令和5年9月 和歌山県議会定例会会議録 第7号(全文)


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令和5年9月 和歌山県議会定例会会議録 第7号

議事日程 第7号
 令和5年9月28日(木曜日)
 午前10時開議
 第1 議案第104号から議案第122号まで、報第4号及び議請第1号(委員長報告・同質疑・討論・表決)
 第2 議案第123号及び議案第124号(特別委員会設置・付託・閉会中継続審査・委員選任)
 第3 議案第125号(委員会付託等省略、表決)
 第4 意見書・決議案
 第5 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
 第6 特別委員会閉会中継続審査の件
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会議に付した事件
 第1 議案第104号から議案第122号まで、報第4号及び議請第1号(委員長報告・同質疑・討論・表決)
 第2 議案第123号及び議案第124号(特別委員会設置・付託・閉会中継続審査・委員選任)
 第3 議案第125号(委員会付託等省略、表決)
 第4 意見書案
 第5 議員派遣の件
 第6 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
 第7 特別委員会閉会中継続審査の件
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出席議員(42人)
 1番 坂本佳隆
 2番 三栖拓也
 3番 秋月史成
 4番 川畑哲哉
 5番 藤山将材
 6番 森 礼子
 7番 井出益弘
 8番 尾崎要二
 9番 高田英亮
 10番 玉木久登
 11番 佐藤武治
 12番 濱口太史
 13番 鈴木太雄
 14番 冨安民浩
 15番 吉井和視
 16番 鈴木德久
 17番 玄素彰人
 18番 岩田弘彦
 19番 中本浩精
 20番 中村裕一
 21番 谷 洋一
 22番 山家敏宏
 23番 北山慎一
 24番 堀 龍雄
 25番 谷口和樹
 26番 新島 雄
 27番 山下直也
 28番 小川浩樹
 29番 中尾友紀
 30番 岩井弘次
 31番 藤本眞利子
 32番 浦口高典
 33番 山田正彦
 34番 坂本 登
 35番 小西政宏
 36番 浦平美博
 37番 中西 徹
 38番 林 隆一
 39番 片桐章浩
 40番 奥村規子
 41番 尾﨑太郎
 42番 長坂隆司
欠席議員(なし)
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説明のため出席した者
 知事         岸本周平
 副知事        下 宏
 理事         田嶋久嗣
 知事室長       北廣理人
 危機管理監      福田充宏
 総務部長       吉村 顕
 企画部長       前 昌治
 地域振興監      赤坂武彦
 環境生活部長     山本祥生
 福祉保健部長     今西宏行
 商工観光労働部長   三龍正人
 農林水産部長     山本佳之
 県土整備部長     福本仁志
 会計管理者      﨑山秀樹
 教育長        宮﨑 泉
 公安委員会委員長   竹田純久
 警察本部長      山﨑洋平
 人事委員会委員長   平田健正
 代表監査委員     森田康友
 選挙管理委員会委員長 小濱孝夫
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職務のため出席した事務局職員
 事務局長       林 伸幸
 次長(秘書広報室長事務取扱)
            萩原 享
 議事課長       長田和直
 議事課副課長     岩谷隆哉
 議事課議事班長    伊賀顕正
 議事課主任      菅野清久
 議事課副主査     西 智生
 議事課副主査     林 貞男
 総務課長       葛城泰洋
 総務課総務班長    楠本瑞木
 総務課主事      菅野明日香
 政策調査課長     岩井紀生
 政策調査課政策班長  𠮷田惠美子
 政策調査課副主査   加山雅也
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  午前10時0分開議
○議長(濱口太史君) これより本日の会議を開きます。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時0分休憩
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  午後1時30分再開
○議長(濱口太史君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 日程第1、議案第104号から議案第122号まで及び報第4号並びに今期定例会の請願1件の計21件を一括して議題とし、順次、常任委員会委員長の報告を求めます。
 福祉環境委員会委員長奥村規子さん。
  〔奥村規子君、登壇〕(拍手)
○福祉環境委員会委員長(奥村規子君) 福祉環境委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案6件であります。
 委員会は、9月25日、第2委員会室において開催し、まず環境生活部、次に福祉保健部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第104号から議案第107号まで、議案第117号及び議案第118号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、請願については、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第1号は不採択すべきものと決しました。
