紀の国森づくり基金活用事業平成24年度使途

紀の国森づくり基金 平成24年度の使途

平成24年度の紀の国森づくり基金について使途をお知らせします。
事業の詳細は下表のとおりで、間伐を重点的に実施し事業実績額合計は251,454千円となりました。
これまでの6年間で実施した事業の総額は1,044百万円となり、平成24年度末現在の基金残額は532百万円となっています。
今後も県民の皆様からいただいた貴重な財源をもとに、森林環境の保全と森林と共生する文化の創造を積極的に推進し、森づくりのための効率的かつ効果的な事業を行っていきます。

公募
区分 管轄 応募団体 事業名 事業目的、内容 補助額
(円)
写真等
資料
一次公募 海草 和歌山市 森林公園整備事業 和歌山市では、関空土砂採石跡地の一部を、森林公園として復元改革を進めており、基金事業以外でも、市民ボランティアの協力(苗木等寄附)を得ながら植樹を例年行っている。しかし、進入口から散策エリアまでの通路付近の一部は、雨の後には足場が悪く、散策が困難な状況で、植栽も十分でないことから、通路の木製歩道の整備と市内小学校の生徒による植樹を行い、市民の皆様が安全に散策の出来る自然観察エリアを整備した。
  • 参加者252人
6,901,000円 1.pdf.pdf(PDF形式 398キロバイト)
一次公募 海草 和歌山市 森林体験事業 和歌山市民の多くは、身近で山野に親しむ場が少なくなっており、自然や森林本来の大切さがうすれつつある。この事業では森林の大切さを学習したり木材利用を学んだり、参加者が直接木材に触れる事で地元材利用の重要性を学習するため、林業体験教室と木工体験教室を開催した。
  • 参加者89人
224,220円 2.pdf.pdf(PDF形式 380キロバイト)
一次公募 海草 和歌山市 お城の森をまもり・育てる事業「虎伏の森再生事業」 和歌山公園の森「虎伏山」は、市街地の貴重な緑地地帯として多くの市民の憩いの場となっており、中心市街地の貴重な緑地空間として、多くの市民が訪れる散策の場、憩いの場として親しまれている。そこで、「虎伏山」樹木調査、森林整備、木工教室、「虎伏の森」散策会を実施し、多くの県民や観光客が訪れる森林資源の重要性、虎伏山の森を身近に感じていただいた。
  • 参加者89人
2,337,254円 3.pdf.pdf(PDF形式 509キロバイト)
一次公募 海草 水軒の浜に松を植える会 水軒の浜の松林を再生する事業(第5期) 水軒の浜は、海の埋め立てによって、潮害防備林も解除され、放置された結果、荒廃している。ここに国の史跡に値する石積みの堤防が発掘されたのを契機に「史跡石積堤防」、「白砂青松」、「健康推進」をテーマとする松林を再生する。これにより堤防の保存展示とともに市民の憩いと健康推進に寄与出来る歴史公園を実現する。事業全体は約2キロメートルの水軒の浜に松を5年計画で植栽する。本年度は、「クリーン大作戦」、「水軒の浜シンポジウム」、「会員・市民による松植樹」、「中学生による松植樹」を実施した。
  • 整備面積0.70ヘクタール
  • 参加者350人
959,098円 4.pdf.pdf(PDF形式 240キロバイト)
一次公募 海草 西浜中学校同窓会(浜友会) 紀州の森を学び、間伐と木工の体験活動 次世代をになう子供達に、森の役割と大切さを学び、ぬくもり感のある木の良さを感じながら、ものづくりの楽しさを体感してもらうことを目的に、間伐及び木工体験教室、森林の役割と大切さの研修、間伐材を活用したフィールドアスレチック遊具の製作を実施した。
  • 参加者23人
436,558円 5.pdf.pdf(PDF形式 180キロバイト)
