動をいたしました。
旺盛なサービス精神、ユーモアあふれるお人柄もあったと思いますが、日頃から街角に立たれ、県内各地域でのタウンミーティング、
県職員とのおにぎりミーティングを実施されるなど、多くの県民から「周平さん」と親しみを込めて呼ばれていた庶民派知事でありま
した。
突然の別れを悲しみ惜しむ声は、いまだに大変多く聞かれます。県民に寄り添う県政を実行された成果と言えるでしょう。
知事が衆議院議員の時期は、我々自由民主党とは意見を異にする立場であったゆえに、交わる機会は少なかったわけでありますが、
政治家としての御活躍ぶりは尊敬に値するものであります。自由民主党県連における知事選の推薦候補者を選ぶ際に、紆余曲折があっ
たにもかかわらず、自民党の看板も背負っていただけたおかげで、選挙戦を応援することもできました。
政治家として、人として、見習うべきところがたくさんございました。私のような者では到底まねのできない、揺るぎない責任感や
発想力、多くの魅力と人間味にあふれた岸本知事でありました。
将来を担う子供たちを真ん中に据えた社会づくり、誰もが和歌山県民であることを誇りに思える取組、ふるさと和歌山県の発展を強
く願うその志が無念にも道半ばとなってしまいましたが、私たちはあなたの意思をしっかりと継承し、あなたがこよなく愛した郷土の
ために、これからも尽力することをここにお誓い申し上げます。
結びに、岸本周平知事の御遺徳とすてきな笑顔をしのび、心から御冥福をお祈り申し上げまして、お別れの言葉といたします。
本当にお疲れさまでした。どうか安らかにお休みください。さようなら。
令和7年5月9日、自由民主党県議団濱口太史。
○議長(鈴木太雄君) 42番長坂隆司君。
〔長坂隆司君、登壇〕
○長坂隆司君 追悼の辞。
故和歌山県知事岸本周平君の御逝去に当たり、お許しをいただいて、謹んで哀悼の誠をささげます。
以下、無礼な言葉遣いがあるかもしれませんが、同級生親友のゆえをもってお許しいただければと思います。
最初の出会いは、岡山幼稚園のなでしこ組、すらっとした園児で、今に面影を残していましたね。次は高校時代、周平君が生徒会長
で、私がテニス部のキャプテン、1万円の部費の値上げ交渉で、まさにあなたは大蔵省の役人役だった。予算交渉は成功しましたけど
ね。次は大学受験、数学の答え合わせで私のほうがよかった。でも、受かったのは周平君、私は落ちました。
次は30歳を過ぎて、私は故中西啓介代議士の秘書、あなたは大蔵省の主計局主査、陳情する側からすれば、君の態度は、当時はでか
く感じました。
次は40歳のとき、中西代議士が仮谷知事の後、周平君を担ごうとしたことがありました。でも、西口さんを強力に推す方々に屈し、
結局、はしごを外された形になった。まさに幻の知事候補でした。でも、高校時代に感じた、岸本はいつか政治家になるという思いを
改めて強くしました。
次は48歳のとき、突然君から電話がかかってきて、「衆議院議員に立候補するから応援してくれ」「どこの党から出るんや」「民主
党からや」と聞いて、「ええっ」とぶったまげました。数日後、JR和歌山駅へ迎えに行って、すぐに何十か所か引き回し、腹が減った
ので、あえて庶民飯の牛丼屋で牛丼を食わせて、また市内へ飛び出しましたね。そのときの君は、まだ官僚くささが残っていて、それ
を消してやりたいという一心で、泥くさく選挙の仕方を伝授させていただきました。選挙終盤、感触がよかったけど、強い相手にはか
なわなかった。しかし、君は疲れも見せず、翌朝早くから街頭に立った。ストリートファイター岸本周平の誕生でした。
周平君には、「和歌山県のために役立ちたいのなら議員なんかより執行権のある知事を目指せ、一番の近道やろ、大蔵省にいた人間
やったら分かるやろ」と何回も口説いたけど、「自分は国会議員として和歌山に貢献するんや」と言って聞く耳を持たなかったね。
私も「後で知事に行きたいと言うても、絶対に応援してやらんからな」とけんかしたものでした。
その後、1回目に敗れた相手に、2回目には約5万票の差で圧勝、次は最後まで気の抜けない300票差、そして800票差、1万5000票
差と続き、ついには4万票差と圧倒的勝利の上の5期当選後、あなたは知事へ行くチャンスをつかみ取った。やっぱり私も知事選の応
援をせざるを得なくなりました。
おかげさまで幅広い応援をいただいたけれど、来る日も来る日も街頭に立つ、その精神力と体力で市民県民の心をつかんでいた君は
本当に強かった。当選して知事になっても、職員と同じ目線で語り合ったそうだね。君の突然の死に大きなショックを受けた若手職員
