県内の山林種苗生産者が「全苗連生産者の集い」にて多数表彰！

※県庁・有田振興局・日高振興局同時資料提供

平成30年9月6日(木曜日)、岡山県岡山市で開催される「全苗連生産者の集い」にて、以下の3名が受賞予定となっております。

特に苗畑品評会においては、昨年に引き続きコンテナ苗、裸苗両部門での受賞となりました。両部門同時での林野庁長官賞受賞は県内初です。

平成29年度全国山林苗畑品評会

全国の民営苗畑における育苗技術と経営の改善意欲の高揚を図り、優良種苗の生産及び苗畑経営の改善向上に資することを目的に毎年実施し、都道府県単位の審査で選ばれた後、地区単位及び全国単位の審査を経て選考

受賞者

・林野庁長官賞（コンテナ苗部門）：坂上()秀()信()氏（有田川町）

時代の要請に迅速に呼応し、コンテナ苗木の生産に取り組もうと意欲的である。長年培った知識と経験により、経営の合理化、生産技術の向上に熱心に取り組んでいる。

・林野庁長官賞（裸苗部門）：川口()源()治()氏（御坊市）

機械化を進めるとともに、労務の適正配置を行い、経営の合理化に積極的である。長年優良苗木の生産に取組み、その熱意は今も衰えていない。

全苗連の振興に特に功労のあった個人または団体について表彰が行われる。全苗連及び都道府県知事が推薦したもののうちから選考委員会が選考。

受賞者

林野庁長官賞（感謝状）：田端()宏()氏（御坊市）

長年において和歌山県山林種苗協同組合の育成強化に努力され、同組合員の指導育成にあたるとともに自らは種苗育成、特に養苗技術の向上と、計画的生産に基づく苗畑経営の合理化、品質管理等に意を注いできた。

・全苗連会長賞：坂上()秀()信()氏（有田川町）

和歌山県山林種苗協同組合の副理事長としても、組合員相互の親密向上は勿論のこと、苗木需給の確保と苗木の品質水準の向上等に積極的に取り組まれ、組合の発展と振興に大きく寄与された。

「全苗連生産者の集い」

全国各地から約250名の生産者の方が集まり、表彰や基調講演などが行われる。開催地は持ち回り。

「コンテナ苗」

根鉢が成型された鉢付き苗で、根巻きが生じない。また小型軽量であり通年植栽が可能なため、造林の低コスト化に向けて近年大きな注目が集まっている。