一次公募 海草 特定非営利活動法人きのくに子どもNPO 熊野の里山整備体験と自然観察 平成23年9月の台風12号により被害を受けた田辺市をフィールドに、森林被害の講義、ネイチャーゲーム、山整備体験(間伐・下草刈り・枝打ち)、自然観察等を実施し、子供達が山林保全の重要性・必要性、次世代へ引き継いで行く大切さを学んだ。
  • 参加者50人
368,280円 6.pdf.pdf(PDF形式 2,320キロバイト)
一次公募 海草 特定非営利活動法人和歌浦湾海業 沖見の里整備・植樹 和歌山を愛し、貢献できる人間、真の和歌山の底力を育てることを基本目的とし、旧雑賀崎小学校跡地と接続する公園の草刈りや整備、ヤマザクラ等の植栽を行った。
  • 参加者100人
169,310円 7.pdf.pdf(PDF形式 3,930キロバイト)
一次公募 海草 球星クラブ 森林や自然とふれあい体験・学習する会 自然と接する機会の少ない子供を中心とした参加者が、森林に触れ、体験・学習をとおし、一人でも多くの方々が「自然=森林」の役割や重要性について理解を広めていく事を目的として、森林セミナー、間伐体験を通じ、森林のはたらきを理解し、適切な森林管理の重要性、必要性を学習するとともに、間伐材を活用した木工体験により、身近な木材の活用を体験した。
  • 参加者100人
604,156円 8.pdf.pdf(PDF形式 215キロバイト)
一次公募 海草 海南市 みんなでまわそう海南の森づくり 海南市内は市街化が進み、子供には、森林とふれあいながら森林の機能や大切さを学ぶ機会が減少している。
そこで、間伐、製材、製作の一貫体験を通して、森林に興味・関心を持ってもらい、森林は再生可能な循環資源であること、地球温暖化を防ぐ高い効果がある事を学んでもらう事を目的に「森林セミナー及びネイチャーゲーム」、「間伐作業体験」、「間伐材を利活用した家具の製作体験」を実施した。
  • 参加者58名
394,651円 9.pdf.pdf(PDF形式 1,271キロバイト)
一次公募 海草 特定非営利活動法人自然回復を試みる会ビオトープ孟子 孟子不動谷那賀寺鎮守の森の活性化事業 孟子不動那賀寺の鎮守の森及び背後に位置する雑木林を適度な伐採や林内整理を行うことにより活性化し、その中に流れる不動池から孟子不動滝につながる水路を清掃することにより滝の流れを正常化させた。また、事業には、地元住民や県民にも参加を呼びかけ、森林のすばらしさを認識していただいた。
  • 参加者27人
275,000円 10.pdf.pdf(PDF形式 2,025キロバイト)
一次公募 那賀 和歌山県立貴志川高等学校内
人間科学科森林探検隊
熊野「森」体験 熊野地域の森林を訪れ、和歌山県の林業とはどういううものなのかを理解すると共に、遠くから見ている山々を中から見ることで、生徒の知識の幅を広げた。そして林業体験を通じて、森を感じ、その大切さを身をもって感じてもらい、和歌山県の林業の仕組みについても学習した。また、木工体験により木の大切さを学習するとともに、間伐材の良さを広く知ってもらうため、作品を公の施設に寄贈した。
  • 参加者43人
640,738円 11.pdf.pdf(PDF形式 39キロバイト)
一次公募 那賀 紀の川市 紀の川市森林環境整備・間伐材利活用事業 近年の木材価格の低迷と重なり、経営放棄され、管理が行き届かないために、災害あるいは花粉症等、景観上問題となる森林が増加しつつある。これらの諸問題を解決するため、市内の森林の内財産区を初めとして森林環境整備(間伐、林内整理、管理歩道、除伐、下刈り)を実施するとともに、炭焼き体験教室や間伐材を利用したベンチの製作提供を実施した。
  • 整備面積8.23ヘクタール
  • 参加者31人
7,974,600円 12.pdf.pdf(PDF形式 1,197キロバイト)
