~農業遺産の認定に向けた取組~「高野山・有田川上流の持続的農林業システム」の現地調査が行われます

日本農業遺産の認定を目指す「高野山・有田川上流域の持続的農林業システム」(高
野町・かつらぎ町(花園)・有田川町(清水))について、審査委員による現地調査
が行われます。
1.日時:令和2年12月8日(火曜日) 9時~17時
※雨天決行の予定ですが、荒天等の場合は延期となります。
2.行程
9時 調査開始(高野町役場)
9時 ~11時10分 高野地域(高野六木の森、奥之院スギ特別母樹林、長伐期施業林)
11時10分~13時半 花園地域(コウヤマキ林、コウヤマキ出荷作業場、花圃の里)
13時半~15時50分 清水地域(あらぎ島、ぶどう山椒園、有田川町木材利用促進加工施設、体験交流工房わらし)
15時50分~17時 総括質疑(清水文化センター)
17時 調査終了
※調査の進行状況等により、行程を変更する場合があります。
※総括質疑は、冒頭のみ撮影可とさせて頂きます。
3.農業遺産申請者:高野山・有田川流域世界農業遺産推進協議会
4.調査団
(1)世界農業遺産等専門家会議委員(審査委員)
楠本良延委員(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構西日本農業研究センター上級研究員)
小谷あゆみ委員(フリーアナウンサー、農業ジャーナリスト)
(2)農林水産省職員(5名)
(参考)
日本農業遺産とは
・伝統的な農林水産業を営む地域(農林水産業システム)を、農林水産大臣が認定する
制度(創設H28)。
※世界農業遺産は、国連食糧農業機関が認定(創設H14)。
・和歌山県では、H27.12に「みなべ・田辺の梅システム」が世界農業遺産に、H31.2に
「下津蔵出しみかんシステム」が日本農業遺産に認定。
高野山・有田川上流域の持続的農林業システム
申請者:高野山・有田川流域世界農業遺産推進協議会
(会長:有田川町中山町長、副会長:かつらぎ町中阪町長、高野町平野町長)
システムの概要
・山上の聖地「高野山」を支えるとともに、平地の少ない有田川上流域の暮らしを発
展させた持続的農林業システム。
・高野六木制度により100を越える木造寺院を維持し、傾斜地でのコウヤマキなどのこうやりくぼく
仏花栽培や棚田の畦畔を利用した有用植物(保田紙の原料となるコウゾ、山菜など) けいはん
の栽培により、高野・花園・清水地域が互いに支え合い、平地の少なさを克服して
きたシステム。
令和2年度農業遺産申請状況(和歌山県)
申請システム:高野山・有田川上流域の持続的農林業システム
有田みかんシステム(有田市・湯浅町・広川町・有田川町)
一次審査結果:ともに一次審査を通過
(「有田みかんシステム」の現地調査は12月18日)
認定までのスケジュール
R2. 7.22 農林水産省への農業遺産申請書提出
R2. 9.18 一次審査(書類審査) 結果通知
R2.12.8 現地調査
R3. 1 二次審査(プレゼンテーション・質疑応答)
R3. 2 日本農業遺産認定地域・世界農業遺産への認定申請承認地域※の決定
※世界農業遺産への申請には、農林水産大臣による申請承認が必要
町担当窓口
高野町:建設課(0736-56-2934・小西)
かつらぎ町:花園地域振興課(0737-26-0321・草田)
有田川町:清水行政局産業振興室(0737-22-7105・三角)

関連ファイル

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