紀の国森づくり基金 平成30年度の使途

紀の国森づくり基金 平成30年度の使途

平成30年度の紀の国森づくり基金について使途をお知らせします。
事業の詳細は下表のとおりで、事業実績額合計は252,607千円となりました。
これまでの12年間で実施した事業の総額は2,800百万円となり、平成30年度末現在の基金残額は409百万円となっています。
今後も県民の皆様からいただいた貴重な財源をもとに、森林環境の保全と森林と共生する文化の創造を積極的に推進し、森づくりのための効率的かつ効果的な事業を行っていきます。

公募事業 13,095,998円

区分 管轄 応募団体 事 業 名 補助額(円) 事業内容・写真等
一次公募 海草 西浜中学校同窓会(浜友会) 紀州の森を学び、間伐と木工の体験活動 419,795円 写真等資料
一次公募 海草 球星クラブ 森林や自然とふれあい体験・学習する会 619,121円 写真等資料
一次公募 海草 須佐しいやま倶楽部 しいやま・竹林整備地域活性化事業 681,842円 写真等資料
一次公募 海草 里山を愛する会 拡大する里山の放置竹林から森をまもり、森をつくる事業 490,788円 写真等資料
一次公募 海草 滝畑・里山の森保存会 和歌山市滝畑地域の里山再生事業 496,472円 写真等資料
一次公募 那賀 人間科学科森林体験隊 発見!『木の国』 418,390円 写真等資料
一次公募 伊都 橋本ひだまり倶楽部

もっと楽しもう!活かそう!子供力!

742,201円 写真等資料
一次公募 有田 (一財)有田川町ふるさと開発公社 「森林体験セミナー」inしみず 478,200円 写真等資料
一次公募 西牟婁 (特非)南紀こどもステーション 年間自然体験プログラム熊楠塾チャレンジ 534,177円 写真等資料
一次公募 西牟婁 わかやま木育キャラバン実行委員会 木の国わかやま木育キャラバンin田辺市 1,457,430円 写真等資料
一次公募 西牟婁 (一社)熊野百間渓谷自然学校 親子で楽しむ「わかやま・木と森と木造建築」 311,275円 写真等資料
一次公募 東牟婁 熊野森林学習推進協会 世界遺産熊野の森ing事業 848,203円 写真等資料
一次公募 東牟婁 紀南木材新緑會 紀の国森林・林業に感謝し親しむ出張木工教室と親子木工教室 830,000円 写真等資料 
一次公募 東牟婁 特定非営利活動法人
和歌山芸術文化支援協会
「森のちからX・未来の森へ」 1,950,000円 写真等資料
二次公募 有田

一般社団法人絵本まちづくり協会

森の絵本活用 1,675,000円 写真等資料
二次公募 日高 御坊市日高川町中学校立大成中学校 ふるさと日高川で学ぶ、森林体験プログラム 276,924円 写真等資料
二次公募 西牟婁 BokuMoku BokuMoku Project 866,180円 写真等資料

県が取り組んだ施策  239,510,832円

事業区分・施策 内 容 事業費(円)
森林環境保全林整備事業 施業の放棄された奥地森林等における間伐及び竹林の整備、里山整備(伐倒駆除)、流木対策を実施した。
  • 間伐面積 819.12ha 竹林整備面積 6.68ha
  • 里山整備(伐倒駆除)266.00m3 流木対策 84.65m3
143,235,206円
市町村民の森事業 市町村民参加型の森林整備、整備した森林の保育、市町村民がふれあう森林公園等の整備等を実施した。
  • 実施8市町
13,068,561円
緑育推進事業 小中学生等を対象とした森林学習を推進することで、次世代を担う子供達に対し森林について学ぶ機会を多く創出し、森林環境の保全意識の醸成、森林と共生する文化の創造につとめた。
  • 森林学習(座学、体験)事業の支援
学校実施 124校
参加者 5,103人
42,108,746円
森林の重要性の普及啓発 森林の重要性や紀の国森づくり基金等について県民に広くPRを行い、森林に対する意識を高揚に努めるため
  • 「わかやま森林と樹木の日」記念式典を開催し、森林と樹木の大切さの普及啓発を行った。
  • 新聞、ラジオ(和歌山放送)等での啓発、パンフレット、ホームページによる情報提供を行った。
5,709,117円
森林景観づくり 古くから本県の気候風土の中で育ち、先人たちと共に生きてきた「ふるさとの森」を健全な状態で未来に引き継ぐため、郷土樹種等の苗木育成を行い、それらを県民参加による植林活動等に活用するなどし、「ふるさとの森」を維持造成するとともに、森林の重要性等の普及にも努めた。
  • 郷土樹種の育苗と植栽
5,593,957円
森林被害調査 近年、ニホンジカによる森林被害や農作物被害が問題となっており、狩猟等の捕獲頭数やJR事故件数等から生息数の急激な増加が考えられている。 また、森林被害については、剥皮や食害、角とぎ被害が見受けられるなど森林所有者の林業経営意欲の減退等の影響が懸念されている。 このため、野生鳥獣と共存できる総合的な防除方法や適正な個体数管理の基礎とするため、森林被害調査とニホンジカの生息調査を実施した。

6,555,600円

ごまさんふれあい再生の森事業 護摩壇山森林公園の針広混交林化、県民参加の勉強会を実施した。 8,157,661円
森林の公的管理推進事業 貴重な自然生態系を持つ森林および景観保全上重要な森林であって、将来にわたり保全管理する必要がある森林の公有林化に向けて調査を行った。 13,083,984円
護摩壇山植生再生 護摩壇山周辺におけるシカ等の食害による下層植物の食害防止のため、獣害防止ネットを設置した。 1,998,000円

関連ファイル

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