一次公募 伊都 橋本市教育委員会 多目的BOXづくり 生徒に実際に紀州間伐材を使って作業をさせる事により、木の持つ温かさについて学び、森林についての関心を高め、森林の資源の重要性や有効性について考え、完成時の成就感、環境問題、自然との共生、木を使った日本文化やその創造についても考えを広げ、完成品を地域の公共施設等に寄贈することにより、地域との交流を深めることを目的に、市内7校の中学生による紀州材使用の多目的BOXの作成を行った。
  • 参加者543人
1,004,129円 13.pdf.pdf(PDF形式 369キロバイト)
一次公募 伊都 橋本ひだまり倶楽部 地球温暖化防止及び自然環境認知事業 自然のなかの活動により、子供たちに地球温暖化防止と自然環境保護の重要性を理解してもらうとともに、子供たちが安全に活動でき、市民が自然と親しめる里山再生を目指すことを目的に、橋本市内の小学校4から6年生を対象に1年を通じ自然体験学習を行った。内容は、間伐材を利用した木工、樹木の名札作り、自然観察、竹林整備、竹炭作り等を行った。
  • 参加者400人
353,752円 14.pdf.pdf(PDF形式 171キロバイト)
一次公募 伊都 はしもと里山保全アクションチーム ふるさと演習林整備事業 我々の祖先が農耕生活のなかで育ててきた里山が作られるずっと以前から、この地で形成されてきた照葉樹を主体とする樹林を部分的に復活させることを目的に事業を実施した。まずは2011年の続きとして蔓延している竹、ササ、ツル類及び不要な木を伐採除去し、危険な箇所での作業は適宜専門家の指導・サポートを受けながら、できるだけ会員が主体となって作業を行った。また、一部にイチイガシを植樹するとともに樹木に名札を取り付けた。
  • 整備面積0.10ヘクタール
  • 参加者150名
374,732円 15.pdf.pdf(PDF形式 462キロバイト)
一次公募 伊都 竜王渓森林整備プロジェクト実行委員会 「竜王渓」森林整備プロジェクト 和歌山有数の景勝地である竜王渓周辺の森林は、荒廃した森林となっおり、杉・桧の人工林は現在管理・整備が行き届いておらず、著しく景観が損なわれている。このため、県内にボランティアを募集し、間伐・枝落としを行う。また、森林体験を通じ、荒廃した森林の再生過程や間伐材を活用した木工教室を行い、森林の環境保全に対する理解と関心を深めた。
  • 整備面積 1.04ヘクタール
  • 参加者147人
1,380,460円 16.pdf.pdf(PDF形式 117キロバイト)
一次公募 有田 有田市青少年育成市民会議 有田市「小学生の森探検」事業 有田市青少年健全育成事業の一環として、有田市内小学校4、5年生を対象とし、社会科で学ぶ「森林がはたす役わり」について、その学ぶ意欲と意識の向上に繋げ、森林環境の保全及び森林と共生する文化の創造を図ため、森林の仕事従事者より、森林の現状と課題について話を聞き、実際に森林に立ち入り、一部体験学習を行った。また、製材所において、木材加工の行程を見学し、木工体験を行った。
  • 参加者45人
287,032円 17.pdf.pdf(PDF形式 604キロバイト)
一次公募 有田 港スポーツクラブ 「木工体験」 「みんなの森づくり」 子供達は普段の生活のなかで自由に遊べる空間や自然とふれあえる環境が少なくなってきていることから、小学生を対象に森林整備の講習会や紀州ヒノキの間伐材を使用したベンチ・マガジンラック・竹とんぼを作成した。また、木工体験(ベンチ製作)により、紀州材の温もり、やわらかさを感じてもらい森林整備の重要性を認識させた。
  • 参加者70人
296,200円 18.pdf.pdf(PDF形式 192キロバイト)