も少なからずいます。しかし、君は糖尿病を抱えながら、全く休もうとしなかった。人間としてもう少し遊びも必要だったなと今思う
けど、決して弱音を吐かない岸本周平らしい死に方、いや、生きざまだったと思います。
県勢発展のため、たくさんの種をまいてくれたね。県職員、県議会議員、そして何よりあなたの大好きな県民の皆様一丸となって、
岸本周平のまいた種をいつか大輪の花にできたらと思います。天国からあなたの人懐っこい笑顔で、しっかりとこの和歌山県の行く末
を見守ってください。心から御冥福をお祈り申し上げます。岸本、本当にありがとう。そしてさようなら。
令和7年5月9日、和歌山県議会議員長坂隆司。
○議長(鈴木太雄君) 次に、日程第1、議席変更の件を議題といたします。
議席の一部を次のように変更いたしたいと思います。
議席番号及び氏名を職員に朗読させます。
○議事課副課長(田中 匠君) 20番谷洋一君を41番に、21番新島雄君を20番に、26番山下直也君を21番に、27番山田正彦君を26番に、
33番坂本登君を27番に、34番尾﨑太郎君を33番に、41番藤山将材君を34番に、それぞれ変更。
○議長(鈴木太雄君) お諮りいたします。ただいま朗読したとおり議席を変更することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木太雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
次に日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
今期臨時会の会議録署名議員は、2番上山寿示君、14番吉井和視君、28番小川浩樹君の3君を指名いたします。
次に日程第3、会期決定の件を議題といたします。
お諮りいたします。今期臨時会の会期は、本日1日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木太雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
次に、本臨時会に提出された議案は、配付のとおり、地方自治法第179条第1項の規定による知事専決処分報告報第1号から報第3号
までの3件であります。
日程第4、報第1号から報第3号までを一括して議題といたします。
お諮りいたします。本件については、当局の説明を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木太雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定をいたしました。
この際、諸般の報告をいたします。
知事職務代理者・副知事から地方自治法第180条第1項の規定による知事専決処分報告、監査委員から監査報告及び現金出納検査実施
結果の報告がありました。報告はいずれも配付のとおりであります。
この際、新任者を御紹介申し上げます。
まず、3月18日、選挙管理委員に選挙され、4月3日の選挙管理委員会において委員長に選挙されました和歌哲也君を御紹介申し上
げます。
選挙管理委員会委員長和歌哲也君。
〔和歌哲也君、登壇〕
○選挙管理委員会委員長(和歌哲也君) ただいま御紹介いただきました和歌哲也でございます。
去る2月定例県議会において、選挙管理委員に御選任いただきました。誠にありがとうございます。厚く御礼を申し上げます。
また、去る4月3日の選挙管理委員会において、委員長に互選をいただきました。もとより微力ではございますが、その職責の重さを
十分自覚し、全力を尽くしてまいる所存でございます。
議員の皆様方の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げまして、就任に当たっての御挨拶といたします。どうもありがとうございま
した。(拍手)
○議長(鈴木太雄君) 次に、3月18日、教育委員会の教育長に任命同意され、4月1日に就任されました今西宏行君を御紹介申し上げ
ます。
教育長今西宏行君。
〔今西宏行君、登壇〕
○教育長(今西宏行君) さきの2月議会におきまして、皆様方の御同意をいただき、4月1日、教育長に就任いたしました今西宏行で
ございます。
誰一人取り残さない教育、その推進に誠心誠意取り組んでまいります。
議員の皆様方の御指導、御支援を賜りますようよろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(鈴木太雄君) 次に、4月1日、理事に就任しました山本祥生君を御紹介申し上げます。
