知事記者会見 令和3年5月18日

知事記者会見

記者会見での発表事項等を紹介します

令和3年5月18日 知事記者会見

令和3年5月18日 記者会見室


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 今日は発表事項が一つに、話題事項が一つですが、新型コロナの状況をご説明したいと思います。

 皆さんのところに資料が配られていますので、それも見ながら聞いていただきたいと思いますが、直近の感染状況は、随分少なくなってきました。ただ、今日また増えると思います。昨日、4人というのはちょっとおかしくて、福祉保健部技監から説明があったと思いますが、和歌山の人が他県で陽性が発見されたので、他県にカウントされているということで、事実上は8人です。8人でも随分少なくなりましたが、今日また大分増えているということで、まだまだ油断できない。

 入院患者数は、お陰様でだんだん減ってきていますが、(スタッフの)疲労困憊状態がずっと続いていて、しかも、どんどん悪化します。入院していただいてもどんどん悪化するし、悪化するのも、酸素吸入ぐらいで止まればいいけど、ICUに入ってもらわないと命が危ないというぐらい悪化しているものもあるので、病院の入院状況が、徹底的に改善されたところまでいってないというふうに、ご理解いただきたいと思います。

 もうちょっとそれを調べますと、今申し上げたようなことは、ここ(資料3枚目)にこうありまして、赤枠のところです。従来株と変異株ですが、変異株は、特に若い人でも結構悪化することが特徴です。特に、肺炎の発症率が若い人でも結構高い。オレンジ色は、酸素投入が必要になってきている人で、日本の定義でいうと中等症がオレンジです。和歌山県では、これを重症者として丁寧に治療しています。青は、それの前提として肺炎症状が見られるということで、若い人でも随分肺炎になっています。従来株の場合は、最近の患者さんも、若い人だとあまり肺炎にならない。40代ぐらいになると結構なりますが、30代ぐらいまではほとんどならないというふうに考えてもいいと思いますが、最近の変異株は、その辺がウンと若返っているので、従って、若い人たちも大いに気を付けてもらいたいと、私から申し上げたいと思います。

 その次(資料4枚目)は、いつも言ってることの証拠ですが、発症から受診までを短くするのがとても大事ですが、発症から受診まで5日かかったのが31人います。ほとんどの人は、ちょっと症状が出てきたら、えらいことだと言って、和歌山県でちゃんと整備されているクリニックなどに行って、あるいは保健所に届け出をして、検査してもらって、陽性であることが分かる場合も多いのですが、中には、グズグズなかなか医者に行かない、あるいは頑張って、最悪は仕事に行ってしまう人がいます。そういう人は、この資料にはありませんが、一つには、多くの人にうつしまくってることになるので、本当に、今の時代で言えば反社会的な意味があります。従来は、少しの風邪ぐらいでは、頑張って仕事だというのは美徳でしたが、今は、新型コロナを前提にして考えると、悪徳だというふうに考えてもらいたいと思います。なかなか、従来の考え方を作り変えるのは難しいのですが、ぜひそこは理解して欲しいと思います。

 もう一つの恐ろしいところは、この31人について考えますと、21人が肺炎像、かなりの人は酸素投与が必要になっています。もうほとんどは、陽性が発覚した時には、こうなってるのが多い。なぜならば、5日も放っていたので悪くなってることが多い。従って、それはとても良くないことなので、いろんな症状がありますが、何か症状が出て、何か変だ、何か体調が悪いという時は、お医者さんはそんなに流行ってるわけではないと思うので、すぐに医者に行って、何か変なので新型コロナと違うか、PCR検査をぜひしてくださいというふうにお医者さんに言っていただきたい。それでも(検査を)してくれないお医者さんがいたら、県庁に通告していただいたら、すぐに直接検査します。中には、大したことないと言って見逃すお医者さんもいることはいます。それは、お医者さんの方も、今の時代ですから、新型コロナを疑ってほしいというふうに思います。

 そんなことが特徴で、そこで、皆さんへのお願いですが、特に徹底していただきたいポイントは、5月31日までは、まだまだ不要不急の外出自粛は外せない。それから、以下特段ですが、大阪がまだまだ強烈な時短をやってますから、和歌山市内の飲食店の時短要請も外せないので、5月31日まで続けることになります。