 次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、環境生活部関係では、県内の一般廃棄物の排出量について、一般廃棄物の分別収集に係る県の取組について、一般廃棄物の再使用、再生利用、熱回収に係る取組状況について、橋本市柏原の不適正処理された廃棄物の現状について、学校教育における男女共同参画の取組の充実について、パートナーシップ宣誓制度のパブリックコメントの状況及び県民へのアナウンスについて、次世代自動車の利用促進と充電インフラの設置拡大への県の取組について、大規模太陽光または風力発電所建設計画に寄せられる住民意見に対する県の所感について、太陽光または風力発電所建設計画を進める際のゾーニングの考え方について、鹿の増加による生態系への影響について、福祉保健部関係では、重度の障害のある方の入所施設の受入れ状況について、重度の障害のある方のための県の取組について、障害者手帳の申請状況及び審査に要する期間について、高齢者や免許返納をした方が住みよいまちづくりについて、災害救助法や被災者生活再建支援法が適用されない地域への支援について、福祉避難所の開設について、避難行動要支援者の個別避難計画作成に係る現在の取組状況について、子供食堂立ち上げに係る県の補助金について、和歌山こどもまんなか大会の内容について、子供の生活実態調査について、新型コロナウイルス感染症の現状と対策について、インフルエンザの現在の状況と対策について、マイナンバーカードと健康保険証の一体化についてであります。
 以上をもちまして、福祉環境委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(濱口太史君) 経済警察委員会委員長川畑哲哉君。
  〔川畑哲哉君、登壇〕(拍手)
○経済警察委員会委員長(川畑哲哉君) 経済警察委員会における審査の経過並びに結果について、御報告を申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案4件であります。
 委員会は、9月25日、第3委員会室において開催し、まず公安委員会、次に商工観光労働部・労働委員会の順に当局から付託案件等について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第104号、議案第110号、議案第119号及び議案第120号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 なお、当委員会から意見書案を提出いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、公安委員会関係では、県警機動隊庁舎への進入路に関する問題について、県警機動隊庁舎への訓練用プール及びトレーニング機器の整備について、逮捕術等に係る指導マニュアルや指導内容について、水上オートバイに係る事故及び取締り件数の状況、事故防止への取組について、太地町の捕鯨に対する反捕鯨関係者の動向について、商工観光労働部・労働委員会関係では、ENEOS製油所事業閉鎖における下請、孫請等事業者への対応について、和歌山市における歓楽街の活性化施策について、ロケット打ち上げ延期の状況について、ロケット関連産業の誘致について、和歌山県事業再構築チャレンジ補助金の採択率向上についてであります。
 以上をもちまして、経済警察委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(濱口太史君) 農林水産委員会委員長玉木久登君。
  〔玉木久登君、登壇〕(拍手)
○農林水産委員会委員長(玉木久登君) 農林水産委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案2件であります。
 委員会は、9月25日、第4委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第104号及び議案第109号は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決しました。
 なお、当委員会から意見書案を提出することになっておりますので、よろしくお願いいたします。
 次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、被害が増加傾向にある鹿の有効な捕獲方法について、紀州材の販路拡大について、生産緑地の状況について、県内のJGAPの取組状況と認知度アップについて、今年産ミカンの販売状況について、農協の県1合併に向けた進捗状況について、畜産試験場本館改修の進捗状況について、浮き魚礁の効果と藻場造成の進捗状況について、カーボンニュートラルに資する藻場造成の推進についてであります。
 以上をもちまして、農林水産委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○議長(濱口太史君) 建設委員会委員長玄素彰人君。
  〔玄素彰人君、登壇〕(拍手)
○建設委員会委員長(玄素彰人君) 建設委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託された案件は、議案付託表に記載のとおり、議案5件であります。
 委員会は、9月25日、第5委員会室において開催し、当局から付託案件について聴取した後、慎重に審査した結果、議案第104号、議案第109号、議案第112号、議案第121号及び議案第122号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 なお、委員会から意見書案を提出しておりますので、よろしくお願いをいたします。
