平成30年度技術修得研修第2班第3週目を開催しました。
12月10日(月曜日)
講義
- 葉茎菜の栽培その1
- 軟弱野菜の栽培
実習
- レタス(品種:菊川)の収穫
・収穫時期のレタスの結球状態を確認しました。
・結球したレタスを手で押してみて固くしまったら収穫時期で、裂球と抽たい球は除きました。
・出荷時のレタスに調整するのに、余分な葉を除きました。 -
キャベツ(品種:松波)の収穫
・キャベツは結球した手で押してみて固くしまったものから収穫しました。
・収穫したキャベツは、一箱当たり3Lは6個、2Lは7個、Lは8個、Mは10個ずつ詰めました。
・一箱の重さ10キログラムを確認後、蓋をホッチキス止めました。
12月11日(火曜日)
講義
- ウンシュウミカンの栽培その2
- スターチス・宿根カスミソウの栽培
実習
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前回に引き続き、ウンシュウミカンを収穫し、今回は取り忘れに注意しました。
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イチジクのせん定の説明を受け、のこぎりでせん定しました。
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せん定後の切り口が大きく、乾燥や枯れ込みを防止するために、「トップジンMペースト」を処理することを教りました。
12月12日(水曜日)
講義
- 鳥獣害と対策
- ウリ科の栽培その2
実習
- 獣害対策として、電気柵を設置しました。
- 電気柵では、安全面について充分に注意しながら、効率的な設置方法を学びました
- キヌサヤエンドウ(品種:美笹)はハサミで若莢を、ウスイエンドウ(品種:きしゅううすい、紀の輝) は子実が十分に肥大した莢を手で収穫した。
- ウスイエンドウの選別は、さやの中の子実が4粒のものはLに、3粒のものはMに分けた。
12月13日(木曜日)
講義
- ブルーベリーの栽培
- 気象災害の種類と対応
実習
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ブルーベリーのせん定の時期は、落葉後から春の芽吹く前までの12月から翌年の2月頃と教わりました。
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ブルーベリーのせん定する枝は以下のとおりと教わり、指導とおりに実施しました。
・混み合った部分の細い枝や下垂枝 。
・昨年の生り枝。
・内向き枝。
・花芽の着いていない芽・9月以降の充実しなかった枝。
- キウイフルーツ(品種:香緑とアップルキウイ)は追熟するので、果実が硬くても収穫しました。
12月14日(金曜日)
講義
- 環境保全型農業
- 一年草の栽培その3(葉ボタン、カンパニュラ)
実習
- 葉ボタン(品種:白は晴姿、紅は初紅)の収穫
・葉ボタンの収穫は、茎が太くせん定バサミを用いて地際ぎりぎりで収穫しました。
・葉ボタンは正月用花材のため、12月内に計画的に出荷することを教わりました。 - 葉ボタンの出荷調整
・着色部の外側に2周り程度未着色の葉を残してかき取りました。
・葉ボタンは草丈が短いので、30センチをL、30センチ以下を2Sにしました。
・葉ボタンの草丈が短いので、5本で一束とし、2束(計:10本)で包装しました。