 それから、やっぱりマスクを外していろいろ喋ると飛沫も出るので、飲食時の基本的な感染症対策は徹底して欲しい。これは、お店ももちろんそうですが、ご本人様たちが、特にやっぱり注意してもらいたい。食べる時はしょうがないと思いますが、食べ終わったら、またマスクをしてお喋りする。鼻マスクはしない。とても危ないということです。

 それから、軽微な症状でも、とにかく直ちにクリニックを受診して欲しい。

 それから、病院・福祉サービスは施設内感染を注意ということで、今は、臨時に検査キットを配っていますので、特に、福利施設については、その検査キットを使って、一週間に一回ぐらいは、職員を定期的に検査して欲しいということです。足りなくなったら、どんどん届けるようにします。

 それがお願いです。まだまだ油断はできないということです。全国を見ると、関西地方がちょっと下火になってきたような気もしますが、まだものすごく多い。全国を見ると、次々と今度は盛りになってきてる感じがあるので、日本は全部つながってますから、やっぱり用心をしないといけないと思います。

 ワクチンの方は、フリップはありませんが、皆さんのお手元に数字が出ています。昨日、6月7日、14日の配分が明らかにされました。その配分を受けて、次のように配付しますということを書いています。6月7日から14日配分後の配分箱数が一番左で、6月7日、14日配分後の中に入っているワクチンを、高齢者該当者で、どのぐらいの人に、どのぐらいの割合で打てるかが、パーセントになります。それから、未配分箱数があって、これは(接種率を)100にするためには、例えば、和歌山市だと9箱未配分になる。総理は、6月末までに必ず配りますと言っておられるので、次の配分が、6月21日、28日の配分になり、(その時に)全部来るだろうというふうには思ってます。

 その次に、ワクチンの全国の接種率が載ってます。今日の新聞にも、一日分ぐらい足した数字で載っていましたが、和歌山県は、圧倒的にたくさん打ってます。なぜたくさん打ってるかというと、配分はそんなにくれてないけど、貯めておいてもしょうがないから、来たらドンと打つ。早く打てば打つほど、新型コロナの感染率が下がっていくわけですから、とにかく持っていてもしょうがないので、とにかくバーンと打つということを、熱心に和歌山県が音頭を取って、実際に打つ市町村に強力に働きかけをしたり指導したりして、この姿になっています。和歌山県は、一回目接種率では、断トツのトップです。この調子で、突っ走ろうというふうに思っています。

 それから、この間、田辺市が少し遅れてますと言って、何でですかとか言われて、実際ちょっと体制がいまいちのところがあってというふうに申し上げました。もちろんそれを放置してるわけではなく、我々は何とかしてくださいという話を何度もしてます。その結果、田辺市は、大変熱心に体制を整えてくれて、集団接種もやるし、クリニックも圧倒的に増やすということで、新しい数字を見ていただきますと、他よりもちょっと少ないけど、かなりパーセンテージが上がってます。6月21日、28日の分が来ますと、間違いなく7月中には終わってしまうことになると思います。

 そういうことで、和歌山県では、高齢者は間違いなく終わってしまう。その次に待ってるのが、60歳から64歳までと基礎疾患のある人です。それが終わると、その他残りの人になりますが、和歌山県の方針としては、(ワクチンの)箱は、一回開けるとすぐに打ってしまわないといけない。だから、待たす必要はないので、開けてしまったら、順番はひっくり返してはいけませんが、次々と次のステップにいきたいというふうに思ってます。それを国にも申し上げて、それに対して、そんなに早く打ったら他のところとのバランスが悪くなるので、和歌山を次(のワクチン配分数を)削るなんて言われたら、何をやってるか分かりませんから、どんどん送ってくださいという話を、一生懸命働きかけをしています。そうやって、ちゃんと真面目に、総理の言うことを、総理の趣旨を体して、どんどん早く打とうとやってるところを、パニッシュするようなことがあっては絶対にいけない。不利になるようなことをしては絶対いけないというのは、正義のもとに申し上げたいというふうに思います。これが新型コロナ関係です。 