 また、県道長井古座線八郎山トンネルにおいて判明した施工不良につきましては、これまでの経過と現状等を聴取したところ、多くの委員から意見がありました。その上で、私からは当局に対し、徹底した原因究明と再発防止等を行うよう強く申し入れました。また、委員会に対し、当該事案について経過等を報告するよう求めるとともに、今回の件に限らず、他の事案に対しても積極的に説明に努めるよう要請したところです。
 次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、まず県道長井古座線八郎山トンネルの施工不良に関しては、検証作業の進捗と議論の状況について、技術検討委員会の議事録の公開、議論の内容、開催頻度及び報告書の作成について、段階確認を怠ったことの再発防止について、掘削の記録が保管されていないことについて、施工不良の報道における部長発言等の背景と見識について、淺川組に求めた提出資料の有無について、入札参加資格停止期間の根拠と営業停止の検討について、覆工厚の不足の程度について、これまで淺川組が施工したトンネル工事の確認について、今回の工事を淺川組と堀組のJVに発注した経緯について、地盤の強度について、今回の工事の設計会社について、淺川組に対する損害賠償請求の検討について、補正予算の根拠と費用負担について、技術検討委員の選定基準と報酬について、委員会での資料配付と事前説明について、施工業者のトンネル工事の工法実績について、県から段階確認を実施する旨を受注者へ連絡することの有無について、施工完了後において段階確認漏れがあった工事案件について、段階確認漏れがあった場合、その工事案件の取扱いについてであります。
 さらに、その他としまして、県が発注する工事における確認体制の違いについて、橋梁の老朽化対策について、西川河口水門の高潮対策の進捗状況について、総合評価における県産品の数、選定規程及び県内開発建設技術製品の加点方法について、京奈和関空連絡道路の状況について、垣内貴志川線の未整備区間の状況について、県道桃山下井阪線と県道和歌山打田線及び国道424号と県道かつらぎ桃山線の交差点改良について、柘榴川の改修状況について、貴志川における丸田川合流付近の土砂撤去について、文里湾横断道路の取組経過と進捗状況についてであります。
 以上をもちまして、建設委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(濱口太史君) 文教委員会委員長藤本眞利子さん。
  〔藤本眞利子君、登壇〕(拍手)
○文教委員会委員長(藤本眞利子君) 文教委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案1件であります。
 委員会は、9月25日、第6委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第111号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、いじめの加害者への対応について、通信制高校の増加要因とICTの活用について、東京学生寮の運営について、多様な教員採用制度の実施について、フリースクールとの連携等について、全国学力・学習状況調査の結果について、教育現場における生成AIの活用について、県立自然博物館の移転・リニューアルについて、県学習到達度調査の実施についてであります。
 以上をもちまして、文教委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(濱口太史君) 総務委員会委員長秋月史成君。
  〔秋月史成君、登壇〕(拍手)
○総務委員会委員長(秋月史成君) 総務委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案6件、知事専決処分報告1件であります。
 委員会は、9月25日に第1委員会室において開催し、会計局、人事委員会、監査委員、選挙管理委員会、知事室、企画部、総務部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第104号、議案第108号及び議案第113号から議案第116号までは全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 また、知事専決処分報告報第4号は、全会一致をもって原案のとおり承認すべきものと決しました。
 次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、会計局関係では、研修で得た知識の定着を目的としたチェックテストについて、知事室関係では、未来創造プラットフォームのワーキングチームとして新たに追加した子供食堂の成果と今後の取組について、県の広報紙の広告について、タウンミーティングの成果について、企画部関係では、eスポーツに関わる県の取組の方向性について、2023年漁業センサスの詳細について、在外県人会に対する和歌山県への移住の働きかけについて、TGC・東京ガールズコレクション和歌山開催に関わる事業内容や効果について、総務部関係では、財政危機警報について、旅館業法の一部改正に伴う和歌山県使用料及び手数料条例の一部改正の内容について、和歌山県防災ヘリコプターの処分について、9月補正予算案における諸収入について。
 以上をもちまして、総務委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願いいたします。(拍手)
○議長(濱口太史君) 以上で、常任委員会委員長の報告が終わりました。
 これより委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 質疑なしと認めます。
 次に、討論に入ります。
 奥村規子さんから反対討論の通告がありますので、許可いたします。
 40番奥村規子さん。
  〔奥村規子君、登壇〕
○奥村規子君 日本共産党の私、奥村規子から、議案第106号、第107号及び第119号並びに議請第1号の委員会不採択に対する反対討論を行います。
