就農支援センター社会人課程令和2年1月の研修内容
就農支援センター社会人課程令和2年1月研修内容を紹介します。
実習
野菜:コマツナとイチゴ及びブロッコリーの収穫出荷・調整、ミニトマト出荷調整、トマトトーン散布、多段サーモ説明
- コマツナを収穫し、大きさ別に分け一束300グラムに結束し、出荷調整。
- 適期着色のイチゴを収穫し、大きさ別にわけ、パック300グラム詰め、出荷調整。
- 11月に引き続きブロッコリーを収穫し、花蕾の大きさ別に分け出荷調整。
- 収穫したミニトマトを大きさ別に分け、パック200グラム詰め、出荷調整。
- ミニトマトにトマトトーン散布処理。
- 暖房費削減のため、時間帯より温度を設定できる多段サーモを説明。
花き:スターチス収穫・出荷調整、トルコギキョウ・カンパニュラ定植、トンネルストック収穫・出荷調整
- スターチスの収穫・出荷調整
1)令和元年度のスターチスの品種は以下の5品種
(1)県オリジナルの紀州ファインイエロー(黄色)、紀州ファインパール(白色)、紀州ファイングレープ(グレープ)、紀州ファインラベンダー(ラベンダー)、(5)サンデーバイオレット(ミヨシ、ガク:紫色、花:白、地域慣行品種)
2)スターチスの切り前は上から数えて、第5節のブラシ(花房)が90パーセント開花したもの - トルコギキョウ・カンパニュラ定植
1)トルコギキョウ苗は12センチ7条ネットで中一条抜き6条植。
2)カンパニュラ苗は15センチ5条 ネットで中一条抜き4条千鳥植。
3)両苗とも無加温パイプハウスに定植したため温度確保を目的にトンネル被覆。 - トンネルストックの収穫・出荷調整
- トンネルの一本立ちストックは、ハウスと異なり一斉に切り前となったので、後片付けの作業と併用して根抜き収穫。
トンネルのストックは草丈が短く、殆どが60センチの規格Mであった。
果樹:ポンカンとはるみの収穫出荷・調整、ブルーベリーとキウイのせん定、ウメせん定枝粉砕、山椒定植
- 適期のポンカンを収穫し、大きさ別に選別し、出荷。
- ブルーベリーのせん定方法を説明・指導後、せん定。
- 粉砕機の入り口に衣服が巻込まれないこと、吹き出し口め前に立たないように注意し、ウメのせん定枝を粉砕。
- キウイのせん定方法を説明・指導後、せん定。
- 山椒の定植方法を説明後、定植。
- 適期のはるみを収穫し、大きさ別に選別し、出荷調整。