理事山本祥生君。
〔山本祥生君、登壇〕
○理事(山本祥生君) このたび理事を拝命いたしました山本祥生でございます。
もとより微力ではございますが、県民の福祉の増進に全力で取り組んでまいりますので、引き続き御指導、御鞭撻のほど、何とぞよろ
しくお願い申し上げます。(拍手)
○議長(鈴木太雄君) 次に、危機管理部長に就任しました中村吉良君を御紹介申し上げます。
危機管理部長中村吉良君。
〔中村吉良君、登壇〕
○危機管理部長(中村吉良君) このたび危機管理部長を拝命しました中村吉良です。
もとより微力ではございますが、県民の命を守り、安心・安全な和歌山を目指し、防災・減災対策等に全力で取り組んでまいります。
議員各位におかれましては、格別の御指導、御鞭撻方よろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(鈴木太雄君) 次に、企画部長に就任しました北村香君を御紹介申し上げます。
企画部長北村 香君。
〔北村 香君、登壇〕
○企画部長(北村 香君) このたび企画部長を拝命いたしました北村香でございます。
もとより微力ではございますが、県政の指針になります新総合計画の策定を進め、目指す姿の実現に向け、全力で取り組んでまいります
ので、何とぞ御指導、御鞭撻のほどよろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(鈴木太雄君) 次に、環境生活部長に就任しました湯川学君を御紹介申し上げます。
環境生活部長湯川 学君。
〔湯川 学君、登壇〕
○環境生活部長(湯川 学君) このたび環境生活部長を拝命いたしました湯川学でございます。
もとより微力ではございますが、脱炭素・循環型社会の推進、県民生活の安全・安心確保のため、全身全霊で取り組んでまいります。
議員の皆様には、引き続き格別の御指導、御鞭撻を賜りますよう何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○議長(鈴木太雄君) 次に、福祉保健部長に就任しました𠮷野裕也君を御紹介申し上げます。
福祉保健部長𠮷野裕也君。
〔𠮷野裕也君、登壇〕
○福祉保健部長(𠮷野裕也君) このたび福祉保健部長を拝命いたしました𠮷野裕也と申します。
もとより微力ではございますが、県福祉保健行政の推進に力を注いでまいりますので、どうか議員各位におかれましては、御指導、御鞭
撻のほどよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○議長(鈴木太雄君) 次に、商工労働部長に就任しました中場毅君を御紹介申し上げます。
商工労働部長中場 毅君。
〔中場 毅君、登壇〕
○商工労働部長(中場 毅君) 商工労働部長を拝命いたしました中場毅でございます。
重責に身の引き締まる思いでございますが、県経済の持続的な発展のため、商工業、労働施策等の推進に微力ながらも誠心誠意尽くして
まいります。
議員の皆様方におかれましては、御指導、御鞭撻のほど何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○議長(鈴木太雄君) 次に、農林水産部長に就任しました川尾尚史君を御紹介申し上げます。
農林水産部長川尾尚史君。
〔川尾尚史君、登壇〕
○農林水産部長(川尾尚史君) このたび農林水産部長を拝命いたしました川尾尚史と申します。
もとより微力ではございますが、本県農林水産業の振興と農山漁村の活性化に全力で取り組んでまいります。
議員各位におかれましては、何とぞ御指導、御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○議長(鈴木太雄君) 次に、県議会事務局長に就任しました中嶋宏君を御紹介申し上げます。
県議会事務局長中嶋 宏君。
〔中嶋 宏君、登壇〕
○事務局長(中嶋 宏君) このたび4月1日付で県議会事務局長を拝命いたしました中嶋宏でございます。
もとより微力ではございますが、全力で職責を果たしてまいりたいと思いますので、御指導、御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げ
ます。(拍手)
○議長(鈴木太雄君) この際、暫時休憩いたします。
午前10時35分休憩
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午前11時30分再開
○議長(鈴木太雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