 まず、議案第106号は、本人確認情報の利用及び提供に関する条例の改正、第107号は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例改正で、いずれもマイナンバーの利用を拡大するものです。
 現在、全国でマイナンバーをめぐる混乱が深まっています。新聞報道によると、本人以外の公的給付金の受け取り口座の誤登録が14万件、マイナ保険証に他人の情報が登録されたケースが7400件を超え、他人の年金記録が閲覧されたケースが170件、障害者手帳の誤登録が62件など、トラブルは多方面で多数に及んでおり、個人情報の漏えいが重大な問題となっています。
 岸田政権は、現行の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードに一体化することを強引に進めています。しかし、全国保険医団体連合会の調査では、医療機関でマイナ保険証のトラブルが5493件も発生し、一旦医療費10割を徴収した例が1291件あり、それが払えず、診察を受けずに帰った人もいたといったことが分かっています。このまま保険証廃止を強行すれば、トラブルは108万件以上に上るという推計もあります。他人の医療情報がひもづけされていたなどは、命の危険に関わる絶対にあってはならないことです。
 マイナンバーカードには、納税状況、医療、年金などの保険料納付と受けたサービスの状況、公金受け取り口座、健康診断とその結果、生活保護、児童扶養手当の支給、雇用保険の支給状況などがひもづけられています。膨大な個人情報とつながるマイナンバーカードを性急かつ強制的に国民に持たせようとして大混乱を招いたことに、国民の不信と怒りが広がっています。どの世論調査でも延期、中止が7割を超えています。
 このような情勢の下で、今県議会では、外国人の生活保護の決定と実施等の事務にマイナンバーを利用するための条例改正が提案されました。その効果として、現在の外国人生活保護受給者の手続負担軽減と行政事務の効率化を上げています。
 しかし、それら僅かなメリットに比べ、マイナンバーが持つ膨大なリスクは計り知れません。先には、医療扶助のオンライン資格確認や、高校等就学支援金等の支給状況の確認、年金情報の確認、地方税関係情報の確認などとの情報連携が可能とされ、混乱や情報漏えいなどのリスクはさらに高いものとなります。
 マイナンバー制度の根本からの再検討と廃止を含めた白紙からの見直しを求める立場から、マイナンバーの利用拡大のための2議案には反対いたします。
 あわせて、和歌山県社会保障推進協議会から提出された議請第1号現行の健康保険証を残すことを求める請願が、福祉環境委員会で不採択とすべきとされたことは、非常に残念です。マイナ保険証の危険性を重ねて指摘し、本会議での採択を求めます。
 最後に、議案第119号権利の放棄については、和歌山県中小企業高度化資金で貸し付けた元金の残高約9700万円の債権を放棄するものです。ゆがんだ同和行政の下で行われた中小企業高度化資金貸付けでは、ずさんな融資審査と債権管理により、これまでも多額の債権を放棄してきました。とても県民の理解を得られるものではありません。
 以上で、反対討論を終わります。
○議長(濱口太史君) 以上で、討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 まず、議案第106号、議案第107号及び議案第119号を一括して採決いたします。
 本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
 本案をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(濱口太史君) 起立多数であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議案第104号、議案第105号、議案第108号から議案第118号まで及び議案第120号から議案第122号までを一括して採決いたします。
 本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
 本案をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(濱口太史君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、知事専決処分報告報第4号を採決いたします。
 本件に対する委員長報告は、承認であります。
 本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(濱口太史君) 起立全員であります。よって、本件は承認することに決定いたしました。
 次に、議請第1号を採決いたします。
 本請願に対する委員長報告は、不採択であります。
 本請願を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(濱口太史君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり決定いたしました。
 次に日程第2、議案第123号令和4年度和歌山県歳入歳出決算の認定について及び議案第124号令和4年度和歌山県公営企業決算の認定についてを一括して議題といたします。
 お諮りいたします。本案については、12人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に、ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、次のとおり指名いたしたいと思います。
 職員にその氏名を朗読させます。
○議事課副課長(岩谷隆哉君) 決算特別委員会委員、川畑哲哉君、森礼子君、鈴木太雄君、玄素彰人君、中村裕一君、山家敏宏君、北山慎一君、山下直也君、坂本登君、長坂隆司君、中尾友紀君、浦平美博君、以上12人。