コールセンター事業を手掛ける株式会社エールスタッフが和歌山市に新オフィスを開設します

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 その次ですが、コールセンター事業を手掛ける株式会社エールスタッフという会社があります。大阪の会社ですが、和歌山市の京橋ビルに、新しいコールセンターを作ってくれることになりました。進出協定の調印式が、5月19日11時からありますということを、発表させていただきたいと思います。放っておくと、雇用が伸びるところもあるけど、失われるところもある。同じ業態でやってると、産業構造はどんどん変わっていくから、どちらかというと失われるところが多い。従って、新しい業態を他所から入れる、あるいは自分で新しいジャンルをどんどん発展させていくことが、どうしても地域の発展のためには必要になってきます。我々が、ロケットだ、IRだ、ITの誘致だということを一生懸命言っているのもそういう意味で、放っておくとズルズルと下がっていくことになります。従って、18人ですが、ありがたいと思って、感謝をしながら盛り立てていくことをやらないといけないと思います。

「和歌山県営業時間短縮要請協力金」〔第1期〕5月17日(月)より申請受付開始!

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 その次は、これはもう皆さんにお配りしていて記事も出始めていますが、改めて、時短要請の協力金の第1期が、受付を開始いたします。郵送は、昨日から7月30日まで、WEBは5月28日から7月30日までになります。皆さん、時短に協力していただいてるところは、特措法第24条第9項の措置として協力金が出るということで、和歌山市の21時以降の(営業自粛要請への)協力金です。

 それから、いつも言っておかないといろんな人に言われますが、次の6月議会には、これらだけではなく、みんな含めて、困っている業種を有効に救済するということを、いろいろ考えて提案して参りますので、決して、この時短要請協力金だけで終わりというふうに私が考えてるとは、絶対に思わないでください。

 以上です。

質問と回答

朝日:新型コロナのワクチンの関係ですが、和歌山県の高齢者の接種率がこれだけ高いのは、具体的に、市町村に対してどういった強いお願いなどをしていますか。

知事:まず、絶対にワクチンが効くというのは、いろんな研究から我々はものすごい調べてますから、これだと思っています。その時点では、国が7億人確保しているとか言って、ちゃんと接種体制を整えろという通達がきました。考え方としては、医療従事者をまず第一にし、県自身でやれ。二番目は、65歳以上の高齢者を第二優先とし、市町村にやらせるようにせよ。だけど、「せよ」で、とにかく県にドーンと所定のものを送るから、その中で分配して市町村の体制を整えろ、これが当初の国の要請というか命令でした。それで、ものすごい一生懸命やった結果、ボーッとしてるところがほとんどないぐらい、徹底的に体制を整備した。

 やり方はみんな違います。例えば、和歌山市は、たくさんのクリニックがあるから、クリニックの人たちに協力を頼んで、分散処理型でやっていこうというふうに和歌山市長が決めて、強力にクリニックのリクルートをしました。だから、今300ぐらいのクリニックが、分散処理型でワクチンを打ってくださっています。ある町は、うちは人口も少ないしクリニックも少ないから、集団接種でやろう。集団接種でやろうと決めても、なかなか山奥から人が来れないから、役場の人が迎えに行って、集めてきて、順番に並んでもらって、お医者さんの助けもその日だけ借りて、プスプスと(打って)いこうと考えています。それぞれ、我々は市町村をヒアリングして、なるほどと思うことが多いので、基本的には市町村の意向を尊重して、これまだ不足ではないか、これちゃんとやらないといけないと言いながら、指導していったのが現状です。

 前回、これについて発表した時は、田辺市がまだ不十分だったと思いますが、もう完璧です。さすが田辺市というふうに思いますし、田辺市の医師会なんかも、遅まきながら協力してくれるようになって、そこは評価すべきだと思います。

 だから、一言で言うと、それぞれの地域の特色を尊重しながら、放置しないで、ちゃんとできるかどうかを、県でかなり強力に指導したというのが大きいかな。ただ、さっき言ったみたいに、(ワクチンが)たくさん来る前提でやったけど、一時、来ないといってずっこけたわけです。やれと言っといて来ないとは何事かと和歌山市長なんてすごい激怒して怒られたんだけど、来ないものはしょうがないので、我々は、国に対して早くくれとかワーワー言って、だんだん整ってきて、今の状況になっています。

