安藤柑(カンキツ)
南方熊楠が愛した幻のカンキツ
安藤柑とは
- 特徴
グレープフルーツに似た450グラムほどの果実で、あっさりとしていて実に上品な味。
博学者「南方熊楠」が大層好んだことから有名になった。
市場にはほとんど出回らず、今では地元の柑橘農家でさえ目にすることのない「幻のカンキツ」。
現在、田辺市上秋津で特産品化を図ろうと復活の兆し。 - 食べ方
生果でも食べられるが、味や香りが控えめでジュースにするとあっさりとしている。「南方熊楠」も愛飲していた。 - 来歴
田辺市上屋敷にある徳川時代の旧藩士「安藤治兵衛」の邸宅に自生していたと伝えられ「安藤みかん」と呼ばれた。
「南方熊楠」が晩年移り住んだ田辺市中屋敷の熊楠邸にも植栽している。
安藤柑の正式名は「絹皮」との説もあるが定かでない。 - 旬
1月から2月 - 産地
田辺市上秋津 - 生産量
1トン(平成24年度、きてら)
お問い合わせ先
秋津野直売所「きてら」 (0739-35-1177)
- 出荷期間
生果のみ 1月から2月 - 販売単位
1個、5キログラム箱、7.5キログラム箱、10キログラム箱(注文に応じて)