一次公募 有田 湯浅町 湯浅町森林活用整備事業 和歌山県で開催した「全国植樹祭」に関連して、湯浅町でも「町民の森」の植樹活動等を通じ、町民に対する森林への理解を進めるための取り組みを実施してきた。こうした取り組みを継続するため、町有林で間伐体験とその間伐材を活用するための木工イベントを開催した。事業で内容で作成した木製品は、公共施設に設置するほか各自で持ち帰り、町内外の方々に普及啓発に努めた。
  • 参加者35名
837,805円 19.pdf.pdf(PDF形式 441キロバイト)
一次公募 有田 グリーンソサエティー 紀州最古の湯浅山城跡地保全と
久遠の森づくり事業
紀州最古の湯浅山城跡地を保全整備し、湯浅の歴史を伝えるシンボルとするため、山城跡の森を久遠の森とし、立ち枯れ防止や竹林の繁殖をおさえ、森の自然木を保存していく。また、その自然木を活かし、子供達の自然体験学習の場とするとともに、森を形成する自然木を研究し、樹木紹介冊子やパンフレットを制作して、県内小中学校等に配布した。。
  • 参加者542人
646,600円 20.pdf.pdf(PDF形式 671キロバイト)
一次公募 有田 湯浅町部落解放子ども会連絡協議会 郷土を見直し郷土を愛そう 県木であるウバメガシの植林されている山を見学することで、山の大切さを知り、郷土を愛する心を育てた。また、備長炭の窯出し体験の過程を経験することで、山で働く人々の事や、県の産業1つを理解させた。
  • 参加者60人
391,536円 21.pdf.pdf(PDF形式 322キロバイト)
一次公募 有田 有田川町 「よみがえれ!ほっと空間」
ええもん育むプロジェクト
森林には温暖化防止などの環境への好影響や森林浴等による癒しの効果、水源の涵養など多面的な機能があるにもかかわらず、森林整備の重要性が認識されていないことから、3町合併を機に、町内川下の小学校を対象に、町内の森林で地元の林業従事者に講師をお願いし、樹木観察・間伐体験・木工教室を通じ森林のもつ役割や重要性を認識してもらう事を目的に開催した。
  • 参加者67人
533,028円 22.pdf.pdf(PDF形式 311キロバイト)
一次公募 有田 財団法人 有田川町ふるさと開発公社 「森林体験セミナー」inしみず 森林には、「温暖化の防止」などその他多様な機能があるが、森林の重要性が必ずしも認識されていない状況であることから、町内外の学生や一般の方を対象に参加者を公募し、町内森林での学習会の開催するとともに、間伐材を活用した木工体験を実施し、森の癒し効果を感じつつ、森林整備の必要性を認識してもらうきっかけづくりを行った。
  • 参加者157人
1,071,500円 23.pdf.pdf(PDF形式 501キロバイト)
一次公募 有田 有鉄従業員友の会 「木の国」体験の会 来年有田鉄道が創立100周年を迎えるにあたり、路線バス運行をしてきた清水地域に存在する森林の良さやその役割、重要性を森林セミナーや間伐体験、木工体験を通じて多くの方々に知っていただき、「木の国」が和歌山県の財産であること、それを後世に伝えていくことの重要性を自然の中で学習した。また、製作したベンチは有田川町地区の施設などに寄贈し、来町した方々に木の良さを広めていく。
  • 参加者37人
551,403円 24.pdf.pdf(PDF形式 945キロバイト)
一次公募 日高 西本庄生産森林組合 ウバメガシ植栽事業 当地域は、古くから備長炭の原木林であるウバメガシが多く自生していたため、同調の主産業である紀州備長炭の生産に原木供給の立場から大きく貢献をしてきた。しかし、近年、天然更新が出来ず原木材不足が大きな問題となり始め、紀州備長炭を安定的に生産する事が困難となってきている。さらに、梅生産者の高齢化と景気低迷により、離農者が年々増加しており、各所で放棄園が発生し一帯が荒れ地と化している。このため、町が抱える問題を共有し、解決するための有効策と環境整備に対する認識を一段と向上させるため、地域内の備長炭製炭者や地区住民に参加を呼びかけ、植樹体験イベントを実施した。
