職員紹介-水産職-

職員紹介ー水産職ー

農林水産部水産局資源管理課

松尾怜技師

【水産職】

平成30年度採用

―現在の業務―

   現在の主な業務は和歌山県内で使用される漁船の登録や総トン数を算出する測度業務です。また県内の遊漁船業者の登録事務や漁業調整に関する照会回答なども行っています。

 ―やりがい・達成感について―

   県内で使用される漁船に関係する事務(登録、建造、改造許可等)を主に行っているのですが、先日偶然自分が改造許可を出した漁船を使って水揚げされた魚を食べる機会があり、仕事の縁を感じました。現在は、本庁勤務で、現場に出る機会は少ないのですが、現場で実際の水産物に触れる機会があった時などこの仕事を選んで良かったと感じます。

【改造許可の認定業務】

改造許可認定業務2

改造許可認定業務

―職種として勤務する可能性のある職場・業務概要―

 私は水産の技術職での採用なので、本庁(資源管理課と水産振興課)のほか水産試験場での試験研究や海沿いの振興局での普及業務(現場での漁師さんへの指導など)が考えられます。また最近は技術職であっても様々な職場を経験したほうがキャリアアップにつながるとの考えから、水産とは直接関係がない部署にも配属されることもあります。

―職場の雰囲気―

    今の資源管理課では優しい先輩方にいつも助けられています。また同じ水産職の先輩は釣り好き、魚好きの方が多く、休日は一緒に釣りに出かけたりもします。

―採用後の苦労・イメージギャップなど―

 学生時代は魚の研究をしていたので、全く内容の異なる漁船登録の業務は予備知識もほとんどなく、最初は戸惑いがありました。また技術職で入庁しているので現場の仕事が中心と思っていましたが、本庁では、基本的にデスクワークが中心となるため、ここにもギャップがありました。もちろん試験場や振興局など、現場での仕事が中心となる職場もあるため、県庁での仕事を考えている方は本庁と出先、どちらの職場も想定しておくことが大切だと思います。

―学生生活、資格取得、公務員試験に関するアドバイス―

 時間がたくさんあって好きなことを思う存分できるのが学生生活の醍醐味だと思うので、何か一つで良いので熱中できる本当に好きなものを見つけてください。資格について私は在学中に小型船舶操縦免許と潜水士を取得しました。試験について和歌山県は筆記試験より面接試験重視なので面接対策を重点的に行えば良いと思います。面接では何も流ちょうに話す必要はありません。素のままでいいので自分の持ち味をアピールして、それが県政にどう繋がるのかを伝えられればきっと合格できると思います。

―趣味、休日やアフター5の過ごし方―

 終業後は一人暮らしのため、自炊等の家事。休日は趣味の魚釣りや外遊びに行くことが多いです。

―月の残業は?―

 時期にもよりますが、平均すると月10時間程度と思います。

―年間のお休みはどれくらい?―

 私の場合、1年目は年休5日、夏季休暇も5日取得しました。年休は1時間単位で取得できるため、自由度は高いと思います。

―公務員の勉強について―

 筆記試験は一般教養と専門科目(水産)だったので、どちらも満遍なく勉強しました。ただ私の場合は大学院での研究と並行しながらだったため、本格的に取り組みだしたのは一次試験直前の3か月ぐらいだったと思います。水産の試験を受けるにあたって『水産ハンドブック』は必携だと思います。『ハンドブック』以外では各県の採用試験の過去問だけではなく日本技術士会の水産部門の過去問が参考になった記憶があります。時事問題は参考書ではなく日ごろからニュースをよく見ることで対策しました。

―応援メッセージ―

 公務員試験は一般教養試験では出題範囲が膨大で、専門試験ではかなり細かい知識が求められます。その上論文や面接もあり、自分でもなぜ突破できたのかよくわからないくらいです。試験対策は大変だと思いますが、時には息抜きしつつ頑張ってください。皆様と一緒に働ける日を楽しみにしています。共に和歌山県の水産業を盛り上げていきましょう!

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