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 民間企業での研究員の職を経て、県庁に転職しました。当時、民間では結婚や出産を機に仕事をやめる女性も多く、県庁では育休などの制度と取得環境が整っていたことが、仕事を継続できた大きな要素でした。
 仕事は、異動のたびに新しいことを学び、その時々に大変なこともありましたが、やりがいや充実感も感じました。また周りの方々に恵まれ、学校行事や連続休暇など、子育て優先で過ごさせていただきました。次は管理職として環境を整える側でしっかり取り組んでいきたいと思います。
 妊娠中は、泊りの出張を代わってもらうなど、周りのサポートのおかげで安心して働くことができました。
 育児休業中は、初めての子育てに戸惑いながらも、日々成長する子供と一緒に、充実した毎日を過ごしました。
 復職後は、育児短時間勤務制度や育児部分休業制度を利用し、その時々の家族の生活に合った形で働いています。障害福祉の仕事はまだまだ学ぶことが多いですが、子供ができてからは、また違う視点で日々取り組んでいます。

出産・育児のサポート制度

和歌山県庁は、産前産後休暇や育児休業をはじめとした出産や子育てを支援する各種制度が整備されているとともに、代替の職員が配属されるなど、実際に制度が利用しやすい職場環境となっています。配属、仕事内容、昇任、研修とも男女の差はありません。
主な有給の制度

■産前産後休暇

出産予定日前8週間〜出産後8週間取得できる休暇

■育児時間休暇

3歳になるまでの子を育てるための休暇
〈1日2回各60分、又は1日1回120分〉

■妻の出産休暇

妻が出産する場合に取得できる休暇
〈入院の日から産後2週間の間で3日以内〉

■男性職員の育児参加休暇

産まれてくる子や小学校就学前の子の養育のための休暇
〈妻の産前産後期間中の5日以内〉

■子の看護休暇

満15歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある子の看護をするための休暇 〈1年につき5日まで〉
※対象となる子を2人以上養育する場合は10日まで

無給の制度

■育児休業

子が3歳になるまでの期間に取得できる休業
〈任期付きの代替職員が配属されます〉

■育児部分休業

子が小学校就学前までの期間に取得できる休業
〈1日2時間以内〉

■子育て部分休暇

子が小学校1年生から3年生までの期間に取得できる休暇
〈1日2時間以内〉

■介護休暇

身内の介護を必要とする場合に取得できる休暇
〈6か月以内〉

勤務形態の選択ができる制度

■育児短時間勤務制度

子が小学校就学前まで、勤務形態が選択できます
※給料月額は、勤務時間数に応じた額となります
①週5日……1日あたり3時間55分勤務
②週5日……1日あたり4時間55分勤務
③週3日……1日あたり7時間45分勤務
④週2日半…1日あたり7時間45分勤務×2日
                 1日あたり3時間55分勤務×1日
⑤週19時間25分〜24時間35分〈交替制勤務の職場のみ〉

■早出遅出勤務制度

小学校就学前までの子等の養育等のため、始業及び終業の時刻を変更することができます

   


※制度内容は令和3年10月1日現在の制度です。変更される場合があります。
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