○議長(濱口太史君) お諮りいたします。ただいま朗読した諸君を決算特別委員として指名することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名した諸君を決算特別委員に選任することに決定いたしました。
 次に日程第3、議案第125号を議題といたします。
 これより質疑に入ります。
 本案について質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。本案については、いずれも委員会付託等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 この際、申し上げます。
 本案については、無記名投票をもって採決を行うことといたします。
 これより採決に入ります。
 議案第125号和歌山県教育委員会の委員の任命につき同意を求めるについてを採決いたします。
 議場を閉鎖いたします。
  〔議場閉鎖〕
○議長(濱口太史君) ただいまの出席議員数は、議長を除き41人であります。
 お諮りいたします。立会人に、4番川畑哲哉君、16番鈴木德久君、37番中西徹君、39番片桐章浩君の4君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に以上の4君を指名いたします。
 念のため申し上げます。投票は無記名であります。投票用紙に、本県教育委員会の委員に山中浩子さんを任命するにつき同意することに賛成の諸君は「賛成」と、反対の諸君は「反対」と記載願います。
 なお、この際、白票は無効といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 御異議なしと認めます。よって、白票は無効とすることに決定いたしました。
 投票用紙を配付いたします。
  〔投票用紙配付〕
○議長(濱口太史君) 配付漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めます。
  〔投票箱点検〕
○議長(濱口太史君) 異状なしと認めます。
 点呼に応じて順次投票願います。
 点呼いたします。
  〔氏名点呼・投票〕
○議長(濱口太史君) 投票漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
  〔議場開鎖〕
○議長(濱口太史君) これより開票を行います。
 立会人の立会いをお願いいたします。
  〔開票〕
○議長(濱口太史君) 投票の結果を報告いたします。
 投票総数41票、うち有効投票41票、無効投票なし。有効投票中、賛成41票であります。
 以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第125号は同意することに決定いたしました。
 次に日程第4、和議第9号「物価高騰対策の強化を求める意見書(案)」、和議第10号「ALPS処理水の海洋放出による影響に対する水産業支援の強化を求める意見書(案)」、和議第11号「防災・減災、国土強靱化等に資する社会資本整備の推進を求める意見書(案)」、和議第12号「ブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入療法)に対する適正な診療上の評価等を求める意見書(案)」、和議第13号「下水サーベイランス事業の実施を求める意見書(案)」を一括して議題といたします。
 案文は、お手元に配付しております。
 お諮りいたします。本案については、いずれも提出者の説明等を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 まず、和議第10号を採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(濱口太史君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、和議第9号及び和議第11号から和議第13号までを一括して採決いたします。
 本案をいずれも原案のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 お諮りいたします。議員派遣の件を本日の日程に追加し、これより直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 議員派遣の件を議題といたします。
 お諮りいたします。本件については、お手元に配付のとおり議員を派遣することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に日程第5、常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
 お諮りいたします。本件については、お手元に配付のとおり、それぞれ閉会中の継続審査として付議することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に日程第6、特別委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
 お諮りいたします。防災・国土強靱化対策特別委員会、人権・少子高齢化問題等対策特別委員会、行政改革・基本計画等に関する特別委員会、半島振興・地方創生対策特別委員会及び予算特別委員会の各特別委員会に付議されたそれぞれの問題について、さらに閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 以上で、今期定例会に付議された諸案件の審議は全て終了いたしました。
 議員各位の連日の御精励を深く感謝申し上げます。
 どうか健康に御留意の上、ますます御活躍されることを心からお祈り申し上げます。
 これをもって、令和5年9月定例会を閉会いたします。
  午後2時16分閉会

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