紀の国森づくり基金 令和3年度の使途

紀の国森づくり基金 令和3年度の使途

令和3年度の紀の国森づくり基金について使途をお知らせします。
事業の詳細は下表のとおりで、事業実績額合計は270,970千円となりました。
これまでの15年間で実施した事業の総額は3,694百万円となり、令和3年度末現在の基金残額は345百万円となっています。
今後も県民の皆様からいただいた貴重な財源をもとに、森林環境の保全と森林と共生する文化の創造を積極的に推進し、森づくりのための効率的かつ効果的な事業を行っていきます。

公募事業 5,523,683円

区分 管轄 応募団体 事 業 名 補助額(円) 事業内容・写真等
一次公募 海草 須佐しいやま倶楽部 しいやま・竹林整備地域活性化事業     347,536円

写真等資料

一次公募 那賀

球星クラブ 

森林や自然とふれあい体験・学習する会     624,194円

写真等資料

一次公募 伊都 一般社団法人
紀の国森社中
自然は友だち!森の不思議を楽しむ     507,716円 写真等資料
一次公募 西牟婁 番所山を愛する会 番所山の森林探検III     207,456円 写真等資料
一次公募 東牟婁

紀南木材新緑會

紀の国森林・林業に感謝し親しむ出張木工
教室と親子木工教室
    505,590円 写真等資料
一次公募 東牟婁

熊野森林学習推進協会

世界遺産熊野の森 ing 事業

       231,778円 写真等資料
一次公募 東牟婁 特定非営利法人
和歌山芸術文化支援協会
森のちからⅫ・森と響く  1,205,560円 写真等資料
二次公募 西牟婁 一般社団法人
田辺市熊野ツーリズムビューロー
森林環境教育プログラム開発事業  1,624,160円 写真等資料
二次公募 東牟婁 古座川木の駅プロジェクト 古座川木の駅プロジェクト研修会     269,693円 写真等資料 

県が取り組んだ施策  265,445,850円

事業区分・施策 内 容 事業費(円)
森林環境保全林整備事業 施業の放棄された奥地森林等における間伐及び竹林の整備、里山整備(伐倒駆除)、流木対策を実施した。
  • 間伐面積 208.64ha 竹林整備面積 1.74ha
  • 里山整備(伐倒駆除) 184.94m3 流木対策 96.14m3
      46,102,600円
市町村民の森事業 市町村民参加型の森林整備、整備した森林の保育、市町村民がふれあう森林公園等の整備等を実施した。
  • 実施9市町
     16,423,473円
緑育推進事業 小中学生等を対象とした森林学習を推進することで、次世代を担う子供達に対し森林について学ぶ機会を多く創出し、森林環境の保全意識の醸成、森林と共生する文化の創造につとめた。
  • 森林学習(座学、体験)事業の支援
学校実施 131校
参加者 5,218人
     47,028,562円
森林の重要性の普及啓発 森林の重要性や紀の国森づくり基金等について県民に広くPRを行い、森林に対する意識を高揚に努めるため
  • 「県緑化功労賞」表彰式を開催し、森林と樹木の大切さの普及啓発を行った。
  • 新聞、ラジオ(和歌山放送)等での啓発、パンフレット、ホームページによる情報提供を行った。
       3,998,520円
森林景観づくり 古くから本県の気候風土の中で育ち、先人たちと共に生きてきた「ふるさとの森」を健全な状態で未来に引き継ぐため、郷土樹種等の苗木育成を行い、それらを県民参加による植林活動等に活用するなどし、「ふるさとの森」を維持造成するとともに、森林の重要性等の普及にも努めた。
  • 郷土樹種の育苗と植栽
       6,728,630円
森林被害調査 近年、ニホンジカによる森林被害や農作物被害が問題となっており、狩猟等の捕獲頭数やJR事故件数等から生息数の急激な増加が考えられている。 また、森林被害については、剥皮や食害、角とぎ被害が見受けられるなど森林所有者の林業経営意欲の減退等の影響が懸念されている。 このため、野生鳥獣と共存できる総合的な防除方法や適正な個体数管理の基礎とするため、森林被害調査とニホンジカの生息調査を実施した。

       4,730,000円 

ごまさんふれあい再生の森事業 護摩壇山森林公園の針広混交林化を促進するための間伐と獣害ネットを設置した。
また、県民参加の勉強会を実施した。
       3,125,345円
森林機能回復緊急間伐事業

放置すると危険度が高まる集落周辺の未整備森林について、山地災害等に強い森林をつくるため、県営事業で間伐等を実施した。

  • 整備面積 40.08ha
   125,108,720円
木の良さPR事業

木材利用のPRを行うため、県内外の訪問者が多い県道南紀白浜空港線の一部において、既存の鋼製ガードレールを間伐材を使用した木製ガードレールに更新した。

   12,200,000円

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