令和元年度就農支援センター社会人課程5月の研修内容
就農支援センター社会人課程5月研修内容を紹介します。
講義
- 県内果樹産地と産地状況
- 県内野菜産地と産地状況
- 県内花き産地と産地状況
- ナス科の栽培
- オクラ・スイートコーンの栽培
- キクの栽培
- 営農の方式
- 病害虫防除と農薬の安全
- 土壌肥料
実習
野菜
- ニンニク収穫、イチゴ苗管理、ナス定植、ミニトマト収穫等
・茎葉が半分ほど枯れたらニンニクの収穫適期で、抜き取り後乾燥させてから皮を剥いて出荷調整。
・イチゴは茎を伸ばして、親と同じ性質の株を繁殖すること、 苗は高価なため、親株から増殖して子株を確保する。
花き
- 輪ギク採穂・挿し芽、千両苗定植・誘引、スターチス・キンギョソウ収穫・出荷調整等
・輪ギクの採穂は展開葉5枚を残し、一定株数に揃えること、挿し芽の際は挿し芽後に芽の周囲の培土を押さえることが重要である。
・千両の苗の定植は株間35センチメートル、二条千鳥、1株に苗を2本、根が表土に出ないように深植すること、定植後伸びた茎は真っ直ぐに伸びるように誘引する。
果樹
- イチジク管理、梅園草刈り ブルーベリー防鳥ネット設置等
・イチジクの果実着色向上対策として、5月下旬に外側に広がった結果枝を内側に誘引する。
・草刈り機操作では、安全のため作業に適した服装、手袋、安全な長靴の着用が重要。
・ウメの樹木の下では、姿勢が低くなるため周囲状況を確認して草刈機を操作すること。