よくある質問(鳥獣関係)について
質問:家の軒下に鳥の巣ができてしまったが、どうすればよいか。
回答:鳥や巣の中の卵を撤去することは、鳥獣保護管理法により禁止されています。
鳥は成長したら巣立っていきますので、それまで見守っていただければ幸いです。
巣については、鳥が巣立った後に撤去することは可能ですが、巣の中に卵が残っていないか確認してください。
また、巣は1日・2日でつくられるものではありません。
困る場所に巣を作り出したときは、事後ではなく事前に撤去すれば別の場所へ移動しますので、軒下や車庫などを日常的に点検するようにしてください。
質問:鳥のヒナが落ちているので、助けてあげてほしい。
回答:まず、羽毛が生えそろってるか確認してください。
羽毛が生えそろっている場合、巣立ち直後のヒナでまだ上手く飛べないこともあります。羽ばたいたり、親鳥を追ったりすることで次第に飛べるようになりますので、むやみに触らないようにしてください。また、人間が近くにいると親鳥は警戒してヒナのそばに来ることができませんので注意してください。
巣立ち前のヒナの場合、巣の場所がわかるなら巣に戻してあげてください。その際、安全や衛生を考慮し手袋等をつけて作業することを推奨します。
巣の場所がわからなくても、親鳥はヒナの声で気づきますので、街路樹や茂み等の目立たない場所に移動させてあげてください。
なお、人間による行為(交通事故、いたずら等)によりケガをした場合は救護対象になることもありますが、
他の動物に襲われた際や地面に落下した際のケガは、自然の中で起きたことですので、人間の手を介入させず自然の摂理に任せます。
質問:蜂の巣を駆除してほしい/庭にヘビが出たので駆除してほしい
回答:昆虫や爬虫類・両生類は、鳥獣保護管理法の対象である野生鳥獣には該当しません。
また、職員がご自宅に伺って駆除することも行っておりませんので、ご了承ください。
土地や建物の所有者及び管理者の方に責任をもって駆除していただくようお願いしておりますが、 必要であれば専門駆除協会をご紹介します。
関連リンク
- 日本野鳥の会(ヒナを見つけたら) (外部リンク)