  • 整備面積 0.17ヘクタール
  • 参加者25名
654,293円 25.pdf.pdf(PDF形式 1,063キロバイト)
一次公募 日高 里山を愛する会 拡大する里山の放置竹林から森をまもり、森をつくる事業 和歌山県の奥山の70数パーセント余りが杉や桧の人工林で、森はわずか20数パーセント。しかも、残された里山の森は、今、猛烈に拡大する外来種の孟宗竹、真竹、淡竹の放置竹林の侵入で、毎年大量に消え、日本の山が竹山化している。水や酸素、川と海の魚介類を育てる腐葉土は森の恵みである。又、在来種の広葉樹が温暖化を止めている力は大きい。竹林だけになれば、森の機能はなくなり、私達は生きられない。里山の森を壊していく放置竹林を伐採整備することで森を守り、在来種の広葉樹の森を再生する。また、森の重要性と竹の利活用を広く普及するために竹チップ作りのイベントを行った。
  • 整備整備 0.77ヘクタール
  • 参加者240名
1,806,300円 26.pdf.pdf(PDF形式 528キロバイト)
一次公募 日高 名田農業を塩害から守る会 名田海岸防潮保安林整備事業 本会では、名田の農業地帯を塩害、潮害から守るため、海岸への植樹活動を行ってきており、今回はウバメガシ・マツの植栽を行った。
  • 整備面積 470平方メートル
  • 参加者17人
1,999,500円 27.pdf.pdf(PDF形式 1,505キロバイト)
一次公募 日高 花と緑のまちづくり協議会 野島海岸防潮保安林整備事業 花と緑で温かく迎える豊かな環境整備を目指し、風光明媚な野島海岸において、ウバメガシ、ツバキの苗木の植樹を行った。
  • 植栽面積 653平方メートル
  • 参加者15名
1,798,000円 28.pdf.pdf(PDF形式 1,190キロバイト)
一次公募 日高 みなべ町 みなべ町自然樹林再生事業「みなべ百年の森づくり」 南部川の水源である三里峯のふもとの荒廃地を町が購入し、自然豊かな憩いの森として復元していく取り組みを町民による「みなべ百年の森づくり会」が中心になって取り組んでおり、5.23ヘクタールに広葉樹を植栽した。その育成管理を地元森林組合への委託と地元ボランティアにより実施した。また、小学生を対象とした自然観察会の開催をおこなった。
  • 整備面積 4.73ヘクタール
  • 参加者21人
866,850円 29.pdf.pdf(PDF形式 383キロバイト)
一次公募 西牟婁 特定非営利活動法人
南紀こどもステーション
年間自然体験プログラム
熊楠塾チャレンジ
県民の財産である森林で、引き継いでいく子供達が十分に遊び、観察し、森林の重要性を直に感じ学ぶことによって、森林を育てたいという心を育んでいくことや、里山、原生林、人工林と様子の違う森林に触れ、それぞれの果たす役割について、深め学ぶことを目的として、林業体験学習、里山の自然探索、火おこしチャレンジ&デイキャンプ体験、森と川の関係講座、ツリークライミング体験、竹や木材を使った工作体験を行った。
  • 参加者72人
521,427円 30.pdf.pdf(PDF形式 683キロバイト)
一次公募 西牟婁 熊野百間渓谷
自然学校
森の再生と森林教室 台風12号災害により被災した平成22年度の同事業施行地において、委託やボランティアの力を借りながら森の再生(下刈り、歩道補修、倒木処理、保護柵補修、植林)を行う。また、森林や林業といったものが、今後理解され愛されるよう未来を担う子供達に対し、雑木林中で遊び、整備作業を通じ里山の仕組みを学ぶ、整備作業と森を楽しむプログラムを通して様々な人とのコミュニケーションをはかる、整備作業を通して人が手を入れた雑木林は豊かな里山林になる事を知ることを目的に、雑木林の整備や熊野の森のハイキング、雑木林を楽しむ森づくりなどの自然教室を開催した。
