職員紹介-林学職-

職員紹介ー林学職ー

森林整備課

 玉置祐芸技師     

【林学職】

平成29年度採用

―現在の業務―

 主に林業種苗の育成や森林病害虫等の防除業務を担当しています。

 林業種苗の業務では、森林の植栽に必要な山行苗木(スギやヒノキなど)の育成に携わっており、森林病害虫防除の業務では、松枯れの原因となるマツノマダラカミキリや、ナラ枯れの原因となるカシノナガキクイムシへの対策をすすめています。

 私は本庁勤務なので、振興局に比べるとデスクワークの比率は少し多くなりますが、県内各地へ現地調査に行ったり、担当者会議などで県外出張したりと幅広い業務場所で働いています。

〈苗畑現地調査〉 〈病害虫研修会〉
〈苗畑現地調査〉 

〈病害虫研修会〉

―やりがい・達成感について―

 特に林業種苗の業務においては、現在省力化対策としてのコンテナによる育苗や国民病と言われる花粉症の発生源対策として、花粉が出にくいスギ苗木の増産に力を入れて取り組んでいます。

 健全な森林づくりはもちろんですが、私の業務が県民の皆様の生活や健康にも貢献できることに、責任ややりがいを感じています。 

〈少花粉スギ挿付〉

〈少花粉スギ挿付〉

―職種として勤務する可能性のある職場・業務概要―

・本庁(各振興局のデータとりまとめ、林野庁などの他機関への報告。)

・各振興局(市町村のデータとりまとめ、主に現場が中心。林業事業体など各関係者との関わりも多い)

・林業試験場(試験研究を通じた技術開発の推進)等

―職場の雰囲気―

 職場では職員同士のコミュニケーションがきっちりとられ、仲間意識が強く弱点をカバーしあう環境が根付いています。また経験豊かな上司や先輩たちが優しく丁寧にサポートしてくれるので安心して業務に取り組めています。

―採用後の苦労・イメージギャップなど―

 先輩方のおかげで、これまで特段苦労したことはありません。唯一挙げるとすれば、働き始めのころは山歩きに慣れていなかったため、現地調査の際は先輩方についていくのに必死だった記憶があります。

 県職員というと「デスクワークを事務的にこなしていく堅いイメージ」がありましたが、実際働いてみると、自ら新しいものを提案し、より良いものを生み出していける環境が根付いており、常に臨機応変な対応が求められる非常にやりがいのある職場だと感じるようになりました。そういった良い意味でのギャップを感じています。

〈コンテナ苗植栽現地検討会〉
〈コンテナ苗植栽現地検討会〉

―学生生活、資格取得、公務員試験に関するアドバイス―

 私自身は部活中心の学生生活でしたが、働きだした今となっては「学生時代にもっと勉強しておけばよかった」と後悔しています。大学生の期間は、おそらく人生で最も時間を自由に使える期間です。自分の好きなことに打ち込むのももちろん大切ですが、その中でもちょっとしたすきま時間を見つけるなど、「学ぶ姿勢」を身に着けておくと、受験だけでなく、働きだしてからも役に立つと思います。

―趣味、休日やアフター5の過ごし方―

 趣味はスポーツです。職場ではソフトボール部に入っており、休日は同期や先輩たちと共に汗を流しています。また、同じ林学職の人たちと一緒に山歩きや釣りに行くなど、アウトドア活動が最近のマイブームになっています。

―月の残業は?―

 月にもよりますが、平均して10時間程度です。

―年間のお休みはどれくらい?―

 昨年取得した休みは、年休約10日+夏休5日です。

―公務員の勉強について―

 時期に関しては試験の半年前くらいから本格的に勉強を始めました。

 民間企業も視野にいれての就職活動であったので、1日3-4時間ほどとあまり勉強時間がとれませんでした。

 教養試験については、必須回答出題分野の対策を重点的に行っていました。市販の参考書はかなり充実しているので、試験パターンに慣れるように同じ参考書でも数回解き直ししていました。

 専門試験(林学)の勉強については、幸い大学での専攻が林学だったので基礎的な知識は吸収しやすかったです。ただ過去問が充実していなかったので、森林・林業白書や林業高校で使われている教科書などをひたすら読み込み、勉強していました。

―応援メッセージ―

 公務員試験では教養試験に加えて、専門試験があり幅広い知識を問われるので、なかなか大変ですが、努力した分だけ結果にあらわれやすいと思います。

 「あのとき○○していればよかった」とならないように、ぜひとも悔いのないよう精一杯頑張ってください。

 みなさんと一緒に働けるのを楽しみにしています!

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