宿根カスミソウ

主な収穫・出荷時期

宿根かすみそう和歌山県 西牟婁地域地図

和歌山県 西牟婁地域

  • 10月中旬から5月中旬
     
  • 主な産地
    田辺市、白浜町、上富田町

特徴

西牟婁地域では温暖な気候を活かして、昭和50年代から冬切りの宿根カスミソウ栽培が始まりました。特に昭和57年からは田辺市を中心に水田転作品目として急速に普及し、梅・みかんとの複合経営として定着しました。
小さな白い花が無数に咲いてふわっとかわいらしい姿は独特で、添え花などに活躍します。
作型は、大きく分けて8月から9月定植、10月から12月と4月から5月の2度切りの作型と、9月下旬から10月定植、1月から2月の1度切りの作型があります。この二つの作型を組み合わせて、産地として冬中出荷が可能になっています。
宿根カスミソウは、特に春には出荷輸送中に品質が落ちやすいことから、平成15年度からは水につけたまま輸送する「水活け輸送:バケット」を導入して、少しでも日持ちのする花を消費者に届けられるよう努力しています。
 

宿根かすみそうの花の写真
宿根カスミソウの花
栽培風景の写真
栽培風景

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