 それでも、当初の、我々が目論んでた話では、4月に全県民が終わってるぐらいの感じで勢い込んでやってたので、たくさん送ってくれないと困るというのは、まだあります。それ以外は何の障害もありません。テレビや新聞とかで、どこかで打ち手がいないとかいろんなことをワーワー言っていますが、一体何をしとったかという感じはします。

朝日:さっき来る量が削られないように、これから国にも(要望する)ということで、実際、和歌山が早いからちょっと止めようか、みたいなことはありましたか。

知事:いやいや、そんな動きがあるわけではありませんが、あったらもう許さんというふうには思います。

朝日:時短要請の件ですが、昨日から申請が始まったと思いますが、申請の方法だったり、時短要請自体で、今のところ何かトラブルとかはありますか。

知事:私は何も聞いてませんけど。

朝日:今回の会見の内容とは違いますが、IRの件です。先日、サンシティが撤退するということで、残るはクレアベスト一者になりますが、今後、どんなふうに選定作業というか、優先権者を決めていくと考えていますか。

知事:サンシティが撤退を言われて、我々は、二者のうち一者を選べば良かったけど、一者を選ぶかどうかになってしまったので、これはちょっと痛いなという感じはします。それは当然です。だけど、そんなことを言っていても、IRは、基本的には、我々が推進するといっても、お金を出したり、3セクを作ったり、自分で絵を書いたりということは、ほとんどできない。結局は、民間のビジネスをどんなふうにするかについて、これでいいですか、という理論です。従って、民間が一者になったら、一者ということを前提にして、これからさらに大丈夫かなということで、もう一回考えて、判断をしていかないとしょうがないということです。

朝日:痛いというところは、選択肢が減ったところですか。

知事:はい。

朝日:サンシティが撤退の理由で、いまだに多くの事柄が不透明であるということも一つ挙げていて、これが県のことなのか国のことなのかは明記されていないのですが、個人的には、県は、スケジュール感とかをしっかり示しているかなと思っていて、国が、コロナ禍とかで、スケジュールをちょっと先延ばしにしたりということのことなのかなと思いますが、知事として、手を挙げてくれてた事業者が、こういった理由で撤退するという中で、どんなところに不透明さというのを感じてますか。

知事:不透明さというか、撤退の理由は、紙に書いている以外のことを、いろいろコメントするのは、フェアではないし適切ではないと思います。

 一方、サンシティと関係なく、今の質問に答えるとどうなるかというと、まず、手続きは、一番初めに優先権者を選び、優先権者として選んだ人たちと、今度は県が主体になって区域整備計画案を作って国に出し、国がまた一から審査をし直して決めていきます。これだけでも、結構時間はかかります。他所の国で言えば、こんな長い手続きは多分ない。あっという間に、ライセンスがパッと出るか出ないかです。もう一つは、これは和歌山県は非常に不満ですが、国が初めにアナウンスしていたスケジュールに従って、我々は全部完璧に用意をしていた。そしたら、1年以上(下線部は誤りで、正しくは9ヵ月)かな、全体に後ろ倒しになりました。これは酷いではないかというふうに思っていますが、事業者も、やっぱりビジネスというのは、刻々判断が変わっていくものだから、あれについては何か思ったかもしれません。でも、撤退の理由でそこに書いてあることを我々が解釈するのは、あんまりよろしくないと思います。

朝日:クレアベスト一者になって、今後の方向は、クレアベストを選ぶか選ばないかというところになりますか。

知事:そうです。

朝日:そうした時に、県としてはIR推進と誘致を進めてる中で、一者を選ばないとなった時の懸念材料は。

知事:選ばないとなると、それで、永久にIR(が無い)ということではないんですが、選ばないと無くなってしまう。来年の4月までに仕上げるというスケジューリングを、今は設定されてますが、それは絶対に無理です。ですから、選ばないということは、とりあえずここ数年間、IRはギブアップしたことになります。

