「クルーズ・オブ・ザ・イヤー 2018」特別賞の受賞について


この度、新宮港のクルーズ振興の取り組みが評価され、

和歌山県と新宮市が「クルーズ・オブ・ザ・イヤー2018」(一般社団法人日本外航客船協会主催)の

特別賞を受賞することが決定しましたので、お知らせします。

    
    
■特別賞:『新宮港 熊野の海の玄関口』(和歌山県、新宮市)
    
〔選考理由〕
    
 新宮港は、外洋である太平洋に面しており、長周期波やうねり性の波浪の影響を受けやすい港であるが、外防波堤の整備や、波浪観測データのリアルタイム提供など、ハードとソフトを組み合わせた対策を積極的に行うことにより、クルーズ客船の入港実積を向上させ、「世界遺産・熊野-海の玄関口」としての定着に努めた。また、平成18年に組織した「新宮港みなと観光交流促進協議会」を基盤に、2018年7月には、和歌山・三重両県の県境を越える3市6町1村が集う「新宮港クルーズ振興広域協議会」を立ち上げ、新宮市の観光・交通・港湾等の関係者を集約した「新宮港クルーズ客船受入協議会」も組織して、広域でのクルーズ船の誘致活動と寄港地観光の開発並びにおもてなしの向上等、積極的な活動が高く評価された。
    

1.表彰式について

    
(1)日 時:平成30年12月13日(木)16:30~19:00
    
(2)会 場:平河町・海運ビル2階大ホール 東京都千代田区平河町2-6-4
    
(3)スケジュール:
    
16:00~ 受付
       
16:30~ 授賞式
       
18:00~ 懇親会
       
19:00  閉会
       

【参考】「クルーズ・オブ・ザ・イヤー 2018」(第11回)の概要

    
○趣 旨

旅行業界の健全な発展に寄与したクルーズ旅行商品を対象とし、特にオリジナリティーに溢れ、かつ、わが国のクルーズ・マーケット拡大に貢献した商品を企画造成、実施した旅行会社等を顕彰することによりモチベーションの向上を期するとともに、一般消費者に対し良質のクルーズ旅行商品・サービスの提供を図ることを目的とする。

○組 織

主催:一般社団法人日本外航客船協会

後援:国土交通省、観光庁、一般社団法人日本旅行業協会

○表彰カテゴリー

(1)グランプリ( 国土交通大臣賞 )

一般消費者に対し、良質なクルーズ商品、サービスの提供をしたと認められるクルーズ、クルーズ・パッケージ商品、チャータークルーズ商品を表彰する。

(2)優秀賞

極めて高い集客実績を上げたクルーズ商品、話題性が極めて高いユニークなクルーズ商品、新たな市場開拓へチャレンジし、社会的にも大きな話題を提供したクルーズ商品等を表彰する。

(3)特別賞

クルーズ旅行商品以外で、その年に特にクルーズ振興や客船誘致活動に顕著に寄与したと認められる、企業、自治体、団体、クルーズ振興に貢献した人物等を表彰する。

○受賞商品等

■グランプリ(国土交通大臣賞):飛鳥Ⅱ 2018年世界一周クルーズ(郵船クルーズ株式会社)

■優秀賞:「MSCスプレンディダ」で行く 実りの秋、彩の日本一周クルーズ(株式会社ジャパネットホールディングス)

■優秀賞:「にっぽん丸」 ワンナイトクルーズによる市場開拓(商船三井客船株式会社)

■優秀賞:世界遺産とまだ見ぬ地をめぐる悠久のオリエンタルクルーズ(日本クルーズ客船株式会社)

■優秀賞:阪急交通社創業70周年特別企画2018年ゴールデンウィークW(2船同時)チャーター「MSCスプレンディダ」「ノルウェージャン ジュエル」(株式会社阪急交通社)

■特別賞:木更津港 東京湾東側のクルーズ船寄港地を目指して(千葉県 木更津市)

■特別賞:気軽にSlim Cruise船旅・クルーズフェリーをもっと身近に(株式会社 サンスターライン)

■特別賞:新宮港 熊野の海の玄関口(和歌山県 県土整備部 港湾空港局、和歌山県 新宮市役所 企画政策部)