職種紹介(情報職(警察))
職種紹介
情報職(警察)
警察では、警察官や警察事務職員が各分野でそれぞれ重要な仕事を行っていますが、情報通信技術(ICT : Information and Communication Technology)は欠くことのできない手段となっています。県民の皆様に身近な存在の運転免許証一つをとってみても、ICTなくしては成り立たず、ICTは警察活動の支えとなっています。
警察では、犯罪の予防、捜査、交通の取締、その他公共の安全と秩序の維持に資する情報システムを幅広く整備し、業務の合理化・効率化を図っています。また、AI(人工知能)やRPA(ソフトウエアを使った定型事務の自動化)などの先端技術を取り入れ、一層の質的向上を図っています。
情報職は、情報システムの整備から運用まで、警察におけるICT分野を担う専門の職種です。
主な業務内容
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情報システムの整備計画策定
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情報システムの仕様作成、発注(外注)、プロジェクト管理
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情報システムの開発(内製)
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端末やネットワークなど情報インフラの整備
主な配属先
主に警察本部の情報管理課に配属されますが、情報システムの運用所属などにも配属されます。
異動、キャリアアップについて
採用後1か月間、警察事務職員とともに警察職員としての基礎を作るための研修を警察学校で受けます。
異動周期は、特に決まっているわけではなく、人によって異なります。
キャリアアップに関しては、自らの努力次第で昇任できる制度が確立されています。昇任すれば部下を持ち責任ある仕事を任せられるようになります。
また、先輩職員の下で実務を通じた研修はもちろん、部外研修、近畿管区警察学校や警察大学校附属警察情報通信学校へ入校しての専門的研修を受ける機会もあり、スキルアップの機会があります。