  • 参加者212人
1,620,000円 31.pdf.pdf(PDF形式 1,184キロバイト)
一次公募 西牟婁 特定非営利活動法人
和歌山芸術文化支援協会
森のちからV・rebirth
森をめぐる
今回は平成22年度の招聘作家佐藤時啓氏を再度招き、ツリーハウスカメラを再構築し、ふるさとを巡るプログラムを実施した。佐藤氏の森の中のアート・プロジェクトに、多くの方、特に台風の被害を受けた地域の子供達に体験してもらい、ふるさとのすばらしさ、豊かな自然と向き合う大切さなど、未来を担う子供達に引き継がれていくことを目的として、ワークショップ、公開製作、アート・ツアーを実施するとともに、和歌山県美術館、EU・ジャパンフェスト日本委員会等各団体の協力を得て、今回の活動を日本だけでなく海外へも広く知らしめた。
  • 参加者770人
1,987,500円 32.pdf.pdf(PDF形式 483キロバイト)
一次公募 西牟婁 紀州木の実の会 跡の浦港A区画防風防潮樹林
造成事業
港岸壁のすぐ内側の盛り土を樹林化し、防風防潮機能を強化した。
  • 整備面積 966平方メートル
  • 参加者270人
1,097,096円 33.pdf.pdf(PDF形式 715キロバイト)
一次公募 西牟婁 君が育てる熊野の森
協議会
君が育てる熊野の森事業 田辺市本宮町本宮地区大日山において、地すべり対策事業を実施しているが、当該箇所は、吉野熊野国立公園内で、世界遺産の霊場に隣接しており、工事で変化する景観を現在の環境に劣ることのないように復旧、保全する必要がある。また、熊野の森の再生には息の長い活動が必要であるため、多様な参加主体による緑化及び景観保全活動、維持活動の推進をめざし、環境教育の場として活用することにより、地域に根ざした活用となると考え、本宮町内でのドングリ等の採取及び、苗木の育成を行い、世界遺産の優れた文化遺産を形成する大日山の地すべり対策事業地に植樹を行った。
  • 参加者20人
829,000円 34.pdf.pdf(PDF形式 657キロバイト)
一次公募 西牟婁 熊野の森ネットワーク
いちいがしの会
照葉樹の森づくり事業 伐採後放置されている山の、土砂流出や山崩れを防ぐと共に、水源かん養林の育成を図るため、地域に適したカシ類(イチイガシ、アラカシ、ウバメガシ等)を植栽した。
・整備面積 1.0ヘクタール
  • 参加者33人
441,000円 35.pdf.pdf(PDF形式 1,407キロバイト)
一次公募 西牟婁 上富田町 口熊野の森
(水源かん養・景観整備)事業
伐採後放置された荒廃地に広葉樹(ウバメガシ、ヤマザクラ、クリ、ヤマモモ)を植栽して、環境保全や国土保全とともに水源涵養の森として整備した。また、一部は、地域と一体になった森づくりとして、森林の大切さ等の普及啓発を目的に住民参加による植樹を行った
  • 整備面積1.40ヘクタール
  • 参加者120人
2,835,000円 36.pdf.pdf(PDF形式 761キロバイト)
一次公募 東牟婁 熊野の「森の保全」隊 熊野の「森の保全」体験学習 世界遺産熊野地域の森林を訪れ、身近にある森林の現状を学び、和歌山県の林業とはどのようなものなのかを理解すると共に、グリーンツーリズムのあり方について生徒の知識の幅を広げた。また、今回の体験学習をもとに、観光プラン「熊野からの発信~熊野の森の保全活動(仮称)」を制作して発表していく。
  • 参加者31人
262,193円 37.pdf.pdf(PDF形式 1,504キロバイト)
