紀の国わかやま文化祭2021について

過去に公開していた「紀の国わかやま文化祭2021」公式Webサイトの第三者による再利用について

 過去に第36回国民文化祭、第21回全国障害者芸術・文化祭和歌山県実行委員会が公開していた「紀の国わかやま文化祭2021」公式Webサイトのドメイン(注)は、第三者により再取得され、現在閲覧が可能な状態となっています。現在このドメインは県で管理しておらず、公開されているWebサイトの記載内容は、本県とは関係の無い第三者によって掲載されたものです。

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※「紀の国わかやま文化祭2021」公式Webサイトが使用していたドメイン

 kinokuni-bunkasai2021.jp (全角文字で表示しています) 

第36回国民文化祭・わかやま2021、第21回全国障害者芸術・文化祭わかやま大会

大会概要

 「第36回国民文化祭・わかやま2021」「第21回全国障害者芸術・文化祭わかやま大会」は、「山青し 海青し 文化は輝く」を大会キャッチフレーズに、令和3年10月30日から11月21日の23日間にわたり、県内全域で158もの事業を展開しました。
 幕開けとなる開会式では、天皇皇后両陛下にオンラインにより御臨席いただき、式典にておことばを賜りました。
 フェスティバルでは、開幕を祝う祝賀舞に続き、本県ゆかりの特別出演者と多くの県民の皆さんが、和歌山県の文化の輝きの源をさがす旅の物語を県民メッセージとして披露しました。
 また、文化祭期間中は、県内各地で多彩な文化イベントが開催され、和歌山県が文化一色に包まれました。新型コロナウイルス感染症の影響により、イベントの準備や運営にも様々な制限を余儀なくされましたが、感染防止対策を十分に講じるとともに、オンラインの活用など新たな試みも実践するなど、できる限りの努力や工夫を積み重ね、本文化祭をやり遂げ、文化の力で多くの方々に元気と勇気を届けることができた文化祭となりました。
 フィナーレとなる閉会式では、次期開催県の沖縄県に国民文化祭旗を引き継ぐとともに、和歌山の文化を輝かせ、発展させていく決意と輝く未来への希望に満ちたメッセージを発信し、閉幕しました。

(1)名称

    第36回国民文化祭・わかやま2021

       第21回全国障害者芸術・文化祭わかやま大会

(2)愛称

       紀の国わかやま文化祭2021

(3)大会キャッチフレーズ

       山青し 海青し 文化は輝く

      「山青し 海青し」は、和歌山県出身の詩人・作家である佐藤春夫の詩「望郷五月歌」の一節に詠われており、和歌山県が山や海など美しい

  自然に恵まれていることを表現しています。和歌山県では、このような自然豊かな環境のもと、世界遺産をはじめ、多くの文化が生まれ、現在

  まで育まれてきました。このような地で、国内最大の文化祭を開催することで、文化がますます光り輝くことを願い、「山青し 海青し 文化は輝

    く」としました。

(4) 基本方針
  ①県民総参加で文化力の更なる向上を目指す
    県内各地で文化に触れる機会を提供し、県民の文化への興味を刺激します。県民一人ひとりが主体的に参加し、日頃味わえない喜び

   や感動を直接体験することで、和歌山県民の文化力が更に向上する祭典を目指します。
  ②先人が育んできた文化を継承する
    文化遺産や伝承文化等、地域の人々が長い間守り継承してきた文化の魅力を県内外へ発信します。和歌山県に息づく文化の魅力が

   多くの人々に伝わり、県民一人ひとりが地域文化の価値や意義、ふるさとへの愛着や誇りを再認識し、先人が育んできた文化を更に未

   来へと継承していく契機なる祭典を目指します。
  ③交流の中で相互理解と新しい文化の創造を促す
    世代や地域の違い、障害の有無などにかかわらず、県内外から多様な人々が集い交流する機会を提供します。交流の中で、喜びや

           感動を共有し、相互理解を深めます。

    多彩な文化との出会いが新たな文化活動への参加の意欲を呼び起こし、地域文化のさらなる発展や新しい文化の創造へとつなが

   る祭典を目指します。

(5)会期

   令和3(2021)年10月30日(土)~11月21日(日)

(6)事業構成
   ①開会式
   ②閉会式
   ③分野別交流事業
     全国から出演者や作品を募集し、分野別に公演や展示等を実施する、国民文化祭で継続的に行われている事業
   ④地域文化発信事業
     世界遺産、日本遺産、食文化や歴史など和歌山を代表する文化資源を活用した事業を展開、本県の魅力を発信するとともに、世代や

    地域の違い、障害の有無などにかかわらず、すべての人々に楽しんでもらえる事業
   ⑤障害者交流事業

     日頃の活動成果の発表の場を創出することで障害のある人の芸術文化活動の活性化を図るとともに、障害に対する理解と認識を深

          めることで障害のある人の自立と社会参加につなげる事業
   ⑥特別連携事業

      実行委員会及び市町村実行委員会以外の機関が実施する文化事業等のうち、世界遺産や本県が誇る食文化など、特長的な文化を

          発信する事業等を特別連携事業として位置づけ、より多くの人が文化に触れられる機会を提供する事業

(7)主催者

       文化庁 厚生労働省 和歌山県 市町村 第36回国民文化祭、第21回全国障害者芸術・文化祭和歌山県実行委員会

    市町村実行委員会 文化関係団体等

実施状況

参加者数等

主な成果

 新型コロナウイルス感染症の影響により、イベントの準備や運営に大きな制限を受けながらも、世代、地域の違い、障害の有無にかかわらず、多くの県民が参加するとともにオンライン配信など新たな取組みを実践することができました。
 全ての関係者が「紀の国わかやま文化祭」開催に向け「できること」をしっかりと積み上げた結果、県内全域で多彩なイベントが開催されました。まさに「文化・芸術一色に包まれた23日間」となり、大きな感動が生まれ、コロナ禍で沈んだ多くの人たちの心に文化の力で元気と明るい希望の光を届けることができました。
 

