県内の山林種苗生産者が「全苗連生産者の集い」にて多数表彰!

令和元年9月5日木曜日、愛媛県松山市で開催される「全苗連生産者の集い」にて、以下の3名が受賞予定となっております。
特に苗畑品評会においては、昨年に引き続きコンテナ苗、裸苗両部門での受賞となりました。

平成30年度全国山林苗畑品評会
全国の民営苗畑における育苗技術と経営の改善意欲の高揚を図り、優良種苗の生産及び苗畑経営の改善向上に資することを目的に毎年実施し、都道府県単位の審査で選ばれた後、地区単位及び全国単位の審査を経て選考。
受賞者
・林野庁長官賞(裸苗部門):久保拓人氏(有田川町)
 祖父から受け継いだ生産施設等を活用し、経営の合理化、生産技術の向上に熱心に取り組んでいる。今回出品したスギ苗木は、苗が十分に太く、苗高や得苗率が優れている点が評価された。
・全苗連会長賞(コンテナ苗部門):中川文恵氏(田辺市)
 視察などの情報収集を積極的に行い、優良苗木生産に係る技術向上に取り組んでいる。計画的な苗木生産や、将来の目標達成に向けた生産性向上の取り組みが評価された。
令和元年度山林種苗等生産事業功労者
全苗連の振興に特に功労のあった個人または団体について表彰が行われる。全苗連及び都道府県知事が推薦したもののうちから選考委員会が選考。
受賞者
・全苗連会長賞:竹田二郎氏(串本町)
平成22年より和歌山県山林種苗協同組合の副理事長を務めており、同組合の育成強化及び、組合員の指導育成に努めている。又、自らも種苗育成を行い、優良品種や少花粉品種の育成など、時代の先端を見据えた取り組みを行っている。

(参考)
「全苗連生産者の集い」
全国各地から約250名の生産者が集まり、表彰や基調講演などが行われる。開催地は持ち回り。
「コンテナ苗」
根鉢が成型された鉢付き苗で、根巻きが生じない。また、小型軽量であり通年植栽が可能なため、造林の低コスト化に向けて近年大きな注目が集まっている。

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