職員紹介-一般行政職-
職員紹介ー一般行政職ー
観光交流課
細川和貴主事
【一般行政職】
平成30年度採用
民間経験あり
―現在の業務―
内容:和歌山県版通訳ガイド認定制度の運用、修学旅行教育旅行の誘致、庶務業務等
―やりがい・達成感について―
これまで和歌山県の豊富で魅力的な観光資源を海外へPRしてきてくれた先輩方のおかげで、海外の学生たちが選ぶ修学旅行先として、和歌山の人気が次第に高まっています。
なかでも民泊や学校交流のような、直に和歌山県の人々に接する体験を希望されることがほとんどです。お互いが相手を尊重し、純粋に興味を持ち合い、言葉の壁を越えて身振り手振り笑顔で会話し、最後は寂しさからか泣いてしまう方もいるような、ドラマチックで心温まる瞬間にたくさん立ち会うことができます。
修学旅行で来県する海外の学生と県民相互の橋渡し役として頑張っていますが、どちらにも文化や言葉の壁による負担をかけることもあります。でも最後にありがとうと言ってもらえたり、皆さんの優しさに触れる度に、これからもおもてなしの心で頑張ろうと思えます。
<学校交流>
<和歌山県版通訳ガイド>
―職場の雰囲気―
和歌山県の観光的魅力を人にPRすることが基本なので、個々の業務の中で知り得た情報を共有することが大切です。みんなでワイワイと「あれが人気だ」、「こうしたらどうだ」、と話し出したら止まらない。チームとして頑張る意欲がどんどん湧いてくる職場です。海外に出る機会の多い食品流通課、企業振興課、国際課等と連携しながら和歌山県の魅力を海外に発信しています。
―採用後の苦労・イメージギャップなど―
公務員ってもっと早く帰ることができると思ってた!と家族にも友人にも幾度となく言われています。担当している業務にもよりますが、遅くまで残って一生懸命頑張っている方がかなり多いことが意外でした。そういった定時終わりの平坦な仕事のイメージが抜けないうえ、公的な人への世間の目も厳しい部分があるので、時々「公務員は気楽でいいよね」というテレビでのセリフなんかにドキッとします。思っていたよりはるかに大変でした。ただ、その分やりがいがあり、和歌山県への愛着が物凄く湧いています。県外で住んでいた頃には考えられないほど和歌山が大好きになりました。
―以前の仕事との共通点、相違点―
以前は雑誌関係の仕事をしていたので、生活している全ての時間において興味を張り巡らせていました。どこに行っても誰に会っても仕事に繋がるかもしれない、と思いながら楽しめていた点で現在の観光の仕事と共通しています。相違点はたくさんありますが、一番頭に思い浮かぶのは、業務のジャンルが幅広く、人事異動あるため、視野を拡げ学び続ける姿勢を保つことが大切だと感じたことです。
―学生生活、資格取得、公務員試験に関するアドバイス―
どんなことも楽しんで、自分は何に興味があるのかを自覚することが大切だとは思いますが、やはり外国語を話せることは大きな力になります。
また、私は入庁前に、育休代替職員として1年半既に県庁で働いており、その間に試験を受けて合格しました。働きながらの試験勉強は、時間が足りない、教えてもらえない、と結構大変でしたが、実際の仕事内容や雰囲気を知ってなお入庁を志望したので、面接での強みになりました。転職で入庁したいという方は、一つのルートとして考える価値があるのかなと思います。
―趣味、休日やアフター5の過ごし方―
趣味は音楽、映画、文学、消しゴムはんこづくり、旅です。消しゴムはんこは周りで徐々に認知度があがってきて、プレゼントしたりしています。休日・アフター5は飲みに行く、ジム、一人カラオケが多いです。最近は県庁内の有志で集まりバドミントンをしています。
―月の残業は?―
月平均20時間くらいです。
―年間のお休みはどれくらい?―
採用初年度の休暇は年休12日、夏休5日で、その範囲内で自由に取得しています。
―公務員の勉強について―
参考書と過去問集を2冊だけ用意し何度も読み込みました。12月くらいから業務的に余裕が出てきたので平日の夜1,2時間、休日はなるべく時間を費やしました。
―応援メッセージ―
私のように入庁してから仕事のイメージギャップで驚いてしまう前に、ぜひ職場見学を活用して雰囲気を味わってください。私を含めどの部署の職員でも丁寧に分かりやすく説明させていただきます。
<業務風景>