 「主な成果」は、以下のとおり。

1 県民の主体的な参加と文化力の更なる向上
○ 新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、先行きの見通しがつかない中、開催に向け粘り強く広報を続けるとともに感染症対策を十分

     講じ準備を行ったことで、県内全域で158ものイベントを展開することができ、文化活動のすそ野を大きく広げることができました。
○ 県内の文化の愛好家からプロの活動家まで多くの人がイベントに参加、共演することにより本県の文化力の向上を図ることができました。
○ 文化関係団体による子供に対する文化体験や一般公募による舞台出演など、多くの県民が直接、文化に触れる機会を設けることで文化へ

    の理解を深めるとともに、次代の活動を担う人材の育成に繋げることができました。

2 先人が育んできた文化を継承
○ 和歌山の豊かな自然環境のもと育まれてきた世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」や日本遺産「絶景の宝庫 和歌の浦」などを舞台に開催

    されたイベントにより悠久の歴史の魅力を県内外に広く発信することができました。
○ 県内の各地域独自の歴史文化、食文化及び芸能等を題材とした創造性豊かなイベントが数多く披露され、地域文化の素晴らしさを再認識

     することができました。
○ コロナ禍において開催が困難で休止を余儀なくされていた地域の祭などをイベントに盛り込み、披露することにより伝統文化継承の一助と

     することができました。

3 交流の中での相互理解と新しい文化の創造
○ 世代、地域の違い、障害の有無にかかわらず多くの人が新たに文化活動に参加することにより連帯感が生まれ、今後の本県の文化活動の

     推進力となりました。
○ 既に文化活動に関わっている障害のある人にとっては、その活動の発表の場となり、また、初めて関わる人にとっては、文化活動に取り組む

     大きなきっかけとなりました。文化祭終了後も文化団体との交流により育んだ活動を引き続き実践している事業所もあります。
○ 来場できない方々に向けたオンライン配信をはじめ、情報保障機器や先端技術を用いた楽器演奏体験などに取り組み、誰もが芸術文化

     を通じて交流できる形を示すことができました。

     これら成果を踏まえ、コロナ禍での様々な制約を乗り越えて、県、市町村、文化関係団体が連携し「あきらめることなく」成し遂げたことにより

     得た自信を明日への活動の力に変え、今後、さらに本県の文化を輝かせていきます。

アンケート結果

「第36回国民文化祭・わかやま2021、第21回全国障害者芸術・文化祭わかやま大会」への来場者、出演団体及び主催者を対象に、属性や来場・出演の感想などに関して、アンケートを実施しました。

PDF形式を開きますアンケート結果(PDF形式 91,755キロバイト)

国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭とは

国民文化祭

国民文化祭は、国民一般の各種の文化活動を全国的な規模で発表する場を提供すること等により、文化活動への参加の意欲を喚起し、新しい芸能、文化の創造を促し、併せて地方文化の発展に寄与するとともに、国民生活のより一層の充実に資することを目的とする全国規模の文化の祭典です。

1986年の第1回東京大会から毎年開催され、和歌山県は第36回目となります。

全国障害者芸術・文化祭

全ての障害者の芸術及び文化活動への参加を通じて、障害者の生活を豊かにするとともに、国民の障害への理解と認識を深め、障害者の自立と社会参加の促進に寄与することを目的とする祭典です。

2001年の第1回大阪大会から毎年開催され、2017年の奈良大会からは国民文化祭と同じ期間に開催されています。

第36回国民文化祭、第21回全国障害者芸術・文化祭和歌山県実行委員会

設立総会・第1回総会

和歌山県実行委員会設立総会・第1回総会

       -和歌山県実行委員会 設立総会・第1回総会-

和歌山県で開催される「国民文化祭」及び「全国障害者芸術・文化祭」の円滑な運営のため、2018年10月5日(金曜日)に「第36回国民文化祭、第21回全国障害者芸術・文化祭和歌山県実行委員会」を設立しました。

続いて開かれた第1回総会において、基本構想が承認されました。

基本構想は、和歌山県開催の基本的な考え方や名称、愛称、キャッチフレーズ、会期等を定めるものです。

基本構想(PDF形式 195キロバイト)

第2回総会

第2回総会では、実行委員会会則改正案、平成30年度事業報告及び収支決算(案)、令和元年度事業計画及び収支決算(案)について、原案のとおり承認可決されました。
第2回総会議案書(PDF形式 39キロバイト)

第3回総会

第3回総会では、実施計画(案)、令和元年度事業報告及び収支決算(案)、令和2年度事業計画及び収支予算(案)、実行委員会会則改正案について、原案のとおり承認可決されました。
第3回総会議案書(PDF形式 43キロバイト)

実施計画(PDF形式891キロバイト)

第4回総会

第4回総会では、令和2年度事業報告及び収支決算(案)、令和3年度事業計画(案)及び収支予算(案)について、原案のとおり承認可決されました。
PDF形式を開きます第4回総会議案書(PDF形式 46キロバイト)

第5回総会

第5回総会では、令和3年度事業報告及び収支決算(見込み)(案)、令和3年度収支決算承認の会長への委任(案)及び第36回国民文化祭、第21回全国障害者芸術・文化祭和歌山県実行委員会の解散及び会則の廃止(案)について、原案のとおり承認可決されました。
PDF形式を開きます第5回総会議案書(PDF形式 43キロバイト)

その他

関連リンク

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