令和3年度和歌山県ゴールデンキッズ発掘プロジェクト サマープログラム

「サマープログラム」について

日 時  ①14期生 令和3年8月4日(水)  17:00~19:00

     ②15期生 令和3年8月5日(木)  10:00~17:30

     ③13期生 令和3年8月6日(金)  10:00~12:00

場 所  海南スポーツセンター (海南市船尾260-3)

内 容 

① 令和3年8月4日(水)               

時間 14期生(5年生)

16:30~

 17:00

○集合・受付

17:00~

 19:00

【体育館】

知的能力開発プログラム

 指導者: 粟木一博氏、 荒井 宏和氏  

19:00~

諸連絡・解散

② 令和3年8月5日(木)

時間 15期生(4年生)

9:30~

 10:00

○集合・受付

10:00~

 12:00

【体育館】

知的能力開発プログラム

 指導者: 粟木一博氏、 荒井 宏和氏  

12:00~

 13:00

昼休憩

13:00~

 15:00

【体育館】

知的能力開発プログラム

 指導者: 粟木一博氏、 荒井 宏和氏

15:00~

 15:30

休憩

15:30~

 17:30

【体育館】

身体能力プログラム

 指導者: 荒木秀夫氏

17:30 諸連絡・解散

③ 令和3年8月6日(金)

時間 13期生(6年生)

9:30~

 10:00

○集合・受付

10:00~

 12:00

【体育館】

 身体能力プログラム

 指導者: 荒木秀夫氏

12:00~

諸連絡・解散

プログラムの様子について

8月4日(水) 【14期生】 17:00~19:00

○知的能力開発プログラム

7グループに分かれて「タワー作り」に取り組みました。新聞紙、セロテープ30cm、ビー玉を使ってタワーを作って高さを競います。ルールを確認し、グループでどのようなタワーを作るか相談しました。初めは意見があまり出ていませんでしたが、少しずつコミュニケーションをとり始め、「土台を作る」、または「ビー玉が落ちないように皿を作る」といったアイデアを出し合っていました。実際に作る時間では、苦戦しながらも、協力して取り組み、結果は47cmのタワーを作ったグループが優勝でした。他のグループは残念ながらタワーが倒れてしまいました。次に、活動をふり返りました。どんなタワーを作りたかったのかイメージを絵に表し、上手くいったこと、上手くいかなかったことを模造紙にまとめました。指導者の荒井氏から、チームでイメージを共有しておくことが必要であることをアドバイスしていただきました。次は新聞紙ではなく、竹ひごを使ってタワーを作ることにチャレンジしました。最初に比べて活発に意見を交流し、イメージを共有している様子が見られました。ここでも、きれいに立ったタワーはわずかでしたが、それぞれのグループに工夫があり、キッズたちは コミュニケーションを深めながら楽しく頑張り、充実感を感じているようでした。プログラムの最後に、いろいろな失敗をしながら反省を繰り返し、目標に向かっていくことがアスリートにとって重要であることを教えていただきました。

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8月5日(木) 【15期生】 10:00~17:30

○知的能力開発プログラム

例年、夏休み中に小学4年生のキッズを対象とした「サマーキャンプ」を実施していますが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、宿泊をしない形で「サマープログラム」を実施しました。チームビルディングを目的とした知的能力開発プログラムを、仙台大学の粟木氏と流通経済大学の荒井氏に御指導いただきました。最初は、アイスブレイクで心と体をほぐし、その後、アメリカ、ブラジル、イギリス、フランス、日本の5チームに分かれ、「ラグビーボールリレー」「スポーツリバーシ」「パイプライン」3種目の「総合競技大会」で得点を競い合いました。まずは説明を聞き、競技を体験。昼食を食べてから、午前の活動をふり返り、上手くいったこと等を付箋紙に書き、チーム内で発表し、どうしたらよい記録を出すことができるかを考え、チームで立てた作戦を模造紙に書いていきました。そして、本番。作戦どおりでいけるかを確かめながら練習。最初に比べ、記録が伸び、喜び合うチームも見られましたが、作戦通りにいかないチームも多かったです。競技大会なので競い合うことも大切ですが、みんなで話し合い、協力すること、「どうしたら記録を良くすることができるか」「どうしたら上達することができるか」を自分で考えていくことが大切だと、実際の活動を通して教えていただきました。

○身体能力プログラム

身体能力プログラムでは、JACOT(日本コオーディネーショントレーニング協会)の荒木氏に御指導いただき、“スポーツコオーディネーション”を実施しました。プログラムの中で荒木氏から、「コオーディネーショントレーニングは、同じ動作ができる、できないだけではなく、真似て実施しようとすることが大切。そうして神経や脳を刺激するためにしっかりと動かそうとしている箇所をイメージしながらやろうとすることが、将来、皆さんがトップアスリートを目指すときに活きてくる。」と言われ、キッズたちは真剣な様子で取り組んでいました。普段プログラムで実施しているコオーディネーションの基本となる、くの字・Sの字運動やラディアンは、荒木先生が考案されたものです。教えていただいたような意識を持って、これからも取り組んでほしいと思います。

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8月6日 【13期生】  10:00~12:00

○身体能力プログラム

荒木氏に指導していただき今年度初めてのスポーツコオーディネーションを実施しました。今回のコオーディネーショントレーニングでは、体の回転を利用するトレーニング、ボールから視線を外して予測・イメージを使いながら、次の行動を素早く行う方法を考えました。実際にボールを使い、ボールが跳ねる音やボールの軌道をイメージしてボールキャッチのトレーニングを行う等、球技だけでなく、全てのスポーツに通じる大切な内容でした。また、大切なのは結果を真似するのではなく、内容・過程を真似する(ボールをキャッチするのが目的ではなく、ボールから視線を外すトレーニングでキャッチはできなくても良い)ことで、できなくとも意識的に体を使う事の大切さを考えました。

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