一次公募 東牟婁 熊野森林学習推進協会 世界遺産熊野の森 ing 事業 和歌山の森林と、その主要産業である林業を学習の場に提供し、森林のもつ多様な価値を発見するために景観林業の手法をもとにワークショップ等を取り入れた林業研修や文化的景観保全活動を実施し、森林林業への理解を深めるとともに、地域の活性化と山村の振興を図った。内容的には、新宮市熊野川町内の山林をフィールドとして、林業体験うや保全活動を実施、「嶋津の森」で台風被害による被害樹木の保護活動や記念植樹等を行った。
  • 参加者140名
1,624,370円 38.pdf.pdf(PDF形式 949キロバイト)
一次公募 東牟婁 紀南木材新緑會 出張木工教室 現在まで育成してきた森林の木材を利用していくことが重要であると考え、多くの子供達を対象に紀州材を材料とした木工教室を行い「木に親しみ、創造性を養い森林や木の大切さ」を伝えた。
・参加者282人
660,000円 39.pdf.pdf(PDF形式 63キロバイト)
一次公募 東牟婁 高津気竹灯りの会 竹灯りの里山づくり 髙津気地区は急激な高齢化が進行中の小さな集落で、至る所に手つかずの放置された山林等が目立ち出している。当会では、この状況を打開すべく、仲間で支え合いながらも自立した森林保全や里山環境保全に力を注ぐことを意義として活動しており、昨年の竹工作等を活用したイベントにより地域外の人々と交流が生まれ、山の宝物に付加価値が出て来たように実感がある。本年度もさらにその価値を高めていくために、ツリークライミング・薪づくり体験、竹利用の体験教室を行った。
  • 参加者450人
417,029円 40.pdf.pdf(PDF形式 163キロバイト)
一次公募 東牟婁 太地町 自然公園の町づくり 森林から産出される木材(紀州材)を使ったベンチを町民の参加協力により数多く設置し、町民や観光客に木の温もりや肌触りを感じてもらうとともに、この事業を通じ紀の国森づくり基金の趣旨を広くアピールを行った。
  • 参加者95人
998,000円 41.pdf.pdf(PDF形式 277キロバイト)
二次公募 海草 和歌山木材協同組合 木材加工業からの「森と木」の普及啓発事業 森林空間や木質空間にある「癒し」やその他多くの機能を広く県民にPRするため、自らが森と木について学び、県民の方々に説明する知見を獲得し、様々なイベント機会を通じて簡易な木質空間を提供することで、県民の方々に森と木の機能・効果の発信を行った。
・参加者835人
1,575,000円 42.pdf.pdf(PDF形式 1,735キロバイト)
二次公募 海草 加太観光協会 森林の重要性を、体験を通じ学ぶ 加太地域の森林は、上層木からの落葉の供給が少なく、光環境が悪い事から、下層植生が脆弱となっている。そこで、地域住民が森林整備(里山づくり)の必要性を再認識してもらうきっかけづくりと、特に子供達に除伐体験や在来樹種の育苗・植樹を通じ、海の町にも里山の必要性を学習する場を提供するのを目的として、森林の機能性の学習(座学)、除伐体験、きのこ菌打ち体験、育苗、冊子の製作及びパネルの製作を実施した。
  • 参加者143人
569,080円 43.pdf.pdf(PDF形式 1,840キロバイト)
二次公募 日高 丸山区民会 亀山城址周辺山林整備事業 亀山城址周辺の森林では、昭和60年に顕彰碑の建立とサクラ等の植樹を行い、市民の憩いの場、学童の歴史・文化の勉強の場として整備し、保護保全等に努めてきた。しかし、現在では、雑木林が鬱蒼となり、開けた場所では笹が繁茂し下層植生の生育を阻害して、里山林としての形成がされていない事から、雑木林や笹の整理伐等を行い、機能回復を図り、市民の憩いの場等の創出のため森林整備を行った。
  • 整備面積0.30ヘクタール
  • 参加者75人
