風しんに注意しましょう

風しんについて

 風しんは、平成24年から平成25年にかけて全国的に大流行し、和歌山県においても平成25年に246件、平成26年に2件の発生が確認されました (令和2年:2件、令和3年:1件、令和4年:1件)

 風しんは、免疫がない人が妊娠初期に感染すると、白内障、心疾患、難聴などの障害を持つ先天性風しん症候群の赤ちゃんが生まれる可能性があり、これを「先天性風しん症候群(CRS)」といいます。

 和歌山県では、先天性風しん症候群を予防するための対策として、妊娠を希望する女性およびその配偶者等を対象に、風しんに対する十分な免疫を持っているかどうかを確認する抗体検査を無料で実施しています。 

風しん抗体検査について

  1. 助成制度の概要
    主として、先天性風しん症候群の予防のために、無料で風しん抗体検査を実施することにより、予防接種が必要である風しん感受性者を把握し、風しんの感染予防及びまん延防止を図ることを目的に実施しています。
  2. 対象者

  和歌山県(和歌山市を除く)にお住いの方で、次のいずれかに該当する方
  (1)妊娠を希望する女性 
  (2)妊娠を希望する女性の配偶者 

   *婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にあるものを含む。

  (3)風しんの抗体価が低い妊婦の配偶者

※ただし、過去に風しんの抗体検査を受けたことがある者、明らかに風しんの予防接種歴がある者、又は検査で確定診断を受けた風しんの既往歴がある者は除く。

※和歌山市にお住いの方はこちらをご参照ください

和歌山市 風しん予防対策事業のお知らせ|和歌山市感染症情報センター (kansen-wakayama.jp) (外部リンク)

 3.費用

  無料

 4.検査内容

  風しん抗体検査(血液検査)

  *予防接種は別途費用が必要です。助成を実施している市町村もありますので、お住いの市町村にご確認ください。

 5.実施医療機関

  実施医療機関については、お近くの保健所(支所)または和歌山県健康推進課あてお問い合わせください。

風しんワクチン接種に対する助成制度について

 和歌山県における風しんワクチン接種に対する助成制度は、令和3年度をもって終了しました。
*助成を実施している市町村もありますので、お住いの市町村にご確認ください。

風しんの追加的対策について

 昭和37年度~昭和53年度生まれの男性の皆様に、お住まいの市町村から、原則無料で風しんの抗体検査と予防接種を受けていただけるクーポン券をお送りしています。

・この年代の男性は、過去に風しんの公的な予防接種を受けていないため、自分が風しんにかかり、家族や周囲の人たちに広げてしまうおそれがあります。
・この年代の男性の皆様がこれから抗体検査を受け、必要な予防接種を受けると、免疫を持っている人が増え、風しんの流行はなくなると言われています。 
・ご自身と、これから生まれてくる世代のこどもを守るために、ぜひクーポン券を使って、風しん抗体検査と予防接種をお受けください!
 
 ※実施医療機関は下記外部リンク(厚生労働省ホームページ)から検索してください
 
 〇風しんの追加的対策について(外部リンク) (厚生労働省ホームページ)
 
 
 

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