職員紹介-電気職-

職員紹介ー電気職ー

県土整備部都市住宅局公共建築課

冨塚凌技師

【電気職】

平成29年度採用

―現在の業務―

 県有施設の新築・改修工事の電気設備に関わる設計・工事の監督をしています。

 設計は、設計業務の発注から始まり設計図面の確認、積算を行っています。工事では設計を基に工事発注を行い、工事の進捗状況や設計の通り出来ての監理をします。

現場1 課内

―やりがい・達成感について―

 設計・工事を進めていく上で、不測の事態が発生する事もあります。それらの課題を解決し、何もなかった場所に新しく建物ができ設備が動いたり、古い建物や部屋がきれいになると利用される方々に非常に喜んでいただけ、関わることができて良かったと思えます。

現場2

―職種として勤務する可能性のある職場・業務概要―

○本庁・振興局(公共施設の新築、改修、修繕工事の設計・工事監理、県営住宅・庁舎の整備や維持管理業務、その他設備に関する企画、整備・維持管理等)

○工業用水道管理センター(和歌山市、海南市、有田市に立地する企業に対して、工業用水を供給する施設の維持管理業務)

○ダム管理事務所(県有ダムの維持管理、洪水時の放流対応等)

○公立大学法人や民間企業等への派遣(維持管理業務等)

―職場の雰囲気―

    現在の職場は雰囲気もすごくよく、仕事をしやすい環境です。業務を進めていく中で、わからないことや難しい課題もありますが、経験と知識の豊富な先輩や上司の方々が優しく、時には成長できるように指導してくれるので安心して仕事に向き合えます。また、親睦会等も定期的にあり、仕事だけではないところでも楽しい部分があります。

―採用後の苦労・イメージギャップなど―

 技術的な知識に関してはわからないことが多く、今でも苦労しています。電気職の業務は、学校で学んだ専門知識もさることながら、仕事を進めていく上で、その他の建築や機械設備に関する知識や法律に関する知識も必要になるので、その都度確認し業務につなげています。また、プロである業者の方々と現場で議論するというのは入庁後難しさを感じると思います。

   今の職場は現場に行くことが多く、よく公務員としてイメージするデスクに座って仕事をしているというのとはギャップがありましたが、今となっては、事務所と現場の両方を経験できるというのは気分もかわり、いい環境ではないかと思います。

現場3

―学生生活、資格取得、公務員試験に関するアドバイス―

 学生生活は、時間が多くあると思うのでいろいろな経験をすべきだと思います。年齢に関係なく多くの人と接し、様々な価値観に触れることは入庁してから役に立つはずです。 

    また、趣味等のリフレッシュの方法を見つけておくことも大切です。仕事を始めるとストレス等を感じることは少なからずあるので、それをうまくコントロールできる方法や趣味があるというのは大事だと思います。

 試験に関して、私が悩んだことは勉強を始める前です。事務職と違い電気職は、過去問や勉強方法等が書いてある問題集が多くないので、何をしていいのか悩みました。一般教養は、書店で参考書等を買って進めましたが、電気の専門科目は学校の勉強と電験3種の参考書や問題集を使って勉強しました。その中には関係していないところも多いですが、自分で見極めながらすすめていくしかないと思います。

   電験の知識は、入庁後の仕事にも一部関係しているところがあるので資格取得をおすすめします。

―趣味、休日やアフター5の過ごし方―

 休日や終業後は友達と食事や、お酒を飲みに行くことで楽しんでいます。土日が休みになるので、有給休暇等をうまく使って旅行に行ったり、体を動かしたり、実家に帰るなどリフレッシュの時間に使っています。

―月の残業は?―

 月10時間程度

   工事等の発注時期や、完成時期には業務が忙しくなり残業もしますが、そうでない時期もあり様々です。

―年間のお休みはどれくらい?―

 有給休暇:10日程度、夏休:5日

   有給休暇は1時間単位で取れますし、取りやすい環境だと思います。

―公務員の勉強について―

 勉強を始めた時期は、試験の半年前ごろです。電気の専門科目は、電験3種の参考書や私の場合は、電気科の大学院の受験勉強も重なっていたため、学校の勉強を並行して行っていました。毎日やるように心掛け、2,3時間程度していました。

―応援メッセージ―

 受験前には、仕事について知ることが大切だと思います。自分の受ける職種について調べることでイメージできれば、やる気も出てきていいと思います。勉強についてわからないことや、専門的なことが難しく試験勉強も大変だと思いますが、努力すれば結果に返ってきますので、諦めることなく最後まで頑張ってください。

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