技術修得研修第2班第5週目
技術修得研修第2班第5週目を開催しました。
2月3日(月曜日)
- 講義:カキ、モモ、ブドウの栽培
- 果樹の実習:せん定枝処理、柿せん定
- 粉砕機の操作の際、送りローラに巻込まれないように、また粉砕物が体に当たらないように、粉砕機の前に立たないように注意し、せん定枝を粉砕
- 柿のせん定の説明を受け、各研修生がせん定に挑戦
2月4日(火曜日)
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講義
農業機具の構造とメンテナンス
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花の実習:スターチス収穫・出荷調整
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スターチスの着色部は「ガク」であり、その中の白い部分が「花」。
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スターチスの切り前は、上部から数えて5段目の花房(ブラシ)の「ガク」が90パーセント以上開いたもの、花房が5個以下のものは、最下部の花房で判断。
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収穫時の注意点は以下の2つ
1)株元の「新芽」と「新葉」を芽切りハサミで傷つけない
2)収穫スターチスは他の株に絡まないようにフラワーネットの下から抜くこと -
出荷調整時は、始めに花房数で選別し、次いで各花房数毎に切り花長で選別。
2L:花房数5個以上・切花長70センチメートル、L:花房数4個・切花長60センチメートル、M:花房数3個・切花長50センチメートル
2月5日(水曜日)
- 講義(聴講生3名含む)
- 農業共済制度と収入保険制度の概要
- ウリ科の栽培その2
- 野菜の実習:ミニトマト管理収穫・出荷、管理
- ミニトマトの収穫は、完熟した果実のみを収穫すると説明後、ミニトマト収穫
- 果実を収穫した下部の葉を除去することにより病害発生を防止する。
- 着果促進を目的とする「トマトトーン散布」の代用に「マルハナバチ」を用いることにより省力化
- 多段サーモ(時間帯により、室内温度を詳細に設定できる)を用いることによるハウス内の暖房費削減化
2月6日(木曜日)
- 講義
- 果樹園の改植
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果樹の繁殖
- 野菜の実習:イチゴ収穫完了・出荷調整説明、トラクター耕耘
- イチゴの収穫は以下の点に注意する。
1)果皮を傷つけないよう丁寧、2)果実温度が低い早朝に、3)着色(冬期・・・10分着色、春期7分着色)を見ながら。 - イチゴの出荷調整は、果実の大きさを揃え、見栄えがよいように丁寧にパック詰めする。
- ブロッコリー作付け後,土壌の物理的改良と作物の耐病性を強くするケイ素の供給源として籾殻を施用
- トラクター運転・操作説明を受け、トラクター操作の指導を受けながら、籾殻をすき込
2月7日(金曜日)
- 講義
- 根菜類の栽培
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野菜の接ぎ木
- 営農設計発表会・修了証書授与式。