国際化時代にふさわしい人権意識

日本の社会は、世界の各国との多方面にわたる交流が飛躍的に増大しており、今日、日本にもさまざまな国の人々が住むようになり、その人数は、急激に増えてきています。
そのため、言語、宗教、習慣などの違いから、外国人をめぐって、さまざまな人権問題が発生しています。
文化や習慣が違っていても、同じ人間として、お互いに理解して認め合い、それぞれの人権を尊重することは、とても大切なことです。
また、外国人であるという理由だけで、差別的取り扱いがされて給料や労働時間などの面で、日本人に比べて不利な条件で雇用されるといった問題も生じています。
言語、宗教、習慣などの違いを超えて、外国人の持つ文化や多様性を受け入れて尊重するとともに、外国人が偏見や差別を受けることなく、異なる文化を持つ人々とともに生きる社会の実現を目指して、国際社会にふさわしい人権意識を育むことが必要です。

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