1,438,375円 44.pdf.pdf(PDF形式 991キロバイト)
二次公募 日高 日高川町 木質バイオマス活用普及啓発事業 日高川町では、平成21年度より、「日高川流域の森林で発生した木質バイオマスを日高川流域で燃料化し、日高川流域で燃料利用する」木質バイオマスを実践しており、当地域の木質バイオマスの活用事例や今後の新たな活用を普及啓発することにより、「水源涵養」や「県土の保全」に加えてエネルギー資源や観光資源として経済的価値を有する事を広く周知し、県民共有の財産として守り育てる意識の高揚を図る事を目的として、小中学生を対象とした再生可能エネルギー教室、広く一般を対象とした再生可能エネルギー体験ツアー、木質バイオマス利活用PR冊子の配布及びH.Pの作成・公開、農業用ハウス加温における木質バイオマス利活用システムの普及啓発を行った。
  • 参加者345人
4,748,607円 45.pdf(PDF形式 1,758キロバイト)
県が取り組んだ施策 193,692,583円
事業区分・施策 内容 事業費
(円)
森林環境保全林整備事業 施業の放棄された奥地森林等における間伐及び里山における竹林の整備を実施した。
間伐面積 1,443ヘクタール 竹林整備面積 0.5ヘクタール
144,890,278円
市町村民の森創造事業 第62回全国植樹祭における地域植樹地について、市町村民参加による保育イベントを行った。
県内2市町村
243,616円
森林の公的管理推進 貴重な自然生態系を持つ森林及び景観保全上重要な森林を保全するため、県民共有の財産として永続的な保全が必要な森林を公有林化した。
串本町有田川周辺の森林、約38ヘクタール
5,265,610円
緑育推進事業 小中学生を対象とした森林学習を推進することで、次世代を担う子供達に対し森林を・学ぶ機会を多く創出し、森林環境の保全意識の醸成、森林と共生する文化の創造につとめた。
  • 森林学習(座学、体験)事業の支援
    実施校 92校 参加児童及び生徒数4,048人
24,081,331円
森林の重要性の普及啓発 森林の重要性や紀の国森づくり基金等について県民に広くPRを行い、森林に対する意識を高揚に努めるため
  • 「わかやま森林と樹木の日」記念式典を開催し、森林と樹木の大切さの普及啓発を行った。
  • 新聞、ラジオ(和歌山放送)等での啓発、パンフレット、ホームページによる情報提供を行った。
6,922,989円
森林景観づくり 古くから本県の気候風土の中で育ち、先人たちと共に生きてきた「ふるさとの森」を健全な状態で未来に引き継ぐため、郷土樹種等の苗木育成を行い、それらを県民参加による植林活動等に活用するなどし、「ふるさとの森」を維持造成するとともに、森林の重要性等の普及にも努める。
  • 郷土樹種の育苗と植栽
  • 抵抗性マツの育苗
4,972,259円
森林被害調査 近年、ニホンジカによる森林被害や農作物被害が問題となっており、狩猟等の捕獲頭数やJR事故件数等から生息数の急激な増加が考えられている。
また、森林被害については、剥皮や食害、角とぎ被害が見受けられるなど森林所有者の林業経営意欲の減退等の影響が懸念されている。
このため、野生鳥獣と共存できる総合的な防除方法や適正な個体数管理の基礎とするため、以下の調査を実施した。
  1. 森林被害調査とニホンジカの生息調査
  2. ニホンジカの生息調査(ルートセンサス)
6,079,500円
自然ふれあいウオーキング 県民がふれる機会の多い護摩壇山森林公園の貴重な自然林において、獣害により下層植生が衰退していることから、自然植生を回復するために獣害防止ネットを試験的に設置した。 1,237,000円

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