就農支援センター社会人課程11月の研修内容
就農支援センター社会人課程11月研修内容を紹介します。
実習
野菜
- ミニトマトハウス内張り、ブロッコリー・レタスの収穫と出荷調整、タマネギ植え付け、キヌサヤエンドウ収穫と出荷調整等
- 
    ミニトマトのハウスに内張カーテン設置(11月1日) 
 1)最低室温が12度を下回ったのでハウス内に内張りカーテンを設置。
 2)内張りカーテン設置によりハウス内の保温効果が高まり、暖房費を削減できることを説明し、カーテン設置の手順を説明し設置。
- ブロッコリー、レタスの収穫と出荷調整(11月7日) 
 1)8月5日は種のブロッコリーと、9月2日は種のレタスを収穫・出荷調整。
 2)ブロッコリーの収穫適期は花蕾の大きさを見て(花蕾大10~15センチぐらい) 、レタスは結球部分を軽く押して、しまり具合を確認してから収穫することを説明。
 3)収穫後のブロッコリーは花蕾の大きさ別に、レタスは重量別に選別し、セロハンで包装し出荷調整。
- 
    タマネギ苗の植付け(11月13日) 
 1)9月25日には種したタマネギの苗を採取し、本圃に植付。
 2)植付け方法を説明し、株間の目印をつける通称「コロコロ」で印を付け株間11センチ間隔に植付。
- キヌサヤエンドウの収穫・出荷調整(11月19日) 
 1)9月20日は種のキヌサヤエンドウを収穫し出荷調整。
 2)収穫適期は若莢とし、一 莢ずつ収穫するほか、二莢付きの莢は「アベック莢」とし て収穫した。
 3)収穫後は莢の大きさ別に選別し出荷調整。
花き
- 小ギク収穫 、ハウス内張りビニール・暖房用ダクト設置、スプレーストック摘芯等
- 小ギク収穫・出荷調整(11月5日)
 1)小ギクの切り前を説明。
 2)小ギクの収穫は草丈を長くするために、株元地際で切ることを説明後、小ギク収穫。
 3)小ギクの出荷調整時、咲き過ぎの花と枯れ葉を除去することを説明後、出荷調整。
- スターチス・宿根カスミソウハウス内張り張り(11月8日)
 1)8号のキンギョウハウスを元に、ハウス内張り構造を説明。
 2)内張りの手順は、以下の通り
 (1)出入り口の妻面を上・下に分けて設置。
 (2)天内張り被覆の中央を天支柱に合わせて設置。
 (3)天内張り被覆を巻下げ、被覆資材に皺が付かないように、固定支柱の端から設置。
 (4)側面内張り設置の際、側面被覆に皺が付かないように、固定支柱の端から設置。
- 
    ハウス内暖房用ダクト設置(11月20日) 
 1)暖房機用ダクトの設置方法の概要を説明。
 2)暖房機の吹き出し口は、下付き(スターチスハウス設置)と上付き(宿根カスミソウハウス設置)があり、ダクトの設置方法が異なると説明。
 3)下付き吹き出し口へのダクトの設置説明。
 4)ダクト最終排出口の設置方法を説明。
- 
    スプレーストック摘芯(11月20日) 
 1)スプレーストックの摘芯方法を説明。
 2)枝一本残し、蕾を除去して、摘芯。
果樹
- キウイフルーツ収穫、梅のせん定等
- キウイフルーツの収穫(11月7日)
 内容:品種の特徴や収穫方法、大きさなど説明後、果実を収穫し、収穫果実は形やキズ果など選別し、貯蔵した。
- 梅せん定指導2(11月1日、14日、28日)
 内容:梅は落葉する休眠期の11月から12月までにせん定をする。樹勢や越冬病害虫の発生状態など確認し、枝を切る際の注意点について指導しながら、せん定した。




