日程第5、報第1号から報第3号を一括して議題といたします。
これより質疑に入ります。
本案について質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木太雄君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。本案については、いずれも委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木太雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
お諮りいたします。ただいま議題となっております案件については、討論の通告がありませんので、これより直ちに採決いたしたいと
思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木太雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
これより採決に入ります。
知事専決処分報告報第1号から報第3号までを一括して採決いたします。
本案をいずれも承認することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(鈴木太雄君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも承認することに決定いたしました。
この際、報告いたします。
知事職務代理の副知事宮﨑泉君から、5月9日付をもって退職いたしたい旨の申出がありました。
日程第6、知事職務代理者副知事退職の件を議題といたします。
まず、その申出を職員に朗読させます。
○議事課副課長(田中 匠君) 退職の申出 私儀一身上の都合により令和7年5月9日をもって退職いたしたく、ここに申出いたしま
すので、地方自治法第165条第1項の規定により、御承認賜りたくお願い申し上げます。 令和7年4月28日 和歌山県知事職務代理者
・和歌山県副知事宮﨑泉 和歌山県議会議長鈴木太雄様
○議長(鈴木太雄君) お諮りいたします。本件を承認することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(鈴木太雄君) 起立全員であります。よって、本件は承認することに決定いたしました。
この際、知事職務代理者・副知事宮﨑泉君から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
知事職務代理者・副知事宮﨑 泉君。
〔宮﨑 泉君、登壇〕
○知事職務代理者・副知事(宮﨑 泉君) お許しをいただきましたので、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま私の知事職務代理者・副知事の職辞任につきまして、御理解ある御承認をいただき、また、専決処分につきましても御承認を
賜り、誠にありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。
去る3月18日、不肖私の副知事選任に御同意をいただき、これからは微力ながら職務に精励し、岸本知事の下、県勢発展に尽くしてま
いりたいとの思いを新たにしたその矢先、4月15日に岸本知事は急逝されました。一報を受けたときの衝撃は今も体全体に残っておりま
す。知事亡き後、職務代理者として県議会の皆様の御協力をいただきながら、今日まで無事務めてまいることができましたことは、誠に
感謝に堪えないところであります。厚く御礼を申し上げます。
思えば、副知事、教育長、それ以前には県職員として通算43年間に及んで務めてまいりました。退職に当たりましては、感無量のもの
がございます。その間、長年にわたり温かな御指導、御鞭撻を賜りました議員各位に対し、衷心より厚く御礼を申し上げます。
今後は、ふるさと和歌山をこよなく愛する一人として、県勢の発展に微力をささげてまいりたいと思います。
結びに当たりまして、県勢のさらなる発展を、そして県民の皆様の御多幸をお祈り申し上げつつ、お礼と退任の挨拶とさせていただき
ます。
皆様、本当にありがとうございました。(拍手)
○議長(鈴木太雄君) 以上で、今期臨時会に付議された案件の審議は全て終了いたしました。議員並びに関係各位の御精励に深く感謝
を申し上げます。
時節柄、各位には健康に十分御留意の上、御活躍されることを祈念いたします。
これをもって令和7年5月臨時会を閉会いたします。
午前11時35分閉会