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 新規採用職員は、本庁又は出先機関、各試験研究機関等に配属されます。Ⅰ種試験合格者の場合、採用時に本庁に配属された人は2年程度で出先機関の勤務となり、出先機関に配属された人は3〜4年で本庁等の勤務となります。その後、平均4〜5年サイクルで各課を異動し、さまざまな職場を経験することで、幅広い能力・知識の習得を図っています。また、年に一度希望する勤務先、職務について、申告する機会があります。
※主な配属先は令和3年10月1日現在のものです。組織改正により変更になる場合があります。

配属と移動の一例の図

昇任について

 主な役職は、主査(係長級)、主任(課長補佐級スタッフ)、班長(課長補佐級ライン)、副課長、課長、局長、部長となっています。Ⅰ種試験合格者で比較的速いペースの昇任は経験年数12年で主査となり、本庁と地方機関で合計7年の主査経験を経て主任になるケースです。
 昇任試験を実施していないので、昇任は人事評価等を踏まえ、総合的な能力・実績主義に基づいて判定し、やる気・能力のある若手職員の抜擢人事も行っています。



事務職 行政・学校・警察
さまざまな部署で業務に就き、行政をトータルに見つめる幅広い視野を養ったうえで、各自の適性を見極めていきます。



配属先
行政職
【本  庁】本庁各課、県議会事務局、
教育委員会事務局、各種委員会事務局
【地方機関】各振興局、各保健所、各県立学校
学校事務(Ⅲ種)
  • 市町村立小中学校等
警察事務
  • 警察本部・警察署等
情報職
情報通信技術を利活用することにより、県民生活の向上、行政事務の効率化、県内産業の振興、災害への対策などに取り組んでいます。情報政策課を中心にさまざまな部署で業務に就き、行政全体を理解した情報政策の専門家として活躍していきます。
配属先
【本  庁】情報政策課
建築職
まちづくり施策、景観施策及び住宅施策により調和のとれた地域づくりに取り組むとともに、建築確認、建築士指導及び公共施設の設計・工事監理により安全で安心な県土づくりに取り組んでいます。


配属先
【本  庁】都市政策課、建築住宅課、公共建築課
【地方機関】各振興局建設部
総合土木職
安全・安心な活力ある県土の実現のため、道路、河川、砂防、下水道、都市計画、港湾など幅広い分野で基盤整備に取り組むとともに、農業王国和歌山の産地を支える基盤づくり、元気な農村づくり、環境の保全に取り組んでいます。

配属先
【本  庁】県土整備部各課、農林水産総務課
農業農村整備課、廃棄物指導室
【地方機関】各振興局、和歌山下津港湾事務所、
ダム管理事務所(二川・椿山・七川)
電気職
県の産業を支える工業用水の供給施設の運転監視、保守管理や県民生活に必要な公共施設(県立学校・県営住宅・下水道施設)の電気設備に関する設計、施工監理の業務に取り組んでいます。また、県庁舎の施設管理やダム施設の管理運用も行っています。
配属先
【本  庁】公共建築課、管財課、公営企業課
【地方機関】工業用水道管理センター、
ダム管理事務所(ニ川・椿山・七川)
機械職
県の産業を支える工業用水の供給施設の運転監視、保守管理や県民生活に必要な公共施設(県立学校・県営住宅・下水道施設)の給排水設備、空調設備など機械設備に関する設計、施工監理の業務に取り組んでいます。

配属先
【本  庁】公共建築課、公営企業課
【地方機関】工業用水道管理センター
化学職
水質、大気環境の保全や廃棄物の適正処理推進など身近な分野から気候変動対策などグローバルな分野まで、環境に関する様々な課題の解決や快適な生活環境の維持形成に取り組んでいます。
配属先
【本  庁】危機管理・消防課、環境生活総務課、循環型社会推進課、環境管理課
【地方機関】環境衛生研究センター、各保健所
農学職
新品種育成や栽培技術の研究開発をはじめ、農家に対する生産技術や農業経営の指導、農産物の販売促進、担い手対策などを通じ、収益性の高い農業づくりを進めています。

配属先
【本  庁】農林水産総務課、食品流通課、
果樹園芸課、経営支援課
【地方機関】各振興局、農業試験場、
暖地園芸センター、果樹試験場、
かき・もも研究所、うめ研究所、
農林大学校、就農支援センター
林学職
「木の国」の名にふさわしく、県土の約8割が森林。林業・木材産業を支える人材育成及び良質な木材生産を推進し、県土を守る森林づくりを進めています。また、紀州備長炭の振興など、豊かで魅力ある山村づくりに取り組んでいます。
配属先
【本  庁】林業振興課、森林整備課
【地方機関】各振興局、林業試験場、
農林大学校林業研修部
水産職
和歌山県の水産の特性に応じた資源管理・漁場造成の推進、漁業経営の安定指導、漁場環境・漁場資源の調査研究、有用な水産動植物の増養殖研究などを通じ、収益性の高い水産業づくりに取り組んでいます。

配属先
【本  庁】水産振興課、資源管理課
【地方機関】各振興局、水産試験場
獣医師
家畜伝染病等の疾病予防と家畜の健康管理、食品衛生監視と検査等を通じ、食の安全・安心を提供するほか、バイオテクノロジーをはじめとした試験研究、動物愛護精神の普及啓発と適正な飼い方等の指導を行っています。

配属先
【本  庁】食品・生活衛生課、畜産課
【地方機関】動物愛護センター、各保健所、
畜産試験場、養鶏研究所、
各家畜保健衛生所
薬剤師
薬学の知識・技術をもって、医薬品等の品質・有効性・安全性の確保業務、食の安全確保業務、廃棄物の不法投棄対策、医薬品等の試験・研究業務、病院での調剤・服薬指導業務など、保健衛生の向上に取り組んでいます。

配属先
【本  庁】薬務課、食品・生活衛生課
廃棄物指導室
【地方機関】各保健所、工業技術センター、
こころの医療センター、
環境衛生研究センター
社会福祉士
社会福祉の知識・技術をもって援助に当たる専門職として、児童福祉法や生活保護法等に基づく相談対応などあらゆる相談・指導業務や福祉施策の企画・運営を行っています。
配属先
【本  庁】子ども未来課、障害福祉課
長寿社会課
【地方機関】各振興局、
子ども・女性・障害者相談センター、紀南児童相談所、仙渓学園
難病・子ども保健相談支援センター
心理職員
心理学の知識・技術をもって援助に当たる専門職として、児童相談所や県立の医療機関等において心理判定や心理療法等の業務を行っています。
配属先
【地方機関】子ども・女性・障害者相談センター
紀南児童相談所、
こころの医療センター、
仙渓学園、
精神保健福祉センター
精神保健福祉相談員
メンタルヘルス上の悩みを抱えた方や家族が、安心して地域で生活できるよう専門的な知識をもって、関係機関等と連携し、相談業務や社会復帰・社会参加促進を図るための支援を行っています。
配属先
【本  庁】障害福祉課
【地方機関】各保健所、精神保健福祉センター、
こころの医療センター
保健師
家庭訪問などの地区活動をとおして住民や地域の健康課題を把握し、他職種や関係機関と連携して地域包括ケアシステム構築に取り組んでいます。

配属先
【本  庁】医務課、健康推進課
長寿社会課、職員厚生室
【地方機関】各保健所
精神保健福祉センター
難病・子ども保健相談支援センター
子ども・女性・障害者相談センター
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