スポーツ偉人伝 髙橋 征夫


氏名   ()() 征夫(たかはし ゆくお)()  

生年   1942年(昭和17年)生

競技   レスリング

区分   功労者

  1965年4月に和歌山県レスリング協会設立に注力した中心人物として県レスリング協会理事に就任、1986年4月に理事長、2005年4月からは副会長として、今日に至るまで和歌山県のレスリング競技の普及・振興に尽力された。

 自らも国民体育大会や全日本選手権に出場し、上位入賞を果たすとともに、1969年からはカナダや韓国などの高校生を招き、親善大会を開催するなど、指導者として高校生の指導・強化を図り、同競技の後進の指導にも特に積極的に取り組み、卓越した指導力を発揮し、現在まで多くの優秀な指導者やオリンピック選手を輩出している。

 また、2015年に開催された「紀の国わかやま国体」レスリング競技では、和歌山県レスリング協会副会長として開催にあたり尽力され、悲願であった総合優勝を果たした。

 その他、1988年4月に社団法人和歌山県体育協会理事、1998年6月には常任理事、2012年4月には公益社団法人和歌山県体育協会理事に就任し、レスリング競技の普及・発展のみならず、和歌山県の競技力の向上とスポーツの振興に大いに貢献された。

 2014年度秋の叙勲(旭日双光章)を受賞されている。