朝日:そこはギブアップになってしまうかもしれないけど、しっかりクレアベストの審査をしていく。

知事:それはそうです。二つあって、一つは、例えば、カジノ管理委員会に持っていった時に、カジノ管理委員会に「これは好ましくない」と言われるような人でないかどうかは、ちゃんと調べとかないといけない。それから、観光庁中心になると思いますが、政府によって、「これは立派なIRである」と言って合格するようなものに仕上げていかないといけない。その可能性が非常に低いということであるならば、選ばないこともあるかもしれません。

朝日:そうすると、選ばないというところの判断材料や懸念材料というのは、ライセンスが取れないかもしれないとか、取れる可能性が低いだったりとか。

知事:それしかないです。

朝日:ライセンスが取れるか取れないかを、一つの判断基準にして。

知事:国の区域整備計画が認可されないかもしれないというのは、絶対できないと思ったら、ギブアップになります。だけど、私はずっとこれは推進してます。和歌山の将来のためには、衰えていくものがあるんだから、これからのサービス産業化の流れに沿って考えたら、こういう大きな投資案件、雇用拡大、所得拡大の案件は、滅多にない。永久に絶対ないかと言ったら分かりませんが、見える限りにおいてはない。従って、こういうもののチャンスは、絶対に生かした方がいいというふうに私は思います。

朝日:春ごろの選定だったと思いますが、今後、来月以降にずれ込む可能性とかは。

知事:来月というと夏か。まあちょっとぐらいは。

朝日:ずれ込む可能性もある。

知事:いやいや、分かりません。あんまり細かいこと言ってもね。

産経:高齢者ワクチンの件で、和歌山県のいろいろな取組があって、自治体の工夫もあって進んでる状況かと思いますが、全国的にはかなり苦労してる自治体さんもいます。どういうところが、目詰まりの理由でしょうか。

知事:全く分かりません。なんで苦労するんだろうと思いますけど、こちらは苦労してないから分かりません。苦労してる人に、何であなた目詰まりしてるんですかと聞くしかないです。我々はその任にあらずで、あるとすれば、河野大臣かあるいは厚労省ですかね。

毎日:知事ご自身のワクチン接種のことで伺いたいのですが、確か始まった最初の段階で、早めに予約が取れたとおっしゃっておられたと思いますが、二回目の接種を含めて教えていただきたいのと、県内の首長さんでも、一部、医療従事者枠の余った部分を使って打たれたみたいな報道がありましたが、その点はどのようにお考えでしょうか。

知事:まず、自分のことを言いますと、ワクチンは早く打った方がいい。和歌山市はかなり早くから予約受付してくれました。私は70歳ですから該当者ですが、でも別に知事だからどうのこうのと考えたわけではなく、いち和歌山市民として、近所のお医者さんに、いつか(具体的な日は)分かりませんが、申込は結構早くやりました。そしたら、初日は駄目でしたが、二日目にあたりましたので、4月15日に行きました。そこから3週間で、5月7日に二回目をやりました。これが私の姿で、別に、政策的に何か考えてとか、首長だからどうのこうのとか、そんなこと何も考えないで、和歌山市民として、手続きをとっただけです。幸い二日目に打ってくれたので、自分については、割と早く済んで良かったと思ってます。だけど、別に人を押し分けて何とかしたわけではない。

 その次に、和歌山県でどうのこうのは、聞いていないので分かりませんが、聞いてないというのは、(そんなことが)ないと断定してるわけではないですが、一般的に、例えば、医療枠が余った時に、余らせてしまうのはもったいないから、誰かに打ったらいいと思います。もう1回、手続きやり直して優先を決めるなんてできませんから、それが首長であったり、医療枠を広くとった時の人であったりは、その時にその場で実施可能性やいろんなことを考えて、それぞれのところがおやりになるのは、裁量の範囲内だと思います。コメントはありません。余らすよりはいいでしょう。

毎日:ワクチン接種の予約は、ご自身でされましたか。

知事:これは、側近の職員に頼みました。本当は自分でやるべきだったかもしれませんが、忙しいから、頼んどいてと。名前は言えませんが、近くの何とか先生が良いのではと言いました。

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