就農支援センター10月の特別研修内容
就農支援センター10月の特別研修内容を紹介します。
産地現見学
10月24日、県内の産地を見学する「産地研修紀北から有田地域」を開催
- 特別研修には社会人課程および技術修得研修の研修生計11名が参加
- 湯浅町田地区のみかん栽培と加工に取り組む「株式会社小南農園」
- 紀の川市にある「JA紀の里めっけもん広場」
- 紀の川市桃山町で葉ボタンを栽培している「小川真司氏」
- 紀の川市貴志川町で新規就農しイチゴを栽培している「川﨑哲也氏」
- 研修生は各訪問先の農家からみかんや葉ボタン、イチゴなどの栽培技術や生産状況、経営、販売方法等の説明を受けた後は質問を行い、六次産業化や農業経営、産地の動向等の理解を深めた。
調味梅干し等の加工実習
10月30日、就農支援センター研修館において、「調味梅干し等の加工実習」を実施
- 講師:高垣せり氏(田辺市生活研究グループ連絡協議会会長)、畑田京子氏(元普及指導員)
- 社会人課程の研修生の他、技術習得研修の研修生も含め13名が参加
- この特別研修は、6次産業化の推進を目的に実施した研修で、研修生が自ら漬けた白干し梅を使用した。
- 講師の加工実習と説明実演から始まり、参加した研修生は真剣に様子を見ながらメモをとる姿が見られた。
- 研修生が4グループに分かれ、講師が各テーブルを回りながら各自が調味梅干しを完成させた。
- 「簡単に調味梅干しが作れるとは思わなかった。自宅でも作ってみたい」と研修生たちの声が聞かれた。
- 調味梅干しは一週間程で食べられ、商品となる。また、白干し梅や梅酢、梅シロップの活用法についても紹介した。
- 今回の加工実習で得た知識や情報を元に家庭の梅消費意外に、就農後の6次産業化を考えるための糸口とする。