就農支援センター社会人課程12月の研修内容
就農支援センター社会人課程12月研修内容を紹介します。
実習
野菜
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キャベツとミニトマト及びハクサイ、イチゴの収穫と出荷調整
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キャベツの収穫・出荷調整 (12月2日)
1)8月20日は種のキャベツを収穫し、出荷調整。
2)収穫は結球表面に光沢がましたものとし、外葉を1枚残して収穫。
3)収穫キャベツは、ほ場で重量別に選別し、段ボール箱詰。 -
ミニトマトの収穫と栽培管理(12月10日)
1)ミニトマトの収穫とトマトトーンによる受粉、主枝の誘引、芽かき、下葉かき等の栽培を管理。
2)ミニトマト栽培ハウスにおいて’青枯病’と思われる株が発生。
発病した株の地際部茎片を水に浸けて検定し、「乳白色の菌泥が流れでた」ことで’青枯病’と確定。 -
ハクサイの収穫出荷調整(12月12日)
1)8月26日は種のハクサイを収穫し、出荷調整。
2)収穫するハクサイは、結球頂部を軽く押さえて締りがあるものとし、「ハクサイ専用の収穫鎌」を用い収 穫した。
3)収穫したハクサイは、ほ場で重量別に選別し段ボール箱に詰めた。 -
イチゴの収穫出荷調整(12月12日)
1)10月3日に定植したイチゴを収穫し、出荷調整。
2)収穫は低温期の12月から2月は、果実が9から10分着色を適熟として収穫する。イチゴの果実は丁寧に優しく扱うよう説明。
3)収穫したイチゴは、重量別に選別し、一パック当たり300gを詰めた。
花き
- 宿根カスミソウと切り花葉ボタン及びスットックの収穫と出荷調整等
- 宿根カスミソウ収穫説明・出荷調整(12月6日、12日、18日)
1)宿根カスミソウの切り前を説明。
2)宿根カスミソウの主軸は70センチで切り、残った下部の枝も別に収穫し、一株で主軸と枝で採花。
3)宿根カスミソウは主軸と枝、別々に調整し、主軸は5本1束、枝は10本1束で出荷。 - 切り花葉ボタンの収穫・出荷調整(12月16日、23日)
1)今年度の切り花葉ボタンは、白色の’晴れ姿’、’フレアホワイト’、紅色の’初紅’、‘フレアローズ、’恋姿’を栽培し、年末に向けて収穫。
2)切り花葉ボタンの出荷調整は一回り緑の葉を残し、長さ別に選別。
3)切り花葉の規格は草丈50センチがL、40センチがM、30センチがSと、選別。
4)草丈が短いSの葉ボタンを束ね、新聞での包装するは困難。 - ストックの収穫・出荷調整(12月23日)
1)四ないし五輪開花したのが、ストックの切り前。
2)草丈を長くするために、ストックは地際で採花。
3)ストックの出荷規格は他の切り花と異なり、草丈75センチが2L、70センチがL、60センチがM。
果樹
- イチジク・ブルーベリーのせん定、温州みかん・ゆず収穫・出荷調整、中晩柑袋かけ等
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イチジク、ブドウ、ブルーベリーせん定
1)イチジク、ブドウ、ブルーベリーといった落葉果樹をせん定した。
2)落葉果樹は落葉する休眠期の11月から12月にせん定する。
3)切る枝や枝を切る際の注意点について指導しながら、せん定した。 -
温州みかん、中生品種川田温州、ゆずの収穫
1)温州みかんは、早生品種’宮川早生’と’田口早生’を収穫し、中生品種’川田温州’、ゆずも収穫。
2)収穫した果実は、出荷調整の仕方や基準について指導しながら、選別や出荷のための梱包。 -
中晩柑の袋かけ
・凍害や鳥害などの防止のため、果実袋や伸縮性が有り再利用可の「サンテ」を’清見’と’せとか’及び’不知火’、’はるみ’に被覆。